Maria Joao Pires 4月17日サントリーホール:20180417 [音楽]
生涯忘れられない曲に…。
4つの即興曲D935。
アレグロ・モデラート ヘ短調
アレグレット 変イ長調
アンダンテ 変ロ短調
アレグロ・スケルツァンド ヘ短調
シューベルトが死の前年、1827年12月に作曲した曲。
4曲それぞれ特徴があって、喜びも、苦しさも、諦念の感情も、
飛び跳ねるような楽しさ etc etc …。まるで、人の一生がそこに詰まっているかのような。
シューベルト、
じぶんも、たまにピアノソナタ、後期のものとかチャーミングな13番とかが好きで聴くけれど、
こんなに素敵な曲があるのは知りませんでした。
2018年でコンサート活動をすべて終了すると発表し、4月の日本ツアー。
大好きなピリスのコンサートがもうこれっきりと聴き、4月12日と4月17日のサントリーホールでのチケットを
速攻でゲットしておきました。
でも、なんと言うことだぁ~ ^^;
4月12日は仕事で行けなかったのです。会社、休んでやろうかと思いましたが…、それもならずで。
とにかく、17日は背水の陣。
会議がありましたが、出ていると間に合わなくなるので、かわいい後輩にそっと出席は譲って、
溜池山王まで銀座線で。 ^^;
とにかく、とにかく、
万難を排したおかげで無事サントリーホールにたどり着くことができました。
17日の席は1階3列目のステージに向かって左側。
ピリスさんの表情も演奏の指もばっちりで、なんと言っても本当にピリスさんにものすごく近い席。
一音も逃さず、演奏の様子も全部記憶しておこうと思ってきている自分にとっては、まさに神の席でした。
演奏が始まる前の30分はドキドキの待ち時間。
これまでのどんなコンサートにもなかった、早く始まらないかな? でも、これで終わってしまうかと思うと、
まだいいけど…、 複雑でした。
期待と寂しさと、ないまぜの時間。
でも演奏が始まれば、ピリスさんの音に引き寄せられてしまいました。
この日が最後とか、悲しいとか、そんな感情が吹っ飛んでしまい、ピリスさんの奏でる音の中にピュアに、
蜜に吸い寄せられる蜜蜂かプーさんみたいに、その中にとっぷりと。
ピリスさんなら、やはりMozart 、これだと思った曲。Mozart のピアノソナタから、12番と13番。
それにじぶんにとって初めて聴いて、忘れられない曲になった4つの即興曲 D935の3曲。
Mozart と言えばピリスさん。
このMozart もコンサートではお別れなんだと思うと、やっぱり胸がいっぱいに。
明るい青空に、そっと薄い雲が流れていくような単調のさりげない寂しさ等、ピリスさんならでは…、
その他も全部もちろん良かったけれど、
特に13番の3楽章はまるでコンチェルトを聴いているような、そんな感じになりました。
ピリスさんのピアノの音たちの後ろから、オーケストラの音が聞こえてくるような感じに。
ピアノの音たちが一音一音キラキラと輝いて、そしてそれがコンサートホールの空中で混じり合って。
こんなMozart は今まで聴いたことがありませんでした。
ただ、この日のメインの感動は20分の休憩をはさんで、後半のシューベルトでした。
D935、シューベルト晩年の作品「4つの即興曲」。
シューベルトのピアノ曲は村上春樹さんの小説を読んで教えてもらってから割と良く聴くけれど、D935は初めて。
チケットを買ってからかなり時間があったけれど、あえて聴かなかった。
そして、
素晴らしい演奏。じーーん、じーーーん、じじじーーーーん。
高音部と低音部の囁きあいがロマンチックなアレグロ・モデラート、
とても美しいけれど諦念のアレグレット…究極のピアニシモ、
詩情豊かなロザムンデの旋律バリエーション、もっともっと、終わらないでほしいアンダンテ
そして、最後の、
舞曲の様なパッセージ、躍動感あふれるアレグロ・スケルツァンド。
ほんとうにほんとうに、一音も逃さずに、そしてピリスさんの音たちにとっぷりと全身を浸してしまいました。
アレグロ・スケルツァンドの最後の音が、コンサートホールに静かに静かに消え行ったあと、
この日、ここに集まったぼくらは、もうただただ感動。感激あるのみ。
いつまでも鳴りやまない万雷の拍手。
そして、一人、二人、三人・・・そして気が付けば自分も、ほとんど全員、立ち上がっての拍手です。
じぶんも生まれて初めてスタンディング・オーベーション。 素晴らしい演奏でした。これで最後かと思うと余計そう思えるけれど、それ抜きに、最後のシューベルトは、ものすごい演奏。
じぶんが聴いた中では、生涯No.1のコンサートです。
ピリスさん、ありがとう。本当に日本に来てくれて、サントリーホールで演奏してくれて、Mozart も素晴らしかったです。13番、改めて凄い曲なんだと分かったし、
何よりもD935 は素晴らしかった。 自分の大切な宝物になりました。
次の日も仕事でしたが、こんな日は飲まずにはいられません。帰りに買ってきたビールを1本、2本 etc etc…。
翌日は二日酔い気味でしたが、これはこれでよかったです? ^^;
人は永遠ではないから、円熟してきて演奏は素晴らしくなるけれど、体調や心の状態やコンディションは若い頃とは決して同じではないから、
いつまでも「ing」ではいられないのですね。
いつかは、幕を引く時が誰にでも来るのですね。それは分かっているのだけれど、
でもでも、こんなに感動する音楽を聞かせてもらえたのは、ピリスさんだけです。
もっともっと、ずっと、せめてじぶんがなくなるまで、聴かせてくれたら良かったのにな。
ただ、後進の指導はこれからも続けられるのかな? 今回のツアーでも、教え子のリリット・グリゴリアンさんを別のコンサートですが4手のソナタの演奏のために連れてきていました。
リリット・グレゴリアンさん、
じぶんはこの前のCD、 戸川ひよりさんのヴィオラソナタ集のピアノで聴きました。
リリットさんもピリスさんのお弟子さんなんですね。
ピリスさんの教えられたピアニスト、じぶんもこれから聴いていきたいと思います。
2018年4月17日の感動は永遠です。
そして、
シューベルト D935 も忘れられない曲になりました。 ありがとうピリスさん。絶対に忘れない。
" 2018/04/17 Maria Joao Pires Japan April,2018 Suntry Hall "
4つの即興曲D935。
アレグロ・モデラート ヘ短調
アレグレット 変イ長調
アンダンテ 変ロ短調
アレグロ・スケルツァンド ヘ短調
シューベルトが死の前年、1827年12月に作曲した曲。
4曲それぞれ特徴があって、喜びも、苦しさも、諦念の感情も、
飛び跳ねるような楽しさ etc etc …。まるで、人の一生がそこに詰まっているかのような。
シューベルト、
じぶんも、たまにピアノソナタ、後期のものとかチャーミングな13番とかが好きで聴くけれど、
こんなに素敵な曲があるのは知りませんでした。
2018年でコンサート活動をすべて終了すると発表し、4月の日本ツアー。
大好きなピリスのコンサートがもうこれっきりと聴き、4月12日と4月17日のサントリーホールでのチケットを
速攻でゲットしておきました。
でも、なんと言うことだぁ~ ^^;
4月12日は仕事で行けなかったのです。会社、休んでやろうかと思いましたが…、それもならずで。
とにかく、17日は背水の陣。
会議がありましたが、出ていると間に合わなくなるので、かわいい後輩にそっと出席は譲って、
溜池山王まで銀座線で。 ^^;
とにかく、とにかく、
万難を排したおかげで無事サントリーホールにたどり着くことができました。
17日の席は1階3列目のステージに向かって左側。
ピリスさんの表情も演奏の指もばっちりで、なんと言っても本当にピリスさんにものすごく近い席。
一音も逃さず、演奏の様子も全部記憶しておこうと思ってきている自分にとっては、まさに神の席でした。
演奏が始まる前の30分はドキドキの待ち時間。
これまでのどんなコンサートにもなかった、早く始まらないかな? でも、これで終わってしまうかと思うと、
まだいいけど…、 複雑でした。
期待と寂しさと、ないまぜの時間。
でも演奏が始まれば、ピリスさんの音に引き寄せられてしまいました。
この日が最後とか、悲しいとか、そんな感情が吹っ飛んでしまい、ピリスさんの奏でる音の中にピュアに、
蜜に吸い寄せられる蜜蜂かプーさんみたいに、その中にとっぷりと。
ピリスさんなら、やはりMozart 、これだと思った曲。Mozart のピアノソナタから、12番と13番。
それにじぶんにとって初めて聴いて、忘れられない曲になった4つの即興曲 D935の3曲。
Mozart と言えばピリスさん。
このMozart もコンサートではお別れなんだと思うと、やっぱり胸がいっぱいに。
明るい青空に、そっと薄い雲が流れていくような単調のさりげない寂しさ等、ピリスさんならでは…、
その他も全部もちろん良かったけれど、
特に13番の3楽章はまるでコンチェルトを聴いているような、そんな感じになりました。
ピリスさんのピアノの音たちの後ろから、オーケストラの音が聞こえてくるような感じに。
ピアノの音たちが一音一音キラキラと輝いて、そしてそれがコンサートホールの空中で混じり合って。
こんなMozart は今まで聴いたことがありませんでした。
ただ、この日のメインの感動は20分の休憩をはさんで、後半のシューベルトでした。
D935、シューベルト晩年の作品「4つの即興曲」。
シューベルトのピアノ曲は村上春樹さんの小説を読んで教えてもらってから割と良く聴くけれど、D935は初めて。
チケットを買ってからかなり時間があったけれど、あえて聴かなかった。
そして、
素晴らしい演奏。じーーん、じーーーん、じじじーーーーん。
高音部と低音部の囁きあいがロマンチックなアレグロ・モデラート、
とても美しいけれど諦念のアレグレット…究極のピアニシモ、
詩情豊かなロザムンデの旋律バリエーション、もっともっと、終わらないでほしいアンダンテ
そして、最後の、
舞曲の様なパッセージ、躍動感あふれるアレグロ・スケルツァンド。
ほんとうにほんとうに、一音も逃さずに、そしてピリスさんの音たちにとっぷりと全身を浸してしまいました。
アレグロ・スケルツァンドの最後の音が、コンサートホールに静かに静かに消え行ったあと、
この日、ここに集まったぼくらは、もうただただ感動。感激あるのみ。
いつまでも鳴りやまない万雷の拍手。
そして、一人、二人、三人・・・そして気が付けば自分も、ほとんど全員、立ち上がっての拍手です。
じぶんも生まれて初めてスタンディング・オーベーション。 素晴らしい演奏でした。これで最後かと思うと余計そう思えるけれど、それ抜きに、最後のシューベルトは、ものすごい演奏。
じぶんが聴いた中では、生涯No.1のコンサートです。
ピリスさん、ありがとう。本当に日本に来てくれて、サントリーホールで演奏してくれて、Mozart も素晴らしかったです。13番、改めて凄い曲なんだと分かったし、
何よりもD935 は素晴らしかった。 自分の大切な宝物になりました。
次の日も仕事でしたが、こんな日は飲まずにはいられません。帰りに買ってきたビールを1本、2本 etc etc…。
翌日は二日酔い気味でしたが、これはこれでよかったです? ^^;
人は永遠ではないから、円熟してきて演奏は素晴らしくなるけれど、体調や心の状態やコンディションは若い頃とは決して同じではないから、
いつまでも「ing」ではいられないのですね。
いつかは、幕を引く時が誰にでも来るのですね。それは分かっているのだけれど、
でもでも、こんなに感動する音楽を聞かせてもらえたのは、ピリスさんだけです。
もっともっと、ずっと、せめてじぶんがなくなるまで、聴かせてくれたら良かったのにな。
ただ、後進の指導はこれからも続けられるのかな? 今回のツアーでも、教え子のリリット・グリゴリアンさんを別のコンサートですが4手のソナタの演奏のために連れてきていました。
リリット・グレゴリアンさん、
じぶんはこの前のCD、 戸川ひよりさんのヴィオラソナタ集のピアノで聴きました。
リリットさんもピリスさんのお弟子さんなんですね。
ピリスさんの教えられたピアニスト、じぶんもこれから聴いていきたいと思います。
2018年4月17日の感動は永遠です。
そして、
シューベルト D935 も忘れられない曲になりました。 ありがとうピリスさん。絶対に忘れない。
" 2018/04/17 Maria Joao Pires Japan April,2018 Suntry Hall "
鎌倉妙本寺の海棠&シャガ :20180331 [鎌倉]
光則寺で海棠と桜と春の花たちに会った後、長谷駅から江ノ電に乗り鎌倉まで。
写真を撮っていて気が付きましたが、行先表示は桜のマークでした。
そう言えば紫陽花の季節は、紫陽花マークだったかもしれない ?
その他にも 、イチョウや八幡宮や大仏もあったかな…他にも等と思い出していると、
すぐに鎌倉です。
鎌倉の駅の周りの桜達も今が盛り。 駅の周りの大気は全部ピンク色に染まっていました。
じぶん的に、鎌倉の春は梅のイメージですが、鎌倉と桜もいいものです。
この色彩の中散歩していると、自然にワクワクしてきて口元がほころんでしまいます。
チョコ専門店「ダンデライオン・チョコレート」の前の桜、香りに誘われた花たちが窓にくっつきそうな位 (笑) 。
ここのチョコ美味しいんだよな等と、またまた思いながら、
江ノ電の改札口から出て、JRのガードをくぐり交差点を渡りました。
満開の鎌倉、
桜の優しく華やかな色彩が街中に溢れていました。
段葛の桜も早く大きくなればいいな。
今でも桜色の街です。
そしたら、桜の綿菓子で空がいっぱいでふわふわに。青い空に桜の綿菓子、たくさん浮かべてみたい ^^
春色のアーケードの下、
郵便局の前を通り、本覚寺を抜けて橋を渡れば、
この日のもう一つの目的のお寺、妙本寺です。
来る度に思いますが、駅からこんなに近くに、こんなに深い森があるのはびっくりです。
早朝の空気はオゾンがいっぱい。家のそばではできないけれど、立ち止まってふかーい深呼吸 !!
黄緑が光る初々しい木漏れ日もキラキラです。
木漏れ日に誘われて? いつもより多くの方が訪れている妙本寺。
じぶんも、木漏れ日に斑になりながら参道を歩いていくと、淡くかすかに光っている白い花が。
こんなに早く咲くはずないな、そう思いながらも近くに寄ってみると、やっぱりシャガでした。
3月の最終日でしたが、こんなに早くシャガに会えるとは思っていませんでした。
淡く白く輝いて、透き通ったよう…、でも、少し遠慮気味かもしれない。
今年は花たち、早めに咲くようです。会えたのは嬉しかったですが、異常気象、温暖化とかが気になってしまいました。
山門をくぐってみれば、ここにも立派な海棠です。満開に近い花を咲かせていました。
皆さん、自分と同じ目的だったのかも?
先に訪れた光則寺の海棠よりは若いのかな。
枝を支えるための杖は突いていません。
それに、色ももっと薄いピンク。たくさんの花を付け、満開の可愛い花を見せてくれていました。
海棠、バラ科リンゴ属で中国が原産とのこと。花言葉は、「美人の眠り」。
妙本寺には夏頃にオレンジ色の花を付けるノウゼンカズラがあって、
その頃に行くと、お寺にもトロピカルな花が似合うものなんだなと思いますが、
海棠の花言葉を知って、満開の花たちを見ると、何だか今度は、
中国風にも思えます。
楊貴妃風な衣装を纏った美人が、そこを通るような…そんなイメージ。
胡蝶の夢…。
ひらひらと、葵空、薄ピンクの中国美人の夢。
妙本寺、
海棠の他にもきれいな花たちちがたくさん咲いていました。
山桜のつぼみ、
枝垂れ桜達も。
梅やシャガや、ノウゼンカズラの季節もその色彩がとても素敵ですが、
桜の時期も、ここ妙本寺は花たちでいっぱいです。
お寺の境内が、色々なピンク色のグラデーションで染まっていました。
一通り写真を撮らせていただいて、
そろそろお腹が空きました。帰ろうと思って後ろをもう一度振り返ると…、
名残の桜の花びらが…、
一陣の風、
はらはらはらはらと、
今年の桜の見納め。
妙本寺の桜達も、ありがとうです。
咲きはじめのシャガともう一度帰りの挨拶をして、
妙本寺を後にしました。
今年は2週続けてかまくらの桜と海棠と、etc etc …、
たくさんの春の花たちと会うことができました。
鎌倉の駅まで戻って、
横須賀線に乗りました。ホームからも鎌倉の桜達です
帰ってから娘と一緒に、しばらくリニュアルで閉まっていたブーランジェリーが新装オープンしたとのことなので行ってみることに。
新装オープンしたお店では、2階がイートインになっていて、焼き立てのパンを買って食べることができるようになっていました。
パンは持ち帰りで買って、この日はピザを頂きました。
流石、パン屋さんのピザ !!
生地がもっちもちでとてもおいしかった。
値段も飲み物付きで1,000円位。
「また来ようね」、娘と。
" 2018/0331 Kamakura Myohonnji & Malus halliana "
写真を撮っていて気が付きましたが、行先表示は桜のマークでした。
そう言えば紫陽花の季節は、紫陽花マークだったかもしれない ?
その他にも 、イチョウや八幡宮や大仏もあったかな…他にも等と思い出していると、
すぐに鎌倉です。
鎌倉の駅の周りの桜達も今が盛り。 駅の周りの大気は全部ピンク色に染まっていました。
じぶん的に、鎌倉の春は梅のイメージですが、鎌倉と桜もいいものです。
この色彩の中散歩していると、自然にワクワクしてきて口元がほころんでしまいます。
チョコ専門店「ダンデライオン・チョコレート」の前の桜、香りに誘われた花たちが窓にくっつきそうな位 (笑) 。
ここのチョコ美味しいんだよな等と、またまた思いながら、
江ノ電の改札口から出て、JRのガードをくぐり交差点を渡りました。
満開の鎌倉、
桜の優しく華やかな色彩が街中に溢れていました。
段葛の桜も早く大きくなればいいな。
今でも桜色の街です。
そしたら、桜の綿菓子で空がいっぱいでふわふわに。青い空に桜の綿菓子、たくさん浮かべてみたい ^^
春色のアーケードの下、
郵便局の前を通り、本覚寺を抜けて橋を渡れば、
この日のもう一つの目的のお寺、妙本寺です。
来る度に思いますが、駅からこんなに近くに、こんなに深い森があるのはびっくりです。
早朝の空気はオゾンがいっぱい。家のそばではできないけれど、立ち止まってふかーい深呼吸 !!
黄緑が光る初々しい木漏れ日もキラキラです。
木漏れ日に誘われて? いつもより多くの方が訪れている妙本寺。
じぶんも、木漏れ日に斑になりながら参道を歩いていくと、淡くかすかに光っている白い花が。
こんなに早く咲くはずないな、そう思いながらも近くに寄ってみると、やっぱりシャガでした。
3月の最終日でしたが、こんなに早くシャガに会えるとは思っていませんでした。
淡く白く輝いて、透き通ったよう…、でも、少し遠慮気味かもしれない。
今年は花たち、早めに咲くようです。会えたのは嬉しかったですが、異常気象、温暖化とかが気になってしまいました。
山門をくぐってみれば、ここにも立派な海棠です。満開に近い花を咲かせていました。
皆さん、自分と同じ目的だったのかも?
先に訪れた光則寺の海棠よりは若いのかな。
枝を支えるための杖は突いていません。
それに、色ももっと薄いピンク。たくさんの花を付け、満開の可愛い花を見せてくれていました。
海棠、バラ科リンゴ属で中国が原産とのこと。花言葉は、「美人の眠り」。
妙本寺には夏頃にオレンジ色の花を付けるノウゼンカズラがあって、
その頃に行くと、お寺にもトロピカルな花が似合うものなんだなと思いますが、
海棠の花言葉を知って、満開の花たちを見ると、何だか今度は、
中国風にも思えます。
楊貴妃風な衣装を纏った美人が、そこを通るような…そんなイメージ。
胡蝶の夢…。
ひらひらと、葵空、薄ピンクの中国美人の夢。
妙本寺、
海棠の他にもきれいな花たちちがたくさん咲いていました。
山桜のつぼみ、
枝垂れ桜達も。
梅やシャガや、ノウゼンカズラの季節もその色彩がとても素敵ですが、
桜の時期も、ここ妙本寺は花たちでいっぱいです。
お寺の境内が、色々なピンク色のグラデーションで染まっていました。
一通り写真を撮らせていただいて、
そろそろお腹が空きました。帰ろうと思って後ろをもう一度振り返ると…、
名残の桜の花びらが…、
一陣の風、
はらはらはらはらと、
今年の桜の見納め。
妙本寺の桜達も、ありがとうです。
咲きはじめのシャガともう一度帰りの挨拶をして、
妙本寺を後にしました。
今年は2週続けてかまくらの桜と海棠と、etc etc …、
たくさんの春の花たちと会うことができました。
鎌倉の駅まで戻って、
横須賀線に乗りました。ホームからも鎌倉の桜達です
帰ってから娘と一緒に、しばらくリニュアルで閉まっていたブーランジェリーが新装オープンしたとのことなので行ってみることに。
新装オープンしたお店では、2階がイートインになっていて、焼き立てのパンを買って食べることができるようになっていました。
パンは持ち帰りで買って、この日はピザを頂きました。
流石、パン屋さんのピザ !!
生地がもっちもちでとてもおいしかった。
値段も飲み物付きで1,000円位。
「また来ようね」、娘と。
" 2018/0331 Kamakura Myohonnji & Malus halliana "
鎌倉光則寺の海棠 & Pires Chopin Nocturne op.9:20180331 [鎌倉]
暖かくなったのは良いけれど、花粉の最後のあがき?
スギ花粉とヒノキ花粉のダブル攻撃で鼻と目の具合は良くありません。
それでも若い頃と違って、アレルギーへの反応もすり減って来た様子(年を取るとは色々とすり減るものなんだなと、最近そんな風に)、
花粉症に限って言えば、昔の様に「外に出たら死んでしまう」と言う程ではなくなっています。
いいのか? 悪いのか? ^^;
体はすり減っても、こころ、
感受性はすり減りたくないなと思うのですが、
それでも、こころもすり減るものなのかな?
若い頃の感覚、
ブラームス、ピリス…etcetc…音楽を聴いて、フェルメールやモネや佐伯祐三や…etcetc…素敵な絵画を見た時、
一期一会の自然の中にいることができた時…とは、
違ってきているのかも…。
うんにゃ、
うんにゃうんにゃ !!
すり減るならすり減ってもいいけれど? 、その中でも、背中がぞくぞくする感じは残しておきたい。
そんなどうでも良いことを、大きなマスクをしたまま考えながら、
先週に引き続き、江ノ電の長谷駅に降り立ちました。
先週よりも早い江ノ電(8時4分)に乗ったせいか、先週以上に車内はがらがら。
座った前のシートが全部見渡せる早朝の江ノ電、癖になりそうです。
蕾だった光則寺の海棠が気になって再びの光則寺。
先週は蕾だった門前の桜は、ちょうどの満開でした。
空の中、
空の中に桜香の綿菓子はふわふわ。
光則寺の前では大きな横断幕もあって、「鎌倉はせのわ さくら縁日」の準備の途中でした。
「鎌倉はせのわ さくら縁日」、
じぶんは出会ったのは初めてでしたが、
平成23年に東日本大震災復興支援の一環として「朝市」が開催され、それから、
「支援の輪と継続を形にしていくため」鎌倉はせのわ「さくら縁日」と称して、ずっと続いているのだそうです。
桜の時期に、長谷でこんなに素敵な縁日が開催されているのは、初めて知りました。
屋台というか? それぞれのテーブルから食欲をそそる良い匂いがして来ますが、まだまだ準備中。
美味しそうな料理たちを頂けないのは、とっても残念でした。
良いにおいに誘われながら…、それでも今日は団子ではなくて花です!!
光則寺の門をくぐってみれば、
わぁ~!!
樹齢200年の古木の海棠、
見事に花をたくさん咲かせていました。
満開のちょっと手前くらい。ちょうど良い時に来られたようです。
それに朝早いので、前回と同じ、海棠の古木と春のピュアブルースカイは独り占めです !!
年を取っているけれど、
樹齢200年の海棠の古木は、こんなに綺麗に、
去年と同じ、
その前も、その前の前もずっとずっと、同じピンクの綺麗な花たちを咲かせているのです。
今年、久し振りに光則寺の海棠に会いに来ましたが、
「鎌倉はせのわ さくら縁日」があるのも知ったし、これからはこの時期に毎年訪れてみよう、そう思いました。
桜と海棠と、
勿論、オオベニカシワやスノーフレーク、
光則寺には他にも、
ニリンソウや、くるくるバイモも春の時期に可愛い姿を見せてくれます。
来ない選択はないなと 笑。
4月、年度末のばたばたが終わり新年度になりましたが、
無時に新年度というよりもじぶん的に4月は、
ピリスとのお別れコンサートの月です。
12日と17日のチケットを買ってあります。
今月はマイブームのメンデルスゾーンもお休みして、ピリスをたくさん聴こうかと思い、
この日はピリスのショパンを連れて行きました。
Nocturne op.9 いいな…
満開のふわふわ綿菓子の下、
ピリスのそよ風の様なピアニシモを聴きながら、やさしい桜香
鎌倉、長谷での春の花たちとの一時。
とても素敵な時間でした。
さて、まだ早いから江ノ電に乗って、
もう一つ気になっている鎌倉の海棠に会いに行きましょう。
" 2018/0331 Kamakura Kousokuji & Pires Chopin Nocturne op.9 "
スギ花粉とヒノキ花粉のダブル攻撃で鼻と目の具合は良くありません。
それでも若い頃と違って、アレルギーへの反応もすり減って来た様子(年を取るとは色々とすり減るものなんだなと、最近そんな風に)、
花粉症に限って言えば、昔の様に「外に出たら死んでしまう」と言う程ではなくなっています。
いいのか? 悪いのか? ^^;
体はすり減っても、こころ、
感受性はすり減りたくないなと思うのですが、
それでも、こころもすり減るものなのかな?
若い頃の感覚、
ブラームス、ピリス…etcetc…音楽を聴いて、フェルメールやモネや佐伯祐三や…etcetc…素敵な絵画を見た時、
一期一会の自然の中にいることができた時…とは、
違ってきているのかも…。
うんにゃ、
うんにゃうんにゃ !!
すり減るならすり減ってもいいけれど? 、その中でも、背中がぞくぞくする感じは残しておきたい。
そんなどうでも良いことを、大きなマスクをしたまま考えながら、
先週に引き続き、江ノ電の長谷駅に降り立ちました。
先週よりも早い江ノ電(8時4分)に乗ったせいか、先週以上に車内はがらがら。
座った前のシートが全部見渡せる早朝の江ノ電、癖になりそうです。
蕾だった光則寺の海棠が気になって再びの光則寺。
先週は蕾だった門前の桜は、ちょうどの満開でした。
空の中、
空の中に桜香の綿菓子はふわふわ。
光則寺の前では大きな横断幕もあって、「鎌倉はせのわ さくら縁日」の準備の途中でした。
「鎌倉はせのわ さくら縁日」、
じぶんは出会ったのは初めてでしたが、
平成23年に東日本大震災復興支援の一環として「朝市」が開催され、それから、
「支援の輪と継続を形にしていくため」鎌倉はせのわ「さくら縁日」と称して、ずっと続いているのだそうです。
桜の時期に、長谷でこんなに素敵な縁日が開催されているのは、初めて知りました。
屋台というか? それぞれのテーブルから食欲をそそる良い匂いがして来ますが、まだまだ準備中。
美味しそうな料理たちを頂けないのは、とっても残念でした。
良いにおいに誘われながら…、それでも今日は団子ではなくて花です!!
光則寺の門をくぐってみれば、
わぁ~!!
樹齢200年の古木の海棠、
見事に花をたくさん咲かせていました。
満開のちょっと手前くらい。ちょうど良い時に来られたようです。
それに朝早いので、前回と同じ、海棠の古木と春のピュアブルースカイは独り占めです !!
年を取っているけれど、
樹齢200年の海棠の古木は、こんなに綺麗に、
去年と同じ、
その前も、その前の前もずっとずっと、同じピンクの綺麗な花たちを咲かせているのです。
今年、久し振りに光則寺の海棠に会いに来ましたが、
「鎌倉はせのわ さくら縁日」があるのも知ったし、これからはこの時期に毎年訪れてみよう、そう思いました。
桜と海棠と、
勿論、オオベニカシワやスノーフレーク、
光則寺には他にも、
ニリンソウや、くるくるバイモも春の時期に可愛い姿を見せてくれます。
来ない選択はないなと 笑。
4月、年度末のばたばたが終わり新年度になりましたが、
無時に新年度というよりもじぶん的に4月は、
ピリスとのお別れコンサートの月です。
12日と17日のチケットを買ってあります。
今月はマイブームのメンデルスゾーンもお休みして、ピリスをたくさん聴こうかと思い、
この日はピリスのショパンを連れて行きました。
Nocturne op.9 いいな…
満開のふわふわ綿菓子の下、
ピリスのそよ風の様なピアニシモを聴きながら、やさしい桜香
鎌倉、長谷での春の花たちとの一時。
とても素敵な時間でした。
さて、まだ早いから江ノ電に乗って、
もう一つ気になっている鎌倉の海棠に会いに行きましょう。
" 2018/0331 Kamakura Kousokuji & Pires Chopin Nocturne op.9 "