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京都_常寂光寺のくろべえ&嵐山リラックマカフェ:20180310 [訪れたところ色々]

もうだいぶ前のことになってしまいましたが、3月の上旬に娘と、去年に引き続き京都に出かけてきました。

何か用事があるので行きたいとのこと。懐具合が寂しいのでしょう? きっと 笑 

期待されていると? 断る訳にもいかず? それに自分的にも京都はやはり行きたい。

土曜日の朝早く、6時半頃の「のぞみ」に乗りました。

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新横浜のKiosk で買った崎陽軒のお弁当を頂き、早かったのでうつらうつらしていると8時半には京都到着です。

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この日お世話になる新京都阪急ホテルに荷物を預けて身軽になり、JR嵯峨野線に乗って嵯峨嵐山まで。

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昨年も訪れたので嵐山の辺りはすっかり詳しくなったし、そして好きになってしまいました。

今年はJR嵯峨嵐山駅で降りて、天龍寺の方に向かって歩きます。

まだ9時前で早いせいか混雑もしていなくて、なかなか良さそうなお店もあり、のんびりとした散歩道風情。

天龍寺は入らずに(去年寄りました)通り過ぎて、竹林の道の方へ。

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でも、

上を見上げると電線はあるし(決して電線が嫌いなわけではなく、元町の仲通りの電線とは友達です)、

道の横では工事中で、ガタガタバリバリだし、

これなら鎌倉の竹寺の方がずっと良いな等と娘と話しながら歩いていましたが、

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しばらく進むと景色は一変です。

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文字通り、

大きくて背丈の高い竹がぎっしり。道の両側は壁の様になっていました。

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耳を澄ませば風が竹の間を通る音、心地よく。

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まだ時間も早かったので他の観光客も少なくて嵯峨野の竹林の道、

情緒深い道の雰囲気を十分に味わうことができました。


でも、帰りに引き返したら大変な混雑(昨年訪れた伏見稲荷の鳥居の中と同じ様)。

ここもアジアからの観光客が多いところでした。

早くに歩いて良かったです。

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竹林の道を歩いて、さてどこへ?

特に予定を決めて歩ている訳ではない二人です。道にあった案内板を見てさてさて? すると、

「常寂光寺」という文字を見つけました。名前になぜか惹かれ、行ってみることに。

畦道の様な所を暫く通って辿り着けば、佇まいも優しそうなお寺。

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常寂光寺は16世紀の終わり頃に建立された日蓮宗のお寺で、元々は百人一首の「小倉山」で有名な
藤原定家の山荘があったとか。

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山門には数多くのカエデがあって紅葉の時には全山が燃える様だとのこと。

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春も早い頃なので、もちろん紅葉はありませんでしたが、山からの眺望も素晴らしく、

混雑するのでしょうが、秋にも是非来てみたいなと強く思いました。

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そして、ついでにと言っては申し訳ないのだけれど、時間があったので立ち寄ったお寺ではありましたが、

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ここで可愛い黒猫君と出会うことになりました。

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山門を入るとすぐ、

じぶんたち二人を追いかけて来る様に一匹のスリムな猫が近寄ってきて、尻尾をピンと伸ばし、なでで !! なでで!!
と言うかの様。

そのとっても可愛いくて人懐っこい様子に、猫好きなじぶんはもうメロメロ。

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背中をよしよし、

ガシガシと少し強めに撫でてやると、スリムな黒猫君、

首に付けた鈴を見せつけるようにゴロン。 もっと撫でて撫でて。

背中と腹の辺りを暫く撫でてあげました。

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「それじゃあ」と、黒猫君と分かれて仁王門をくぐり、苔むす斜面の長い階段を上って本堂の方に向かうと、

黒猫君もじぶんたちの後を追いかけて来るように石段を急いで登ってくるのです。

おやおや、ずいぶんと人懐っこいこと。

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ならば、再びガシガシ !! 良い子だねぇ~ !! (写真家岩合さんばり)

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流石に本堂の所で別れましたが、

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この黒猫君、帰ってきてお寺ことを調べていて、

NHKで放映された岩合さんの番組にも出ていた、常寂光寺の黒猫「くろべえ」であることが分かりました。

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へぇ~、有名人、有名な黒猫君だったんだと知ってびっくり。

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思い出せば、岩合さんが京都の色々な猫たちを撮影した番組で、じぶんも見ていたのです。

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常寂光寺の秋の模様、

真っ赤と黄色の落ち葉が敷き詰められた境内を、住職と真黒な毛並みのくろべえが散歩している景色、
とても綺麗だったのを思い出しました。

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そうだと分かっていたら、もう少しちゃんと写真も撮って来たのですが… ^^;

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それでも、今回の京都旅の良い思い出になりました。

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また、いつか来た際にも「くろべえ」、

会えるといいな。

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そんなことを話しながら、嵐山の駅の方に歩いていきましたが、

そろそろお腹が空いてきた頃、蕎麦がいいかな? 去年のお店美味しかったし、でも、鰻とかもいいな。

やはり嵐山だから湯豆腐、豆腐料理も良いな、等と思いながらお店を探していると、

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先に、娘に一軒の店を見つけられてしまい、

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予想だにしていなかった「リラックマ茶房」に入ることに orz 笑

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蕎麦か鰻か豆腐か~ !!

初日のランチの夢は、じぶんの思いは、儚くも崩れ去り、可愛いキャラ達になってしまいました。 ^^;

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まあ、郷に入れば郷に従えです。 ^^;

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こんな可愛らしい店に店に入るとは思っていませんでしたが、娘のチョイスでまさかの「リラックマ茶房」。

人気店なのか、30分くらい待ってようやく店に入ることができました。

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待っている間にメニューを見ていて、二人ともその可愛らしいビジュアルに惹かれて、「リラックマのおにぎりと手毬寿し」のセットに。

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先ずはひと通り写真を二人とも撮って、

可愛過ぎで食べるのに躊躇しましたが、沢山歩いたのでお腹はペコペコ。頂きます !!

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食べてびっくり。 キャラクタのカフェって高くてそんなに美味しいものはあまりないはずだったのですが、

リラックマ茶房のおにぎりはちゃんと京都風の出汁が効いていて、優しくも奥深いお味。

手毬寿しと美味しく頂きました。

流石、京都のリラックマ茶房です。

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食事を頂いた後も、普段行かないところばかり。

なるほど、京都の食べ歩きみたいなガイドブックを買っていたんだ。 ^^;

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鴨川を四条の方へもてくてくてく。

京都は乗り換えが面倒くさいので、今回は途中、結構歩きました。

歩くと、ますます京都の街が身近に感じられ、

疲れはしますが、街と仲良くなるには歩くことなんだなぁと、改めて。

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四条に向かったのは、

京都らしいスイーツを頂きたいとかで、最初に訪れた店は辿り着くともう本日の整理券は終了。

整理券を貰っていないと入ることができないとのことでした。

スイーツの有名店も恐るべしなのだと教えられました。 色いろと迷ったけれど、辿り着いたのは四条にある、

翠泉さん。

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半分、京都スイーツ、飽きらめかけていたのですが、

何とか、お店の名前のついている「翠泉パフェ」と、「抹茶クリームわらび餅」を頂くことができました。

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このお店は手作りわらび餅でも有名なお店。

パフェにも入っており、美味しくいだきました。

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美味しい抹茶のスイーツを頂き、お店の外に出てみると、

そろそろ夕暮れの時間。

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朝早く出て、新幹線で京都に着いてから良く歩いたので、流石に疲れました。

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とりあえずホテルに帰ろうと、河原町から地下鉄の四条駅まで歩きました。

地下鉄は結構混雑していて、ぎゅうぎゅう詰め。

それでもホテルにたどり着いて一休み。

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この日は、疲れていたので、駅の近くで夕食を頂きました。

娘と歩いていると、食事もおやつもアルコールのないところばかりでした。これはこれでよいけれど、

本日ようやく一杯目のビールにありついた。 ふーーっ、美味しかったこと。 笑

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肉系を中心にしてしっかりと栄養補給です。

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次の日は、昼過ぎまでは別々の行動。

その後、待ち合わせの予定でした。

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二日目も、じぶんが普段歩かない京都でしたが、

その話は次の機会に。

じぶんだけだと神社仏閣中心。食べるものも落ち着いたもの? が多いですが、

娘ですが、年代が違って一緒に行動すると、違うものが色いろと見えて新鮮でした。

自分一人だったら、リラックマ茶房には絶対に入らないし、抹茶パフェとかも絶対にです ^^;


何よりも、今回誘ってもらわなかったら、くろべえにも会えませんでした。

人懐っこくて可愛い黒猫君、また会いに行きたいです。

" 2018/03/10 Kyoto JoJakko-ji Kurobee "
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