北鎌倉東慶寺_真夏& 小田さん「愛になる」:20180715 [鎌倉]
カッパー色のスプーンでブレンド豆を2杯。
コリコリコリとミルで挽くと、馥郁たる甘くて香ばしい香りが部屋中に漂います。
窓の曇りガラスはオレンジにキラキラと元気色。
以前散歩の時に見つけ、連れて帰ってきたカッパー色のスプーン。確か1,000円くらいだったけれど、
「男の人ってそういう物買うんだ」と言われたことを思い出しました。
もちろん、おまけの白いプラスチックのスプーンでも用は足りるのだけれど、
早く目覚めた休みの朝。
少しだけ心の贅沢な時間は、せっかくなら栄養をたっぷりと。
カッパー色のスプーンは、そんな朝への切り替えスイッチ (笑)。
こころも休みモードに変わる朝、
音楽も、コンサートに行ってきてすっかり小田さんモードに入っいるじぶん。
コーヒーを飲みながら聴いていた「愛になる」をそのまま連れて、北鎌倉の早朝散歩に出かけてきました。
北鎌倉駅に着けば人もまばらです。
東慶寺に開門と同時の時間に到着しましたが、本当に今年の夏はエネルギー大目で、ヒットポイントも高い。
影は濃く、日差しも早朝だというのにじりじりと照り付けてくる。じぶんの様に出かけてくるものもいるけれど、
皆さん、家を出るのも躊躇してしまうのだろうなと。
薄ピンクのカワラナデシコも、木陰の下でひっそり隠れています。
大きな木立に守られている東慶寺の花たちも、
夏特有の質量を感じる空気の中で、光から逃れ、
ひっそりと、暑い日差しに見つからないように気配を消しているかの様でした。
それでも、一つ、二つ、
可愛い色彩を見つけると、こんな暑い中でも、ほっとします。
汗を拭き吹き、連れてきた小田さんの「愛になる」。
" 大切な人を 見失わないで
決してその手を 離さないで
きっと 笑顔の素敵な そのひとは
あなたと一緒に 生きるひと "
この曲全部が大好きですが、特にこのフレーズが気に行っています。
「笑顔の素敵な人があなたと一緒に生きる人…。」 さすが小田さん!! すてきな詩だなと。
人生はかなり厳しいものもあるけれど、笑顔の素敵な人と一緒だと何でも乗り切れるかもしれない。
どちらかと言うとシャイなじぶんは、 そうでないかもしれないけれど、
親しい人にそう思ってもらえるようになれるといいなと…。
今更ながらのこの年でも、そう思ったりしました。
コンサートに行って71歳の小田さんの歌声を聴いて、人って年はあまり関係ないかもしれない。
それに、今の自分が一番若いのだから。
等と思うようになりました。
とても暑かった15日の日曜日。
結局、1時間くらいで切り上げて帰って来てしまいました。ふうーっ、やはり真夏でした ^^;
それでも、頑張って咲いている花たちに出会えたし、幾分涼しい木々の木陰で小田さんの歌も聴いて来ることができました。帰ってきての冷たいビールも最高に美味しかった。 ^^v
1,000円くらいのカッパー色のスプーン、また使おうと思います。
" 2018/07/15 Kitakamakura Tokeiji & Kazumasa Oda Ai ni Naru "
コリコリコリとミルで挽くと、馥郁たる甘くて香ばしい香りが部屋中に漂います。
窓の曇りガラスはオレンジにキラキラと元気色。
以前散歩の時に見つけ、連れて帰ってきたカッパー色のスプーン。確か1,000円くらいだったけれど、
「男の人ってそういう物買うんだ」と言われたことを思い出しました。
もちろん、おまけの白いプラスチックのスプーンでも用は足りるのだけれど、
早く目覚めた休みの朝。
少しだけ心の贅沢な時間は、せっかくなら栄養をたっぷりと。
カッパー色のスプーンは、そんな朝への切り替えスイッチ (笑)。
こころも休みモードに変わる朝、
音楽も、コンサートに行ってきてすっかり小田さんモードに入っいるじぶん。
コーヒーを飲みながら聴いていた「愛になる」をそのまま連れて、北鎌倉の早朝散歩に出かけてきました。
北鎌倉駅に着けば人もまばらです。
東慶寺に開門と同時の時間に到着しましたが、本当に今年の夏はエネルギー大目で、ヒットポイントも高い。
影は濃く、日差しも早朝だというのにじりじりと照り付けてくる。じぶんの様に出かけてくるものもいるけれど、
皆さん、家を出るのも躊躇してしまうのだろうなと。
薄ピンクのカワラナデシコも、木陰の下でひっそり隠れています。
大きな木立に守られている東慶寺の花たちも、
夏特有の質量を感じる空気の中で、光から逃れ、
ひっそりと、暑い日差しに見つからないように気配を消しているかの様でした。
それでも、一つ、二つ、
可愛い色彩を見つけると、こんな暑い中でも、ほっとします。
汗を拭き吹き、連れてきた小田さんの「愛になる」。
" 大切な人を 見失わないで
決してその手を 離さないで
きっと 笑顔の素敵な そのひとは
あなたと一緒に 生きるひと "
この曲全部が大好きですが、特にこのフレーズが気に行っています。
「笑顔の素敵な人があなたと一緒に生きる人…。」 さすが小田さん!! すてきな詩だなと。
人生はかなり厳しいものもあるけれど、笑顔の素敵な人と一緒だと何でも乗り切れるかもしれない。
どちらかと言うとシャイなじぶんは、 そうでないかもしれないけれど、
親しい人にそう思ってもらえるようになれるといいなと…。
今更ながらのこの年でも、そう思ったりしました。
コンサートに行って71歳の小田さんの歌声を聴いて、人って年はあまり関係ないかもしれない。
それに、今の自分が一番若いのだから。
等と思うようになりました。
とても暑かった15日の日曜日。
結局、1時間くらいで切り上げて帰って来てしまいました。ふうーっ、やはり真夏でした ^^;
それでも、頑張って咲いている花たちに出会えたし、幾分涼しい木々の木陰で小田さんの歌も聴いて来ることができました。帰ってきての冷たいビールも最高に美味しかった。 ^^v
1,000円くらいのカッパー色のスプーン、また使おうと思います。
" 2018/07/15 Kitakamakura Tokeiji & Kazumasa Oda Ai ni Naru "
ENCORE!! Kazumasa Oda Tour 2018 横浜アリーナ:20180704 [音楽]
好きなのはバゲットとチーズと赤ワイン、秋柴に音楽と本と etc etc …と娘にもですが、
妹にもそういえば刷り込んでおいたなと?
もう何十年も前になるけれど、音楽が好きなこと、オフコース、小田さんが好きなことを一緒に暮らしているときに、無意識のうちに(?)刷り込んでいたようです。
今年も小田さんのツアーのチケットを取ってくれたので、横浜アリーナで一緒にコンサートに参加してきました。
小田さん、御年71歳。
お年だし、何時ものようにまたあんなに走ったらと…、花道がステージからぐるっと丸く長くつながっている様子を見て、何だか心配にもなりましたが、
18時半、コンサートが開始されると、
そんな心配はどこへやら!!
こっちの方が年甲斐もなく、
隣の妹とスタンディングで手拍子、周りの人たちと一緒に懐かしい「YES NO」を歌っている自分に気が付きました ^^;
当時の曲を聴くと昔のあの頃に戻ってしまい、あいつとあんなことがあったとか、
そう言えば彼女どうしているのかな? とか、色々なことを思い出します。
歌って、タイムカプセルのキーコードの様なものなんですね。
あれがあなたの好きな場所
港が見下ろせる 小高い公園 ♪
「秋の気配」は、1977年の曲。今から41年前なんだ!!
タイムカプセルは開きっぱなしに。
6時半開演でアンコールまで含めて21時過ぎまで。
やっぱり少しお年は召しましたが、歌声は全然変わらないし、ステージの端から端まで走り回って、
アリーナの観客席まで歌いながら来てくれて、じぶんの前2m 位まで接近も ^^
トークは、最近よく足の小指をぶつけると思って気を付けていたら、違うアクシデントが起こったが、
今日はまた小指をぶつけたとか? 笑
リニアモーターカーは2027年開通で、開通したらコンサートも日帰りできるようになって何だか味気ないけれど、
でも、その頃にはコンサートやってないだろうな?? とか
たわいのない内容なんですが、何だか落語? 噺家さんの話し方にも似ていて趣があるなぁ、小田さんのトーク。
約3時間くらい、
元気いっぱいで、変わらない小田さんの歌声に満足しました。
健康でお互いいて、またきっと会いましょうと小田さん言ってくれたので、次回も妹に頼んでチケットを取ってもらおうと思います。
アリーナからは帰りの皆さんでぞろぞろぞろ。
駅が混雑していると思い、この前と同じ、
恒例の久しぶりの兄妹水入らずの打ち上げです。新横浜の居酒屋さんで冷たいビールを2杯ずついただきました。
妹と二人で話す機会も、小田さんのコンサートの時くらい。小田さんありがとう。
刷り込んでおいて? 、本当に良かったなと ^^v 笑
父を早くに無くし、
そういえば妹のバージンロードはじぶんがエスコートでしたが、
そんなことのタイムカプセルも開けてしまいました。
小田さんの歌声のキーコードはかなりのオールマイティなのでした。 ^^
コンサートで小田さんが来ていた白のTシャツ、欲しかったのですがグッズ売り場はとても混雑していて買えませんでした。
でも、最近はネットでも買えるんですね。
家に帰ってきてから、ポチっとオーダーしました。 2週間くらいで来る様なので、この夏は小田さんとおそろいです。 笑
楽しみ。
" 追記です "
2週間くらいと言われていましたが、なんと金曜日に届いてしまいました ^^v
小田さんの新曲「会いに行く」。自筆です。
今日はこれを着て、シモーネ・ヤングのブルックナー聴いてきます。
" 2018/07/04 ENCORE!! Kazumasa Oda Tour 2018 "
妹にもそういえば刷り込んでおいたなと?
もう何十年も前になるけれど、音楽が好きなこと、オフコース、小田さんが好きなことを一緒に暮らしているときに、無意識のうちに(?)刷り込んでいたようです。
今年も小田さんのツアーのチケットを取ってくれたので、横浜アリーナで一緒にコンサートに参加してきました。
小田さん、御年71歳。
お年だし、何時ものようにまたあんなに走ったらと…、花道がステージからぐるっと丸く長くつながっている様子を見て、何だか心配にもなりましたが、
18時半、コンサートが開始されると、
そんな心配はどこへやら!!
こっちの方が年甲斐もなく、
隣の妹とスタンディングで手拍子、周りの人たちと一緒に懐かしい「YES NO」を歌っている自分に気が付きました ^^;
当時の曲を聴くと昔のあの頃に戻ってしまい、あいつとあんなことがあったとか、
そう言えば彼女どうしているのかな? とか、色々なことを思い出します。
歌って、タイムカプセルのキーコードの様なものなんですね。
あれがあなたの好きな場所
港が見下ろせる 小高い公園 ♪
「秋の気配」は、1977年の曲。今から41年前なんだ!!
タイムカプセルは開きっぱなしに。
6時半開演でアンコールまで含めて21時過ぎまで。
やっぱり少しお年は召しましたが、歌声は全然変わらないし、ステージの端から端まで走り回って、
アリーナの観客席まで歌いながら来てくれて、じぶんの前2m 位まで接近も ^^
トークは、最近よく足の小指をぶつけると思って気を付けていたら、違うアクシデントが起こったが、
今日はまた小指をぶつけたとか? 笑
リニアモーターカーは2027年開通で、開通したらコンサートも日帰りできるようになって何だか味気ないけれど、
でも、その頃にはコンサートやってないだろうな?? とか
たわいのない内容なんですが、何だか落語? 噺家さんの話し方にも似ていて趣があるなぁ、小田さんのトーク。
約3時間くらい、
元気いっぱいで、変わらない小田さんの歌声に満足しました。
健康でお互いいて、またきっと会いましょうと小田さん言ってくれたので、次回も妹に頼んでチケットを取ってもらおうと思います。
アリーナからは帰りの皆さんでぞろぞろぞろ。
駅が混雑していると思い、この前と同じ、
恒例の久しぶりの兄妹水入らずの打ち上げです。新横浜の居酒屋さんで冷たいビールを2杯ずついただきました。
妹と二人で話す機会も、小田さんのコンサートの時くらい。小田さんありがとう。
刷り込んでおいて? 、本当に良かったなと ^^v 笑
父を早くに無くし、
そういえば妹のバージンロードはじぶんがエスコートでしたが、
そんなことのタイムカプセルも開けてしまいました。
小田さんの歌声のキーコードはかなりのオールマイティなのでした。 ^^
コンサートで小田さんが来ていた白のTシャツ、欲しかったのですがグッズ売り場はとても混雑していて買えませんでした。
でも、最近はネットでも買えるんですね。
家に帰ってきてから、ポチっとオーダーしました。 2週間くらいで来る様なので、この夏は小田さんとおそろいです。 笑
楽しみ。
" 追記です "
2週間くらいと言われていましたが、なんと金曜日に届いてしまいました ^^v
小田さんの新曲「会いに行く」。自筆です。
今日はこれを着て、シモーネ・ヤングのブルックナー聴いてきます。
" 2018/07/04 ENCORE!! Kazumasa Oda Tour 2018 "
鎌倉妙本寺のノウゼンカズラ&八幡宮の蓮&Chopin Piano Concerto:20180701 [鎌倉]
最近はばたばたしているせいでしょうか? テレビをあまり見なくなっていますが、
アニメだけは季節ごとに新しいものをチェックし、面白そうなものをHDD に撮りだめしています。
6月までのものでは、「多田君は恋をしない」、「銀河英雄伝説」、「ピアノの森」etc etc …。
ピアノの森は第1シーズンは終わってしまったけれど、ショパンの名曲が頻繁に登場してきて、毎回楽しみにしていました。
小学校の同級生から、「いかがわしい」場所と言われる町で育った一ノ瀬海君、
幼い頃に森に捨てられていたピアノと出会ったことでピアノを友達として育ち、音楽、ピアノを介して色々な人たちと出会います。
そしてショパンコンクールに出場するまでに成長していく。
昔の「のだめ」みたいな、 2017年の本屋大賞の「蜂蜜と遠雷」みたいな、クラシックの世界を舞台にしている
ストーリーに、わくわくしながら毎回楽しみにしていました。
単純なじぶん、
ピアノの森に影響され、ここのところずっとショパンばかり聴いています。
前置きが長くなってしまいましたが、この日の鎌倉の散歩も、
ショパンのピアノコンチェルト第1番を連れて出かけました。
エルダー・ネボルシン(ピアノ)、アントニ・ヴィト(指揮)ワルシャワフィルハーモニーの演奏は、
「ナショナルエディション」での録音。 初めてだけれど、びっくり。
鎌倉にも、暫く出かけていませんでしたが、今年は色々な花たちが早めに咲いています。
ならば、きっとノウゼンカズラも蓮も咲いているかもしれない。
家を7時過ぎに出て8時前に鎌倉駅に到着。
横浜ではよく晴れていた空が北鎌倉あたりからは霧? 靄? が低く立ち込めていて、空もあいにくの曇り空。
良く晴れた空の下、
トロピカルカラーのノウゼンカズラに会いたかったのですが…。
それでも鎌倉、妙本寺のノウゼンカズラは山門に向かって左側のものはほぼ満開。
ビタミンオレンジの花は元気いっぱいでした。
ほぼ毎年会いに来ている妙本寺のノウゼンカズラ。
いつもは強い日差しの中、南の国を思わせる風景を見せてくれる境内ですが、
この日はグレーが主役の色調、それに少し靄がかかっていました。
晴れた青空の下、オレンジのノウゼンカズラに遊ぶ黒アゲハを見たかったけれど、
これはこれで、良いのかもしれないな。
静かな境内、グレーを基調とした落ち着いた景色の中、
ノウゼンカズラの鮮やかなオレンジは素敵なアクセント ♪
ショパンのピアノの様にキラキラと輝いていました。
優しく時に悲しく、ロマンチックな気持ちにさせてくれて、
こころに静かに仄かに染みてくるピアノの音色。
第2楽章、Romanze, Larghetto ♪
なんて優しい旋律。 あこがれの、初恋の、思いも打ち明けられなかった人への溢れる思い…。
暫く…、静寂さの妙本寺の境内で、Walkmn からの旋律に身をゆだねて。
それでも、そろそろと、
妙本寺の森を抜け、本覚寺さんを通り過ぎて八幡様の段カズラを通って、でも、
まだ9時前の段カズラはこんな感じです(笑)。
この日のもう一つの目的地、八幡宮の源平池に向かいました。
蓮は?
大丈夫、ちゃんと綺麗に咲いていてくれました。 ^^v
妙本寺を出てしばらくすると、鎌倉も青空になって、朝だけれど夏の強い日差し。
蓮の花たち、水面と一緒にキラキラこちらも輝いていました。
それにしても咲きたての蓮の花は純白。ファインダー越しに花びらを見ていると眩しいほどでした。
日向で写真を撮っているとかなりの暑さでした。
汗をふきふきの八幡宮の夏の朝。
ふうっと、
小さなさざ波を作って,爽やかな風が、
ふうっと通り過ぎれば、
思わず、
いっぱいに首を伸ばしているじぶんに気が付きました。
蓮の大きな葉っぱと純白な花びらも、「ふうっ」と一緒にゆらゆらゆらゆら。
畔のベンチに座ってショパンを聴きながら眺めます。
トンボのカップルは池の上でホバリング。
大きなカメと大きなコイはのんびりと波紋を作ってスイスイ。
ピアノの森に影響され、ショパンを良く聴くようになって知ったこともいくつかあります。
この日連れて行ったピアノコンチェルトの様に、
ショパンには「ナショナルエディション」と言うものがあることも。
ショパンはどの曲もピアノが主役だなぁと、
何年か前に、チェロソナタを聴きながら、妙本寺のノウゼンカズラに会いに来た時からずっと思っています。
ピアノに恋する人たちの、ピアノを弾く人たちの大切なショパンですから、これはこれでいいと思うのですが、
ソロではなくオケとの曲を聴くと、せっかくのコンチェルトなのに、ショパンの場合はオーケストラが弱いなと。
アルゲリッチ姉さん、ピリス、ツィマーマン、サンソン・フランソワ etc etc…、
良い演奏は数多くあるけれど、ピアノコンチェルトはオケとのバランスはあまり良くないなと思っていました。
でも、ポーランドが国の威信をかけ50年と言う時を費やし、ショパンの全ての作品を見直して出版した
「原典版」、
「ナショナルエディション」による演奏は、オケも充実し今まで聴いたことのないコンチェルトでした。
すごいな !!
"" この日連れて行ったコンチェルトの第1番の「ナショナルエディション」に付いて ""
ショパンは、自分がコンチェルトを演奏するためにパート譜を作成して持っていたのですが、消失してしまったとのこと。
今まで世界的に使用されていた楽譜は、当時の出版社が数人のオーケストレーターにスコアを書かせショパンが一応了承したと言われているものなのだそうです。
しかし、ショパン自身は、オーケストラの楽器を書き込んだ伴奏部分のピアノ・スコアを残していて、また友人たちもパート譜を元に、ピアノ・リダクション(他の楽器編成の楽譜から主要な部分以外を取り除きピアノで演奏できるようにしたもの)を作成しており、これらが原典版、このナショナルエディションのもとになったとのこと。
「ナショナルエディション」はショパンコンクールの正式楽譜なのだそうです。
この楽譜によるショパンをもっと聴いてみたいと思いました。
コンチェルト1番を聴きながら、鎌倉の夏の花たちに会うことができました。
8時前に到着してぐるっと回り、小町通りには10時前くらい。流石にこの時間ではお店はまだ開店前。
朝早く来ると静かな雰囲気の中で散歩ができるものの、美味しいものには少し時間が早すぎるようです。^^;
次回は食べることを目的として来ようかなと。
美味しい蕎麦と美味しいお酒が頂きたいです。
ピアノの森の次のシリーズは、来年の1月からのようです。今から楽しみですが、その前にコミックも読んでおこうと思います。
" 2018/07/01 Kamakura & Chopin PCon No.1 "
アニメだけは季節ごとに新しいものをチェックし、面白そうなものをHDD に撮りだめしています。
6月までのものでは、「多田君は恋をしない」、「銀河英雄伝説」、「ピアノの森」etc etc …。
ピアノの森は第1シーズンは終わってしまったけれど、ショパンの名曲が頻繁に登場してきて、毎回楽しみにしていました。
小学校の同級生から、「いかがわしい」場所と言われる町で育った一ノ瀬海君、
幼い頃に森に捨てられていたピアノと出会ったことでピアノを友達として育ち、音楽、ピアノを介して色々な人たちと出会います。
そしてショパンコンクールに出場するまでに成長していく。
昔の「のだめ」みたいな、 2017年の本屋大賞の「蜂蜜と遠雷」みたいな、クラシックの世界を舞台にしている
ストーリーに、わくわくしながら毎回楽しみにしていました。
単純なじぶん、
ピアノの森に影響され、ここのところずっとショパンばかり聴いています。
前置きが長くなってしまいましたが、この日の鎌倉の散歩も、
ショパンのピアノコンチェルト第1番を連れて出かけました。
エルダー・ネボルシン(ピアノ)、アントニ・ヴィト(指揮)ワルシャワフィルハーモニーの演奏は、
「ナショナルエディション」での録音。 初めてだけれど、びっくり。
鎌倉にも、暫く出かけていませんでしたが、今年は色々な花たちが早めに咲いています。
ならば、きっとノウゼンカズラも蓮も咲いているかもしれない。
家を7時過ぎに出て8時前に鎌倉駅に到着。
横浜ではよく晴れていた空が北鎌倉あたりからは霧? 靄? が低く立ち込めていて、空もあいにくの曇り空。
良く晴れた空の下、
トロピカルカラーのノウゼンカズラに会いたかったのですが…。
それでも鎌倉、妙本寺のノウゼンカズラは山門に向かって左側のものはほぼ満開。
ビタミンオレンジの花は元気いっぱいでした。
ほぼ毎年会いに来ている妙本寺のノウゼンカズラ。
いつもは強い日差しの中、南の国を思わせる風景を見せてくれる境内ですが、
この日はグレーが主役の色調、それに少し靄がかかっていました。
晴れた青空の下、オレンジのノウゼンカズラに遊ぶ黒アゲハを見たかったけれど、
これはこれで、良いのかもしれないな。
静かな境内、グレーを基調とした落ち着いた景色の中、
ノウゼンカズラの鮮やかなオレンジは素敵なアクセント ♪
ショパンのピアノの様にキラキラと輝いていました。
優しく時に悲しく、ロマンチックな気持ちにさせてくれて、
こころに静かに仄かに染みてくるピアノの音色。
第2楽章、Romanze, Larghetto ♪
なんて優しい旋律。 あこがれの、初恋の、思いも打ち明けられなかった人への溢れる思い…。
暫く…、静寂さの妙本寺の境内で、Walkmn からの旋律に身をゆだねて。
それでも、そろそろと、
妙本寺の森を抜け、本覚寺さんを通り過ぎて八幡様の段カズラを通って、でも、
まだ9時前の段カズラはこんな感じです(笑)。
この日のもう一つの目的地、八幡宮の源平池に向かいました。
蓮は?
大丈夫、ちゃんと綺麗に咲いていてくれました。 ^^v
妙本寺を出てしばらくすると、鎌倉も青空になって、朝だけれど夏の強い日差し。
蓮の花たち、水面と一緒にキラキラこちらも輝いていました。
それにしても咲きたての蓮の花は純白。ファインダー越しに花びらを見ていると眩しいほどでした。
日向で写真を撮っているとかなりの暑さでした。
汗をふきふきの八幡宮の夏の朝。
ふうっと、
小さなさざ波を作って,爽やかな風が、
ふうっと通り過ぎれば、
思わず、
いっぱいに首を伸ばしているじぶんに気が付きました。
蓮の大きな葉っぱと純白な花びらも、「ふうっ」と一緒にゆらゆらゆらゆら。
畔のベンチに座ってショパンを聴きながら眺めます。
トンボのカップルは池の上でホバリング。
大きなカメと大きなコイはのんびりと波紋を作ってスイスイ。
ピアノの森に影響され、ショパンを良く聴くようになって知ったこともいくつかあります。
この日連れて行ったピアノコンチェルトの様に、
ショパンには「ナショナルエディション」と言うものがあることも。
ショパンはどの曲もピアノが主役だなぁと、
何年か前に、チェロソナタを聴きながら、妙本寺のノウゼンカズラに会いに来た時からずっと思っています。
ピアノに恋する人たちの、ピアノを弾く人たちの大切なショパンですから、これはこれでいいと思うのですが、
ソロではなくオケとの曲を聴くと、せっかくのコンチェルトなのに、ショパンの場合はオーケストラが弱いなと。
アルゲリッチ姉さん、ピリス、ツィマーマン、サンソン・フランソワ etc etc…、
良い演奏は数多くあるけれど、ピアノコンチェルトはオケとのバランスはあまり良くないなと思っていました。
でも、ポーランドが国の威信をかけ50年と言う時を費やし、ショパンの全ての作品を見直して出版した
「原典版」、
「ナショナルエディション」による演奏は、オケも充実し今まで聴いたことのないコンチェルトでした。
すごいな !!
"" この日連れて行ったコンチェルトの第1番の「ナショナルエディション」に付いて ""
ショパンは、自分がコンチェルトを演奏するためにパート譜を作成して持っていたのですが、消失してしまったとのこと。
今まで世界的に使用されていた楽譜は、当時の出版社が数人のオーケストレーターにスコアを書かせショパンが一応了承したと言われているものなのだそうです。
しかし、ショパン自身は、オーケストラの楽器を書き込んだ伴奏部分のピアノ・スコアを残していて、また友人たちもパート譜を元に、ピアノ・リダクション(他の楽器編成の楽譜から主要な部分以外を取り除きピアノで演奏できるようにしたもの)を作成しており、これらが原典版、このナショナルエディションのもとになったとのこと。
「ナショナルエディション」はショパンコンクールの正式楽譜なのだそうです。
この楽譜によるショパンをもっと聴いてみたいと思いました。
コンチェルト1番を聴きながら、鎌倉の夏の花たちに会うことができました。
8時前に到着してぐるっと回り、小町通りには10時前くらい。流石にこの時間ではお店はまだ開店前。
朝早く来ると静かな雰囲気の中で散歩ができるものの、美味しいものには少し時間が早すぎるようです。^^;
次回は食べることを目的として来ようかなと。
美味しい蕎麦と美味しいお酒が頂きたいです。
ピアノの森の次のシリーズは、来年の1月からのようです。今から楽しみですが、その前にコミックも読んでおこうと思います。
" 2018/07/01 Kamakura & Chopin PCon No.1 "