盛岡城跡公園_少しですが紅葉していました:20181018 [訪れたところ色々]
お母さんと赤ちゃん、
一日の終わり、
いたわるように暖かな光。
僕の背中も優しくそっと押してくれます。
清く澄んだ青空の下、岩手山も迎えてくれて、
開運橋を渡れば影はもっと長くなっていました。
少し早く着いた盛岡。
待ち合わせにまだ時間があったので、盛岡城跡公園まで歩いてみました。
この季節は色々な街を訪れます。
それぞれ特徴があって美味しいものがあって、みんな素敵な街ですが、
その中でも気に入っている街がいくつかあります。
盛岡もその一つ。
大好きな宮沢賢治つながりの街であることもですが、
親友が住んでいた街、
思い出が沢山詰まっている街です。
どこがと言う訳でもなく、横浜にはない澄み切った空気の中、街並みを確かめながら歩くのが好きです。
北の街の夕暮の頃、
ほんのりと染まり始めた紅葉達。
気が付くと、
何時の間に訪れていたんだろう…。
昏の音に包まれていました。
ここに来ないと感じない感覚。
懐かしくて色々思い出すと楽しいこともあるけれど、でも、やっぱり切ないと、
こころの奥が無意識に震えたりします。
静寂の中の光たちは変わらないんだなと。
10月の中旬だから、赤と黄色の葉っぱはまだ少ないけれど、
そろそろと、
秋の衣を準備し始めたもみじもちらほら。
燃えるような紅葉はまだもう少し先なんだなと、遠くを見ていると、
日の入り間近の太陽が一瞬輝きを増しました。
刹那、全てのものが真っ赤に。
せっかく来たのだからと、
心優しい誰かからの贈り物 ?
一瞬、時空を超えて、
過去と未来と入り混じって、
黄昏の音たち、不思議なときを見せてくれたのかもしれません。
一瞬の暖かさと懐かしさ、
だいぶ丸くなったけれど、
まだ残っているこころのエッジを優しく撫でられたような、
そんな風に感じました。
来て良かったな。
黄昏たちが戻っていくのを見送りながら、
もと来た道を盛岡駅に向かってじぶんも戻ります。
盛岡の後輩たちと一年ぶり。
毎年、色々な面白い居酒屋さんに連れて行ってくれるので、楽しみにしています。
この前は沢山の種類の日本酒があるお店でしたが、店員の女性の方が知識豊富、薦め上手でついつい飲み過ぎてしまいました。
今年は燻製の居酒屋さん『ゑん』さん。
メニューはほとんど燻製で、色々な種類がありました。後輩にまかせたら本当に全部燻製 !! 笑
シシャモやうずらの卵の燻製も美味しかった。
燻製を肴にして、お酒は飲み放題のコース。
ビールを5~6杯、少し飲み過ぎてしまいました。 ^^;
もちろん ? ちゃんと仕事もして ?
無事にミッションはコンプリート !! 笑
おまけです。
盛岡駅ではE5系が3両も並んでいるのを見てしまいました。 笑
テレビ神奈川というローカル放送局で「関内デビル」という番組をやっているのですが、
出演している加村真美さんは岩手県の出身。
番組の中で、この IGR (岩手銀河鉄道)の手ぬぐいを紹介していて、どうしても欲しくなりました。
今回訪れて、盛岡駅の改札口で(改札口で販売しているんです)、可愛い女性の駅員さんから購入することができました。
銀河鉄道の夜をイメージします。気に入ってます。
それから、盛岡に行けば必ず寄る「さわや書店」フェザン店さん。
ユニークな特色のある本屋さんです。店員さんの手書きのポップを読むのが楽しみです。
「秘剣こいわらい」、この本もポップに惹かれて買いました。
感じが森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」や「有頂天家族」に雰囲気は似ていて、京都を舞台にした女剣士冒険活劇もの( 女子大生がすごい秘剣を使います ) ?
でも、解説によると森見登美彦さんの小説よりもアイデアは先だとのこと。
難しいことなく肩こりしない、エンターテイメント小説で、帰りの「はやぶさ」の中で夢中になって読んでしまいました。
まだまだ出かけることが続きます。
月曜日からは長崎。ちゃんぽんか皿うどんを食べたいなと ? 笑
盛岡、やっぱり好きな街です。 澄んだ空気と光たちの住む街。
何よりも思い出がたくさん残る街です。来年は紅葉真っ盛りの時に訪れることができたらいいな。
" Morioka Shiroato-Koen 2018/10/18 "
一日の終わり、
いたわるように暖かな光。
僕の背中も優しくそっと押してくれます。
清く澄んだ青空の下、岩手山も迎えてくれて、
開運橋を渡れば影はもっと長くなっていました。
少し早く着いた盛岡。
待ち合わせにまだ時間があったので、盛岡城跡公園まで歩いてみました。
この季節は色々な街を訪れます。
それぞれ特徴があって美味しいものがあって、みんな素敵な街ですが、
その中でも気に入っている街がいくつかあります。
盛岡もその一つ。
大好きな宮沢賢治つながりの街であることもですが、
親友が住んでいた街、
思い出が沢山詰まっている街です。
どこがと言う訳でもなく、横浜にはない澄み切った空気の中、街並みを確かめながら歩くのが好きです。
北の街の夕暮の頃、
ほんのりと染まり始めた紅葉達。
気が付くと、
何時の間に訪れていたんだろう…。
昏の音に包まれていました。
ここに来ないと感じない感覚。
懐かしくて色々思い出すと楽しいこともあるけれど、でも、やっぱり切ないと、
こころの奥が無意識に震えたりします。
静寂の中の光たちは変わらないんだなと。
10月の中旬だから、赤と黄色の葉っぱはまだ少ないけれど、
そろそろと、
秋の衣を準備し始めたもみじもちらほら。
燃えるような紅葉はまだもう少し先なんだなと、遠くを見ていると、
日の入り間近の太陽が一瞬輝きを増しました。
刹那、全てのものが真っ赤に。
せっかく来たのだからと、
心優しい誰かからの贈り物 ?
一瞬、時空を超えて、
過去と未来と入り混じって、
黄昏の音たち、不思議なときを見せてくれたのかもしれません。
一瞬の暖かさと懐かしさ、
だいぶ丸くなったけれど、
まだ残っているこころのエッジを優しく撫でられたような、
そんな風に感じました。
来て良かったな。
黄昏たちが戻っていくのを見送りながら、
もと来た道を盛岡駅に向かってじぶんも戻ります。
盛岡の後輩たちと一年ぶり。
毎年、色々な面白い居酒屋さんに連れて行ってくれるので、楽しみにしています。
この前は沢山の種類の日本酒があるお店でしたが、店員の女性の方が知識豊富、薦め上手でついつい飲み過ぎてしまいました。
今年は燻製の居酒屋さん『ゑん』さん。
メニューはほとんど燻製で、色々な種類がありました。後輩にまかせたら本当に全部燻製 !! 笑
シシャモやうずらの卵の燻製も美味しかった。
燻製を肴にして、お酒は飲み放題のコース。
ビールを5~6杯、少し飲み過ぎてしまいました。 ^^;
もちろん ? ちゃんと仕事もして ?
無事にミッションはコンプリート !! 笑
おまけです。
盛岡駅ではE5系が3両も並んでいるのを見てしまいました。 笑
テレビ神奈川というローカル放送局で「関内デビル」という番組をやっているのですが、
出演している加村真美さんは岩手県の出身。
番組の中で、この IGR (岩手銀河鉄道)の手ぬぐいを紹介していて、どうしても欲しくなりました。
今回訪れて、盛岡駅の改札口で(改札口で販売しているんです)、可愛い女性の駅員さんから購入することができました。
銀河鉄道の夜をイメージします。気に入ってます。
それから、盛岡に行けば必ず寄る「さわや書店」フェザン店さん。
ユニークな特色のある本屋さんです。店員さんの手書きのポップを読むのが楽しみです。
「秘剣こいわらい」、この本もポップに惹かれて買いました。
感じが森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」や「有頂天家族」に雰囲気は似ていて、京都を舞台にした女剣士冒険活劇もの( 女子大生がすごい秘剣を使います ) ?
でも、解説によると森見登美彦さんの小説よりもアイデアは先だとのこと。
難しいことなく肩こりしない、エンターテイメント小説で、帰りの「はやぶさ」の中で夢中になって読んでしまいました。
まだまだ出かけることが続きます。
月曜日からは長崎。ちゃんぽんか皿うどんを食べたいなと ? 笑
盛岡、やっぱり好きな街です。 澄んだ空気と光たちの住む街。
何よりも思い出がたくさん残る街です。来年は紅葉真っ盛りの時に訪れることができたらいいな。
" Morioka Shiroato-Koen 2018/10/18 "
横浜石川町ぶらり濱歩き&リーズ・ドゥ・ラ・サール10月13日コンサート:20181008 [横浜街歩き]
石川町の駅はバリアフリーの工事中。
皆に優しい駅に生まれ変わるのですね。
天井のライトと、階段を降りる時の改札口から見える景色が好きです。
そして、いつもの? 大空スニーカー君と、
いつもの、
ターコイズグリーン、
優しいランプの光と、レンズの様な昔風の窓ガラス。
そして、Bullf No.18 では、
白猫の魔女と、
少し早いけれどハロウィングッズが迎えてくれました。
イベントのない、
いつもの普通の横浜西洋館、
Bullaf No.18 。
窓から遠慮気味の緑の光、
寛ぐいつも通りの調度品たち、
ガラステーブルにそっと置かれた、小さなフラワーアレンジメント、
いにしえの帆船が作る優しい影。
静謐な時が流れる Bullf No.18 も良いものです。
横浜は休みと言うとあまり天気は良くなかったかな ?
ないものねだりの様ですが、暑くて大変だったけれど、あの輝く太陽が懐かしいなと思うほど。
写真もしばらく撮っていないと思い、相棒たちをデバックに突っ込んで石川町までやってきました。
光がなくても屋内なら、同じかなとやってきた横浜西洋館 Bluff No.18 。
イベントがないし、天気も雨は降っていないものの、ピカピカの晴れではないので人も少なめです。
でも、普段の表情の Bluff No.18 。 これはこれでいいのかも。
飾らない、普段着の君の雰囲気も良いな。
しばらくぶりに濱歩きをしたら、もっともっと歩きたくなりました。
何回も訪れた街でも、歩くとまた、色々なものに出会います。
途中のいつものケーキ屋さんはお休みでしたが、ここにも 可愛いカボチャ、ハロウィン ♬
可愛いものだけでなく、石川町から元町に向かう途中には、
色んな種類のものがあって、好奇心に襟首を引っ張られます。
一歩踏み出そうとして引き留められる、シャッターを押したいものばかり。
暫く使っていないと感度は鈍くなるけれど、そんなじぶんのアンテナでも色々なものが話しかけてきます。
ゆっくりと音楽を聴きながらの散歩は、良いものなんだなと b^^
元町にも伊東屋さんができたんだ。
元町に来る楽しみがまた一つ増えました。伊東屋さんの大きな赤いクリップを見ていたら、ふと気が付きました。
お腹空いた !! 笑
朝から何も食べていなかった。
前から気にかかっていた紅茶の専門店、
「サンドグラス」さんで休憩とブランチ(もはや、使わない言葉でしょうか ? )、
ランチのハンバーグのホットサンドセットを頂きました。
紅茶はアールグレイかな ? 一口頂くと、柑橘系の香りが爽やか。
歩いてきた疲れを芯から癒してくれるポットの紅茶は、カップに優に4杯分もありました。
ホットサンドにはサラダも付いていて、
結構なボリューム。
入ってみたかったお店、サンドグラスさん。
珈琲党ですが、紅茶も嫌いな訳ではなく、
一時はあれこれ、色々な紅茶の飲み比べをしていたこともありました。 ここの紅茶も美味しかったです。
ゆっくりとたっぷりの紅茶を頂きながら、休みならではの贅沢な時間を使ってのティータイム。
一休みして、
ここまで来たらと、港の見える丘公園の秋のバラたちにも会いに行くことにしました。
Walkmn からは、リーズ・ドゥ・ラ・サールの「パリ=モスクワ」。
クリスチャン=ピエール・ラ・マルカのチェロとのコラボ。フォーレとラフマニノフという同時代の2人の偉大な作曲家の小品が散りばめられている素敵な一枚。
最近手に入れた、エレーヌ・グリモーの「メモリー」も、サティ、ドビュッシー、ショパン、シルヴェストロフの作品を集めたアルバムでしたが、
才気あふれるピアノの女神たちの最近の作品は魅力的なアルバム。
以前にショパンのチェロソナタを聴いて思いましたが、
ヴァイオリンソナタよりもチェロとピアノの方が親和性は高いかなと。
ショパンのはチェロソナタと言うのではなくて、文字通り「チェロとピアノのためのソナタ」だなと。
ピアノは伴奏ではなくチェロと対等に歌います。同じ弦楽器のソナタだけれど、ヴァイオリンソナタとは違うなと思いました。
リーズ・ドゥ・ラ・サールとクリスチャン=ピエール・ラ・マルカのフォーレの曲も切なくて、
こころにピンと張った糸を刺激しまくりますが、
やはりこのアルバムでは、ラフマのチェロコンチェルト Op.19は別格。この曲には、思い入れもあって、
じぶんの中ではチェロでも3本の指に数える曲のせいもあるけれど、秋の夜長にぴったりの演奏かも。
読書も好きですが、心を揺さぶられる本を読んでいた時に聴いていた曲は、本と一緒に心の引き出しに仕舞ってあります。
ラフマのチェロソナタはそんな曲。深く心に染み入る、じぶん全体を包みこむ優しく切ないチェロの音色。
それを支える優しく優しすぎるかもしれない…、
心のエッジにそっと触れていくリーズ・ドゥ・ラ・サールのピアノの音。
港の見える丘公園の秋バラたちは、重なる台風のせい ?
途中のイチョウの葉っぱは塩害でしょうか ? 黄色になる前に茶色くなって丸まって…落ちてしまっていたけれど、
バラたちもそうなのかもしれない ? 葉っぱも傷んだものが多く、花もいつもよりも少ない気がしました。
それでもローズ系、薄いピンク系のバラたちは綺麗に咲いていてくれました。
セセリンも、
ウラナミシジミも元気にあちらこちらの花の蜜を吸っていました。
マルカのチェロ、リーズのピアノに聞き入りながら、港の見える丘公園のバラたちとしばしの時間。
ピリスが事実上の引退で、カティア・ブニアティシヴィやベアトリーチェ・ラナ、日本だと松田華音さん。
そして、リーズ・ドゥ・ラ・サール、これから追いかけようと思っているピアニストたちです。
(追伸: 最近聴いた中で ボリス・ギルトブルクも良いかな)
今年も色々な所を飛び回る季節になり、
正直、結構疲れていたりもするのですが( 年です ^^; )、仕入れておいたチケットがかなりあり、
行こうか ? 疲れているからやめようか ? と迷うこともあります。
リーズ・ドゥ・ラ・サールのコンサートも10月13日にありました。 これも迷ったけれど、S席でもあったし、
コンチェルトではありましたが、まだCD しか聴いたことがなくライヴは初めてだったので、
行ってしまえ !!
東京都響、10/13 定期演奏会。
大野和士指揮の、「ジャン・フルネ没後10年記念」コンサートを聴いてきました。
名誉指揮者でもあり都響と関係の深いフランスの指揮者、ジャン・フルネ氏の没後10年の記念コンサート。
なくなった後に氏の奥さんから、氏が生前使っていた都響とも演奏したことのある、ドビッシーやラベルの楽譜が都響に贈られたとのことですが、この貴重な楽譜がホワイエに展示もされていました。
書き込みがあって、フランス語は分からないけれど、これが指揮者の直筆のスコアなんだと…しみじみ。
大野さんの指揮によるベルリオーズ、ラベル、ドビッシーのオーケストラの曲も素敵でしたが、
聴きたかったリーズのラベルのコンチェルトも、とてもとても素敵でした。
この曲、ジャズっぽく弾きたくなってしまうのだと思いますが、そこはあくまでもフランスのエスプリ。
バランス最高で、力強く若々しく清々しい、素敵なラベルがそこに。
今度は、ソロコンサートにぜひ行きたいな。
紅茶と、ハンバーグホットサンドと、リーズ・ドゥ・ラ・サールのコンサートとか、etc etc…、
色々と脱線してしまったけれど、日差しはなかったけれど、
たくさん歩いて、色々とまた発見できた濱歩きでした。
11月も、ボリス・ギルドブルクと松田華音さんのコンサートのチケットを買っています。
ただ、先週末は盛岡で、月曜日からは鹿児島、
帰って来て大宮と etc etc …、その次は長崎。
後輩たちにも手伝ってもらって、この二つのコンサートは死守したいと思っています。
" 2018/10/08&10/13 Yokohama Walking & Lise de la Salle "
皆に優しい駅に生まれ変わるのですね。
天井のライトと、階段を降りる時の改札口から見える景色が好きです。
そして、いつもの? 大空スニーカー君と、
いつもの、
ターコイズグリーン、
優しいランプの光と、レンズの様な昔風の窓ガラス。
そして、Bullf No.18 では、
白猫の魔女と、
少し早いけれどハロウィングッズが迎えてくれました。
イベントのない、
いつもの普通の横浜西洋館、
Bullaf No.18 。
窓から遠慮気味の緑の光、
寛ぐいつも通りの調度品たち、
ガラステーブルにそっと置かれた、小さなフラワーアレンジメント、
いにしえの帆船が作る優しい影。
静謐な時が流れる Bullf No.18 も良いものです。
横浜は休みと言うとあまり天気は良くなかったかな ?
ないものねだりの様ですが、暑くて大変だったけれど、あの輝く太陽が懐かしいなと思うほど。
写真もしばらく撮っていないと思い、相棒たちをデバックに突っ込んで石川町までやってきました。
光がなくても屋内なら、同じかなとやってきた横浜西洋館 Bluff No.18 。
イベントがないし、天気も雨は降っていないものの、ピカピカの晴れではないので人も少なめです。
でも、普段の表情の Bluff No.18 。 これはこれでいいのかも。
飾らない、普段着の君の雰囲気も良いな。
しばらくぶりに濱歩きをしたら、もっともっと歩きたくなりました。
何回も訪れた街でも、歩くとまた、色々なものに出会います。
途中のいつものケーキ屋さんはお休みでしたが、ここにも 可愛いカボチャ、ハロウィン ♬
可愛いものだけでなく、石川町から元町に向かう途中には、
色んな種類のものがあって、好奇心に襟首を引っ張られます。
一歩踏み出そうとして引き留められる、シャッターを押したいものばかり。
暫く使っていないと感度は鈍くなるけれど、そんなじぶんのアンテナでも色々なものが話しかけてきます。
ゆっくりと音楽を聴きながらの散歩は、良いものなんだなと b^^
元町にも伊東屋さんができたんだ。
元町に来る楽しみがまた一つ増えました。伊東屋さんの大きな赤いクリップを見ていたら、ふと気が付きました。
お腹空いた !! 笑
朝から何も食べていなかった。
前から気にかかっていた紅茶の専門店、
「サンドグラス」さんで休憩とブランチ(もはや、使わない言葉でしょうか ? )、
ランチのハンバーグのホットサンドセットを頂きました。
紅茶はアールグレイかな ? 一口頂くと、柑橘系の香りが爽やか。
歩いてきた疲れを芯から癒してくれるポットの紅茶は、カップに優に4杯分もありました。
ホットサンドにはサラダも付いていて、
結構なボリューム。
入ってみたかったお店、サンドグラスさん。
珈琲党ですが、紅茶も嫌いな訳ではなく、
一時はあれこれ、色々な紅茶の飲み比べをしていたこともありました。 ここの紅茶も美味しかったです。
ゆっくりとたっぷりの紅茶を頂きながら、休みならではの贅沢な時間を使ってのティータイム。
一休みして、
ここまで来たらと、港の見える丘公園の秋のバラたちにも会いに行くことにしました。
Walkmn からは、リーズ・ドゥ・ラ・サールの「パリ=モスクワ」。
クリスチャン=ピエール・ラ・マルカのチェロとのコラボ。フォーレとラフマニノフという同時代の2人の偉大な作曲家の小品が散りばめられている素敵な一枚。
最近手に入れた、エレーヌ・グリモーの「メモリー」も、サティ、ドビュッシー、ショパン、シルヴェストロフの作品を集めたアルバムでしたが、
才気あふれるピアノの女神たちの最近の作品は魅力的なアルバム。
以前にショパンのチェロソナタを聴いて思いましたが、
ヴァイオリンソナタよりもチェロとピアノの方が親和性は高いかなと。
ショパンのはチェロソナタと言うのではなくて、文字通り「チェロとピアノのためのソナタ」だなと。
ピアノは伴奏ではなくチェロと対等に歌います。同じ弦楽器のソナタだけれど、ヴァイオリンソナタとは違うなと思いました。
リーズ・ドゥ・ラ・サールとクリスチャン=ピエール・ラ・マルカのフォーレの曲も切なくて、
こころにピンと張った糸を刺激しまくりますが、
やはりこのアルバムでは、ラフマのチェロコンチェルト Op.19は別格。この曲には、思い入れもあって、
じぶんの中ではチェロでも3本の指に数える曲のせいもあるけれど、秋の夜長にぴったりの演奏かも。
読書も好きですが、心を揺さぶられる本を読んでいた時に聴いていた曲は、本と一緒に心の引き出しに仕舞ってあります。
ラフマのチェロソナタはそんな曲。深く心に染み入る、じぶん全体を包みこむ優しく切ないチェロの音色。
それを支える優しく優しすぎるかもしれない…、
心のエッジにそっと触れていくリーズ・ドゥ・ラ・サールのピアノの音。
港の見える丘公園の秋バラたちは、重なる台風のせい ?
途中のイチョウの葉っぱは塩害でしょうか ? 黄色になる前に茶色くなって丸まって…落ちてしまっていたけれど、
バラたちもそうなのかもしれない ? 葉っぱも傷んだものが多く、花もいつもよりも少ない気がしました。
それでもローズ系、薄いピンク系のバラたちは綺麗に咲いていてくれました。
セセリンも、
ウラナミシジミも元気にあちらこちらの花の蜜を吸っていました。
マルカのチェロ、リーズのピアノに聞き入りながら、港の見える丘公園のバラたちとしばしの時間。
ピリスが事実上の引退で、カティア・ブニアティシヴィやベアトリーチェ・ラナ、日本だと松田華音さん。
そして、リーズ・ドゥ・ラ・サール、これから追いかけようと思っているピアニストたちです。
(追伸: 最近聴いた中で ボリス・ギルトブルクも良いかな)
今年も色々な所を飛び回る季節になり、
正直、結構疲れていたりもするのですが( 年です ^^; )、仕入れておいたチケットがかなりあり、
行こうか ? 疲れているからやめようか ? と迷うこともあります。
リーズ・ドゥ・ラ・サールのコンサートも10月13日にありました。 これも迷ったけれど、S席でもあったし、
コンチェルトではありましたが、まだCD しか聴いたことがなくライヴは初めてだったので、
行ってしまえ !!
東京都響、10/13 定期演奏会。
大野和士指揮の、「ジャン・フルネ没後10年記念」コンサートを聴いてきました。
名誉指揮者でもあり都響と関係の深いフランスの指揮者、ジャン・フルネ氏の没後10年の記念コンサート。
なくなった後に氏の奥さんから、氏が生前使っていた都響とも演奏したことのある、ドビッシーやラベルの楽譜が都響に贈られたとのことですが、この貴重な楽譜がホワイエに展示もされていました。
書き込みがあって、フランス語は分からないけれど、これが指揮者の直筆のスコアなんだと…しみじみ。
大野さんの指揮によるベルリオーズ、ラベル、ドビッシーのオーケストラの曲も素敵でしたが、
聴きたかったリーズのラベルのコンチェルトも、とてもとても素敵でした。
この曲、ジャズっぽく弾きたくなってしまうのだと思いますが、そこはあくまでもフランスのエスプリ。
バランス最高で、力強く若々しく清々しい、素敵なラベルがそこに。
今度は、ソロコンサートにぜひ行きたいな。
紅茶と、ハンバーグホットサンドと、リーズ・ドゥ・ラ・サールのコンサートとか、etc etc…、
色々と脱線してしまったけれど、日差しはなかったけれど、
たくさん歩いて、色々とまた発見できた濱歩きでした。
11月も、ボリス・ギルドブルクと松田華音さんのコンサートのチケットを買っています。
ただ、先週末は盛岡で、月曜日からは鹿児島、
帰って来て大宮と etc etc …、その次は長崎。
後輩たちにも手伝ってもらって、この二つのコンサートは死守したいと思っています。
" 2018/10/08&10/13 Yokohama Walking & Lise de la Salle "
2018年フェルメール展 :20181006 [展覧会]
2007年、
薄暗い展示室の中。 かぐや姫の竹の輝きの様に不思議な光。
崇高さに射竦められ靴音も気配も呼気も、
何もかもが止まる一瞬と言う永遠…刹那の時。
新国立美術館の開館記念で開催された「アムステルダム国立美術館所蔵展」。
彼女はずっと今も輝き続けています。それは、きっと永遠。
フェルメールの代表作、「牛乳を注ぐ女」との出会い、
フェルメールという神秘の画家を心に深く刻んだきっかけ。
それからはフェルメールのことばかり考えていました。
今年はフェルメール来るのかな ?
37作品のうちこれで何枚目だろう ? etc etc…。
2008年 フェルメール展
「マリアとマルタの家のイエス」
「聖プラクセデス」
「小路」
「ワイングラスを持つ娘」
「リュートを調弦する女」
「手紙を書く婦人と召使」
「ヴァージナルの前に座る若い女」
2009年 ルーブル美術館展
「レースを編む女」
2011年3月 Vermeer<地理学者>とオランダ・フランドル絵画展
「地理学者」
2011年8月 Vermeerからのラブレター展 京都市美術館 12月 Bunkamuraザ・ミュージアム
「手紙を読む青衣の女」
「手紙を書く女」
「手紙を書く女と召使」
2012年7月 ベルリン国立美術館展
「真珠の首飾りの少女」
2012年7月 マウリッツハイス美術館展
「真珠の耳飾りの少女」
「ディアナとニンフ」
2015年 ルーブル美術館展
「天文学者」
2016年 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち
「水さしを持つ女」
「牛乳を注ぐ女」に会ってから、日本に来るフェルメールの作品たちには欠かさず会いに行っています。
オーストリアに行った時に「絵画芸術」を見ているので、これまで37作品のうち(フェルメールの作品は35とも37とも言われていますが自分的には37)、18作品に会ったことになるのですが、Verneer 展、2016年に会ってから、久しぶりのフェルメール。
会いたくて仕方なかったフェルメール、しかも、
全部で9作品も来日するというので、前売り券が発売されるとすぐにマウスでポチリ。
初日の金曜日は残念ながら仕事なので次の日の土曜日。
図録も付いている5,000円のチケットをゲットしておきました。
金曜日までの仕事をいつもより頑張り ? 待ち遠しかった10月6日、
電車に乗る前から何だかワクワクドキドキ。この感覚は初デートに出かけるとき以来かもしれない ?
上野の森美術館に着けば、僕のチケットは13時からだったのですが、日時指定でも入館を待つ長い列。
天気も良かったから日向は結構暑く、そのせいもあるけれど、並ぶのは嫌いですが、しかし、
この日、この時だけはワクワクドキドキの方が勝りました。
待つ時間さえも愛しく、そんなじぶんが可笑しく可愛く感じるほどでした。 ^^;;
美術館に入ると全員に音声ガイドが貸し出されました。イヤホーンを付け展示室に入ればガイドは石原さとみさん。
フェルメールと同時代の傑作オランダ絵画たちが出迎えてくれましたが…、
気ばかり焦り、
《マルタとマリアの家のキリスト》 1654-1655年頃 スコットランド・ナショナルギャラリー
それに流石フェルメール展。日時指定にもかかわらず最初の部屋はかなりの混雑です。
フランス・ハルスやニコラス・マース等名だたる画家の素晴らしい作品が沢山展示されているのですが、
心はどこか上の空。挙句の果て、
《ワイングラス》 1661-1662年頃 ベルリン国立美術館
みんな、みんなすっ飛ばして、
最後の部屋へ。
《リュートを調弦する女》 1622-1663年頃 メトロポリタン美術家館
プリズムを思い浮かべる白い明るい通路を抜けると、
《真珠の首飾りの女》 1662‐1665年頃 ベルリン国立美術館
そこは、
《手紙を書く女》 1665年頃 ワシントン・ナショナルギャラリー
フェルメールだけの8作品の部屋でした。
上野の森美術館のキュレーターさん、よく分かっているなと。
これでいいです。
この部屋でいいです。 ありがとう。
《赤い帽子の娘》 1665-1666年頃 ワシントンナショナルギャラリー
コンサートに行って、素晴らしい演奏に会うと、背中の辺りがぞくぞくとして、
震えて、寒さも感じてしまいますが、
この部屋に入った途端、名演奏を聴いた時の様に背中が震えてしまいました。
厳かな礼拝堂に入ったかのような感覚。
《手紙を書く夫人と召使い》 1670-1671年頃 アイルランド・ナショナルギャラリー
そして君と会う。
そうだ。
そうなんだ、君と会った時の感覚…なんだ。 2007年の時、そのままなんだなと。
10年以上経って色んなものも変わったけれど、8作品はみんな素晴らしいけれど、
タンネケとも呼ばれている君は不思議。
光の粒子は描かれた時のまま、そのままに パンの上、籐のかご、ラピスラズリのスカートの上、
45.5×41cm の世界で輝いている。そして、10年ほど前に君と会った時のまま、
ずっとずっと…一瞬は永遠なんだと。
《牛乳を注ぐ女》 1658-1660年頃 アムステルダム国立美術館
ヨハネス・フェルメール。1632年デルフトに生まれ、1675年同じくデルフトに没す。
寡作のためか当時は評価が高かったものの次第に忘れられてしまったとのことだけれど、
印象派が誕生する背景の中、写実的なオランダ絵画が再評価され、
200年後に再びフェルメールは高い評価を得ることになります。
著名な画家であればどんな人柄であったとか、人となり、伝記とかが残っているものだと思うのですが、
ヨハネス・フェルメールは寡作と200年というブランクとでよく分かっていません。
どんな画家だったのかな? こんなにすごい作品の画家はどんな人生を送った人だったんだろう。
分からないこと? ぞれも、フェルメールの作品を神秘的に思わせる元になっているのかもしれないなと。
ほとんどの他の作品を、すっ飛ばしてしまった展覧会ですが、
フェルメール に似ていると思った作品が3点ほどありました。
メツーの2つの作品。
ハブリエル・メツー《手紙を読む女》 1664-1666年頃 アイルランド・ナショナルギャラリー
着ているものも、手紙を読む女性も、そばに立つ召使いも、
向かって左から射す光と壁にかかる寓意の絵画も、
おやっ? どこかで見たことある ?
天球儀? を開け放った窓の向こうに置いて、手紙を書く男は、フェルメールの天文学者 や地理学者にとても良く似ています。
ハブリエル・メツー《手紙を書く男》 1664-1666年頃 アイルランド・ナショナルギャラリー
デ・ホーホのこの作品は小路と雰囲気がとても良く似ていました。
ピーテル・デ・ホーホ《人の居る裏庭》 1663-1665年頃 アムステルダム国立美術館
フェルメールの部屋にずっといたくて、置かれた椅子に座ったり、
鑑賞する皆さんの列の後ろに並んで作品たちの前に行って佇んだり…、暫く何度も繰り返していましたが、
気が付けばこんな時間です。
そろそろ帰らないと。
2月までここに居てくれるから、
また来よう。
10月14日までの入館者へのプレゼント、牛乳を注ぐ女の「特製マグネット付きブックマーク」をもらいました。
「フェルメールの街」(櫻部由美子 ハルキ文庫)を読んでいたので、ちょうどのタイミング、良いプレゼント。
フェルメールの人となりはよく分からない。それだからこそ、色々なフェルメール像があっていいのかな?
「真珠の耳飾りの少女」と言う映画もあったし、いま公開中の「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」もフェルメールの世界へのオマージュに満ちているそうです。
この文庫本「フェルメールの街」もその一つ。
顕微鏡を使って微生物を観察し「微生物学の父」と呼ばれるレーウェンフック(天文学者や地理学者のモデルとも言われている)とフェルメールが、デルフトで起こった事件を解決していくミステリー小説。
日常の描写の中で、エピソードの中で、こちらもフェルメールの作品のオマージュが出てきて、これはあの作品のことだと想像したり、フェルメールの恋や結婚なども出てきて、
フェルメール好きにはたまらない一冊でした。
もちろん帰ってきて、美味しい一杯を展覧会の余韻と共にいただきました。
黒ビール、美味しかったです。
展覧会、「9/35」となっていましたが、9作品目の「取り持ち女」は1月9日からの展示となるそうです。
少なくとも1月にはもう一度フェルメールに会いに行かなくてはと思っています。
そうそう、
これでじぶんの見たフェルメールは18作品から、
「ワイングラス」と「赤い帽子の娘」の2つが加わって『20/37』になりました。1月が待ち遠しい。
" 2018/10/06 VERMEER Making the difference: Vermeer and Dutch Art "
薄暗い展示室の中。 かぐや姫の竹の輝きの様に不思議な光。
崇高さに射竦められ靴音も気配も呼気も、
何もかもが止まる一瞬と言う永遠…刹那の時。
新国立美術館の開館記念で開催された「アムステルダム国立美術館所蔵展」。
彼女はずっと今も輝き続けています。それは、きっと永遠。
フェルメールの代表作、「牛乳を注ぐ女」との出会い、
フェルメールという神秘の画家を心に深く刻んだきっかけ。
それからはフェルメールのことばかり考えていました。
今年はフェルメール来るのかな ?
37作品のうちこれで何枚目だろう ? etc etc…。
2008年 フェルメール展
「マリアとマルタの家のイエス」
「聖プラクセデス」
「小路」
「ワイングラスを持つ娘」
「リュートを調弦する女」
「手紙を書く婦人と召使」
「ヴァージナルの前に座る若い女」
2009年 ルーブル美術館展
「レースを編む女」
2011年3月 Vermeer<地理学者>とオランダ・フランドル絵画展
「地理学者」
2011年8月 Vermeerからのラブレター展 京都市美術館 12月 Bunkamuraザ・ミュージアム
「手紙を読む青衣の女」
「手紙を書く女」
「手紙を書く女と召使」
2012年7月 ベルリン国立美術館展
「真珠の首飾りの少女」
2012年7月 マウリッツハイス美術館展
「真珠の耳飾りの少女」
「ディアナとニンフ」
2015年 ルーブル美術館展
「天文学者」
2016年 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち
「水さしを持つ女」
「牛乳を注ぐ女」に会ってから、日本に来るフェルメールの作品たちには欠かさず会いに行っています。
オーストリアに行った時に「絵画芸術」を見ているので、これまで37作品のうち(フェルメールの作品は35とも37とも言われていますが自分的には37)、18作品に会ったことになるのですが、Verneer 展、2016年に会ってから、久しぶりのフェルメール。
会いたくて仕方なかったフェルメール、しかも、
全部で9作品も来日するというので、前売り券が発売されるとすぐにマウスでポチリ。
初日の金曜日は残念ながら仕事なので次の日の土曜日。
図録も付いている5,000円のチケットをゲットしておきました。
金曜日までの仕事をいつもより頑張り ? 待ち遠しかった10月6日、
電車に乗る前から何だかワクワクドキドキ。この感覚は初デートに出かけるとき以来かもしれない ?
上野の森美術館に着けば、僕のチケットは13時からだったのですが、日時指定でも入館を待つ長い列。
天気も良かったから日向は結構暑く、そのせいもあるけれど、並ぶのは嫌いですが、しかし、
この日、この時だけはワクワクドキドキの方が勝りました。
待つ時間さえも愛しく、そんなじぶんが可笑しく可愛く感じるほどでした。 ^^;;
美術館に入ると全員に音声ガイドが貸し出されました。イヤホーンを付け展示室に入ればガイドは石原さとみさん。
フェルメールと同時代の傑作オランダ絵画たちが出迎えてくれましたが…、
気ばかり焦り、
《マルタとマリアの家のキリスト》 1654-1655年頃 スコットランド・ナショナルギャラリー
それに流石フェルメール展。日時指定にもかかわらず最初の部屋はかなりの混雑です。
フランス・ハルスやニコラス・マース等名だたる画家の素晴らしい作品が沢山展示されているのですが、
心はどこか上の空。挙句の果て、
《ワイングラス》 1661-1662年頃 ベルリン国立美術館
みんな、みんなすっ飛ばして、
最後の部屋へ。
《リュートを調弦する女》 1622-1663年頃 メトロポリタン美術家館
プリズムを思い浮かべる白い明るい通路を抜けると、
《真珠の首飾りの女》 1662‐1665年頃 ベルリン国立美術館
そこは、
《手紙を書く女》 1665年頃 ワシントン・ナショナルギャラリー
フェルメールだけの8作品の部屋でした。
上野の森美術館のキュレーターさん、よく分かっているなと。
これでいいです。
この部屋でいいです。 ありがとう。
《赤い帽子の娘》 1665-1666年頃 ワシントンナショナルギャラリー
コンサートに行って、素晴らしい演奏に会うと、背中の辺りがぞくぞくとして、
震えて、寒さも感じてしまいますが、
この部屋に入った途端、名演奏を聴いた時の様に背中が震えてしまいました。
厳かな礼拝堂に入ったかのような感覚。
《手紙を書く夫人と召使い》 1670-1671年頃 アイルランド・ナショナルギャラリー
そして君と会う。
そうだ。
そうなんだ、君と会った時の感覚…なんだ。 2007年の時、そのままなんだなと。
10年以上経って色んなものも変わったけれど、8作品はみんな素晴らしいけれど、
タンネケとも呼ばれている君は不思議。
光の粒子は描かれた時のまま、そのままに パンの上、籐のかご、ラピスラズリのスカートの上、
45.5×41cm の世界で輝いている。そして、10年ほど前に君と会った時のまま、
ずっとずっと…一瞬は永遠なんだと。
《牛乳を注ぐ女》 1658-1660年頃 アムステルダム国立美術館
ヨハネス・フェルメール。1632年デルフトに生まれ、1675年同じくデルフトに没す。
寡作のためか当時は評価が高かったものの次第に忘れられてしまったとのことだけれど、
印象派が誕生する背景の中、写実的なオランダ絵画が再評価され、
200年後に再びフェルメールは高い評価を得ることになります。
著名な画家であればどんな人柄であったとか、人となり、伝記とかが残っているものだと思うのですが、
ヨハネス・フェルメールは寡作と200年というブランクとでよく分かっていません。
どんな画家だったのかな? こんなにすごい作品の画家はどんな人生を送った人だったんだろう。
分からないこと? ぞれも、フェルメールの作品を神秘的に思わせる元になっているのかもしれないなと。
ほとんどの他の作品を、すっ飛ばしてしまった展覧会ですが、
フェルメール に似ていると思った作品が3点ほどありました。
メツーの2つの作品。
ハブリエル・メツー《手紙を読む女》 1664-1666年頃 アイルランド・ナショナルギャラリー
着ているものも、手紙を読む女性も、そばに立つ召使いも、
向かって左から射す光と壁にかかる寓意の絵画も、
おやっ? どこかで見たことある ?
天球儀? を開け放った窓の向こうに置いて、手紙を書く男は、フェルメールの天文学者 や地理学者にとても良く似ています。
ハブリエル・メツー《手紙を書く男》 1664-1666年頃 アイルランド・ナショナルギャラリー
デ・ホーホのこの作品は小路と雰囲気がとても良く似ていました。
ピーテル・デ・ホーホ《人の居る裏庭》 1663-1665年頃 アムステルダム国立美術館
フェルメールの部屋にずっといたくて、置かれた椅子に座ったり、
鑑賞する皆さんの列の後ろに並んで作品たちの前に行って佇んだり…、暫く何度も繰り返していましたが、
気が付けばこんな時間です。
そろそろ帰らないと。
2月までここに居てくれるから、
また来よう。
10月14日までの入館者へのプレゼント、牛乳を注ぐ女の「特製マグネット付きブックマーク」をもらいました。
「フェルメールの街」(櫻部由美子 ハルキ文庫)を読んでいたので、ちょうどのタイミング、良いプレゼント。
フェルメールの人となりはよく分からない。それだからこそ、色々なフェルメール像があっていいのかな?
「真珠の耳飾りの少女」と言う映画もあったし、いま公開中の「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」もフェルメールの世界へのオマージュに満ちているそうです。
この文庫本「フェルメールの街」もその一つ。
顕微鏡を使って微生物を観察し「微生物学の父」と呼ばれるレーウェンフック(天文学者や地理学者のモデルとも言われている)とフェルメールが、デルフトで起こった事件を解決していくミステリー小説。
日常の描写の中で、エピソードの中で、こちらもフェルメールの作品のオマージュが出てきて、これはあの作品のことだと想像したり、フェルメールの恋や結婚なども出てきて、
フェルメール好きにはたまらない一冊でした。
もちろん帰ってきて、美味しい一杯を展覧会の余韻と共にいただきました。
黒ビール、美味しかったです。
展覧会、「9/35」となっていましたが、9作品目の「取り持ち女」は1月9日からの展示となるそうです。
少なくとも1月にはもう一度フェルメールに会いに行かなくてはと思っています。
そうそう、
これでじぶんの見たフェルメールは18作品から、
「ワイングラス」と「赤い帽子の娘」の2つが加わって『20/37』になりました。1月が待ち遠しい。
" 2018/10/06 VERMEER Making the difference: Vermeer and Dutch Art "
ミケランジェロと理想の身体展:20180922 [展覧会]
2018年「日経大人のOFF」の情報で、年の初めに見たい展覧会を予め決めておきましたが、
今年はそれ以外にも興味津々な展覧会が沢山あって、番外編ではないですが、その幾つかは鑑賞に行っています。
この「ミケランジェロと理想の身体展」もその一つ。
彫刻や塑像など3Dは得意ではないものの、昨年の運慶展で見た「多聞天」の筋肉にはびっくりしたし、何より、
全世界に40点しかないミケランジェロの彫刻のうち2つが展示されると聴くと、
その 2/40 という数字は、大好きなフェルメールの貴重な作品数みたいにも思え、
行かなくてはならないだろうと !! 娘に誘われたせいでもあったのですが ^^;
展覧会の目玉の一つは、「若き洗礼者ヨハネ」。
スペインの内戦、
聖職者や大土地所有者を憎む共和国軍の壊滅的な聖像破壊行為の一つ、
1936年のウベダのエル・サルバドル聖堂祭壇の壊滅的な破壊により、数奇な運命によりフィレンツェから移され、
スペインのこの聖堂に置かれることとなった「ヨハネ」像は、14個のかけらを残して徹底的に破壊し尽くされてしまいました。
《若き洗礼者ヨハネ》1495-96年 130cm 大理石 ウベダ、エル・サルバドル聖堂
それでも貴重なミケランジェロの傑作、修復した方たちの執念。
この残された欠片から(下の写真です)、2010年より3年をかけて、写真など様々な資料に基づいて復元修復されたとのことです。
失われた部分は合成素材で作成しマグネットで接合することで、新たにオリジナルが発見された場合に取り替えられるようにと、将来への希望も一緒に。
この《若き洗礼者ヨハネ》、ミケランジェロの若い頃の作品としても素晴らしく貴重な作品ですが、、
今も昔も何度も繰り返し行われる、芸術や文学 etc etc …人類の至宝に対する破壊、否定、暴力と言う無知で野蛮な行為と弱さ…、でも、
それに屈することなく瓦礫に技術と叡智を結集し、不死鳥の様に再び命を与え、未來の子供たちにに引き継ごうとする確固たる意志、
否定でなく肯定する心、正しさ、人の理性と強さ…、
そのようなものを強く感じ、
このヨハネの火傷の跡(黒っぽいオリジナルの部分)が重なって、感動してしまいました。
奇跡的に残った2つの目は、きっとそれらを全部見ているんだなと。
この像を見ることができただけでも来たかいがあったなと。
もう一つの目玉は「ダヴィデ=アポロ」
ダヴィデとアポロの2つの名前が付いているのは、「どっちかだろうけれど、どちらかと決定付ける決め手がない ? 」のだそうです。
ヨハネがミケランジェロ20歳過ぎくらいの作品であるのに対して、この像は50代半ばの作品。
《ダヴィデ=アポロ》1530年頃 147cm 大理石 バルジェッロ国立博物館
どちらか分からないのは全部ミケランジェロのせい。
ミケランジェロの諸事情により ?
(システィーナ礼拝堂の《最後の晩餐》制作のために教皇にローマに呼ばれ、以降2度とフィレンツェには戻らなかった)
途中で制作をやめてしまったことによるのだと思います。
「どっちか分からない」こと、
それも作品に楽しみと一種の神秘性を与えているのかな?
じぶんはどちらかと言うとアポロかなと?
背負っているのはアポロの太陽の弓矢の矢筒ではないかな? いえ、全然根拠はないのですが ^^;
あれこれと想像(妄想?)するのも展覧会の楽しみの一つです。
《ダビデ=アポロ》、左側から見上げるようにして見た横顔がとても美しかった。
展覧会では写真はこれだけ撮って良いとのことでした。
ラオコーン。 勿論、持って行ったカメラでばっちり撮ってきました。
「2/40」の数字と、娘に誘われてきた展覧会。思ったよりずっとずっと良い展覧会でした。
美術館から出るとお腹が空いていたので、
上野精養軒カフェラン ランド―レさんでハヤシライスを頂きました。
じぶんはここに来れば、ビールとハヤシライスと決めているのですが、
娘もハヤシライスが良いとのこと。
上野で展覧会に来たら精養軒でハヤシライス !! と、刷り込んだ訳ではないけれど??
美味しいものは覚えていてくれるといいかな。笑
食後はシナモンコーヒー ♬
娘につられて久しぶりに頂きました。
展覧会では図録と、グッズ定番の手ぬぐいを今回も。
ひげもじゃミケランジェロ君と、
ミケランジェロだけに三毛猫君? 笑
この手ぬぐいも気にいりました。
最近、せっかく行った展覧会の記事を書くのが遅くなっています。
これも9月22日に行ったもの。記憶を辿りながらよりもその時に思ったことをフレッシュなうちに残しておきたいのですが… ^^;
横浜美術館のモネも良かったので、何とか今年中には?
今日は上野の森の美術館、「フェルメール展」です。
今年の展覧会のじぶんのメインイベント !!
ブログに書くとか書かないとかは、もう全然関係なく、目一杯楽しんできます !! ^^v
今年はそれ以外にも興味津々な展覧会が沢山あって、番外編ではないですが、その幾つかは鑑賞に行っています。
この「ミケランジェロと理想の身体展」もその一つ。
彫刻や塑像など3Dは得意ではないものの、昨年の運慶展で見た「多聞天」の筋肉にはびっくりしたし、何より、
全世界に40点しかないミケランジェロの彫刻のうち2つが展示されると聴くと、
その 2/40 という数字は、大好きなフェルメールの貴重な作品数みたいにも思え、
行かなくてはならないだろうと !! 娘に誘われたせいでもあったのですが ^^;
展覧会の目玉の一つは、「若き洗礼者ヨハネ」。
スペインの内戦、
聖職者や大土地所有者を憎む共和国軍の壊滅的な聖像破壊行為の一つ、
1936年のウベダのエル・サルバドル聖堂祭壇の壊滅的な破壊により、数奇な運命によりフィレンツェから移され、
スペインのこの聖堂に置かれることとなった「ヨハネ」像は、14個のかけらを残して徹底的に破壊し尽くされてしまいました。
《若き洗礼者ヨハネ》1495-96年 130cm 大理石 ウベダ、エル・サルバドル聖堂
それでも貴重なミケランジェロの傑作、修復した方たちの執念。
この残された欠片から(下の写真です)、2010年より3年をかけて、写真など様々な資料に基づいて復元修復されたとのことです。
失われた部分は合成素材で作成しマグネットで接合することで、新たにオリジナルが発見された場合に取り替えられるようにと、将来への希望も一緒に。
この《若き洗礼者ヨハネ》、ミケランジェロの若い頃の作品としても素晴らしく貴重な作品ですが、、
今も昔も何度も繰り返し行われる、芸術や文学 etc etc …人類の至宝に対する破壊、否定、暴力と言う無知で野蛮な行為と弱さ…、でも、
それに屈することなく瓦礫に技術と叡智を結集し、不死鳥の様に再び命を与え、未來の子供たちにに引き継ごうとする確固たる意志、
否定でなく肯定する心、正しさ、人の理性と強さ…、
そのようなものを強く感じ、
このヨハネの火傷の跡(黒っぽいオリジナルの部分)が重なって、感動してしまいました。
奇跡的に残った2つの目は、きっとそれらを全部見ているんだなと。
この像を見ることができただけでも来たかいがあったなと。
もう一つの目玉は「ダヴィデ=アポロ」
ダヴィデとアポロの2つの名前が付いているのは、「どっちかだろうけれど、どちらかと決定付ける決め手がない ? 」のだそうです。
ヨハネがミケランジェロ20歳過ぎくらいの作品であるのに対して、この像は50代半ばの作品。
《ダヴィデ=アポロ》1530年頃 147cm 大理石 バルジェッロ国立博物館
どちらか分からないのは全部ミケランジェロのせい。
ミケランジェロの諸事情により ?
(システィーナ礼拝堂の《最後の晩餐》制作のために教皇にローマに呼ばれ、以降2度とフィレンツェには戻らなかった)
途中で制作をやめてしまったことによるのだと思います。
「どっちか分からない」こと、
それも作品に楽しみと一種の神秘性を与えているのかな?
じぶんはどちらかと言うとアポロかなと?
背負っているのはアポロの太陽の弓矢の矢筒ではないかな? いえ、全然根拠はないのですが ^^;
あれこれと想像(妄想?)するのも展覧会の楽しみの一つです。
《ダビデ=アポロ》、左側から見上げるようにして見た横顔がとても美しかった。
展覧会では写真はこれだけ撮って良いとのことでした。
ラオコーン。 勿論、持って行ったカメラでばっちり撮ってきました。
「2/40」の数字と、娘に誘われてきた展覧会。思ったよりずっとずっと良い展覧会でした。
美術館から出るとお腹が空いていたので、
上野精養軒カフェラン ランド―レさんでハヤシライスを頂きました。
じぶんはここに来れば、ビールとハヤシライスと決めているのですが、
娘もハヤシライスが良いとのこと。
上野で展覧会に来たら精養軒でハヤシライス !! と、刷り込んだ訳ではないけれど??
美味しいものは覚えていてくれるといいかな。笑
食後はシナモンコーヒー ♬
娘につられて久しぶりに頂きました。
展覧会では図録と、グッズ定番の手ぬぐいを今回も。
ひげもじゃミケランジェロ君と、
ミケランジェロだけに三毛猫君? 笑
この手ぬぐいも気にいりました。
最近、せっかく行った展覧会の記事を書くのが遅くなっています。
これも9月22日に行ったもの。記憶を辿りながらよりもその時に思ったことをフレッシュなうちに残しておきたいのですが… ^^;
横浜美術館のモネも良かったので、何とか今年中には?
今日は上野の森の美術館、「フェルメール展」です。
今年の展覧会のじぶんのメインイベント !!
ブログに書くとか書かないとかは、もう全然関係なく、目一杯楽しんできます !! ^^v
横浜桜木町ラクレットのハンバーグ&小さな街のケーキ屋さんプチ20180924 [横浜街歩き]
お腹空かないか ?
少し。
じゃあ何か食べに行こう。
京浜東北線に乗って桜木町の駅まで。 スマホで地図を見ながら地下道をくぐり、目当ての店へと少し歩けば、
" グリルラクレット "さん。
「桜木町 ハンバーグ ♪」で検索して一番に載っていたお店。 もちろん初めて。
初めてのお店でも、席に付けば先ずはこれです !!
冷たいジョッキーの美味しいビール !! 本当は、壁に貼ってあった「秋味」の瓶ビールを頂きたかったのですが、
あいにく品切れとのことでした。 瓶の秋味、飲んでみたかった。
オーダーは、じぶんはこの店お勧めのハンバーグ、
娘は巨大なおにぎり? みたいなチキンステーキ(200g もあるそうです) としました。
ラクレットさんのシェフは、横浜のハンバーグの有名店「ハングリータイガー」の出身なのだそうです。
なるほどそう言えばハンバーグの豪快な感じは、ハングリータイガー譲りなんだと、納得。
あらびきのひき肉の食感、じわーっと肉汁、たっぷりかかったデミグラソースは逸品ものです !!
160gの普通サイズを頼みましたが、Big サイズの250g でもよかったなと少し後悔。
ちなみに、ダブルハンバーグ320g というのもありました。
娘も、200g のチキンを食べられるのか? と最初は心配していましたが、案ずるより何とやら?
美味しいと、気が付けば完食でした。 ^^v
桜木町は海の方、赤レンガとかある方にはたくさん来ていますし、
野毛の方、
横浜市中央図書館などにもよく来るのですが、
ラクレットさんのある花咲町には足を踏み入れたことがありませんでした。
腹ごなしに周りをぐるっと探検してみることにしましたが、
手作りケーキの Petit さんも可愛いケーキ屋さん。
朱色の鳥居がいくつもあるお稲荷さん、
表情がどこかアニメチックな狛犬君と、
甲羅干しし過ぎたカメまでも… ^^;
少し歩いただけでも、面白そうなものをいくつも見つけてしまいました。
西区花咲町。
桜木町と、かつてそばを流れていた桜川(もう埋め立てられてしまったとかです)等から付けられた地名とのこと。
町名も素敵だし、
小さくて可愛らしくて興味津々。
ついつい、覗いてしまいたくなるようなイタ飯屋さん、居酒屋さん、レストランにバル etc etc…。
いつも歩いている道を一本入っただけなのに、全く知らなかった街並みがそこにはありました。
色々と冒険? 歩いてみないといけないなと b^^
花咲町のグリルラクレットさん、美味しいランチをありがとうござました。
手作りケーキ屋さん Petit さんのケーキもいくつか買ってきました。
秋なので、
モンブラン1つ、マロンタルト2つ、やっぱり気になるアップルパイ1つ。
全て300円くらいとリーズナブルで、4つ買っても1,000円くらいでした。
マロンタルトは中に栗が一つそのまま入っていたし、アップルパイも想像通りの素朴で優しいお味。
街の小さなケーキ屋さん、
お気に入りのかわいい店がまた一つ増えました。
" 2018/09/24 Grill raclette & Patisserie Petit "
少し。
じゃあ何か食べに行こう。
京浜東北線に乗って桜木町の駅まで。 スマホで地図を見ながら地下道をくぐり、目当ての店へと少し歩けば、
" グリルラクレット "さん。
「桜木町 ハンバーグ ♪」で検索して一番に載っていたお店。 もちろん初めて。
初めてのお店でも、席に付けば先ずはこれです !!
冷たいジョッキーの美味しいビール !! 本当は、壁に貼ってあった「秋味」の瓶ビールを頂きたかったのですが、
あいにく品切れとのことでした。 瓶の秋味、飲んでみたかった。
オーダーは、じぶんはこの店お勧めのハンバーグ、
娘は巨大なおにぎり? みたいなチキンステーキ(200g もあるそうです) としました。
ラクレットさんのシェフは、横浜のハンバーグの有名店「ハングリータイガー」の出身なのだそうです。
なるほどそう言えばハンバーグの豪快な感じは、ハングリータイガー譲りなんだと、納得。
あらびきのひき肉の食感、じわーっと肉汁、たっぷりかかったデミグラソースは逸品ものです !!
160gの普通サイズを頼みましたが、Big サイズの250g でもよかったなと少し後悔。
ちなみに、ダブルハンバーグ320g というのもありました。
娘も、200g のチキンを食べられるのか? と最初は心配していましたが、案ずるより何とやら?
美味しいと、気が付けば完食でした。 ^^v
桜木町は海の方、赤レンガとかある方にはたくさん来ていますし、
野毛の方、
横浜市中央図書館などにもよく来るのですが、
ラクレットさんのある花咲町には足を踏み入れたことがありませんでした。
腹ごなしに周りをぐるっと探検してみることにしましたが、
手作りケーキの Petit さんも可愛いケーキ屋さん。
朱色の鳥居がいくつもあるお稲荷さん、
表情がどこかアニメチックな狛犬君と、
甲羅干しし過ぎたカメまでも… ^^;
少し歩いただけでも、面白そうなものをいくつも見つけてしまいました。
西区花咲町。
桜木町と、かつてそばを流れていた桜川(もう埋め立てられてしまったとかです)等から付けられた地名とのこと。
町名も素敵だし、
小さくて可愛らしくて興味津々。
ついつい、覗いてしまいたくなるようなイタ飯屋さん、居酒屋さん、レストランにバル etc etc…。
いつも歩いている道を一本入っただけなのに、全く知らなかった街並みがそこにはありました。
色々と冒険? 歩いてみないといけないなと b^^
花咲町のグリルラクレットさん、美味しいランチをありがとうござました。
手作りケーキ屋さん Petit さんのケーキもいくつか買ってきました。
秋なので、
モンブラン1つ、マロンタルト2つ、やっぱり気になるアップルパイ1つ。
全て300円くらいとリーズナブルで、4つ買っても1,000円くらいでした。
マロンタルトは中に栗が一つそのまま入っていたし、アップルパイも想像通りの素朴で優しいお味。
街の小さなケーキ屋さん、
お気に入りのかわいい店がまた一つ増えました。
" 2018/09/24 Grill raclette & Patisserie Petit "