北鎌倉東慶寺&円覚寺にも秋_エレーヌ・グリモー「メモリー」:20181021 [鎌倉]
新幹線や飛行機に乗ることが多く、
出かけることや歩くことが好きなじぶんも、さすがに休みは自分の部屋でのんびり、ゆっくりしたいなと。
HMV から何枚もCD が届いているし、読みたい本も。
そうそう、ほぼ3年かかって読み終わりそうな、マルグリット・ユルスナール「ハドリアヌス帝の回想」も。
盛岡から帰って来て、翌日は英ちゃんさん主催のオフ会が地元横浜であったのですが、疲れ果てて起きられませんでした。
皆さんにお会いできるなと楽しみにはしていたのですが… ^^;
それでも、翌日の日曜日、窓を開ければ良い天気。
文字通り、お約束の? 青空と白い雲、心地よい風に誘われ、
デバッグに相棒たちを押し込んで北鎌倉まで出かけました。
東慶寺はホトトギスとシュウメイギクが、
秋の朝の透明な光に当たって可憐に咲いていました。
紅葉前のモラトリアム ? の期間のせい ? 風と朝の爽やかな光、花たち。その周りを飛び回る虫たち。
訪れる人もあまりなく、静かな静謐感まで感じる境内でしたが、
でも、どこかで見たことのある姿が ? 笑
東慶寺では最近でも2回目の遭遇? さる1号さんに出会いました。
良い天気だと、同じこと(北鎌倉に行かねば etc etc …)を考えるのかな ?
紅葉のこと、塩害で今年はあまり期待できないかな? 等
情報交換をして再びそれぞれの散歩に。
台風の影響、塩害とかで今年の紅葉は心配です。
少し前に横浜の街歩きをした時、山下公園のそばのイチョウたちの葉っぱは茶色に変わっていて、
かわいそうでした。
でも、東慶寺の墓地の方、
奥の森の方のもみじは、勿論まだ青々とした葉っぱでしたが、茶色になったり傷んだりはしていませんでした。
きっと12月には綺麗に染まってくれるものだと思います。
鎌倉の葉っぱたちは海にもっと近いので心配ですが、
北鎌倉は全部大丈夫な訳ではなさそうですが、きっと綺麗な紅葉を魅せてくれるんだと思います。
デバッグには E-M1 と70D を入れてきましたが、
特にキャノンの70D 、最近あまり使っていなかったので光の加減がいまいち。
もう少し、連れ出さないといけないな等と。
季節も良くなったし、散歩をもっとしないとカメらたちも可愛そうだな。
カメラの相棒たちと共にもちろん Walkman も。
この日聴いていたのは、エレーヌ・グリモー " MEMORY "
サティ、ドビュッシー、ショパン、シルヴェストロフ等の美しく繊細な曲が15曲。
シルヴェストロフ:バガテル第1番
ドビュッシー:アラベスク第1番
シルヴェストロフ:バガテル第2番
サティ:グノシエンヌ第4番
ショパン:ノクターン第19番
サティ:グノシエンヌ第1番
サティ:ジムノペディ第1番
サティ:冷たい小品~ゆがんだ踊り 第1曲
ドビュッシー:レントより遅く
ショパン:マズルカ第13番 Op.17-4
ショパン:ワルツ第3番
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲)
ドビュッシー:夢想
サティ:冷たい小品~ゆがんだ踊り 第2曲
ニティン・ソーニー:ブリージング・ライト
どの曲もこころに響く美しい旋律の曲ばかり。
グリモーの演奏、
一つも余計な音はなく、余計な響はなく、
記憶を呼び覚ます瞑想の一時を醸し出す音たちは必然的。
MEMORY はあの頃と今を繋ぐ、心の引き出しに大切にしまったものたち。
静謐さを感じる東慶寺の境内、
久しくしていなかったけれど、グリモーの奏でる心地よいピアノに誘われて、
こころの引き出しから、あの頃のことを一つ二つ。
静謐な大切な一時。
ゆっくりと秋を感じさせる境内で、一人だけの " MEMORY " コンサート。
紅葉のことが心配で、
円覚寺にも行ってみることにしました。
門前のもみじたちは、やはり塩害なのでしょうね。
とがっているはずの葉っぱの先は茶色く縮れていました。
ここも、
あっちのもみじも…。
円覚寺で一番気に入っているもみじの具合が心配になりましたが、
本堂を超え妙香池の奥の方は大丈夫なようでした。
ほっ !!
エレーヌ・グリモー " MEMORY "
サティ、ドビュッシー、ショパン、シルヴェストロフ等、幾人かの作品が散りばめられていますが、
有機的につながっている感じがして、
" MEMORY " という一つの作品の様です。
それでいて、聴いていると一曲一曲、
ショパンの、サティの、ドビッシーなどの個性も感じられてとても面白い。
シルヴェストロフは初めて聴きました。
バガテル第1番も・・・。 でも、とても素敵な曲。
静かな真夜中の森の中。
黒く静かな湖にこずえの間から一筋の月あかり…。
さざ波に月の光たちが遊んでいる様。
これからの秋の夜長に、
美味しいお酒を飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごすのにぴったりな曲。そして、
" MEMORY " の最初の曲にも、ぴったりな曲だなと。
北鎌倉の秋のはじまり。
花たちに挨拶をして、" MEMORY " 、素敵なアルバムを聴いて、
とても良い時間をすごしました。
帰る前に予約して(お願いしてから30分くらいかかります)、北鎌倉の光泉さんのいなり寿司を買いました。
ツバキ文具店で、鳩子たちも男爵に買ってもらって食べたいなり寿司。
久し振りでしたが、
少し濃い目の味がお揚げにジュッとしみ込んでいて、とっても美味しかったです。
美味しいものを頂く時はエビスビール ? いつもよりちょっと高めのビールを頂きましたが、
駅のニューデイズで買うと、電車のヘッドマークチャームが付いていました。
(この後しばらくエビスを買ってきて5つゲットしました 笑 )
美少女でデビューしたグリモーも50歳なんですね。前作のWATER 、そして今回の MEMORY 。
コンチェルトやソナタのアルバムだけでなくて、ジャンルを超たピアニストになってきたのかな。
表現者、アーティスト。 エレーヌ・グリモーなんだなと、今回のアルバムを聴いてそう思いました。
これからますます目が離せないピアニストだなと。
この秋、来日してコンサートがいくつか予定されていましたが、肩の調子が悪いとのことで全てキャンセルとなったとのこと。
チケットを買われた方は残念でしたけれど、早く肩の調子を戻し、又、早めに来日して欲しいなと思います。
PV を貼っておきますが、曲は3曲目の シルヴェストロフ:バガテル第2番です。
" 2018/10/ 21 Kitakamakura Tokeiji & Enkakui & Herene Grimaud MEMORY "
出かけることや歩くことが好きなじぶんも、さすがに休みは自分の部屋でのんびり、ゆっくりしたいなと。
HMV から何枚もCD が届いているし、読みたい本も。
そうそう、ほぼ3年かかって読み終わりそうな、マルグリット・ユルスナール「ハドリアヌス帝の回想」も。
盛岡から帰って来て、翌日は英ちゃんさん主催のオフ会が地元横浜であったのですが、疲れ果てて起きられませんでした。
皆さんにお会いできるなと楽しみにはしていたのですが… ^^;
それでも、翌日の日曜日、窓を開ければ良い天気。
文字通り、お約束の? 青空と白い雲、心地よい風に誘われ、
デバッグに相棒たちを押し込んで北鎌倉まで出かけました。
東慶寺はホトトギスとシュウメイギクが、
秋の朝の透明な光に当たって可憐に咲いていました。
紅葉前のモラトリアム ? の期間のせい ? 風と朝の爽やかな光、花たち。その周りを飛び回る虫たち。
訪れる人もあまりなく、静かな静謐感まで感じる境内でしたが、
でも、どこかで見たことのある姿が ? 笑
東慶寺では最近でも2回目の遭遇? さる1号さんに出会いました。
良い天気だと、同じこと(北鎌倉に行かねば etc etc …)を考えるのかな ?
紅葉のこと、塩害で今年はあまり期待できないかな? 等
情報交換をして再びそれぞれの散歩に。
台風の影響、塩害とかで今年の紅葉は心配です。
少し前に横浜の街歩きをした時、山下公園のそばのイチョウたちの葉っぱは茶色に変わっていて、
かわいそうでした。
でも、東慶寺の墓地の方、
奥の森の方のもみじは、勿論まだ青々とした葉っぱでしたが、茶色になったり傷んだりはしていませんでした。
きっと12月には綺麗に染まってくれるものだと思います。
鎌倉の葉っぱたちは海にもっと近いので心配ですが、
北鎌倉は全部大丈夫な訳ではなさそうですが、きっと綺麗な紅葉を魅せてくれるんだと思います。
デバッグには E-M1 と70D を入れてきましたが、
特にキャノンの70D 、最近あまり使っていなかったので光の加減がいまいち。
もう少し、連れ出さないといけないな等と。
季節も良くなったし、散歩をもっとしないとカメらたちも可愛そうだな。
カメラの相棒たちと共にもちろん Walkman も。
この日聴いていたのは、エレーヌ・グリモー " MEMORY "
サティ、ドビュッシー、ショパン、シルヴェストロフ等の美しく繊細な曲が15曲。
シルヴェストロフ:バガテル第1番
ドビュッシー:アラベスク第1番
シルヴェストロフ:バガテル第2番
サティ:グノシエンヌ第4番
ショパン:ノクターン第19番
サティ:グノシエンヌ第1番
サティ:ジムノペディ第1番
サティ:冷たい小品~ゆがんだ踊り 第1曲
ドビュッシー:レントより遅く
ショパン:マズルカ第13番 Op.17-4
ショパン:ワルツ第3番
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲)
ドビュッシー:夢想
サティ:冷たい小品~ゆがんだ踊り 第2曲
ニティン・ソーニー:ブリージング・ライト
どの曲もこころに響く美しい旋律の曲ばかり。
グリモーの演奏、
一つも余計な音はなく、余計な響はなく、
記憶を呼び覚ます瞑想の一時を醸し出す音たちは必然的。
MEMORY はあの頃と今を繋ぐ、心の引き出しに大切にしまったものたち。
静謐さを感じる東慶寺の境内、
久しくしていなかったけれど、グリモーの奏でる心地よいピアノに誘われて、
こころの引き出しから、あの頃のことを一つ二つ。
静謐な大切な一時。
ゆっくりと秋を感じさせる境内で、一人だけの " MEMORY " コンサート。
紅葉のことが心配で、
円覚寺にも行ってみることにしました。
門前のもみじたちは、やはり塩害なのでしょうね。
とがっているはずの葉っぱの先は茶色く縮れていました。
ここも、
あっちのもみじも…。
円覚寺で一番気に入っているもみじの具合が心配になりましたが、
本堂を超え妙香池の奥の方は大丈夫なようでした。
ほっ !!
エレーヌ・グリモー " MEMORY "
サティ、ドビュッシー、ショパン、シルヴェストロフ等、幾人かの作品が散りばめられていますが、
有機的につながっている感じがして、
" MEMORY " という一つの作品の様です。
それでいて、聴いていると一曲一曲、
ショパンの、サティの、ドビッシーなどの個性も感じられてとても面白い。
シルヴェストロフは初めて聴きました。
バガテル第1番も・・・。 でも、とても素敵な曲。
静かな真夜中の森の中。
黒く静かな湖にこずえの間から一筋の月あかり…。
さざ波に月の光たちが遊んでいる様。
これからの秋の夜長に、
美味しいお酒を飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごすのにぴったりな曲。そして、
" MEMORY " の最初の曲にも、ぴったりな曲だなと。
北鎌倉の秋のはじまり。
花たちに挨拶をして、" MEMORY " 、素敵なアルバムを聴いて、
とても良い時間をすごしました。
帰る前に予約して(お願いしてから30分くらいかかります)、北鎌倉の光泉さんのいなり寿司を買いました。
ツバキ文具店で、鳩子たちも男爵に買ってもらって食べたいなり寿司。
久し振りでしたが、
少し濃い目の味がお揚げにジュッとしみ込んでいて、とっても美味しかったです。
美味しいものを頂く時はエビスビール ? いつもよりちょっと高めのビールを頂きましたが、
駅のニューデイズで買うと、電車のヘッドマークチャームが付いていました。
(この後しばらくエビスを買ってきて5つゲットしました 笑 )
美少女でデビューしたグリモーも50歳なんですね。前作のWATER 、そして今回の MEMORY 。
コンチェルトやソナタのアルバムだけでなくて、ジャンルを超たピアニストになってきたのかな。
表現者、アーティスト。 エレーヌ・グリモーなんだなと、今回のアルバムを聴いてそう思いました。
これからますます目が離せないピアニストだなと。
この秋、来日してコンサートがいくつか予定されていましたが、肩の調子が悪いとのことで全てキャンセルとなったとのこと。
チケットを買われた方は残念でしたけれど、早く肩の調子を戻し、又、早めに来日して欲しいなと思います。
PV を貼っておきますが、曲は3曲目の シルヴェストロフ:バガテル第2番です。
" 2018/10/ 21 Kitakamakura Tokeiji & Enkakui & Herene Grimaud MEMORY "