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ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~&映画:20181118 [読んだ本]

ここのところ、バタバタとしていて、部屋にいると根が生えずっといてしまうのです。でも、

前売り券を買っておいたし、映画館なら静かで休息にも良いのかも?


朝一番の回の席を予約しておいて、18日日曜日、桜木町のブルク13まで「ビブリア古書堂の事件手帖」を見に行ってきました。

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栞子が入院していないこと、「晩年」を燃やすのではなくて海に投げること(ネタばれごめんなさい)、

体格が良くて力持ちの大輔が、犯人と争って負けそうになることと etc etc…(野村周平君弱すぎです^^; )、

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脚色され原作とは色々と違うところがありましたが、

約2時間、休息とか寝てしまうとか、そんなことは一切なく、ずっとスクリーンにくぎ付けになっていました。


三島有紀子監督の「ビブリア」の世界観、

古い本たちに囲まれた小さな店、窓から差し込む優しい斜めの光たち、キラキラ輝く細かなほこりたち。

なによりも長い黒髪と黒縁眼鏡の黒木華さんは、栞子の雰囲気にぴったりでした。

パンフレットを読むと、「書き込みとアンダーラインを沢山してしまい、私のビブリアの本は売れなくなってしまいました」と三島有紀子監督。

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かなり前ですが、この作品はテレビでドラマでも放映されました。

あの時は栞子の妹ではなく弟だったし、栞子もかなりイメージが違っていたので今回も? 、

映像をみるのが少し怖かったけれど、


映画は、三島監督が原作を読み込んだ上できちんとしたビブリアの世界を作ってくれていました。

これならばビブリア古書堂の事件手帖ファンとして、許せるなと(僭越至極な話です ^^; )。

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映画を見に行ったのは、そもそも ?

前売りの「ムビチケカード」に「ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~ 特別版」の小冊子が付いてくるので、それを読みたくて買ったのです。

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9月22日に一年ぶりに出た「ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~」と、

前作の「ビブリア古書堂の事件手帖~とびらこと栞子さんと果てない舞台」とを繋ぐという小冊子がどうしても読んでみたかった。

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小冊子、

シリーズ第一巻の最初に出てくる大輔の思い出の本「グリとグラ」
(大輔はある出来事があって本が読めない体質になってしまうのですが、その前、小さな頃には本も好きでその思いでの本です)、

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それと、最新作の第一話「カラタチの花 北原白秋童謡集」が関係していて(口ずさむメロディー)、

三上 延さんなかなかやるな。

一冊一冊だけでなく、全体の構成もちゃんと考えているんだなと。b^^


最新作では、

結婚して大輔と栞子さんの間には扉子という女の子が生まれていました。

この子、ミニ栞子さん? いやそれよりも、本に関してもっとスーパーかもしれません?  笑

この扉子もお話に加わって、ビブリアファミリーの「その後」のお話が綴られて行きます。


三上さんが7巻の終わりに書いていましたが、7巻で一応の区切りをつけたビブリア、

でもこれからも、書き足りなかったこと等、登場人物達のことを綴っていきたい。

その言葉通り、最新刊を届けてくれました。

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まだまだ、これからもビブリア古書堂の事件手帖の世界を、ぼくたちに楽しませてくれると思うと、

何だか嬉しくなります。

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映画から帰って来て、

梅干しを乗せたカツ丼を頂きました。

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映画に出てきた、大輔のおばあちゃんの思い出の味のカツ丼。

どうして? グリーンピースでなくて梅干しなのか?

これもおばあちゃんの秘密… ^^

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ビブリア古書堂の事件手帖、映画も最新刊も沢山、楽しませてくれました。

原作と映画とどこが違っているか探しながら見てみるのも、面白いかも ?

主題歌も良いな。サザンなんですね。


本好きをいつも楽しませてくれるビブリア古書堂の事件手帖シリーズ。最新刊も期待通りでした。

そうそう、本好きと言えば、活版印刷のシリーズ「活版印刷三日月堂」の最新作もとっても面白かったです。

忘れないうちにブログにも残しておきたいと思っています。


" 2018/11/18 Biburia Old Book Store "
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