マリク・ヤノフスキ指揮_N響第9コンサート2018:20181222 [音楽]
コンサート、
毎年、気に入りの演奏家やオケのものをプログラムを楽しみつつ選んで、いくつかですが聴きに行くことができています。
最近だと、ピリスさん、田部京子さん、松田華音さん、ピエタリ・インキネンと日本フィルetcetc…中心ですが、
じぶんの中ではイベント化しているものもあって、毎年欠かさずにいるのはゴールデンウィークの丸の内
「ラ・フォル・ジュルネ」と年末のN響の第9。
行かないと、新緑のきらきらの光たちの輝きもいまいちに感じてしまうし、
大好きな餅を頂く食欲、新しい年を迎える心構えも全然できはしません。
今年も無事に年を越すために、12月22日の土曜日、渋谷NHKホール迄N響の第9を聴きに行って来ました。
指揮 : マレク・ヤノフスキ
ソプラノ : 藤谷佳奈枝
メゾソプラノ : 加納悦子
テノール : ロバート・ディーン・スミス
バリトン : アルベルト・ドーメン
合唱 : 東京オペラシンガーズ
管弦楽 : NHK交響楽団
マレク・ヤノフスキはポーランドの指揮者。
1939年生まれというので79歳。父親はポーランド人で母親はドイツ人。ケルン音楽大学であのヴォルフガング・サヴァリッシュに指揮法を習ったそうです。
じぶんは今回初めてマレク・ヤノフスキの演奏を聴きましたが、日本にもここ数年のうちに何回か来ていて、N響を指揮しているとのことです。
何回も来ているっていうことはN響との相性も良いのでしょうね。
演奏、
第1楽章はテンポ少し早めだったでしょうか。
これぞ!! ベートーベン!! 終盤はシュトルム・ウント・ドランクでした~~!!
良いな第9、良いな正統派ドイツクラシック !! この1楽章だけで結構満足してしまいました。
勿論、煌めくリズムのスケルツォは、隣の人に悪いので我慢しましたが、体全体でリズムに合わせたくなるのを必死でこらえるほどキラキラの輝きでしたし、
指揮者が「第9の中で一番大切な楽章である」とパンフレットに書いていた、第3楽章のアダージョでは、
静謐で深遠な旋律が厳かに奏でられ、じぶんの様な煤けて十分に汚れちまった心にも、奥の奥の方まで浸みいり、音楽による浄化です。
第4楽章、
ソロの歌手たちも勿論ですが、さすが東京オペラシンガーズです !!
そんなに良い席ではなかったものの、聴覚だけでなく体全体で音達を感じることができました。
第9の合唱
'' 抱き合おう 数百万の人々よ !
この接吻を 全世界に
兄弟たちよ 星空の上には
愛する父が 住んでいるに違いない ''
やっぱりこれを聴かないと~です。
70分くらいのコンサートでしたが、マリク・ヤノフスキとN響のベートーベン第9交響曲、
今年一年の間にたくさん溜まってしまった、ちりやほこりや心の煤を綺麗に吹き飛ばしてくれました。
すっきり、くっきり、こころは軽く、これで新しい年を迎えられます。
NHKホールを出るとこれも恒例の「青の洞窟」。
今年のイベントとして、Google との協賛でスノードームが登場しています。
来た時にちらっと横目で見たあのドーム、確かに「OK Google」という文字が浮かんでいました。
青の洞窟の写真を撮っていたら、あっ…?
雪 ?
わぁ~、すごーーい。綺麗~ !!
見ていたみんなから歓声です。
ドームから青の泡のようなものが夜空に昇って行って、
見ていると、
海のものすごく深いところに居るかのような、そんな錯覚も感じたり…。
渋谷という都会の一角、たくさんの人たちと一緒にいることを忘れてしまうかのようでした。
こんな光景を見ることも出来て、今年も第9を聴きに来て良かったな。
駅までの表通りは毎年のように混雑しているので、
いつものように裏道を歩きました。
この渋谷の裏道も好きな通りです。
さて、お腹が減りました。
家を通り越して桜木町まで。
たまには和食もいいなということで、
ランドマークタワーの中の「美濃吉」さんで、先ずは冷たいビールです。
心の煤がなくなったせい ? とても美味しかった。
食前酒に前菜は「冬の彩り盛り合わせ」。
椀は「カニの真蒸」。
真蒸はカニの実がたくさん巻いてあって、うまうま !!
向付の刺身ももちろん、
選んだ「旬菜の黒毛和牛の炙り焼き」は、ほうば味噌で頂きましたが、贅沢なお味。
鉢ものの揚海老芋はかなり久しぶりの味。
昔、京都丸山公園の平野家本家さんで頂いた「いもぼう」を思い出しました。
ご飯は穴子ご飯。
穴子の天ぷらと白いご飯にかけられた「つゆ」はちょうど良いお味。
丼ぶりで頂きたいほどです、もっと食べたかった。
葛切りも京都の味です。
黒蜜との相性抜群で…美味い!! の一言也です。
最後にお薄でご馳走様。
この日の締めくくり !!
今年もピリスをはじめ、10幾つかのコンサートに行くことができました。
来年も2月にカティア・ブニアティシヴィリ、クラシックでないけれどTOTO。
フィンランド帰りで楽しみなインキネンと日本フィルのシベリウスは4月と6月。
8月には松田華音さんの前売チケットをゲットしています。
でも、やっぱり来年も最後はN響の第9なのだろうな。
今年も家に帰ってから余韻で、フルトヴェングラー、スイトナー、ハンス・シュミットイッセルシュタット、
プロムシュタット等が指揮をするCD をずっと聴いていました。
気が付くとベートーベンを聴くのって一年ぶり ?
昨年も、もしかすると第9を聴いてきた後だけだったかもしれません。 ^^;
来年は原点回帰 ? ベートーベンやブラームス、そしてモーツアルトを少し多めに聴いてみようかなと思う、
じぶんなのでした。
今年2018年、色々とあった年も本当にわずかです。
もう一度くらいは? 休みになったからブログも更新したいと思うのですが、大掃除もしていないし、年賀状もまだ少し…。
たぶんこれで今年最後になるかな。
とりあえず、
今年も拙いブログにお越し頂きありがとうございました。
ほぼ、同じように拙さを引っ張り続けると思いますが、来年もよろしくお願いします。
みなさん、良い年末で良いお年をお迎えください m(_ _)m
" 2018/12/22 Beethoven 9th Symphony Concert NHK SO "
毎年、気に入りの演奏家やオケのものをプログラムを楽しみつつ選んで、いくつかですが聴きに行くことができています。
最近だと、ピリスさん、田部京子さん、松田華音さん、ピエタリ・インキネンと日本フィルetcetc…中心ですが、
じぶんの中ではイベント化しているものもあって、毎年欠かさずにいるのはゴールデンウィークの丸の内
「ラ・フォル・ジュルネ」と年末のN響の第9。
行かないと、新緑のきらきらの光たちの輝きもいまいちに感じてしまうし、
大好きな餅を頂く食欲、新しい年を迎える心構えも全然できはしません。
今年も無事に年を越すために、12月22日の土曜日、渋谷NHKホール迄N響の第9を聴きに行って来ました。
指揮 : マレク・ヤノフスキ
ソプラノ : 藤谷佳奈枝
メゾソプラノ : 加納悦子
テノール : ロバート・ディーン・スミス
バリトン : アルベルト・ドーメン
合唱 : 東京オペラシンガーズ
管弦楽 : NHK交響楽団
マレク・ヤノフスキはポーランドの指揮者。
1939年生まれというので79歳。父親はポーランド人で母親はドイツ人。ケルン音楽大学であのヴォルフガング・サヴァリッシュに指揮法を習ったそうです。
じぶんは今回初めてマレク・ヤノフスキの演奏を聴きましたが、日本にもここ数年のうちに何回か来ていて、N響を指揮しているとのことです。
何回も来ているっていうことはN響との相性も良いのでしょうね。
演奏、
第1楽章はテンポ少し早めだったでしょうか。
これぞ!! ベートーベン!! 終盤はシュトルム・ウント・ドランクでした~~!!
良いな第9、良いな正統派ドイツクラシック !! この1楽章だけで結構満足してしまいました。
勿論、煌めくリズムのスケルツォは、隣の人に悪いので我慢しましたが、体全体でリズムに合わせたくなるのを必死でこらえるほどキラキラの輝きでしたし、
指揮者が「第9の中で一番大切な楽章である」とパンフレットに書いていた、第3楽章のアダージョでは、
静謐で深遠な旋律が厳かに奏でられ、じぶんの様な煤けて十分に汚れちまった心にも、奥の奥の方まで浸みいり、音楽による浄化です。
第4楽章、
ソロの歌手たちも勿論ですが、さすが東京オペラシンガーズです !!
そんなに良い席ではなかったものの、聴覚だけでなく体全体で音達を感じることができました。
第9の合唱
'' 抱き合おう 数百万の人々よ !
この接吻を 全世界に
兄弟たちよ 星空の上には
愛する父が 住んでいるに違いない ''
やっぱりこれを聴かないと~です。
70分くらいのコンサートでしたが、マリク・ヤノフスキとN響のベートーベン第9交響曲、
今年一年の間にたくさん溜まってしまった、ちりやほこりや心の煤を綺麗に吹き飛ばしてくれました。
すっきり、くっきり、こころは軽く、これで新しい年を迎えられます。
NHKホールを出るとこれも恒例の「青の洞窟」。
今年のイベントとして、Google との協賛でスノードームが登場しています。
来た時にちらっと横目で見たあのドーム、確かに「OK Google」という文字が浮かんでいました。
青の洞窟の写真を撮っていたら、あっ…?
雪 ?
わぁ~、すごーーい。綺麗~ !!
見ていたみんなから歓声です。
ドームから青の泡のようなものが夜空に昇って行って、
見ていると、
海のものすごく深いところに居るかのような、そんな錯覚も感じたり…。
渋谷という都会の一角、たくさんの人たちと一緒にいることを忘れてしまうかのようでした。
こんな光景を見ることも出来て、今年も第9を聴きに来て良かったな。
駅までの表通りは毎年のように混雑しているので、
いつものように裏道を歩きました。
この渋谷の裏道も好きな通りです。
さて、お腹が減りました。
家を通り越して桜木町まで。
たまには和食もいいなということで、
ランドマークタワーの中の「美濃吉」さんで、先ずは冷たいビールです。
心の煤がなくなったせい ? とても美味しかった。
食前酒に前菜は「冬の彩り盛り合わせ」。
椀は「カニの真蒸」。
真蒸はカニの実がたくさん巻いてあって、うまうま !!
向付の刺身ももちろん、
選んだ「旬菜の黒毛和牛の炙り焼き」は、ほうば味噌で頂きましたが、贅沢なお味。
鉢ものの揚海老芋はかなり久しぶりの味。
昔、京都丸山公園の平野家本家さんで頂いた「いもぼう」を思い出しました。
ご飯は穴子ご飯。
穴子の天ぷらと白いご飯にかけられた「つゆ」はちょうど良いお味。
丼ぶりで頂きたいほどです、もっと食べたかった。
葛切りも京都の味です。
黒蜜との相性抜群で…美味い!! の一言也です。
最後にお薄でご馳走様。
この日の締めくくり !!
今年もピリスをはじめ、10幾つかのコンサートに行くことができました。
来年も2月にカティア・ブニアティシヴィリ、クラシックでないけれどTOTO。
フィンランド帰りで楽しみなインキネンと日本フィルのシベリウスは4月と6月。
8月には松田華音さんの前売チケットをゲットしています。
でも、やっぱり来年も最後はN響の第9なのだろうな。
今年も家に帰ってから余韻で、フルトヴェングラー、スイトナー、ハンス・シュミットイッセルシュタット、
プロムシュタット等が指揮をするCD をずっと聴いていました。
気が付くとベートーベンを聴くのって一年ぶり ?
昨年も、もしかすると第9を聴いてきた後だけだったかもしれません。 ^^;
来年は原点回帰 ? ベートーベンやブラームス、そしてモーツアルトを少し多めに聴いてみようかなと思う、
じぶんなのでした。
今年2018年、色々とあった年も本当にわずかです。
もう一度くらいは? 休みになったからブログも更新したいと思うのですが、大掃除もしていないし、年賀状もまだ少し…。
たぶんこれで今年最後になるかな。
とりあえず、
今年も拙いブログにお越し頂きありがとうございました。
ほぼ、同じように拙さを引っ張り続けると思いますが、来年もよろしくお願いします。
みなさん、良い年末で良いお年をお迎えください m(_ _)m
" 2018/12/22 Beethoven 9th Symphony Concert NHK SO "