北鎌倉東慶寺&円覚寺の桜たち 星の王子さまと春の歌:20190331 [鎌倉]
年を取ったせい? 昔ほどではなくなった気がするけれど、やはりこの季節の毎日を過ごすのは大変です。
マスクと目薬は手放せないし、なるべく飲まないようにしているけれど飲み薬も…。 結果、
出かける気力はなくて、休みでも自分の部屋でゆっくりな時間を過ごすことが多くなります。
それはそれで、
たまっている本を読みながら好きな曲とお酒で(飲み過ぎるとくしゃみが酷くなるので注意です ^^; )
過ごせるから良いのですが。
先週の日曜日のこと。
それでもゴールドブレンドを飲みながら、新潮文庫の「星の王子ま」の4つのとげのある花のことを読んでいて、
急に北鎌倉の桜たちのことがとても気になりました。 " 大切なものは目に見えない "
今日出かけないと会えないかもしれない。
目薬を差し、クロレッツのオリジナルミントの粒ガムを2つ口に入れて、しっかりとマスクで顔を覆いました。
デバッグに E-M1 と E-M5 Mr2 を入れて、星の王子さまとWalkman を連れて北鎌倉まで。
しばらく引きこもっていましたが、春は光や空気の艶やかさで感じるものだなと。
柔らかく、たおやかな暖かい光たち。
昨日の雨のせいでしょうか、しっとりとした朝の空気は、本当ならマスクを外して精一杯に吸いこみたい。
いつものようにお参りをさせて頂くと、
本堂前の枝垂桜は咲き始め。今週あたり見頃かもしれないなと。
大きなミツマタの樹はなくなってしまったけれど、二代目?
そのすぐそばに可愛いミツマタの花が咲いていました。" 頑張って大きく "
こころの声が届くといいな。
庭の奥の方には海棠でしょうか、蕾をたくさんつけています。
雨の名残りのキラキラ。
花にも緑の葉っぱにも、サクランボの様な蕾たちにもたくさん付いて朝日に輝いているのでした。
東慶寺の海棠も今週くらい。
初々しいミツマタの花の先に緑の葉っぱ。
カラフルなうさぎの様で可愛い 笑
オオベニカシワも真っ赤な葉っぱを育成中。
いつ見ても優し気なバイモユリ ♪
来るのが少し遅かった? 緋桃は終わりの頃でした。
でも、たくさんの春の花たちに会うことができたし(鈴の様なスノーフレークにも)、
なにより、
春の光たち、艶やかでしっとりとした輝きの初々しい光たちの世界で一時を過ごすことができました。
きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみがバラのために費やした時間とこころなんだ、
4つのとげのある花…、かけがえのない王子さまの赤いバラ。
平成最後の北鎌倉の花たちも、じぶんにとってきっと同じなんだなぁ等と思いながら、東慶寺を後にして、
質実剛健の鎌倉を代表する桜たちに会いに円覚寺さんへ。
出かけてくる前に連れて行く曲をどうしようかと考えました。色々、etc etc…???
「春」の名前の付く曲を、一人の北鎌倉コンサートで聴こうと、
ヴィヴァルディ「四季」の第一楽章「春」
シューマン「交響曲第1番」「春」
ストラヴィンスキー「春の祭典」
モーツアルト「春への憧れ」
ヨハン・シュトラウス2世「春の声」
ベートーベン「ヴァイオリンソナタ第5番 春」
花や春を連想させるものまで入れると、クラシックの曲だけでもたくさんあるのに今更ながらに気が付きました。
「春」と言う季節は音楽の世界でも特別なのかもしれないな…等々、思って、迷って結局、
この日の北鎌倉散歩に連れて行ったのは、
マイブームが続いているメンデルスゾーンのピアノ曲、
「無言歌集」
大好きなピアニスト田部京子さんのCD からにしました。
メンデルスゾーン「無言歌曲集」、
メンデルスゾーンによって作曲された一連のピアノ独奏のための作品集。全部で8巻ありそれぞれ6曲ずつ。
48曲の内、田部さんは25曲をピックアップして演奏しています。
甘い思い出、後悔、狩の歌と続く曲たちもそれぞれ個性的で素敵な曲ですが、
春ですから、やっぱりこの曲 !!
作品62‐6 イ長調 アレグレット・グラツィオーソ 《春の歌》
無言歌集の中でも最も有名な曲、と言うより、
クラシック音楽の中で最も有名な曲の一つですよね。
楽譜の冒頭に「春の歌のように」( Frühlingslied genannt )という発想標語があるので、この名前で呼ばれているとか。
春の曲をと考えてとすると、少しべた過ぎるかもしれませんが、
この日の北鎌倉の春の光たちにはぴったりだったなと b^^
満開に近い桜たちをファインダー越しに眺めながら、一人だけの Walkman コンサートです。
ピリスが実質的に引退してしまい、カティア・ヴニアティシヴィリのシューベルトのコンサートはキャンセル。
でも、ちゃんと ?
7月26日の田部さんのチケットは取れています (笑)。シューベルトのソナタの中でも可愛らしくて大好きなD.664 を弾いてくれます。今からとても楽しみ ♪
通い始めてどのくらい経つんだろう ?
ブログがもう10年以上になるから、北鎌倉の桜たちとの付き合いも結構長くなるなと。
あの桜は咲いただろうか ?
光の当たり具合はどう ?
去年はあまり元気なかったけれど、あの木の花は今年は ? etc etc …。
そう言えばあの花を見ながらあんなことを思っていたっけ。
あの年はあいつと…。
花の寺、花の北鎌倉です。花暦をずっと大切にしていますが、春の桜は、
今更ながらですが、
たくさん通って、写真に姿を、こころにもしっかりとおさめて、
たくさんの花の中でも大切な花。じぶんにとってはかけがえのない花なんだなと気が付きました。
今年も花粉もあるけれど訪れて良かった。
年を毎年取って、それにつれ活動量は落ちるかもしれないし、感じる心も鈍くなるのかもしれないけれど、
一年に一度のかけがえのない花たちとの出会い、
色々なことを思い出させてくれて、新しいものを魅せてくれます。
これからもずっと大切にしたいと思いました。
それにしても、カメラたち相棒たちも、そろそろ外に連れ出してやらないと… ^^;
" 2019/03/31 Kitakamakura Cherry Blossoms & The Little Prince & Lider Ohne Worte "
マスクと目薬は手放せないし、なるべく飲まないようにしているけれど飲み薬も…。 結果、
出かける気力はなくて、休みでも自分の部屋でゆっくりな時間を過ごすことが多くなります。
それはそれで、
たまっている本を読みながら好きな曲とお酒で(飲み過ぎるとくしゃみが酷くなるので注意です ^^; )
過ごせるから良いのですが。
先週の日曜日のこと。
それでもゴールドブレンドを飲みながら、新潮文庫の「星の王子ま」の4つのとげのある花のことを読んでいて、
急に北鎌倉の桜たちのことがとても気になりました。 " 大切なものは目に見えない "
今日出かけないと会えないかもしれない。
目薬を差し、クロレッツのオリジナルミントの粒ガムを2つ口に入れて、しっかりとマスクで顔を覆いました。
デバッグに E-M1 と E-M5 Mr2 を入れて、星の王子さまとWalkman を連れて北鎌倉まで。
しばらく引きこもっていましたが、春は光や空気の艶やかさで感じるものだなと。
柔らかく、たおやかな暖かい光たち。
昨日の雨のせいでしょうか、しっとりとした朝の空気は、本当ならマスクを外して精一杯に吸いこみたい。
いつものようにお参りをさせて頂くと、
本堂前の枝垂桜は咲き始め。今週あたり見頃かもしれないなと。
大きなミツマタの樹はなくなってしまったけれど、二代目?
そのすぐそばに可愛いミツマタの花が咲いていました。" 頑張って大きく "
こころの声が届くといいな。
庭の奥の方には海棠でしょうか、蕾をたくさんつけています。
雨の名残りのキラキラ。
花にも緑の葉っぱにも、サクランボの様な蕾たちにもたくさん付いて朝日に輝いているのでした。
東慶寺の海棠も今週くらい。
初々しいミツマタの花の先に緑の葉っぱ。
カラフルなうさぎの様で可愛い 笑
オオベニカシワも真っ赤な葉っぱを育成中。
いつ見ても優し気なバイモユリ ♪
来るのが少し遅かった? 緋桃は終わりの頃でした。
でも、たくさんの春の花たちに会うことができたし(鈴の様なスノーフレークにも)、
なにより、
春の光たち、艶やかでしっとりとした輝きの初々しい光たちの世界で一時を過ごすことができました。
きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみがバラのために費やした時間とこころなんだ、
4つのとげのある花…、かけがえのない王子さまの赤いバラ。
平成最後の北鎌倉の花たちも、じぶんにとってきっと同じなんだなぁ等と思いながら、東慶寺を後にして、
質実剛健の鎌倉を代表する桜たちに会いに円覚寺さんへ。
出かけてくる前に連れて行く曲をどうしようかと考えました。色々、etc etc…???
「春」の名前の付く曲を、一人の北鎌倉コンサートで聴こうと、
ヴィヴァルディ「四季」の第一楽章「春」
シューマン「交響曲第1番」「春」
ストラヴィンスキー「春の祭典」
モーツアルト「春への憧れ」
ヨハン・シュトラウス2世「春の声」
ベートーベン「ヴァイオリンソナタ第5番 春」
花や春を連想させるものまで入れると、クラシックの曲だけでもたくさんあるのに今更ながらに気が付きました。
「春」と言う季節は音楽の世界でも特別なのかもしれないな…等々、思って、迷って結局、
この日の北鎌倉散歩に連れて行ったのは、
マイブームが続いているメンデルスゾーンのピアノ曲、
「無言歌集」
大好きなピアニスト田部京子さんのCD からにしました。
メンデルスゾーン「無言歌曲集」、
メンデルスゾーンによって作曲された一連のピアノ独奏のための作品集。全部で8巻ありそれぞれ6曲ずつ。
48曲の内、田部さんは25曲をピックアップして演奏しています。
甘い思い出、後悔、狩の歌と続く曲たちもそれぞれ個性的で素敵な曲ですが、
春ですから、やっぱりこの曲 !!
作品62‐6 イ長調 アレグレット・グラツィオーソ 《春の歌》
無言歌集の中でも最も有名な曲、と言うより、
クラシック音楽の中で最も有名な曲の一つですよね。
楽譜の冒頭に「春の歌のように」( Frühlingslied genannt )という発想標語があるので、この名前で呼ばれているとか。
春の曲をと考えてとすると、少しべた過ぎるかもしれませんが、
この日の北鎌倉の春の光たちにはぴったりだったなと b^^
満開に近い桜たちをファインダー越しに眺めながら、一人だけの Walkman コンサートです。
ピリスが実質的に引退してしまい、カティア・ヴニアティシヴィリのシューベルトのコンサートはキャンセル。
でも、ちゃんと ?
7月26日の田部さんのチケットは取れています (笑)。シューベルトのソナタの中でも可愛らしくて大好きなD.664 を弾いてくれます。今からとても楽しみ ♪
通い始めてどのくらい経つんだろう ?
ブログがもう10年以上になるから、北鎌倉の桜たちとの付き合いも結構長くなるなと。
あの桜は咲いただろうか ?
光の当たり具合はどう ?
去年はあまり元気なかったけれど、あの木の花は今年は ? etc etc …。
そう言えばあの花を見ながらあんなことを思っていたっけ。
あの年はあいつと…。
花の寺、花の北鎌倉です。花暦をずっと大切にしていますが、春の桜は、
今更ながらですが、
たくさん通って、写真に姿を、こころにもしっかりとおさめて、
たくさんの花の中でも大切な花。じぶんにとってはかけがえのない花なんだなと気が付きました。
今年も花粉もあるけれど訪れて良かった。
年を毎年取って、それにつれ活動量は落ちるかもしれないし、感じる心も鈍くなるのかもしれないけれど、
一年に一度のかけがえのない花たちとの出会い、
色々なことを思い出させてくれて、新しいものを魅せてくれます。
これからもずっと大切にしたいと思いました。
それにしても、カメラたち相棒たちも、そろそろ外に連れ出してやらないと… ^^;
" 2019/03/31 Kitakamakura Cherry Blossoms & The Little Prince & Lider Ohne Worte "