北鎌倉東慶寺&カティア・ブニアティシヴィリ_シューベルト:20190907
夏風邪がなかなか抜けないなぁと思っていたら、ぶり返しで9月の初めは仕事も休んでしまいました。
ようやく熱も下がり、しつこかった喉のいがいが具合もまあまあになった週末。
突然、台風15号が南海上に登場し日曜日からは天気が荒れ模様になると、NHKの天気予報では南さん。
8月24日に北鎌倉に行きましたが、その後の秋の花たちが気になり、彼岸花にはまだ早いのだろうなと思いつつ、
白と黒の可愛いネコ君に再び会いたいなとの淡い期待もありました。
E-M1 には50-200、それとこの日は古い相棒のE-520 に14-54を付けて連れて行くことに。
たまには連れ出してあげないと、まだまだ隠居には早いのです !!
文庫本は石田衣良さんのIWGP シリーズ「裏切りのホワイトカード」。
Walkman には、カティア・ブニアティシヴィリのシューベルト作品集。D.960とかが入っています。
この前買ったコンバースの真っ白なジャック・パーセルを履いて横須賀線で北鎌倉まで。
台風が来る前の北鎌倉は、真っ青な空と真夏の白い雲の良過ぎるほどの天気。朝から太陽パワーが炸裂で、駅舎から出て歩き出せば汗汗。
しゃもじ柄の広島プチタオル、広島の駅で気に入って買ってきましたが、ポケットから取り出し額を拭き拭き。
それでも、北鎌倉の空気はフレッシュさ満点で、病み上がりのじぶんの喉を潤してくれます。
やっぱり北鎌倉は良いなぁ~。この風とこの光とこの木々との感じが大好きです。
東慶寺さんの山門をくぐれは、
み~んみん、み~んみ~んみん。ミンミンゼミとアブラゼミとの大合唱。時折、ツクツクボウシの独奏も。
石畳の水をまいた後には、ビロードの様な綺麗な翅のカラスアゲハでしょうか、黒い蝶。
じぶんが近付いても一心不乱に、
吸水に夢中の様子。
暑い境内です。
蝶たちも喉が渇くのですね。
すると、急に気が付いたよう。
慌てて飛んでいきました。せっかく水を飲んでいたのに邪魔をしてごめんなさい。
8月24日に来た際には一輪二輪でしたが、シュウメイギクも花の数を増やしていました。
暑い日差しですが、 それでも、
作る影には秋の気配。
次の季節ももうそこまで…。
Walkman からは、シューベルトピアノソナタ第21番変ロ長調 D.960。シューベルト最後のピアノソナタ。
カティア・ブニアティシヴィリ。
村上春樹さんの本で知って聴き始めたシューベルトのピアノソナタには、20番、13番等素敵な曲が沢山あるのですが、
最後の曲との思い入れもあるのかな、一番聴くことが多く、そして、一番感動してしまう曲。
深遠さや緊張感、そして軽やかな仄かな明るさも垣間見られ、シューベルトはそんな気はなかったのだろうけれど、音楽の神様が書かせてしまったのか、
生と言うものを一つ上の場所から俯瞰している様な…そんな曲だなと。
カティア・ブニアティシヴィリの演奏はすごいです。
テンポとリズム、強弱は自由に揺れる感じ、アゴーギグとディナーミック。
日本画の間の様な余韻も…。
楽譜に忠実と言うよりも、曲の持つ意思がカティア・ブニアティシヴィリのエモーションとなり伝わって、
最上級の優しさに包まれる感じ…。
こんなD.960 は聴いたことがありませんでした。
東慶寺さんの境内で、
カティア・ブニアティシヴィリの奏でる優しさと淡い光のシューベルトに包まれていました。
カティア・ブニアティシヴィリ、デビューの頃から追っかけているじぶんお気に入りのピアニストの一人です。
ジョージア出身で、アルゲリッチなども実力を認めているように演奏は迫力もあり、自由奔放かと思うとものすごいリリシズムで感動しまくり、そして、
コンサートに行けばその美貌にくぎ付けです ^^;
本当は今年、このシューベルトをライヴで聴けるはずでした。
体調が悪くなったとのことで、残念でしたが来日できずコンサートはキャンセル。
来年は是非来て欲しいな。
曲が終わってふと気が付くと、
再び、み~んみん、み~んみ~んみんです。結構長い時間東慶寺さんにいたようです。
そうそう、この日、さる1号さんにお会いしました。何となくお会いするのではないかなと思っていましたが、
やはり、来るならこの日しかないなと、いらしたとのこと。北鎌倉好きはみんな同じなんだなと。 笑
センニンソウが咲いていました。
この花もここ東慶寺でしか見たことのない花です。
痩果に付く綿毛が仙人の髭の様で、この名前とのことです。
花の終わりの頃に来ると長い白いひげが見られるので、その頃また来なくては。
知らないうちに結構な汗。
日陰は涼しいものの、写真を撮るのに一生懸命になっていると、汗びっしょりになっていました。
急いで水分補給。
マグボトルに入れてきた冷たい麦茶を頂きました。
この日出会った黒い蝶の気持ちがよく分かりました。
吉野さんでコーヒーでも頂いて涼みたかったのですが、まだ準備中。
明月院に行ってみようかと、踏切を渡って、
鼻の? 口の? 大きな豚君のお店の前を通って、
明月院、でしたが…、
あの丸窓のところを工事中とのこと。 そうなんだと、今回はあきらめて、
いつものBoon Bakery さんでパンを買いました。
この前は奥さんでしたが、今回はシェフハットをかぶったご主人がお店に。
焼き立てパンがいっばい。甘くて香ばしくて、良い香りは、
お店に入るだけで幸せになります。
成城石井でイタリアワインと、イタリアのビールモレッティも買ってきて、
Boon Bakery さんのパンと一緒に美味しく頂きました。
パンとチーズと赤ワインはやっぱり一番の取り合わせです。
モレッティはうれしい特製グラス付きでした。
このビール美味しいんですが、このグラスで頂くと更に更に美味になりました !!
この日も暑くて東慶寺だけのプチ散歩でしたが、そろそろ、9月も中旬。
幾分涼しくなるだろうし、秋の花たちもきっと。
今度は少し長めの散歩をしてみたいなと思いました。
カティア・ヴニアティシヴィリの21番ソナタはなかったけれど、
impromptus, Op. 90, D. 899: No. 3 In G-Flat Major がありました。
秋の夜長にはこんな曲で美味しいワインでも ♪
" 2019/09/07 Kitakamakura Tokeiji & Khatia Buniatishivili Schubert "
ようやく熱も下がり、しつこかった喉のいがいが具合もまあまあになった週末。
突然、台風15号が南海上に登場し日曜日からは天気が荒れ模様になると、NHKの天気予報では南さん。
8月24日に北鎌倉に行きましたが、その後の秋の花たちが気になり、彼岸花にはまだ早いのだろうなと思いつつ、
白と黒の可愛いネコ君に再び会いたいなとの淡い期待もありました。
E-M1 には50-200、それとこの日は古い相棒のE-520 に14-54を付けて連れて行くことに。
たまには連れ出してあげないと、まだまだ隠居には早いのです !!
文庫本は石田衣良さんのIWGP シリーズ「裏切りのホワイトカード」。
Walkman には、カティア・ブニアティシヴィリのシューベルト作品集。D.960とかが入っています。
この前買ったコンバースの真っ白なジャック・パーセルを履いて横須賀線で北鎌倉まで。
台風が来る前の北鎌倉は、真っ青な空と真夏の白い雲の良過ぎるほどの天気。朝から太陽パワーが炸裂で、駅舎から出て歩き出せば汗汗。
しゃもじ柄の広島プチタオル、広島の駅で気に入って買ってきましたが、ポケットから取り出し額を拭き拭き。
それでも、北鎌倉の空気はフレッシュさ満点で、病み上がりのじぶんの喉を潤してくれます。
やっぱり北鎌倉は良いなぁ~。この風とこの光とこの木々との感じが大好きです。
東慶寺さんの山門をくぐれは、
み~んみん、み~んみ~んみん。ミンミンゼミとアブラゼミとの大合唱。時折、ツクツクボウシの独奏も。
石畳の水をまいた後には、ビロードの様な綺麗な翅のカラスアゲハでしょうか、黒い蝶。
じぶんが近付いても一心不乱に、
吸水に夢中の様子。
暑い境内です。
蝶たちも喉が渇くのですね。
すると、急に気が付いたよう。
慌てて飛んでいきました。せっかく水を飲んでいたのに邪魔をしてごめんなさい。
8月24日に来た際には一輪二輪でしたが、シュウメイギクも花の数を増やしていました。
暑い日差しですが、 それでも、
作る影には秋の気配。
次の季節ももうそこまで…。
Walkman からは、シューベルトピアノソナタ第21番変ロ長調 D.960。シューベルト最後のピアノソナタ。
カティア・ブニアティシヴィリ。
村上春樹さんの本で知って聴き始めたシューベルトのピアノソナタには、20番、13番等素敵な曲が沢山あるのですが、
最後の曲との思い入れもあるのかな、一番聴くことが多く、そして、一番感動してしまう曲。
深遠さや緊張感、そして軽やかな仄かな明るさも垣間見られ、シューベルトはそんな気はなかったのだろうけれど、音楽の神様が書かせてしまったのか、
生と言うものを一つ上の場所から俯瞰している様な…そんな曲だなと。
カティア・ブニアティシヴィリの演奏はすごいです。
テンポとリズム、強弱は自由に揺れる感じ、アゴーギグとディナーミック。
日本画の間の様な余韻も…。
楽譜に忠実と言うよりも、曲の持つ意思がカティア・ブニアティシヴィリのエモーションとなり伝わって、
最上級の優しさに包まれる感じ…。
こんなD.960 は聴いたことがありませんでした。
東慶寺さんの境内で、
カティア・ブニアティシヴィリの奏でる優しさと淡い光のシューベルトに包まれていました。
カティア・ブニアティシヴィリ、デビューの頃から追っかけているじぶんお気に入りのピアニストの一人です。
ジョージア出身で、アルゲリッチなども実力を認めているように演奏は迫力もあり、自由奔放かと思うとものすごいリリシズムで感動しまくり、そして、
コンサートに行けばその美貌にくぎ付けです ^^;
本当は今年、このシューベルトをライヴで聴けるはずでした。
体調が悪くなったとのことで、残念でしたが来日できずコンサートはキャンセル。
来年は是非来て欲しいな。
曲が終わってふと気が付くと、
再び、み~んみん、み~んみ~んみんです。結構長い時間東慶寺さんにいたようです。
そうそう、この日、さる1号さんにお会いしました。何となくお会いするのではないかなと思っていましたが、
やはり、来るならこの日しかないなと、いらしたとのこと。北鎌倉好きはみんな同じなんだなと。 笑
センニンソウが咲いていました。
この花もここ東慶寺でしか見たことのない花です。
痩果に付く綿毛が仙人の髭の様で、この名前とのことです。
花の終わりの頃に来ると長い白いひげが見られるので、その頃また来なくては。
知らないうちに結構な汗。
日陰は涼しいものの、写真を撮るのに一生懸命になっていると、汗びっしょりになっていました。
急いで水分補給。
マグボトルに入れてきた冷たい麦茶を頂きました。
この日出会った黒い蝶の気持ちがよく分かりました。
吉野さんでコーヒーでも頂いて涼みたかったのですが、まだ準備中。
明月院に行ってみようかと、踏切を渡って、
鼻の? 口の? 大きな豚君のお店の前を通って、
明月院、でしたが…、
あの丸窓のところを工事中とのこと。 そうなんだと、今回はあきらめて、
いつものBoon Bakery さんでパンを買いました。
この前は奥さんでしたが、今回はシェフハットをかぶったご主人がお店に。
焼き立てパンがいっばい。甘くて香ばしくて、良い香りは、
お店に入るだけで幸せになります。
成城石井でイタリアワインと、イタリアのビールモレッティも買ってきて、
Boon Bakery さんのパンと一緒に美味しく頂きました。
パンとチーズと赤ワインはやっぱり一番の取り合わせです。
モレッティはうれしい特製グラス付きでした。
このビール美味しいんですが、このグラスで頂くと更に更に美味になりました !!
この日も暑くて東慶寺だけのプチ散歩でしたが、そろそろ、9月も中旬。
幾分涼しくなるだろうし、秋の花たちもきっと。
今度は少し長めの散歩をしてみたいなと思いました。
カティア・ヴニアティシヴィリの21番ソナタはなかったけれど、
impromptus, Op. 90, D. 899: No. 3 In G-Flat Major がありました。
秋の夜長にはこんな曲で美味しいワインでも ♪
" 2019/09/07 Kitakamakura Tokeiji & Khatia Buniatishivili Schubert "