日本フィル第354回横浜定期演奏会_佐渡裕指揮シベリウス2番:20200101 [音楽]
2020年のコンサート初めは1月11日(土)18時から。
昨年は12のコンサートを聴くことができましたが、どれも記憶に残る良い演奏でした。
今年も素敵なライヴに出会えるといいな。
2020年は3つのチケットを昨年のうちから取っておきました。
1月は日本フィルと佐渡さんでベートーベンとシベリウス。
3月は推しの松田華音さんとN響でチャイコフスキー。
4月は日本フィルとバイロイトも控えているインキネンのベートーベン交響曲第5番。
3月も4月もとても楽しみですが、
先ずは大好きなシベリウスの2番を佐渡さんで。
暮れなずむ横浜の港を歩きながら、みなとみらいホールへと向かいました。
曲目は、
ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.77
シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 op.43
2曲とも有名で人気のある曲。もちろん、じぶんも好きな曲です。
佐渡さんがどんな風に聴かせてくれるか、みなとみらいホールに向かう途中もわくわくでした。
ブラームスのソリストは山根一仁さん。
1995年生まれ。2010年中学校3年在学中に第79回日本音楽コンクール第1位。
レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)、増沢賞等、いくつもの賞を受賞。
これまでにバーミンガム市響、NHK交響楽団をはじめ国内外のオーケストラと共演を重ねているのだそうです。
現在24歳、新進気鋭の若手? いえいえ、中学生で日本音楽コンクールで第一位なのだから、それからもう10年余りで、キャリアも十分な名ヴァイオリニストですね。
背が高くてスリム、イケメンで女性にも人気なのでは。
交響曲第一番の作曲に21年を有したブラームスですが、このヴァイオリン協奏曲もやはりベートーベンを意識したのでしょうか。
45歳になって彼の唯一のヴァイオリンコンチェルト、この大曲を書き上げたのだそうです。
山根さんの演奏は若々しさにあふれていました。
演奏する時に長い足をくの字に折って、のけ反るようなポーズはかっこいいなと。
しばらくブラームスのヴァイオリンコンチェルト聴いていませんでしたが、この日から通勤の電車のWalkman はこの曲になりました。
佐渡さんは言わずと知れた日本の名指揮者。
但し、ライヴで聴くのはじぶんはまだ二度目です。一度目はラ・フォル・ジュルネのサプライズ登場。
小山実稚恵さんのラベルのピアノ協奏曲ト長調演奏が終わった後に突然の登場で、
やはりラベルのボレロをラムルー管弦楽団(佐渡さんが1993年から2010年まで首席指揮者を務めていました)を指揮してくれました。
友情出演だったとのことですが、とてもびっくりして、その分記憶に鮮明に残りました。
それ以来の佐渡さん。
1980年タングルウッド音楽祭で小澤征爾、レナード・バーンスタインに師事。
ウィーンに渡ってバーンスタインのアシスタントを務め、1989年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し
指揮者としてプロデビュー。
バーンスタインの流れを汲む「ヤング・ピープルズ・コンサート」の開催、
毎年12月に開催される「サントリー1万人の第九」の総監督・指揮、
テレビ朝日の『題名のない音楽会』第5代目司会者を務めるなど、多方面で活躍。
2015年9月よりウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者。
国内外で大活躍でマスコミにも多数出演しているし、今、日本で一番知られていて人気のある指揮者なのではないでしょうか。
山根さんの若々しいブラームスをサポート演奏した後、いよいよ待っていました、
シベリウスの得意な日本フィルとのシベリウス交響曲第2番です。佐渡さん、どんなシベリウスなんだろう?
わくわく。………。休憩が終わって…演奏が始まりました。
北欧の森に分け入っていく…。
葉擦れの様なざわめきを弦楽器が奏でます。日本フィルの弦楽器の音色素晴らしい。
冒頭を聴いただけで、フィンランドの森の奥の方へ。
ホールの良さも相まって弦楽器の響きはこころの奥まで響きます。金管楽器、ホルンの咆哮も素晴らしい。
年末にアラン・ギルバードの指揮で都響のマーラー第6番を聴きました。その時のホルンも良かったけれど、
日フィルのホルンはもしかすると日本で一番かもしれないなと etc etc…。
3楽章と4楽章は休みなく演奏。わぁ~4楽章いいな。
日フィルをこんな風に鳴らせる佐渡さんは、やっぱりすごい指揮者。
今までCDも含めてシベリウス交響曲第2番は、ベルグルンド指揮 ヘルシンキ・フィルハーモニー、
それから、推しのインキネンの指揮で2013年にサントリーホールでの演奏を録音したものが鉄壁と思っていました。
でもでも、
2020年1月11日、みなとみらいホールのシベリウスは、その中に加わりました。
演奏が終わってその余韻に浸ります。
鳴りやまない拍手、拍手。ブラボーの声 !!
背筋のぞくぞく感がずっと、ずっと続いていて、なんて心地良いぞくぞくなのでしよう。
至福の時でした。
一期一会、
その時限り。
絵画の様にそれを後でも鑑賞できる訳ではなく、
その時だけ。
音楽は、儚いものなのかもしれませんが、ライヴ、音楽はかけがえのないもの。
一期一会だからこその、ずっとずっと心に残るものなのだなと。
佐渡さん、日本フィルでまた聴いてみたい指揮者になりました。
みなとみらいホールを出てみれば、
濱の夜はとっぷりと暮れていました。さてとお腹もすいたし、美味しいビールも飲みたいし。
もちろん、帰りにはビールを3本ほど? ニューデイズで買って帰りました。
シベリウス、インキネンで復習をしながらビールをくいくい。
良い演奏を聴いた後のビールは何物にも代えられません。美味しかった !! ^^v
日本フィルは次は4月のインキネンのベートーベンです。
これもとても楽しみです。
2020年は原点回帰?
気が付けば、Mozart 、 Beethoven、Brahms と以前によく聴いていたけれど、最近は?
そんな曲を沢山聴いています。
Beethoven の生誕250周年です。以前に聴いていた正統派? クラシックを今年は沢山CD で、
ライヴのコンサートで聴いてみたいなと。
" 2019/01/11 JAPAN PHILHARMONIC ORCHESTRA NO.354 "
昨年は12のコンサートを聴くことができましたが、どれも記憶に残る良い演奏でした。
今年も素敵なライヴに出会えるといいな。
2020年は3つのチケットを昨年のうちから取っておきました。
1月は日本フィルと佐渡さんでベートーベンとシベリウス。
3月は推しの松田華音さんとN響でチャイコフスキー。
4月は日本フィルとバイロイトも控えているインキネンのベートーベン交響曲第5番。
3月も4月もとても楽しみですが、
先ずは大好きなシベリウスの2番を佐渡さんで。
暮れなずむ横浜の港を歩きながら、みなとみらいホールへと向かいました。
曲目は、
ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.77
シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 op.43
2曲とも有名で人気のある曲。もちろん、じぶんも好きな曲です。
佐渡さんがどんな風に聴かせてくれるか、みなとみらいホールに向かう途中もわくわくでした。
ブラームスのソリストは山根一仁さん。
1995年生まれ。2010年中学校3年在学中に第79回日本音楽コンクール第1位。
レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)、増沢賞等、いくつもの賞を受賞。
これまでにバーミンガム市響、NHK交響楽団をはじめ国内外のオーケストラと共演を重ねているのだそうです。
現在24歳、新進気鋭の若手? いえいえ、中学生で日本音楽コンクールで第一位なのだから、それからもう10年余りで、キャリアも十分な名ヴァイオリニストですね。
背が高くてスリム、イケメンで女性にも人気なのでは。
交響曲第一番の作曲に21年を有したブラームスですが、このヴァイオリン協奏曲もやはりベートーベンを意識したのでしょうか。
45歳になって彼の唯一のヴァイオリンコンチェルト、この大曲を書き上げたのだそうです。
山根さんの演奏は若々しさにあふれていました。
演奏する時に長い足をくの字に折って、のけ反るようなポーズはかっこいいなと。
しばらくブラームスのヴァイオリンコンチェルト聴いていませんでしたが、この日から通勤の電車のWalkman はこの曲になりました。
佐渡さんは言わずと知れた日本の名指揮者。
但し、ライヴで聴くのはじぶんはまだ二度目です。一度目はラ・フォル・ジュルネのサプライズ登場。
小山実稚恵さんのラベルのピアノ協奏曲ト長調演奏が終わった後に突然の登場で、
やはりラベルのボレロをラムルー管弦楽団(佐渡さんが1993年から2010年まで首席指揮者を務めていました)を指揮してくれました。
友情出演だったとのことですが、とてもびっくりして、その分記憶に鮮明に残りました。
それ以来の佐渡さん。
1980年タングルウッド音楽祭で小澤征爾、レナード・バーンスタインに師事。
ウィーンに渡ってバーンスタインのアシスタントを務め、1989年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し
指揮者としてプロデビュー。
バーンスタインの流れを汲む「ヤング・ピープルズ・コンサート」の開催、
毎年12月に開催される「サントリー1万人の第九」の総監督・指揮、
テレビ朝日の『題名のない音楽会』第5代目司会者を務めるなど、多方面で活躍。
2015年9月よりウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者。
国内外で大活躍でマスコミにも多数出演しているし、今、日本で一番知られていて人気のある指揮者なのではないでしょうか。
山根さんの若々しいブラームスをサポート演奏した後、いよいよ待っていました、
シベリウスの得意な日本フィルとのシベリウス交響曲第2番です。佐渡さん、どんなシベリウスなんだろう?
わくわく。………。休憩が終わって…演奏が始まりました。
北欧の森に分け入っていく…。
葉擦れの様なざわめきを弦楽器が奏でます。日本フィルの弦楽器の音色素晴らしい。
冒頭を聴いただけで、フィンランドの森の奥の方へ。
ホールの良さも相まって弦楽器の響きはこころの奥まで響きます。金管楽器、ホルンの咆哮も素晴らしい。
年末にアラン・ギルバードの指揮で都響のマーラー第6番を聴きました。その時のホルンも良かったけれど、
日フィルのホルンはもしかすると日本で一番かもしれないなと etc etc…。
3楽章と4楽章は休みなく演奏。わぁ~4楽章いいな。
日フィルをこんな風に鳴らせる佐渡さんは、やっぱりすごい指揮者。
今までCDも含めてシベリウス交響曲第2番は、ベルグルンド指揮 ヘルシンキ・フィルハーモニー、
それから、推しのインキネンの指揮で2013年にサントリーホールでの演奏を録音したものが鉄壁と思っていました。
でもでも、
2020年1月11日、みなとみらいホールのシベリウスは、その中に加わりました。
演奏が終わってその余韻に浸ります。
鳴りやまない拍手、拍手。ブラボーの声 !!
背筋のぞくぞく感がずっと、ずっと続いていて、なんて心地良いぞくぞくなのでしよう。
至福の時でした。
一期一会、
その時限り。
絵画の様にそれを後でも鑑賞できる訳ではなく、
その時だけ。
音楽は、儚いものなのかもしれませんが、ライヴ、音楽はかけがえのないもの。
一期一会だからこその、ずっとずっと心に残るものなのだなと。
佐渡さん、日本フィルでまた聴いてみたい指揮者になりました。
みなとみらいホールを出てみれば、
濱の夜はとっぷりと暮れていました。さてとお腹もすいたし、美味しいビールも飲みたいし。
もちろん、帰りにはビールを3本ほど? ニューデイズで買って帰りました。
シベリウス、インキネンで復習をしながらビールをくいくい。
良い演奏を聴いた後のビールは何物にも代えられません。美味しかった !! ^^v
日本フィルは次は4月のインキネンのベートーベンです。
これもとても楽しみです。
2020年は原点回帰?
気が付けば、Mozart 、 Beethoven、Brahms と以前によく聴いていたけれど、最近は?
そんな曲を沢山聴いています。
Beethoven の生誕250周年です。以前に聴いていた正統派? クラシックを今年は沢山CD で、
ライヴのコンサートで聴いてみたいなと。
" 2019/01/11 JAPAN PHILHARMONIC ORCHESTRA NO.354 "
2002年の展覧会「見たいものリスト」:20200118 [展覧会]
2020年に開催される展覧会の「見たいものリスト」。
行きたいと思っていても、ついつい忘れてしまったり、忙しさにかまけて見送ってしまったり、
後で残念だと思うことが何回もありました。
そんなことがないようにと最近始めた習慣です。
とりあえずの暫定版ですが「2020年 見たいものリスト」、作りました。
いつもお世話になっていた「日経おとなのOFF」、昨年知らない間に休刊になったとのこと。
良い雑誌だったのに残念です。「絶対に見逃せない 美術展」の特集も出版されないのかなと思いましたが、
これは別腹? 2020年分もちゃんと出版してくれました。
良い雑誌だから復刊して欲しいなと思います。
今年の「見たいものリスト」を作るのにもお世話になりました。
ということで 、2020年の「見たいものリスト」です。
①窓展:窓を巡るアートと建築の旅 東京国立近代美術館 ~2月2日
窓のある風景を描いた絵画から建築学的な窓、窓の歴史 etc etc…が展示されています。
窓って何だか不思議な感じがしませんか。しとしとと降る雨の日の窓も好きだなぁ。
②開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地 アーティゾン美術館 1/18~3/31
ブリヂストン美術館が長い間のリニュアル工事を経て、アーティゾン美術館に生まれ変わりました。
ブリヂストン美術館が大好きでしたから絶対にと、初日の開館時間のチケットを取りました !!
ルオーのピエロに会えるのがとても楽しみ。
③ハマンスホイとデンマーク絵画 東京都美術館 1/21~3/26
以前に開催された展覧会で北欧のフェルメール、興味津々になりました。
作品から受ける印象は違いましたが、確かに窓から差し込む光や単身の女性像など似ている点が沢山あり、
静謐感とその雰囲気が気に入りました。今年、再び来日とのこと。これも見逃せません。
④ピーター・ドレイク展 東京国立近代美術館 2/26~6/14
知らない画家さんでしたが、日経大人のOFF を眺めていて惹かれました。
ミステリアスな風景画の画家なんだそうです。たまには知らない画家の展覧会も。
⑤ロンドン・ナショナルギャラリー展 国立西洋美術館 3/3~6/14
ゴッホのヒマワリが来ることで評判ですが、じぶんとしてはフェル様です。 ^^v
2008年に見たフェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」と再会できます。
展覧会、絶対見逃せません。
ムリーリョ、「窓を枠に身を乗り出した農民の少年」も、
「絶対に見逃せない 美術展」を見ていて「絶対」に見たい絵になっています。
⑥MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・特撮 2020 国立新美術館 7/8~9/22
2018年にパリで開催された展覧会の凱旋企画なんだそうです。
新海監督の作品やエヴァンゲリオン等から、日本漫画の想像の源泉である東京を探求するものとか。
漫画好き、アニメ好きのじぶんとしては行かねばならない? 展覧会。
⑦クロード・モネ 風景への問いかけ アーティゾン美術館 7/11~10/25
パリ、オルセー美術館とアーティゾン美術館との共同企画の展覧会なのだそう。
風景画家としてのモネの画業にフォーカスするものとか。
モネ大好きのじぶんとしては、この展覧会も見逃せません。
⑧永遠のソール・ライター展 Bunkamura ザ・ミュージアム 1/9~3/8
絵画ではないですが、
今年絶対に見たい展覧会の一つです。ソール・ライター !! とっても魅力を感じる写真家さん。
開催されることを知ってすぐに前売り券を買いました。
などなど、2020年も興味津々な展覧会が目白押しです !!
そして、今年のスタートは 1月18日のアーティゾン美術館から。
待ちに待っていたので、2020のスタートはこれにしました。
外は雪? とても寒いですが、出かける前からとてもワクワクです。アーティゾン美術館どんな美術館になっているのでしょう!!
" 2020/01/18 Mitaimo-List 2020 "
行きたいと思っていても、ついつい忘れてしまったり、忙しさにかまけて見送ってしまったり、
後で残念だと思うことが何回もありました。
そんなことがないようにと最近始めた習慣です。
とりあえずの暫定版ですが「2020年 見たいものリスト」、作りました。
いつもお世話になっていた「日経おとなのOFF」、昨年知らない間に休刊になったとのこと。
良い雑誌だったのに残念です。「絶対に見逃せない 美術展」の特集も出版されないのかなと思いましたが、
これは別腹? 2020年分もちゃんと出版してくれました。
良い雑誌だから復刊して欲しいなと思います。
今年の「見たいものリスト」を作るのにもお世話になりました。
ということで 、2020年の「見たいものリスト」です。
①窓展:窓を巡るアートと建築の旅 東京国立近代美術館 ~2月2日
窓のある風景を描いた絵画から建築学的な窓、窓の歴史 etc etc…が展示されています。
窓って何だか不思議な感じがしませんか。しとしとと降る雨の日の窓も好きだなぁ。
②開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地 アーティゾン美術館 1/18~3/31
ブリヂストン美術館が長い間のリニュアル工事を経て、アーティゾン美術館に生まれ変わりました。
ブリヂストン美術館が大好きでしたから絶対にと、初日の開館時間のチケットを取りました !!
ルオーのピエロに会えるのがとても楽しみ。
③ハマンスホイとデンマーク絵画 東京都美術館 1/21~3/26
以前に開催された展覧会で北欧のフェルメール、興味津々になりました。
作品から受ける印象は違いましたが、確かに窓から差し込む光や単身の女性像など似ている点が沢山あり、
静謐感とその雰囲気が気に入りました。今年、再び来日とのこと。これも見逃せません。
④ピーター・ドレイク展 東京国立近代美術館 2/26~6/14
知らない画家さんでしたが、日経大人のOFF を眺めていて惹かれました。
ミステリアスな風景画の画家なんだそうです。たまには知らない画家の展覧会も。
⑤ロンドン・ナショナルギャラリー展 国立西洋美術館 3/3~6/14
ゴッホのヒマワリが来ることで評判ですが、じぶんとしてはフェル様です。 ^^v
2008年に見たフェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」と再会できます。
展覧会、絶対見逃せません。
ムリーリョ、「窓を枠に身を乗り出した農民の少年」も、
「絶対に見逃せない 美術展」を見ていて「絶対」に見たい絵になっています。
⑥MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・特撮 2020 国立新美術館 7/8~9/22
2018年にパリで開催された展覧会の凱旋企画なんだそうです。
新海監督の作品やエヴァンゲリオン等から、日本漫画の想像の源泉である東京を探求するものとか。
漫画好き、アニメ好きのじぶんとしては行かねばならない? 展覧会。
⑦クロード・モネ 風景への問いかけ アーティゾン美術館 7/11~10/25
パリ、オルセー美術館とアーティゾン美術館との共同企画の展覧会なのだそう。
風景画家としてのモネの画業にフォーカスするものとか。
モネ大好きのじぶんとしては、この展覧会も見逃せません。
⑧永遠のソール・ライター展 Bunkamura ザ・ミュージアム 1/9~3/8
絵画ではないですが、
今年絶対に見たい展覧会の一つです。ソール・ライター !! とっても魅力を感じる写真家さん。
開催されることを知ってすぐに前売り券を買いました。
などなど、2020年も興味津々な展覧会が目白押しです !!
そして、今年のスタートは 1月18日のアーティゾン美術館から。
待ちに待っていたので、2020のスタートはこれにしました。
外は雪? とても寒いですが、出かける前からとてもワクワクです。アーティゾン美術館どんな美術館になっているのでしょう!!
" 2020/01/18 Mitaimo-List 2020 "
令和元年の鎌倉の紅葉です_その2:20191208 [鎌倉]
季節も年も越してしまいましたが、最後まで書いておきたいと思います。
令和元年12月8日の鎌倉プチ散歩の続きです。
北鎌倉「こころや」さんでランチを頂いた後は東慶寺さんに向かいました。
山門をくぐった右側には木瓜も数輪咲いてて、紅葉の境内に小さく真っ赤なアクセント。
東慶寺さんのこういうアクセントに会えるととても嬉しくなります。
本堂のもみじは半分くらい染まった所だったでしょうか?
きっともう少し経てばこの樹の下のもの、訪れた人たち、
何もかもが全て真っ赤に染まってしまうほどになるのでしょうが、それでも、
この位でも十分に美しい。
例年なら何回か訪れるこの季節ですが、
今年は休みのたびに何か予定が入っていたりして、鎌倉の紅葉を見に来れたのは、プチ散歩の偵察に来た
12月1日とこの日の2回だけ。
いつもの年に比べると物足りない?
でもこの日、皆さんと一緒だし、
天気は良いし、染まりたての鎌倉の紅葉を楽しむのに、良い時に訪れることができたようです。
量より質かもしれません。 笑
もみじの下、
苔の絨毯の中からはあちこちに、青いリンドウがちょこっと顔を出していました。
小さいけれど、青い色彩のアクセントも見つけました。
東慶寺さんでは、とても気になっていました。
以前、9月にmoonshinerさんからあの大きな台風の後、東慶寺さんのもみじか酷いことになっていると知らせて頂き、
お寺のインスタでその様子を見て、次の休みの日、いてもたってもいられず、その様子を尋ねました。
奥の墓地のところに立派な、毎年真っ赤に染まるもみじの樹が二本三本とあるのですが、
そのうち一本は途中から太い幹が全てもがれ…上半分以上がなくなっていて、
もう一本は何本かの枝のうち、一本だけを残して引きちぎられたようになっていました。
自然のしたこととはいえ…なんて痛々しくて、残酷で…可哀そうなんだろうと…、
とても悲しい気持ちになり、その時は帰ってきました。
今年の紅葉はあきらめないといけないなと思っていました。
そして、この日。
枝が引きちぎられた方のもみじ…、
引きちぎられた後も痛々しいけれど、
それでも残った枝には真っ赤な葉っぱが…。
良かった。
なくなった枝のそばからも、真っ赤な手のひらの様な葉っぱたち。
そして、
上半分以上が折れてなくなってしまったもみじ、
その折れた幹からは、
小さくて弱弱しいですが、何枚かの葉っぱたち…。
人間のしたこと、温暖化のせいでしょうか?
気象がおかしくなり、いままでにない大きさの台風がやって来て、
何も知らないもみじ達に被害を及ぼしてしまいましたが、
もみじの樹の生命力はすごいなぁ。
小さくて弱弱しいですが、何年か、
じぶんたちの代では無理かもしれないけれど、
その次の代の方達は、以前の様な立派なもみじの下で、真っ赤に染まることができるのではないかなと。
もみじ達に会えて、本当に良かったです。
透過光のもみじ達の美しさ、それと何だかとてもの嬉しさ。
こころの抽斗に、きちんとしまうことができました。
次は横須賀線で一駅乗って、鎌倉へと向かいました。
鎌倉では妙本寺へ。
妙本寺には何度か皆さんともご一緒していますが、
いつも訪れるのは最後の方、陽が斜めになってから。
この日は比較的早くに来ることができました。
陽の差し込み方、朝の幾分青みがかった光、夕方のオレンジに近くなる光…。
その季節、その時間で花や樹の表情は変わります。
斜めでない光の紅葉を見ることができました。
妙本寺の紅葉もまだまだこれからと言うところだったでしょうか?
それでも、秋の一時。紅葉のこの一時も良い時間でした。
それといつも思うのですが、
鎌倉の駅に近い所に、こんな森の奥。こんもりと木々に囲まれた一角があるのは、とても不思議な感じがします。
妙本寺も四季折々の花の寺。
梅も、桜も紫陽花もシャガもノウゼンカズラ etc etc …、とても綺麗なお寺です。
おやっ?
気の早い海棠君も一輪、二輪と咲いていました。
確か、去年も同じ樹に咲いていたな。
気の早い海棠君。笑
しばらく皆さんで自由行動。
それぞれ鎌倉の染まり始めの紅葉を楽しみました。
結婚式の前撮り?
何組かのカップルの方達が写真を撮られていました。お幸せに ♬
まだ時間は早いものの、日曜日でもあり、
次の日のことが心配です。
早めに解散としました。moonshiner さんとは駅でお別れです。
きよたんさん、r a n n y a nさん、横 濱男さん、さる1号さんとじぶんは、
プチ散歩のささやかな打ち上げ?
小町通りのわき道に入った所の「ミルクホール」へ。
小町通りの「ミルクホール」、
アンティークな感じと少し薄暗い感じ。
落ち付いていて、時間も幾分、ゆっくりと進んでいくようなお洒落な感じのお店です。
それぞれ好きなものをオーダーして、あれこれとおしゃべり。
ただ、じぶんとしては、
手抜きのプチ散歩にしてしまったことを反省。もう少しちゃんと企画すれば良かったなと。^^;
ただ、これもじぶん的になのですが、
東慶寺の折れてちぎれてしまったもみじ達、とても可哀そうなのですが、その折れてちぎれた枝や幹からは新しい命…。
それを見ることができとても嬉しかったです。
それにその他の紅葉もちょうどの見頃でした。
そうそう、北鎌倉のランチの店「こころや」さんのランチも美味しかった。今度は夕方に訪れてみたい。
等とetc etc …、満足している所も。 ^^;
こんな感じで、令和元年の鎌倉紅葉のプチ散歩は終わりました。
参加して頂いた方々、色々と手抜きで申し訳ありませんでした。 m(_ _)m
プチ散歩だけでなく、
ここのところブログもさぼり気味です。色々と残しておきたいことはあるのですが、
なかなかキーボードまでたどり着けません ^^; やっぱり細々とかな? 今年も?? などと思っています。
そして、早いもので令和2年ももう中旬ですね。
早いなぁ。
今日はこれから今年初めてのコンサート。
みなとみらいホールで佐渡裕さんの指揮で、
ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77、 シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 op.43 を聴いてきます。
" 2019/12/08 Kamakura Autumn leaves"
令和元年12月8日の鎌倉プチ散歩の続きです。
北鎌倉「こころや」さんでランチを頂いた後は東慶寺さんに向かいました。
山門をくぐった右側には木瓜も数輪咲いてて、紅葉の境内に小さく真っ赤なアクセント。
東慶寺さんのこういうアクセントに会えるととても嬉しくなります。
本堂のもみじは半分くらい染まった所だったでしょうか?
きっともう少し経てばこの樹の下のもの、訪れた人たち、
何もかもが全て真っ赤に染まってしまうほどになるのでしょうが、それでも、
この位でも十分に美しい。
例年なら何回か訪れるこの季節ですが、
今年は休みのたびに何か予定が入っていたりして、鎌倉の紅葉を見に来れたのは、プチ散歩の偵察に来た
12月1日とこの日の2回だけ。
いつもの年に比べると物足りない?
でもこの日、皆さんと一緒だし、
天気は良いし、染まりたての鎌倉の紅葉を楽しむのに、良い時に訪れることができたようです。
量より質かもしれません。 笑
もみじの下、
苔の絨毯の中からはあちこちに、青いリンドウがちょこっと顔を出していました。
小さいけれど、青い色彩のアクセントも見つけました。
東慶寺さんでは、とても気になっていました。
以前、9月にmoonshinerさんからあの大きな台風の後、東慶寺さんのもみじか酷いことになっていると知らせて頂き、
お寺のインスタでその様子を見て、次の休みの日、いてもたってもいられず、その様子を尋ねました。
奥の墓地のところに立派な、毎年真っ赤に染まるもみじの樹が二本三本とあるのですが、
そのうち一本は途中から太い幹が全てもがれ…上半分以上がなくなっていて、
もう一本は何本かの枝のうち、一本だけを残して引きちぎられたようになっていました。
自然のしたこととはいえ…なんて痛々しくて、残酷で…可哀そうなんだろうと…、
とても悲しい気持ちになり、その時は帰ってきました。
今年の紅葉はあきらめないといけないなと思っていました。
そして、この日。
枝が引きちぎられた方のもみじ…、
引きちぎられた後も痛々しいけれど、
それでも残った枝には真っ赤な葉っぱが…。
良かった。
なくなった枝のそばからも、真っ赤な手のひらの様な葉っぱたち。
そして、
上半分以上が折れてなくなってしまったもみじ、
その折れた幹からは、
小さくて弱弱しいですが、何枚かの葉っぱたち…。
人間のしたこと、温暖化のせいでしょうか?
気象がおかしくなり、いままでにない大きさの台風がやって来て、
何も知らないもみじ達に被害を及ぼしてしまいましたが、
もみじの樹の生命力はすごいなぁ。
小さくて弱弱しいですが、何年か、
じぶんたちの代では無理かもしれないけれど、
その次の代の方達は、以前の様な立派なもみじの下で、真っ赤に染まることができるのではないかなと。
もみじ達に会えて、本当に良かったです。
透過光のもみじ達の美しさ、それと何だかとてもの嬉しさ。
こころの抽斗に、きちんとしまうことができました。
次は横須賀線で一駅乗って、鎌倉へと向かいました。
鎌倉では妙本寺へ。
妙本寺には何度か皆さんともご一緒していますが、
いつも訪れるのは最後の方、陽が斜めになってから。
この日は比較的早くに来ることができました。
陽の差し込み方、朝の幾分青みがかった光、夕方のオレンジに近くなる光…。
その季節、その時間で花や樹の表情は変わります。
斜めでない光の紅葉を見ることができました。
妙本寺の紅葉もまだまだこれからと言うところだったでしょうか?
それでも、秋の一時。紅葉のこの一時も良い時間でした。
それといつも思うのですが、
鎌倉の駅に近い所に、こんな森の奥。こんもりと木々に囲まれた一角があるのは、とても不思議な感じがします。
妙本寺も四季折々の花の寺。
梅も、桜も紫陽花もシャガもノウゼンカズラ etc etc …、とても綺麗なお寺です。
おやっ?
気の早い海棠君も一輪、二輪と咲いていました。
確か、去年も同じ樹に咲いていたな。
気の早い海棠君。笑
しばらく皆さんで自由行動。
それぞれ鎌倉の染まり始めの紅葉を楽しみました。
結婚式の前撮り?
何組かのカップルの方達が写真を撮られていました。お幸せに ♬
まだ時間は早いものの、日曜日でもあり、
次の日のことが心配です。
早めに解散としました。moonshiner さんとは駅でお別れです。
きよたんさん、r a n n y a nさん、横 濱男さん、さる1号さんとじぶんは、
プチ散歩のささやかな打ち上げ?
小町通りのわき道に入った所の「ミルクホール」へ。
小町通りの「ミルクホール」、
アンティークな感じと少し薄暗い感じ。
落ち付いていて、時間も幾分、ゆっくりと進んでいくようなお洒落な感じのお店です。
それぞれ好きなものをオーダーして、あれこれとおしゃべり。
ただ、じぶんとしては、
手抜きのプチ散歩にしてしまったことを反省。もう少しちゃんと企画すれば良かったなと。^^;
ただ、これもじぶん的になのですが、
東慶寺の折れてちぎれてしまったもみじ達、とても可哀そうなのですが、その折れてちぎれた枝や幹からは新しい命…。
それを見ることができとても嬉しかったです。
それにその他の紅葉もちょうどの見頃でした。
そうそう、北鎌倉のランチの店「こころや」さんのランチも美味しかった。今度は夕方に訪れてみたい。
等とetc etc …、満足している所も。 ^^;
こんな感じで、令和元年の鎌倉紅葉のプチ散歩は終わりました。
参加して頂いた方々、色々と手抜きで申し訳ありませんでした。 m(_ _)m
プチ散歩だけでなく、
ここのところブログもさぼり気味です。色々と残しておきたいことはあるのですが、
なかなかキーボードまでたどり着けません ^^; やっぱり細々とかな? 今年も?? などと思っています。
そして、早いもので令和2年ももう中旬ですね。
早いなぁ。
今日はこれから今年初めてのコンサート。
みなとみらいホールで佐渡裕さんの指揮で、
ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77、 シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 op.43 を聴いてきます。
" 2019/12/08 Kamakura Autumn leaves"
2020年横浜港の初日の出です:20200101 [横浜のみなと]
2019年の締めくくりは、NHK Eテレ。
12月21日にNHKホールでライヴを聴いた、N響とシモーネ・ヤングさんの第9をもう一度。
日本酒をたくさん頂き除夜の鐘も聞かないうちに、年越しそばも食べずに…ZZZZZZZZ……ZZ
休みの間ずっと飲んでいたせいもあり、二日酔いかも分からないまま…、
でもたぶん二年越しの二日酔い気味? で目が覚めれば、2020年1月1日朝5時でした。
窓を開けると、冷たいけれど引き締まったビリリとした空気、真っ暗な空。
港の方は雲がたくさん覆っていました。
これは、今年の初日の出は無理かな…と、
そんなことが頭をよぎりましたが、せっかく起きられたし、毎年行っているのだから…。
新しく加わってまだ一度も撮っていない新しい相棒、OMD EM-1 MrkⅡと前からの相棒 E-M1、
それに、新年、新しい年ですから一番好きなmozart の素敵な曲をと、
Piano Concert No.23 K.488 を連れて臨港パークへ。
いつもの横浜臨港パークの碇のオブジェ辺り、2020年の初日の出の時間は6時50分です。
多くの方と一緒にその時間を待ちます。
空一面をダークグレーの雲が覆っており、そのせいか? 昨年よりも人は少なかったかもしれません。
それでも、ここに集まった方たち全員が、きっと同じ気持ち。
雲の切れ間からでもいいから、令和初めての初日の出が姿を見せてくれないかなと。
じぶんもMozart 23番コンチェルトを聴きながら、時々かじかむ手をこすり合わせて、
ベイブリッジの方をじっと見つめていました。
Mozart Piano Concert No.23 k.488 、1786年3月2日にウイーンで完成された曲。
コンチェルト20番と21番が対で作曲されたように22番 k.482 とセットで作曲されました。
22番がティンパニやトランペットが使われているのに対して、23番はこれらはなく、
また、オーボエの代わりにクラリネットが使われており、そのためでしょうか、室内楽風な趣きも。
カデンツァは第一楽章はMozart 自作のものが作られており、他の楽章にはカデンツァは置かれていません。
Mozart が好んでいたと思われる即興演奏などの考えはなく、これはこの曲と、きっちりと作られた曲なんだなと。
ただ、曲そのものは透明感あふれる清々しさ。
じぶんはこの出だしが大好きです。
「さあ始まるよ」と自然が光が大気がささやくかの様な、清涼さは朝にぴったり。
まさに初日の出にふさわしい曲です。
気に入りの演奏はいくつかありますが、原点回帰。
学生の頃ですから、もううん十年前に買ってそれから何度も繰り返し聴いている、
内田光子ピアノ、ジェフリー・テイト指揮、イギリス室内管弦楽団の演奏のものを入れてきました。
若い頃の内田さんのピアノ、透明感、そしてピアニシモが素敵ですし、
時折聞かせてくれる音と音との間も「ああ、日本人だな」と感じる美しさ。
ファインダー越しに、期待を込めて海と雲を眺めていましたが、
気が付くと、
たくさんの鳥がベイブリッジの上に集まって飛びまわっていました。
カモメ?
空を自由に飛ぶ飛行術を、先輩ジョナサンに教わっているのかもしれません。
色んな鳥がいますが、こんな風に自由に飛ぶ鳥はカモメしかいないなと。
Mozart のピアノに合わせて空を舞っているようにも思えました。
カモメたちも、初日の出が姿を現してくれるように、祈りの舞を舞ってくれているのかなと。
6時50分を過ぎました。
でも、地平線は厚い雲に覆われたままです。
今年は残念だったなと…寒いから帰ろうかと思いましたが、
それでもこのままでは去りがたく…カモメを見ながらMozart をもう一度聴いていると、
雲と雲との隙間のオレンジ色がいっそう濃くなったと思った瞬間 !!
令和2年の初めての太陽、
初日の出です !!
水平線からではありませんでしたが、雲と雲との隙間から姿を見せてくれました。
途端に、グレーだった横浜の港の空気に暖かさが加わり、
モノクロ、影絵の様な景色だったハマウイングにも、煙突たちにも、
光が当たって一瞬のうちに輝き始めました。
初日の出は全てのものに色彩を与えていきました。
帰らなくて良かった。
なんだか、雲一つない空に初日の出が昇ってくる時よりも、
何倍も何倍も尊い光と色彩。
雲の隙間からは、光芒が何本も港全体に差し込んできて、舞い降りてきて、
神々しさを感じました。
光と暖かさはかじかんだ手だけでなく、
こころの中まで。
わぁ~と、
誰ともなく喜びのうれしさの声。
元旦から、こんなに素敵な景色を見ることができました。
若い人のグループが肩を組んで体を右に左に ♪
体全体で心全体で喜びを表しています。
カメラを持っている人たち、スマホの人、みんな何回もシャッター。
きっときっと、
2020年、令和2年は良い年になるのだろうな。
じぶんも良い年にしたいなと。
初日の出のパワーに厚く覆っていたグレーの雲たちも、
そろそろ、退場の時。
彼方へ。
二日酔い気味でしたし、
手袋を忘れて手は指は、かじかんでしまいましたが、
今年の初日の出をきちんと、じぶんのこころの大切な物入に入れることができました。
年越しそばも食べずにお酒に酔って早く寝て良かった。
目覚ましもかけていないのに5時に起きることができて良かった。
日の出の時刻に見られないからと帰らなくて良かった。etc etc…。笑
年を取って若い頃の様な体全体で感じるような、
大きな劇的な感動というものはなくなってきましたが、
それでも、今年も沢山の心の震え、美しさや暖かさや色々な震えを感じられるといいなと思いました。
昨年はあまりWalkman の音楽を聴きながらの散歩ができませんでしたが、
今年はまた、好きな曲を選びながら鎌倉や横浜や、色々な所に散歩をしようと思います。
音楽や展覧会も。
そうそう、今年のコンサートの最初は1月11日横浜みなとみらいホールでベートーベンを聴きます。
今年はベートーベンイヤー、生誕250年なんです。4月のベートーベンのチケットも買っておきました。
展覧会は、長く、長~く待っていたブリヂストン美術館のリニュアル。名前がアーティゾン美術館となり1月18日から再開です。
時間制のチケットになっていたので、初日の1月18日のものをゲットしました。しばらく会えなかったルオーや佐伯祐三、モネやピカソに会うのが楽しみです。
その後はソール・ライターとハンマスホイ etc etc…ですが、これは今年の「見に行きたいリスト」を作ったのでいずれまた。
年末年始の長かった休みももう終わり。
今日は秋葉電脳仲間と恒例の神田明神への初詣と秋葉巡回に出かけて来ます。
年末にスターウォーズを見に行って、1日にこの初日の出を見に行ったくらいで、
あとは部屋で飲んだくれていました。 ^^;
でも、こんなにぜいたくに暇な時間を過ごすのもお正月ならではかなと?
きっと皆さんもそれぞれ、良いお正月をお過ごしだったことと思います。
遅くなってしまいましたが、本年もきっと? さぼり気味でいい加減で、拙いじぶんのブログだと思いますが、
なにとぞよろしくお願いします。
youtube に内田さんのがあったので貼っておきます。 ^^
" 2020/01/01 Yokoham Rinkou-Park First sunrise "
12月21日にNHKホールでライヴを聴いた、N響とシモーネ・ヤングさんの第9をもう一度。
日本酒をたくさん頂き除夜の鐘も聞かないうちに、年越しそばも食べずに…ZZZZZZZZ……ZZ
休みの間ずっと飲んでいたせいもあり、二日酔いかも分からないまま…、
でもたぶん二年越しの二日酔い気味? で目が覚めれば、2020年1月1日朝5時でした。
窓を開けると、冷たいけれど引き締まったビリリとした空気、真っ暗な空。
港の方は雲がたくさん覆っていました。
これは、今年の初日の出は無理かな…と、
そんなことが頭をよぎりましたが、せっかく起きられたし、毎年行っているのだから…。
新しく加わってまだ一度も撮っていない新しい相棒、OMD EM-1 MrkⅡと前からの相棒 E-M1、
それに、新年、新しい年ですから一番好きなmozart の素敵な曲をと、
Piano Concert No.23 K.488 を連れて臨港パークへ。
いつもの横浜臨港パークの碇のオブジェ辺り、2020年の初日の出の時間は6時50分です。
多くの方と一緒にその時間を待ちます。
空一面をダークグレーの雲が覆っており、そのせいか? 昨年よりも人は少なかったかもしれません。
それでも、ここに集まった方たち全員が、きっと同じ気持ち。
雲の切れ間からでもいいから、令和初めての初日の出が姿を見せてくれないかなと。
じぶんもMozart 23番コンチェルトを聴きながら、時々かじかむ手をこすり合わせて、
ベイブリッジの方をじっと見つめていました。
Mozart Piano Concert No.23 k.488 、1786年3月2日にウイーンで完成された曲。
コンチェルト20番と21番が対で作曲されたように22番 k.482 とセットで作曲されました。
22番がティンパニやトランペットが使われているのに対して、23番はこれらはなく、
また、オーボエの代わりにクラリネットが使われており、そのためでしょうか、室内楽風な趣きも。
カデンツァは第一楽章はMozart 自作のものが作られており、他の楽章にはカデンツァは置かれていません。
Mozart が好んでいたと思われる即興演奏などの考えはなく、これはこの曲と、きっちりと作られた曲なんだなと。
ただ、曲そのものは透明感あふれる清々しさ。
じぶんはこの出だしが大好きです。
「さあ始まるよ」と自然が光が大気がささやくかの様な、清涼さは朝にぴったり。
まさに初日の出にふさわしい曲です。
気に入りの演奏はいくつかありますが、原点回帰。
学生の頃ですから、もううん十年前に買ってそれから何度も繰り返し聴いている、
内田光子ピアノ、ジェフリー・テイト指揮、イギリス室内管弦楽団の演奏のものを入れてきました。
若い頃の内田さんのピアノ、透明感、そしてピアニシモが素敵ですし、
時折聞かせてくれる音と音との間も「ああ、日本人だな」と感じる美しさ。
ファインダー越しに、期待を込めて海と雲を眺めていましたが、
気が付くと、
たくさんの鳥がベイブリッジの上に集まって飛びまわっていました。
カモメ?
空を自由に飛ぶ飛行術を、先輩ジョナサンに教わっているのかもしれません。
色んな鳥がいますが、こんな風に自由に飛ぶ鳥はカモメしかいないなと。
Mozart のピアノに合わせて空を舞っているようにも思えました。
カモメたちも、初日の出が姿を現してくれるように、祈りの舞を舞ってくれているのかなと。
6時50分を過ぎました。
でも、地平線は厚い雲に覆われたままです。
今年は残念だったなと…寒いから帰ろうかと思いましたが、
それでもこのままでは去りがたく…カモメを見ながらMozart をもう一度聴いていると、
雲と雲との隙間のオレンジ色がいっそう濃くなったと思った瞬間 !!
令和2年の初めての太陽、
初日の出です !!
水平線からではありませんでしたが、雲と雲との隙間から姿を見せてくれました。
途端に、グレーだった横浜の港の空気に暖かさが加わり、
モノクロ、影絵の様な景色だったハマウイングにも、煙突たちにも、
光が当たって一瞬のうちに輝き始めました。
初日の出は全てのものに色彩を与えていきました。
帰らなくて良かった。
なんだか、雲一つない空に初日の出が昇ってくる時よりも、
何倍も何倍も尊い光と色彩。
雲の隙間からは、光芒が何本も港全体に差し込んできて、舞い降りてきて、
神々しさを感じました。
光と暖かさはかじかんだ手だけでなく、
こころの中まで。
わぁ~と、
誰ともなく喜びのうれしさの声。
元旦から、こんなに素敵な景色を見ることができました。
若い人のグループが肩を組んで体を右に左に ♪
体全体で心全体で喜びを表しています。
カメラを持っている人たち、スマホの人、みんな何回もシャッター。
きっときっと、
2020年、令和2年は良い年になるのだろうな。
じぶんも良い年にしたいなと。
初日の出のパワーに厚く覆っていたグレーの雲たちも、
そろそろ、退場の時。
彼方へ。
二日酔い気味でしたし、
手袋を忘れて手は指は、かじかんでしまいましたが、
今年の初日の出をきちんと、じぶんのこころの大切な物入に入れることができました。
年越しそばも食べずにお酒に酔って早く寝て良かった。
目覚ましもかけていないのに5時に起きることができて良かった。
日の出の時刻に見られないからと帰らなくて良かった。etc etc…。笑
年を取って若い頃の様な体全体で感じるような、
大きな劇的な感動というものはなくなってきましたが、
それでも、今年も沢山の心の震え、美しさや暖かさや色々な震えを感じられるといいなと思いました。
昨年はあまりWalkman の音楽を聴きながらの散歩ができませんでしたが、
今年はまた、好きな曲を選びながら鎌倉や横浜や、色々な所に散歩をしようと思います。
音楽や展覧会も。
そうそう、今年のコンサートの最初は1月11日横浜みなとみらいホールでベートーベンを聴きます。
今年はベートーベンイヤー、生誕250年なんです。4月のベートーベンのチケットも買っておきました。
展覧会は、長く、長~く待っていたブリヂストン美術館のリニュアル。名前がアーティゾン美術館となり1月18日から再開です。
時間制のチケットになっていたので、初日の1月18日のものをゲットしました。しばらく会えなかったルオーや佐伯祐三、モネやピカソに会うのが楽しみです。
その後はソール・ライターとハンマスホイ etc etc…ですが、これは今年の「見に行きたいリスト」を作ったのでいずれまた。
年末年始の長かった休みももう終わり。
今日は秋葉電脳仲間と恒例の神田明神への初詣と秋葉巡回に出かけて来ます。
年末にスターウォーズを見に行って、1日にこの初日の出を見に行ったくらいで、
あとは部屋で飲んだくれていました。 ^^;
でも、こんなにぜいたくに暇な時間を過ごすのもお正月ならではかなと?
きっと皆さんもそれぞれ、良いお正月をお過ごしだったことと思います。
遅くなってしまいましたが、本年もきっと? さぼり気味でいい加減で、拙いじぶんのブログだと思いますが、
なにとぞよろしくお願いします。
youtube に内田さんのがあったので貼っておきます。 ^^
" 2020/01/01 Yokoham Rinkou-Park First sunrise "