部屋籠りの時のこと_北鎌倉円覚寺&フランチェスコ・ピエモンテージのシューベルト:20211002 [鎌倉]
部屋で時間を過ごすことが多くなり、これまで、してこなかったこととかに気が付いたり、
そんなことを実際にしてみたり etc etc …、ほんの些細なこと達ですが、そんなことが幾つかあります。
自由に人と会ったり、お酒を飲んだり、美術館やコンサートホールに出かけて色々なコンテンツとの出会いが
あったり等はできませんが、
こんな時に合わせての時の過ごし方、精神への栄養の取り方もあるのだなと。
そんなことの一つ。
クラシックは流行に左右されずに聴くことができるので良く聴く音楽のジャンルなのですが、
流行と言うことをあまりにも気にかけ過ぎずに聴いてきたなと思うこと。
ベートーベンの4番であればクライバー、ブラームス1番であればスイトナー、チャイコフスキーの
ピアノコンチェルトであればアルゲリッチ姉さんetc etc ・・・。
聴くべき定番がそろい過ぎていて、気が付けばそこから出ようとしていなかった。
部屋籠りの時間の中で、新しいお気に入りのクラシックCD 達に出会うことができました。
ニールセンの3番繋がりで知った指揮者のトーマス・ダウスゴ―、アンドリュー・マンゼ繋がりでは
ピアニストのフランチェスコ・ピエモンテージ。
どちらも特徴のあるマエストロ。素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
宣言等があけたら、これらの曲を連れてWalkman 散歩を再開したいと思っていました・・・・・・。そして、
10月。
緊急事態宣言がようやく(何も出ていないのは4月以来とのこと)解除されました。
では!! と期末試験明けの高校生の様な気持ち!!!! ?? で、ずっと訪れていなかった北鎌倉へと出かけました。
デバックにはE-M1 50-200 & E-M1MrⅡ12-40。待たせましたぁ~。
ずっとずっとじぶんと一緒に部屋籠りだったものなぁ。
そして、約束の? Walkman にはフランチェスコ・ピエモンテージ。この日はシューベルトのピアノソナタ、
最後の3曲、19・20・21番です。
文庫本も電車で読むのは久しぶり、内田洋子さんの「対岸のヴェネツィア」。
弾む心に車窓からの景色も新鮮すぎます。少し感慨深く思ったりしていると…、北鎌倉駅。
もう少し横須賀線でもよかったかなと?
円覚寺さんの山門をくぐると、前回に引き続き、今日も待っていてくれました。
正式の名前はしのぶちゃんだそう、皆さんはしいちゃんと呼んでいる円覚寺のネコ君です。
カメラを向けると、すくっと立ち上がってどこかへ。
どこへ行くのかと追いかけてみると。えーーっ、お地蔵さんにお参りするのかぁ~。
流石、円覚寺さんに住まうるネコ君 etc etc …と…、えーーっ??
そうなんだ、喉が渇いていたのですね。
流石~というか、円覚寺さんのことは全てのことを知り尽くしているのでしょう。
どこで水が飲めるとかも。
流石の、円覚寺さんのしいちゃん。
久しぶりに訪れて、先ずはしいちゃんに会えてラッキーでした。
9時前の円覚寺さんは人も少なく、貸し切り状態。
人がいないといつもは行かないところ、気が付かないものが目に入ってきます。
10月なので咲いている花もないのかと思っていましたが、芙蓉が咲いていてくれました。
セセリチョウの吸蜜を見つけて一枚 ♪ ただ、久しぶり過ぎて、カメラの相棒の使い方を忘れていたりして…
(14-40がMFになっていたのに気が付かずにどうしたどうした? でバタバタしたり ^^;)、ドタバタしたり。
そして、今年は会えないかと思っていたシュウメイギクにも。
毎年、鎌倉の花暦をじぶんなりに綴ることを楽しみにしていましたが、
昨年と今年、コロナ禍にて訪れることさえできませんでした。来年は春から再び綴ることができたら良いなと。
居士林の横の生垣には、
ツバキに似た白い花がいくつか咲いてしました。
チャノキかな? 朝の光が当たってピカピカに輝いていました。
生垣の緑の苔に落ちる朝日も爽やか。
ずっと部屋籠りだった身には眩しすぎる、爽やかすぎる朝日。
心地良い初秋の風が頬に…。
緑と白の光の匂い。
体中に、
こころの奥のひだの一枚一枚まで、ずーっとしみわたってきます。
部屋の中で知らず知らずたまっていたもの達が、
這い出して、昇華していく、
そんな実感。
Walkman からはフランチェスコ・ピエモンテージのピアノ。
指揮者のアンドルー・マンゼが気に入ってメンデルスゾーン、モーツァルト等を聴くようになりましたが、
マンゼ繋がりでモーツァルトのピアノコンチェルトを聴いてみました。そのピアニストがピエモンテージ。
一聴してその音色に惚れてしまいました。
音色は繊細、ピュア。
葉に宿る朝の雫の煌めきの様な音色に…
一目惚れしてしまいました。
ピアノの音色に惹かれたピアニストと言えば自分の中では一も二もなくてピリス。
ピリスのピアニシシモの美しさは他に比べるものはないです。
ホールの空間に溶けいってしまう、あの瞬間の…、
永遠の美しさを味わってしまうと、他のものは聴けなくなってしまうほど。
でも、この部屋籠りの期間に知った、ピエモンテージの音色もそれに比肩するなぁと。
CDは2枚組でシューベルトの最後の3曲が収められているのですが、3曲とも名演です。
その中でも特に20番、D959はお気に入り。
4楽章ロンド、アレグレットは歌があふれている。音一つ一つが明るく輝いている。
繊細なニュアンス、ピリスの様な弱音の美しさ…。
北鎌倉の初秋の空にシューベルトのピアノの音色が…、
溶け込んでいくよう。
シューベルトってこんなに優しいんだと改めて気づかせてくれて、
シューベルトへの思いさえ変えさせてくれる、
そんな演奏です。
ピエモンテージ、暫く目が離せないピアニストだな。
シューベルトの D959 と一緒に久しぶりの北鎌倉。
確か??
前回、北鎌倉に来たのは4月だったから?
ほぼ半年ぶりの北鎌倉円覚寺さん。
そして、会社以外に外に出たのも5月に免許の書き換えで出かけて…以来?
なんと、改めて思い返してみると、じぶんでも、えーーーっ!!
ずっとずっとの部屋籠りなのでした。
北鎌倉へ少しの時間でしたが、相棒たちを連れて、Walkman の音楽散歩をしてきて、
何だか体が軽くなったように、そうそう、体と言うよりも心がすっかり軽くなったように思えました。
やはり、じぶんには、
こんな時間は欠かせないのだなあと…。
緊急事態宣言が解除されて、一日の感染者数がどんどん減ってきています。
ワクチンの接種者が60%を超えたからという解説者もいますが、このままコロナ禍、収まってくれるといいなと。
いずれにしても、外に出られるうちに?
もう少し、こころを軽くできればと、
また、北鎌倉へ、横浜へも音楽たちを連れて、散歩に出かけようと思ったじぶんなのでした。
久しぶりの散歩。
締めくくりはスプリングバレーとドトールで買ってきたモーニングセットB、彩り野菜とアボカドチキン!!
散歩の締めくくりは、やっぱり美味しいビールです!!
21番、しかもさわりだけですが…。
" 2021/10/02 Kitakamakura Ennkakuji & Francesco Piemontesi Schubert "
そんなことを実際にしてみたり etc etc …、ほんの些細なこと達ですが、そんなことが幾つかあります。
自由に人と会ったり、お酒を飲んだり、美術館やコンサートホールに出かけて色々なコンテンツとの出会いが
あったり等はできませんが、
こんな時に合わせての時の過ごし方、精神への栄養の取り方もあるのだなと。
そんなことの一つ。
クラシックは流行に左右されずに聴くことができるので良く聴く音楽のジャンルなのですが、
流行と言うことをあまりにも気にかけ過ぎずに聴いてきたなと思うこと。
ベートーベンの4番であればクライバー、ブラームス1番であればスイトナー、チャイコフスキーの
ピアノコンチェルトであればアルゲリッチ姉さんetc etc ・・・。
聴くべき定番がそろい過ぎていて、気が付けばそこから出ようとしていなかった。
部屋籠りの時間の中で、新しいお気に入りのクラシックCD 達に出会うことができました。
ニールセンの3番繋がりで知った指揮者のトーマス・ダウスゴ―、アンドリュー・マンゼ繋がりでは
ピアニストのフランチェスコ・ピエモンテージ。
どちらも特徴のあるマエストロ。素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
宣言等があけたら、これらの曲を連れてWalkman 散歩を再開したいと思っていました・・・・・・。そして、
10月。
緊急事態宣言がようやく(何も出ていないのは4月以来とのこと)解除されました。
では!! と期末試験明けの高校生の様な気持ち!!!! ?? で、ずっと訪れていなかった北鎌倉へと出かけました。
デバックにはE-M1 50-200 & E-M1MrⅡ12-40。待たせましたぁ~。
ずっとずっとじぶんと一緒に部屋籠りだったものなぁ。
そして、約束の? Walkman にはフランチェスコ・ピエモンテージ。この日はシューベルトのピアノソナタ、
最後の3曲、19・20・21番です。
文庫本も電車で読むのは久しぶり、内田洋子さんの「対岸のヴェネツィア」。
弾む心に車窓からの景色も新鮮すぎます。少し感慨深く思ったりしていると…、北鎌倉駅。
もう少し横須賀線でもよかったかなと?
円覚寺さんの山門をくぐると、前回に引き続き、今日も待っていてくれました。
正式の名前はしのぶちゃんだそう、皆さんはしいちゃんと呼んでいる円覚寺のネコ君です。
カメラを向けると、すくっと立ち上がってどこかへ。
どこへ行くのかと追いかけてみると。えーーっ、お地蔵さんにお参りするのかぁ~。
流石、円覚寺さんに住まうるネコ君 etc etc …と…、えーーっ??
そうなんだ、喉が渇いていたのですね。
流石~というか、円覚寺さんのことは全てのことを知り尽くしているのでしょう。
どこで水が飲めるとかも。
流石の、円覚寺さんのしいちゃん。
久しぶりに訪れて、先ずはしいちゃんに会えてラッキーでした。
9時前の円覚寺さんは人も少なく、貸し切り状態。
人がいないといつもは行かないところ、気が付かないものが目に入ってきます。
10月なので咲いている花もないのかと思っていましたが、芙蓉が咲いていてくれました。
セセリチョウの吸蜜を見つけて一枚 ♪ ただ、久しぶり過ぎて、カメラの相棒の使い方を忘れていたりして…
(14-40がMFになっていたのに気が付かずにどうしたどうした? でバタバタしたり ^^;)、ドタバタしたり。
そして、今年は会えないかと思っていたシュウメイギクにも。
毎年、鎌倉の花暦をじぶんなりに綴ることを楽しみにしていましたが、
昨年と今年、コロナ禍にて訪れることさえできませんでした。来年は春から再び綴ることができたら良いなと。
居士林の横の生垣には、
ツバキに似た白い花がいくつか咲いてしました。
チャノキかな? 朝の光が当たってピカピカに輝いていました。
生垣の緑の苔に落ちる朝日も爽やか。
ずっと部屋籠りだった身には眩しすぎる、爽やかすぎる朝日。
心地良い初秋の風が頬に…。
緑と白の光の匂い。
体中に、
こころの奥のひだの一枚一枚まで、ずーっとしみわたってきます。
部屋の中で知らず知らずたまっていたもの達が、
這い出して、昇華していく、
そんな実感。
Walkman からはフランチェスコ・ピエモンテージのピアノ。
指揮者のアンドルー・マンゼが気に入ってメンデルスゾーン、モーツァルト等を聴くようになりましたが、
マンゼ繋がりでモーツァルトのピアノコンチェルトを聴いてみました。そのピアニストがピエモンテージ。
一聴してその音色に惚れてしまいました。
音色は繊細、ピュア。
葉に宿る朝の雫の煌めきの様な音色に…
一目惚れしてしまいました。
ピアノの音色に惹かれたピアニストと言えば自分の中では一も二もなくてピリス。
ピリスのピアニシシモの美しさは他に比べるものはないです。
ホールの空間に溶けいってしまう、あの瞬間の…、
永遠の美しさを味わってしまうと、他のものは聴けなくなってしまうほど。
でも、この部屋籠りの期間に知った、ピエモンテージの音色もそれに比肩するなぁと。
CDは2枚組でシューベルトの最後の3曲が収められているのですが、3曲とも名演です。
その中でも特に20番、D959はお気に入り。
4楽章ロンド、アレグレットは歌があふれている。音一つ一つが明るく輝いている。
繊細なニュアンス、ピリスの様な弱音の美しさ…。
北鎌倉の初秋の空にシューベルトのピアノの音色が…、
溶け込んでいくよう。
シューベルトってこんなに優しいんだと改めて気づかせてくれて、
シューベルトへの思いさえ変えさせてくれる、
そんな演奏です。
ピエモンテージ、暫く目が離せないピアニストだな。
シューベルトの D959 と一緒に久しぶりの北鎌倉。
確か??
前回、北鎌倉に来たのは4月だったから?
ほぼ半年ぶりの北鎌倉円覚寺さん。
そして、会社以外に外に出たのも5月に免許の書き換えで出かけて…以来?
なんと、改めて思い返してみると、じぶんでも、えーーーっ!!
ずっとずっとの部屋籠りなのでした。
北鎌倉へ少しの時間でしたが、相棒たちを連れて、Walkman の音楽散歩をしてきて、
何だか体が軽くなったように、そうそう、体と言うよりも心がすっかり軽くなったように思えました。
やはり、じぶんには、
こんな時間は欠かせないのだなあと…。
緊急事態宣言が解除されて、一日の感染者数がどんどん減ってきています。
ワクチンの接種者が60%を超えたからという解説者もいますが、このままコロナ禍、収まってくれるといいなと。
いずれにしても、外に出られるうちに?
もう少し、こころを軽くできればと、
また、北鎌倉へ、横浜へも音楽たちを連れて、散歩に出かけようと思ったじぶんなのでした。
久しぶりの散歩。
締めくくりはスプリングバレーとドトールで買ってきたモーニングセットB、彩り野菜とアボカドチキン!!
散歩の締めくくりは、やっぱり美味しいビールです!!
21番、しかもさわりだけですが…。
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