小澤征爾 終わらない音楽:20140820 [読んだ本]
クラシックが好きで、暇があると聴いています。 元来、暇人なんですけれど 笑
Walkman にもたくさんのクラシックのアルバムを入れていて、カメラを持っての散歩の際にも連れて行き、写真を撮りながら聴いています。
好きな作曲家は好きになった年代順に
Mozart 、Brahms、Tchaikovsky、Mahler、Sibelius Rachmaninov etc etc・・・。
皆メロディーメーカー、曲のそれぞれに体が背骨がふるえるくらい綺麗なメロディーがあります。お酒を頂きながらそれを聴くのが、今の至福の時間。
指揮者もお気に入りがいますが、カルロス・クライバー、オットマール・スイトナー、ベイヌム、バーンスタイン、マイケルティルソン・トーマス、ストラットキン etc etc ・・・。でも、我が国の、日本を代表する小澤征爾さんは別格。
ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝して以来、日本のクラシック界をリードし、若手を鍛えるだけでなく、聴き手を広げ音楽の底辺を拡大されてきました。
最近は食堂がんを患われて克服されたものの、その後も腰痛など体調がすぐれず、ご自身も歯がゆい思いをされていたのだと思います。
このCD は2010年12月14日のカーネギーホールでのサイトウ・キネン・オーケストラ。ブラームスの交響曲一番。
小澤さんの復活コンサートのライヴ。
ぼくはブラームスの一番はオットマール・スイトナーが指揮をした1988年6月13日のサントリーホールでのライヴの録音が一番好きなのですが、この録音は本当に別格です。
演奏が終わった後の聴衆の鳴り止まぬ拍手とブラボーの声・・・、その場では聴いていなかったけれど時空を超えて良く理解できます。
闘病中とその後の色々なことの集大成、色々な思いと満を持してのパワーが詰まっている渾身の演奏です。
指揮者として脂がのって円熟味を増してくる年代。まだまだこれからたくさんの素晴らしい演奏をして頂かねばなりません。
そのためにはこの数年の期間は、充電の期間、色々なものを整理し蓄えられる期間だったのだと思います。きっと勉強もたくさんされたのでしょう。
ぼくらにも、2011年11月30日出版の「小澤征爾さんと音楽に付いて話をする」(村上春樹著)という素晴らしい本と、今回もご自身が休養中に書かれた「終わらない音楽」という素晴らしい著作をあらわしていただけました。
自信の生い立ち、中国での生活と高校、桐朋音楽短大のこと、斉藤先生とのこと、ヨーロッパでの修行生活のこと、バーンスタインとカラヤン先生とのこと、色々なお世話になった人たちとのこと etc etc・・・。
小澤さんのことがこの一冊でよく分かりました。
やはり、人との出会いって、とても大切なのですね。個人の才能だけでなくて(もっとも助けてもらえる援助をしてもらえたりすることもその人の魅力があってのことなのでしょうけれど)、周りの人の力がなければきっと小澤さんもこんなにすごい指揮者にはなっていなかったのでしょう。
読んでみて思ったのは、人とのきずなです。
それと、小澤さんに是非もう一度マーラーの全集を録音してほしいと思いました。
サイトウ・キネン・オーケストラ、小澤征爾指揮の全集がとても聴きたいです。
どうして、良い音楽には、良い本には美味しいお酒が合うのでしょう?
飲みながらの読書と音楽鑑賞は至福の時間です。 気が付けばついつい飲みすぎです。 ^^;
" 2014/0817 Ozawa Seiji Owaranai Ongaku "
Walkman にもたくさんのクラシックのアルバムを入れていて、カメラを持っての散歩の際にも連れて行き、写真を撮りながら聴いています。
好きな作曲家は好きになった年代順に
Mozart 、Brahms、Tchaikovsky、Mahler、Sibelius Rachmaninov etc etc・・・。
皆メロディーメーカー、曲のそれぞれに体が背骨がふるえるくらい綺麗なメロディーがあります。お酒を頂きながらそれを聴くのが、今の至福の時間。
指揮者もお気に入りがいますが、カルロス・クライバー、オットマール・スイトナー、ベイヌム、バーンスタイン、マイケルティルソン・トーマス、ストラットキン etc etc ・・・。でも、我が国の、日本を代表する小澤征爾さんは別格。
ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝して以来、日本のクラシック界をリードし、若手を鍛えるだけでなく、聴き手を広げ音楽の底辺を拡大されてきました。
最近は食堂がんを患われて克服されたものの、その後も腰痛など体調がすぐれず、ご自身も歯がゆい思いをされていたのだと思います。
このCD は2010年12月14日のカーネギーホールでのサイトウ・キネン・オーケストラ。ブラームスの交響曲一番。
小澤さんの復活コンサートのライヴ。
ぼくはブラームスの一番はオットマール・スイトナーが指揮をした1988年6月13日のサントリーホールでのライヴの録音が一番好きなのですが、この録音は本当に別格です。
演奏が終わった後の聴衆の鳴り止まぬ拍手とブラボーの声・・・、その場では聴いていなかったけれど時空を超えて良く理解できます。
闘病中とその後の色々なことの集大成、色々な思いと満を持してのパワーが詰まっている渾身の演奏です。
指揮者として脂がのって円熟味を増してくる年代。まだまだこれからたくさんの素晴らしい演奏をして頂かねばなりません。
そのためにはこの数年の期間は、充電の期間、色々なものを整理し蓄えられる期間だったのだと思います。きっと勉強もたくさんされたのでしょう。
ぼくらにも、2011年11月30日出版の「小澤征爾さんと音楽に付いて話をする」(村上春樹著)という素晴らしい本と、今回もご自身が休養中に書かれた「終わらない音楽」という素晴らしい著作をあらわしていただけました。
自信の生い立ち、中国での生活と高校、桐朋音楽短大のこと、斉藤先生とのこと、ヨーロッパでの修行生活のこと、バーンスタインとカラヤン先生とのこと、色々なお世話になった人たちとのこと etc etc・・・。
小澤さんのことがこの一冊でよく分かりました。
やはり、人との出会いって、とても大切なのですね。個人の才能だけでなくて(もっとも助けてもらえる援助をしてもらえたりすることもその人の魅力があってのことなのでしょうけれど)、周りの人の力がなければきっと小澤さんもこんなにすごい指揮者にはなっていなかったのでしょう。
読んでみて思ったのは、人とのきずなです。
それと、小澤さんに是非もう一度マーラーの全集を録音してほしいと思いました。
サイトウ・キネン・オーケストラ、小澤征爾指揮の全集がとても聴きたいです。
どうして、良い音楽には、良い本には美味しいお酒が合うのでしょう?
飲みながらの読書と音楽鑑賞は至福の時間です。 気が付けばついつい飲みすぎです。 ^^;
" 2014/0817 Ozawa Seiji Owaranai Ongaku "
2014-08-20 05:36
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コメント(6)
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こんにちは。
nice!とご訪問していただき、ありがとうございます。
指揮者は、カラヤンが好きです。
ブラームスは、交響曲第1番で好きです(コンクールで演奏したので)。
集中力がないせいか、音楽も本も、何かしながらはできない私です。
飲みながら楽しむなんて、うらやましいです。
by ピンキィモモ (2014-08-20 12:27)
ピンキィモモさん、こちらこそご訪問ありがとうございます ^^
カラヤン、ぼくも好きです!! 最近もリマスターのシベリウス買いました。ディレクションを大切にした指揮者さんですね。やっぱり20世紀の大指揮者、マエストロだと思います。
ブラームスの一番ぼくも交響曲の中では一番好きかもしれないです。CD も10枚くらい持ってます。演奏されたんですね。すごーーい。
飲んべなので ^^; 本当はちゃんと集中しないといけないとは思うのですけれど ^^;
by moz (2014-08-24 17:02)
ご訪問頂きありがとうございました
心の安らぎは矢張り、音楽でしょうね。
by クッキー (2014-08-26 15:26)
クッキーさん、ご訪問、こちらこそありがとうございます。m(__)m
そうですね、音楽大好きです。
来月もピアノのコンサートのチケットを買ってあるので今からとても楽しみなんです ^^
by moz (2014-08-28 05:32)
ブラ1いいですね。あの重厚さと荘厳な旋律はたまりません。私はなぜかチェリビダッケがお気に入りです。秋の夜長、いい音楽をたくさん聞きたいものですね。
by まきばちゃん (2014-09-21 17:34)
チェリも好きです。ブラームスも良いですが、チャイコの5番のユニークさ、でも聴いていてこれもありって思わせるところ、さすが巨匠なんですね。
はい、たくさん聴きたいです。 ^^
by moz (2014-09-22 07:02)