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メアリー・カサット展_横浜美術館:20160718 [展覧会]

楽園のカンヴァス、http://wolfym.blog.so-net.ne.jp/2014-10-13

ジヴェルニーの食卓、http://wolfym.blog.so-net.ne.jp/2015-11-01

ロマンシェ、http://wolfym.blog.so-net.ne.jp/2016-02-05

黒幕のゲルニカ、http://wolfym.blog.so-net.ne.jp/2016-06-07


原田マハさんの絵画ものはみんな大好きな作品です。 

そんな素晴らしい作品の関係する展覧会、
ジヴェルニーの食卓とモネ展、ロマンシェと「君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ」展は、
読んだ話と展覧会がコラボしているようでとても素晴らしかった。

モネはジヴェルニーの食卓を読んで展覧会に行って、以前よりもずっとずっと好きになりました。

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7月の3連休、海の日のこと。


最近、疲れていて感受性が落ちているのか、絵を見たいと必死には思わなくなっていました。

それでも気になる展覧会のルノワール展とメアリー・カサット展。 

暑いし、あまり気のりもしないけれど・・・時間はあるから、近い方かな。


原田マハさんのジヴェルニーの食卓の「エトワール」に出てきたメアリー・カサットにしようと、横浜美術館まで出かけてきました。

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そんな、気乗りのしないままでかけた展覧会でしたが、

原田マハ絵画ものファミリー?、メアリー・カサット展は予想以上に素敵でした。


先ずは、たくさんの展示されていた作品の中で気に入ったもの。


この絵良いなぁ~、
二人の子供の絵と言うとゴーギャンの絵をぼくは思い出すのですが、その絵よりも気に入りました。

仲の良い子供二人、姉妹かもしれません。一緒に浜辺に座って、

仲が良いのだけれど、寄り添いながら、それでも子供特有のしっかりとじぶんの世界の中一生懸命にめいめいが遊んでいる、そんな感じが伝わってきます。しばらく、じっと見ていました。
頬っぺたの感じもぶくっとふくよかでバラ色。そっと触れてみたくなります。

上にちょこっと見える水平線を境とする空と海。
心地よい波と風の音も聞こえてきそう。

この絵が一番に気に入りました。

<浜辺で遊ぶ子供たち 1884年 ワシントン・ナショナルギャラリー>
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ドライポイントで製作されたこの「農家の母と子」は全体の色彩、藍色とグラデーションの緑色の色彩がとても素敵です。

三角形の落ち着いた構図、お母さんと子供の信頼しきった感じが醸し出されていると思います。

それに、何と言ってもこの絵で一番気に入ったのは、真っ直ぐに前を見つめる子供の表情。

とっても可愛い。

<農家の母と子 1894年 メトロポリタン美術館>
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見ていてなぜかセザンヌがいるって思った作品。

ジャポニズム、浮世絵の影響を受けているのでしょう。

展覧会の解説にも書いてありましたが、輪郭線、線がすごいなぁ~。それにやっぱり背景のブルーの色彩感覚がすごいなぁ。

<沐浴する女性 1890年~1891年 プリンマー・カレッジ>
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メアリー・カサット、描いたものは女性と子供、そして母と子だと思うのですが、女性画家らしいテーマ。
数多く書かれている母と子の絵の中ではこの「母の愛撫」が一番気に入りました。

絵は母の愛撫ですが、子供のぷっくらとした可愛い掌で愛撫されているお母さんの頬、閉じた右目の表情が、ものすごく幸せそうです。

母と子の自然な。天地がそこにできるよりも前に、もしかすると神様でさえ自明のものとして宇宙の真理の一つとして認めてしまうのかもしれない、
悔しいけれど、父親には入り込めないような深い信頼と愛がここに描かれているのだと思います。

<母の愛撫 1896年頃 フィラデルフィア美術館>
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そうそう、メアリー・カサットは印象派の画家。

印象派に加わる経緯、
そのきっかけとなったドガとの出会いは、原田マハさんの「エトワール」に書かれています。

ウインドウに鼻を押し付けて見入ってしまったメアリー、ドガの絵・・・。印象派展へ、ドガのメアリーへの誘い。

ドガとメアリーとの関係は実際にはどうだったのでしょう?

<眠たい子供を沐浴させる母親 1880年 ロサンゼルス郡立美術館>
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この2枚はこの展覧会で印象派らしいなと思った作品です。

特に「タペストリー・フレームに向かうリディア」は向かって左側の窓からの優しい光がとても素敵でした。

フェルメールの永遠の光。一瞬を閉じ込めてしまった光を思い出しました。

メアリー・カサット、印象派の画家なんだと納得した作品です。

<タペストリー・フレームに向かうリディア 1881年 フリント・インスティチュート・オブ・アーツ>
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つい最近、DVDをTSUTAYAで借りて「黄金のアデーレ名画の帰還」を見たのですが、とても面白かった。

久しぶりに映画らしい映画を見たなと思いました。映画もたまには見ないとなと。


その映画にクリムトの「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」の正式な持ち主の役でアカデミー賞女優のヘレン・ミレンが出ていましたが、とても美しかった。

晩年のメアリー・カサット、ヘレン・ミレンに似ていると思いました。

知的で美しい素晴らしい方だったのですね。

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日本風。

<手紙 1890-1891年 アメリカ議会図書館>
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メアリー・カサットも
他の印象派の画家同様、浮世絵に興味を持ち日本の美術に影響を受けたのがよく分かりました。

構図や平面的描き方トリミング。

それだけでなく描かれた女性たちも日本人のようです。

背景に例えば「いろはにほへと」、
短歌や和歌、そんなものを書いても違和感はないかな。

<午後のお茶会 1890-1891年 プリンマー・カレッジ>
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どうして、

人の顔や犬を詳細に描き、周りは省略? 荒いまま残しているのだろう?

数枚の絵を見てそんな疑問。

<犬を抱くラズベリー色の服の女性 1901年 ハーシュホーン美術館>
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そうなんだ、

<母と子 1901-1902年 個人蔵>
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周りを書き込まない方が、見て欲しいもの、

表現したいものをより引き立てることができるんだ。

写真のボケの効果と同じなのかもしれない。

近くよりも、少し離れて見て、より一層その感じがよく分かりました。

<ソファに腰掛けるレーヌとマーゴ 1902年>
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原田マハ「エトワール」

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きっと主人公はドガが残したバレリーナ、少女の像。

メアリー・カサットはこの作品では狂言回しなのかもしれません。

本を読んでどんな女性なのだろう?

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どんな絵を描く画家なんだろう? と思っていました。

裕福な恵まれた家庭に生まれた女性、
上流階級の穏やかでゴージャス、可愛い子供たちに囲まれた生活が保障されていたのに、

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父親からはようやくの許しを得て、でも最低限の援助しかもらえずに、

女性、アメリカ人等という、いくつかの困難さを背負ってのパリでの画家修業は大変だっだろうなと思います。

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原田マハさんの「エトワール」で興味を持ち、そして今回の展覧会でその作品に触れ、買ってきた図録でメアリー・カサットのことを読み、少しだけですが彼女のことを知ることができました。

アメリカでさえ女性の参政権が得られていない時代。

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女性画家の数は少なく、

描く絵には女性らしいという理由で柔らかな線や筆遣いを求められていた時代。

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メアリー・カサット、女性画家の先駆者として数多くの困難を乗り切ってきたのだと思います。

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女性の地位向上のための活動などでは、兄や弟との確執もあったようだし、

生涯独身であったし、きっと色々なものを犠牲にもしてきたのかなと。

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今度は、メアリー・カサット自身のこと、そんなこと達を原田マハさんに書いて欲しいなと思いました。

それと、映像化するならメアリー役はぜひヘレン・ミレンでお願いします。

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メアリー・カサット展を見た後、横浜美術館の収蔵作品達(キリコやダリやetc etc ・・・)を久し振りに、

のんびりと鑑賞させてもらって外に出ました。

濵のみなとみらい地区は外に出てもたくさんのアート。 

クィーンズイーストには催し物? ピカチュウがいっぱいでした。

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そういえば、昨日からでしたっけ?

ポケモンGO が日本にも配信されましたね。濵だけでなく日本中で今、ピカチュウ探しかもしれません。

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日本丸は総帆展帆の日でした。

そういえば、前回散歩した時も総帆展帆だったな。

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みなとみらいの日本丸は凛々しくて素敵ですが、

帆を張った日本丸がやはりとってもかっこいいです。

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横浜美術館でゆっくり、

そして、日本丸のあたりを散歩して、そう言えば起きてから何も食べていないのに気が付きました。

暑いしあまり食欲がないこともあって忘れていました。

駅に着けばカツオと醤油の出汁の良い香り。いつものように桜木町駅の川村屋さんで、

おばさんたちに天玉蕎麦を作ってもらって美味しくいただきました。

前にも書きましたが、ここの立ち食い蕎麦はちょっと違います。創業は1900年、桜木町が初代横浜駅だったころからの営業、歴史と伝統、それに天然出汁にこだわった美味しさ。

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多少体調が悪いせいもあって感受性も、出かける気力も落ち気味ですけれど、

出かけると色々なものに出合えます。

家でくすぶっているよりはエイヤッと潔く出かけてしまった方が良いかな ^^

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メアリー・カサット展、

母と子の優しい情愛にあふれていてこころがほっこり、幸せと優しさのおすそ分けをもらった展覧会でした。

とても良かったです(気乗りがしないで出かけたことは・・・シッー ! 内緒です ^^;) 。

" 2016/07/18 Mary Cassatt Retrospective "
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ナビパ

母と子というテーマには愛を感じずにはいられません。
どの時代 どの国でもきっと変わらぬものなのかなって思います。
メインを描きこみ周りは簡略化する。
その簡略化にもこだわってみる。
素朴でも総合的に素敵な作品に結びつくんだなって思いました。
良い勉強になります。
by ナビパ (2016-07-23 14:51) 

Kiki

こんにちは!
体調いかがですか?
お疲れで夏バテかな?
お大事になさってくださいね^^
メアリー・カザット 優しさが伝わってきますね。
こんな絵が描けるのはきっと心が清らかなのでしょうね
疲れていたり 気乗りしない日もあります
でもステキな絵とお蕎麦に元気を分けてもらえた一日に
なり 思い切って外に出て良かったですね ♪(^^)
by Kiki (2016-07-23 15:15) 

suzu*

タペストリーに向かうリディア?
なんやそのまんまのお人がそこに座ってはるよな^ ^
一枚の絵にどんだけの時間かけはるんやろな?
デッサンの間だけモデルさん、居てはるんやろか?
色は多分に画家さんは記憶に留めてはると思うん。
ふくよかなお顔にふくよかな笑顔。
たっぷりな愛情を垣間みることできますな?
新刊、色んな作家さんのがめじろ押しですぞぉ〜(*^^*)
by suzu* (2016-07-23 19:38) 

きよたん

メアリー・カサット
デッサンも色彩もきれいですね
色合いがどぎつくなくていいです
行ってみたい展示会です。 
夏の疲れ出てますか お体ご自愛くださいね
by きよたん (2016-07-23 20:31) 

ピンキィモモ

こんにちは。
子供の表情がいいですね。
作者の子供への愛情がうかがえます。
by ピンキィモモ (2016-07-24 00:07) 

takenoko

2,3日前、横浜美術館の近くを通りました。足が向きそうになりましたが雨がポツポツ。傘も持っていないし。そのまま帰りました。たまには美術館もいいかな~~
by takenoko (2016-07-24 05:08) 

bpd1teikichi_satoh

メアリーカサット展素晴らしいです!
by bpd1teikichi_satoh (2016-07-24 14:45) 

さる1号

メアリー・カサット展、ノーチェックでした
構図、好みだなぁ
行ってみなきゃ^^
天玉蕎麦、汁を吸って旨味を増したかき揚げの衣に卵の甘味が染みこんで旨味の三段重ね
美味しいですよね^^
by さる1号 (2016-07-24 16:16) 

rappi

素敵な絵を楽しまれたんですね。^^
視線が正面を向いていないので、
日常の一瞬を安心して見られるような気がします。^^
体調崩されていたんですね。お大事になさってください。
by rappi (2016-07-24 21:35) 

さとし

絵心のない私には、こうして語れるmozさんが羨ましいです。
by さとし (2016-07-25 06:45) 

engrid

惹かれますね
美術の本を読んでなく、原田マハさんの本を読んで、
とても、mozさんらしいというか、読み込みが素敵
でも、マハさんの本は、惹きこまれてしまうから、この目で実際を見たいと思います、実物をね、、とても素晴らしい体感でしたでしょうね,
読み返す楽しみも、ありますね
by engrid (2016-07-25 08:16) 

aloha

相鉄線の車内で『メアリー・カサット展』の広告を見て、
行きたいな~、と思っていたところです。
広告に使われていた『眠たい子供を沐浴させる母親』が素敵だと
思っていたら、ロサンゼルス郡立美術館の所蔵なのですね。
ロサンゼルス郡立美術館には行ったことがあるのに記憶にありません。
広大な美術館なので見逃したのかも。残念です。
by aloha (2016-07-25 08:36) 

リュカ

素敵な展覧会だったのですねー^^
思い切って美術館に足を運んで良かったですね♪
黒幕のゲルニカ、やっと順番がまわってきて読みました。
面白かったなー♪
by リュカ (2016-07-25 12:59) 

ぼんぼちぼちぼち

ずいぶんと歴史のある立ち食い蕎麦屋さんなんでやすね。
立ち食い蕎麦屋さんも美味しいとこは美味しいでやすもんね。
by ぼんぼちぼちぼち (2016-07-25 16:16) 

Inatimy

「沐浴する女性」これ、いいですね、版画かな。
上の方はシンプルは直線や曲線、下は植物模様、そのバランスもいいかも^^。
帆を張った日本丸の姿もカッコイイです♪ 帆船は美しい♪
by Inatimy (2016-07-25 17:23) 

えーちゃん

美術館て行った事ないんだよね。
芸術的センスもないからね(^^;
ピカチュウがいっぱい~
てゆーか、ポケモンのモンスターはピカチュウしか知りません(^^;
by えーちゃん (2016-07-26 12:09) 

moz

ナビバさん、一番純粋で一番信頼感があってという愛情って、母と子のものなのかもしれませんね。どの時代どの国であってもきっと変わらないんだと思います。そして、そんなテーマの絵画に触れると幸せな感情に包まれます ^^ メアリー・カサットの絵ってそんな感じがすごくしました。
大胆な省略っていうのも実はメインを活かすためなのかなと、デッサン等を見てそう思いました。
写真にも通じるところがあるのかもしれませんね。
たまには色々な絵を見るのも良いものだと思います ^^
by moz (2016-07-27 06:26) 

moz

Kikiさん、おはようございます ^^
ご心配頂いてありがとうございます。少し胃腸の具合がおかしくて一日休んだりしてしまいました。 ^^; もう回復しているので大丈夫です。 ^^
女性と子供と母と子と・・・そんなものをテーマにしてのメアリー・カサットでした。とても優しい愛情にあふれている絵で美術館から出てくるととっても優しい幸せな感じになってしまいました。
体調が悪いと心も沈みがちでしたが、行って良かったです。
蕎麦も美味しかったです ^^
やはり、迷ったら出かけた方が良いのですね。 ^^v
by moz (2016-07-27 06:29) 

moz

suzu*さん、そうですね、リディアはメアリーのお姉さんのようです。
パリでしばらく一緒に暮らしていたようなので、日常の光景をそのまま描いたものなんだろうと思います。
織っている間にデッサンを済ませて、色は思い出しながらなのかもしれませんね。姉が織ってメアリーはそれを描いている。そんな光景イメージしてしまいます。これも一つの幸せな景色ですね。 ^^
写真だとよくわからないのですが、左からの窓からの光がとても優しくて素敵でした。
新刊、お勧めがあったら教えてください。
漂流郵便局、素敵な本でした。教えて下さってありがとうございます ^^
by moz (2016-07-27 06:34) 

moz

きよたんさん、印象派の明るい基調の絵が多いと思いました。
それと、母と子等の絵が多いので優しさと信頼と愛情と、そんなものがひしひしと伝わってくる絵です。見ていてとても幸せになれます。
まだ9月までやっていますので、ぜひぜひ ^^
ご心配頂きありがとうございます。だいぶ良くなりました。 ^^v
by moz (2016-07-27 06:36) 

moz

ピンキィモモさん、おはようございます ^^
良いですよね、
子供の信頼しきっている表情、とても素敵ですよね。^^

by moz (2016-07-27 06:38) 

moz

takenokoさん、横浜美術館の前の所、ずいぶん変わっていて驚きました。久しぶりでした。 ^^;
雨宿りにも良いかもしれませんね。はい、涼しいし(展覧会は少し寒いくらいでしたが)夏の美術館も良いかもしれません。 ^^
by moz (2016-07-27 06:39) 

moz

bpd1teikichi_satohさん、とても優しくてかわいくて、見ていると幸せを沢山感じる展覧会でした。
メアリー・カサット展良い展覧会です ^^
by moz (2016-07-27 06:40) 

moz

さる1号さん、ぼくも初めて見ましたが、メアリー・カサット、一度は見ておいた方が良い画家だと思いました。
横浜ですから、ぜひぜひ ^^
お腹にどうかな? と思いましたが、天然出汁でとても美味しかったです。
桜木町に行ったら、やはり食べたくなる味です ^^v
by moz (2016-07-27 06:42) 

moz

rappiさん、そうですね、かくぞーー!! という感じの絵ではないですね。
日常を垣間見て、って感じなんだと思います。そういう点でも印象派なのかなと思いました。 ^^
胃腸の具合が良くなくて、少し休んだりしていました。
ご心配頂きありがとうございます。もうだいぶ良くなっています。ビールもそろそろ 笑。
by moz (2016-07-27 06:44) 

moz

さとしさん、ぼくも絵心はないんです ^^;
でも昔から絵を見るのは好きで、年に何回かは展覧会にも行ってます ^^
by moz (2016-07-27 06:52) 

moz

engridさん、最近行った展覧会はフェルメール以外は大体、原田さんつながりです ^^;
それだけ、原田マハワールドに浸かってるってことだと思いますが、思い入れもあるので展覧会が余計楽しくなります。 ^^
今回のメアリー・カサット展もそうでした。とても優しくて愛情いっぱいの絵画たち、とても素敵でした。
そうですね、また読み返してみたいと思います。
新たな発見があるかもしれませんよね ^^

by moz (2016-07-27 06:55) 

moz

alohaさん、駅や中吊り広告にもメアリー・カサット展が出ていますね。相鉄にも、そういえばありました ^^
alohaさんはロスアンゼルスでご覧になっているんだ、いいな!!
やはり絵画も自分のいるところ(その作品を収蔵しているところ)で見るのが一番だと思います。
機会があれば、たぶんお近いと思います、再会されてください。
とても良い展覧会です b^^
by moz (2016-07-27 06:58) 

moz

リュカさん、はい、とても素敵な展覧会でした。
最近の展覧会でこんなに暖かい気持ちになって出てきた展覧会はありません。おすすめです ^^v
ゲルニカ読まれましたか? 面白かったですよね。
ピカソ、また見たくなりますよね ^^v
by moz (2016-07-27 07:01) 

moz

ぼんぼちぼちぼちさん、はい、すごーーく歴史のある祖は部屋さんなんです。伊藤博文? なんだかそんなのも関係あるみたいです ^^
ここは本当に違います!! 機会があればお勧めです ^^
by moz (2016-07-27 07:02) 

moz

Inatimyさん、さすがお目が高いです ^^v
というか、ぼくもとても気に入りました「沐浴する女性」!!
女性だけでなくて、背景がとても素敵ですよね。やはりジャポニズム、浮世絵の影響かな? 植物の感じも素敵ですよね。 ^^
帆船、良いですよね、横浜にぴったりだと思います ^^v
by moz (2016-07-27 07:08) 

moz

えーちゃんさん、そうですか?
落ち着くし、割とぼくは好きな場所です。なんといっても夏はとっても涼しいです(笑)
ポケモン、現在、とっても大変なことになっていますよね。 ^^
事故の内容に遊んでほしいです ^^v
by moz (2016-07-27 07:09) 

アールグレイ

原田マハさんの小説は、よりその画家への気持ちを高めてくれそうな感じですよね。
実際にその当時のことが偲ばれ、絵を見ることによってまた印象づけられます。
メアリーカサットの描く人物画は、なんて優しくやわらかい気持ちにしてくれることでしょう。
日本女性の奥ゆかしさも表現されていて、とても好きな絵たちです^^
by アールグレイ (2016-07-28 23:32) 

lamer

メアリー・カサットにロートレックを感じるのですが・・・
ロートレックとは違った温かさを感じました。
by lamer (2016-07-30 23:21) 

moz

アールグレイさん、そうですね、知っていた画家もあまり知らなかった画家のことも原田さんにたくさん教えて頂いた気がします。
そして、その画家たちと距離が縮まって展覧会に行くと何だかとても懐かしくなったり ^^
メアリー・カサット、初めて見たのですがとても優しくて、美術館を出てくるときにとても幸せな感じになりました。
日本人? みたいって思う絵もたくさんありました。 ^^
by moz (2016-08-01 05:50) 

moz

lamerさん、ロートレックの感じのする絵もありますよね。
やはり同じころの画家、お互いに影響されあっているのでしょうね。
その意味でもメアリー・カサット、やっぱり印象派の画家なんですね。^^v
by moz (2016-08-01 05:51) 

TaekoLovesParis

私も見に行く予定にしているので、カサット展、充実していたようでよかったです。カサットは好きな画家なんですよ。アメリカでは、メト、ボストン、シカゴ、ワシントンの美術館にに行きましたが、どこにもカサットのコーナーがありました。まだアメリカに画家が少ない時代に画家になり、印象派をアメリカに伝えたのですから、特別な地位ですね。母と子というテーマは女性ならではの視点ですね。自分の子供だと感情が入って上手く描けないでしょうけど、身近に姪や甥がいて観察できたからでしょうね。

「黄金のアデーレ名画の帰還」、映画館で見ました。お金目的ではない自分の存在証明。ヘレン・ミレンは高貴で強い意志を持った女性を演じたらピカイチですね。
by TaekoLovesParis (2016-08-02 19:19) 

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