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横浜臨港パークの日の出&リャブノフ子守歌:20220816 [横浜のみなと]

ハァハア・・・ハァ、ふぅーっ。  急いで信号を渡って橋の方へ。

そして、息を継いで見上げるとそこには・・・ !!


グラデーションの夜明けの空の色彩、鏡の様に映る海面…。

パステルの光達が目に飛び込んできました。  印象派の絵画のようだなぁ。

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夜明け前の刹那…。

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光たちの目覚めの一瞬。

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自然は色々な表情を見せてくれるけれど、じぶんはこの時間、夜明けの時間が一番好きです。

再生の時。

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何かがあっても、朝になれば全て生まれ変わって、元気な光の粒子たちが生き生きと飛びまわって…、

再びの力、今日への希望を与えてくれるように思えます。


そんな朝の大気の中に、たゆたゆと~~、身をゆだねるのが心地よいです。

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家を出るのが、少し遅くなってしまったけれど、

2022年8月16日の日の出の時刻、午前5時に間に合うことができました。


ハァハア・・・ハァ、ふぅーっ

最後は少しダッシュしたので、息も上がっていたけれど、

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モネの「印象・日の出」の様な朝の景色。

ばっちりです!! 笑

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オフ会で足をつって、

運動不足、全然歩いていないなぁと気が付きました。これは、ダメだなぁとも !!

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それで、と言う訳でもないのですが?

その後、朝に 2km~4km (その日の気分によって? ^^; )くらい歩くようになりました。

一日だと 8km~9km くらいと、アップルウォッチは教えてくれています。

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流石に夏なので、朝でも歩いて帰ってくると汗びっしょりなのですが、

汗を毎日掻くのも久しぶりで、何だか気持ちよい。

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毎朝、家の周りを東西南北、色々と歩き回って、脳内グーグルマップがどんどんと広がりました。

少しずつ少しずつ、その領域も広がって、

以前は自転車で来ていた横浜の港へも、歩いてくるようになりました。


もちろん、デイパックには相棒たちです。

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この日は E-M1 に12-200 、Walkman にはセルゲイ・リャブノフ の「12の超絶技巧練習曲 op.11」。

ペットボトルと、汗拭き用のタオルも忘れずに。


自転車で風を感じながら港に来るのも良いのですが、

歩きながらだと、自転車では気づかなかったものにも気づくことができるし、

この道を左に行ったらどこに行くんだろう? 等と言う単純な疑問にもあれやこれや etc etc …、簡単に、

答えを見つけることができています。

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カモメや鵜が気持ちよさそうに空を滑空していくのを見ながら、

Walkman から、リャブノフのピアノ曲を聴いていました。


セルゲイ・ミハイロヴィチ・リャプノフ(1859年11月30日~1924年11月8日)は、

ラフマニノフの様に後期ロマン派に属するロシアの作曲家、ピアニスト。

ロマンチックで美しい旋律の音楽たち ♪

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リストを深く尊敬し、リストの12曲からなる「超絶技巧練習曲」にならって、「12の超絶技巧練習曲 op.11」を

作曲しました。

リストの使わなかった調性を使って作曲されたこの作品はどの曲も美しい。


ウクライナのこともあってしばらくの間、ロシアの音楽を敬遠していましたが、芸術はやはり別なんだと思います。

久しぶりの日の出との出会いの音楽に、この曲を選びました。


第10曲の「レズギンカ」が有名ですが、

叙情的な第5曲「夏の夜」や大規模な第12曲「フランツ・リスト追悼の悲歌」など、素敵な曲ばかりです。

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じぶんは、第1曲の「子守歌」、

第2曲の「幽霊の踊り(幽霊たちの輪舞)」が中でも好きな曲です。

朝の光達が鏡の様な水面の上で、キラキラと飛びまわっている…そんな、ピアノの音色がとても好きです…。

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デイパックからペットボトルを取り出して、冷たい水を一口。

素敵な曲と素敵な景色と、心地よい汗。

まだ暑い夏の日はしばらく続くのでしょうが、また、横浜臨港パークの日の出に、キラキラの朝の光達に、

会いに来ようと思います。


連れて行ったのは、広瀬悦子さんの演奏のものでしたが、

youtube にフロリアン・ノアックのものがあったので、載せておきます。

第1番「子守歌」と、


第2番「幽霊の踊り(幽霊たちの輪舞)」です。

" 2022/08/16 Yoohama Rinkou Park & Lyapunov 12 Transcendence Technique Etudes "
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