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La Folle Journee Tokyo 2023 &究極の親子丼 :20230505~20230506 [音楽]

ブログ、とても滞っていますが・・・、 ^^;;

それでも、カメラとWalkman と一緒の散歩。

好奇心に惹かれてのコンサートや展覧会や 街歩き、etc etc …であちらこちら。

それ等はいつもと同じ程度。

遅くなってしまいましたが、記憶のアシストで忘れないうちにこのことも残しておこうと思います。

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2020年5月2日から4日まで「ベートーベン」をテーマとして開催予定だった

ラ・フォル・ジュルネ。

勿論、チケットを買っておいたのですが、新型コロナウイルスの世界的な感染で中止になりました。

それから4年・・・。

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ようやく、ようやく・・・ようやくです。

2023年5月4日~6日、有楽町の東京フォーラムで4年前と同じテーマ、

「ベートーベン」で復活開催!! クラシックのお祭りが帰ってきました。

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開催をメールで知って、チケットの発売日当日はわくわく。

5日の交響曲第6番ヘ長調op.68「田園」
同じくピアノ協奏曲第4番ト長調op.58
6日のピアノソナタ第30番ホ長調op.109、第31番変イ長調op.110、第32番ハ短調op.111

の3つのチケットを予約です。

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ピアノは大好きなアンヌ・ケフェレックさん。コンチェルトもソナタも!!

特に、ベートーベン最後のピアノソナタの3曲は、絶対に聴きたいと思っていました。

アンヌさんが最近CD に録音してくれていた3曲と同じコンサート。

CDの演奏は素晴らしくて、3曲の魅力を再確認していたのです。

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GW の東京、丸の内仲通り、新緑の木漏れ日たち・・・。4年前と変わっていません。

コロナで色々と我慢、大変なことも沢山ありましたが、こうやってまたここに、

ラ・フォル・ジュルネに来ることができて・・・ジー――ン (´;ω;`)ウッ…

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5日は「田園」から。

久しぶりのクラシックのお祭り、じぶんのスタートは三ツ橋敬子さんの指揮、東京交響楽団の演奏からでした。

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ベートーベンはいつも深刻そうな表情を浮かべていている? そんな風に思いがちです。

でも、自然を愛して、優しい一面も?そんなことがよく分かる「田園」交響曲。

5楽章からなるハイリゲンシュタットの自然の中を散歩しているイメージの曲ですが、3楽章から5楽章は続けての演奏。4楽章の雷雨は迫力満点でした。

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続いて、大好きなアンヌ・ケフェレックさんのコンチェルト4番。

東京交響楽団、指揮は斎藤友香理さん。

ベートーベンのコンチェルトでは5番の皇帝が有名ですが、じぶんは4番、好きです。

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第一楽章冒頭がピアノの独奏から始まるこの曲。

第2楽章では、真夜中、厚い雲が覆う様な重い感じの弦楽器の音達の中、ピアノが朗々と一条の月の光の様に差し込んできます。

そして、最終楽章は堂々と!! ベートーベンらしい喜びのフィナーレ。

アンヌさん、とても迫力のある4番を聴かせてくれました。

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初日のラ・フォル・ジュルネ、満足です。

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良い演奏を聴いて、久しぶりのお祭りの気分を味わったら、予約しておきました。

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本家あべや KITTE GRANCHE店さんで焼き鳥と親子丼のコースを頂きました。

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前菜2種盛合せ 秋田比内地鶏逸品 季節野菜のサラダ 焼き鳥3本 野菜串 うずら串

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美人豆腐 比内地鶏ミニ親子丼 いぶりがっこ 比内地鶏スープ ^^v

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有楽町ですからいつもの銀座の鳥繁さんで焼き鳥を頂きたかったのですが、GW 中は、お店はお休みとのこと。^^;

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残念でしたが、こちらのお店も焼き鳥美味しかったし、親子丼は比内地鶏の「究極の親子丼」!! は最高でした(いぶりがっこも!!)

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そして、二日目 ^^v


じぶんの今年のラ・フォル・ジュルネの本番の日?

ベートーベンのピアノソナタの最後の3曲。30番、31番、32番をアンヌ・ケフェレックさんで。

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ベートーベンのピアノソナタと言うと、月光、悲愴、熱情、テンペスト、告別、ハンマークラヴィア等

名前の付いているものもたくさんあって名曲ぞろいなんだと思いますが、

じぶんは最後の3曲が一番好きです。

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ベートーベンらしくなくて、初めて聴いた時はシューベルトの曲かなと?

ある意味で? 吹っ切れたというか、心の底に少し暗めの茜色の雲があつくたなびいているけれど、空気は透き通っている様な・・・ ^^;

アンヌさんの演奏は・・・、

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とてもとても素敵な演奏。CDの演奏よりも迫力がありました。

一曲ずつ演奏前に曲の解説をして下さつて、この3姉妹の三曲の顔立ちや性格や etc etc・・・を知った上で聴けたこともとても良かったです。

元々自分の聴き方は3曲を3曲として聴いていた訳ではなくて、ベートーベンの後期3曲というある意味で一曲として聴いていましたので、

3曲それぞれを意識して聴いたことでより理解? より曲を知ることができて更に愛着も。

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アンヌさん解説の中で特に印象深く残っているのは、

「32番の楽譜の最後は16分休符です。長い長い32曲にも上るピアノソナタの旅の終わりは、他の音符でもなく、フェルマータでも、和音を延ばす長いペダル記号でもなく16分休符なんです。終わりのない・・・沈黙。」

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じ~~ん・・・。そうなんだ、ベートーベン・・・かっこいいなぁ等と ^^v

予定では10時から11時10分までの1時間10分のコンサートの時間でしたが、熱心に解説、素晴らしい演奏。

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全曲終ってブラボーと拍手が鳴りやみませんでしたが、

アンヌさん、再び出ていらっしゃると、時計を指さすようなしぐさ。気づいて時間を見てみると11時半を過ぎていました。

渾身のコンサート、熱心にオーディエンスに接して下さったのだなあと。

改めてアンヌ・ケフェレックさんのファンになってしまいました。

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GW 5月5日と6日、久しぶりのラ・フォル・ジュルネ ♪

毎年楽しみなお祭りが戻ってきました。わくわく、知的にも興味津々で楽しい時間を過ごさせてもらいましたが、

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ただ、規模的にはまだ以前の様に? すべて元に戻ったとは言えません。

東京フォーラムの開場も、イベントの広いエリアはなく狭く感じましたし、イベントグッズの販売も毎年買っていた公式CD の販売もありませんでした。

来年はこれらも元に戻ってくれるといいなぁと。

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気が付けば6月も終わりですね。

今年も半分? 早いなぁ~・・・、ブログも書かないうちにどんどん日にちだけが過ぎて行っている様な。

展覧会はマチスのこと残しておきたいし(都美術館に行って来て、マチスのこと再認識しました)、

鎌倉を散歩した時のことも(久しぶりのシラス丼は美味しかったです) etc etc ・・・。 ^^;


生存確認の様な? そんなブログになっています。 www

" 2023/05/05~05/06 La Folle Journee Tokyo 2023 "
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