鎌倉花暦_ 円覚寺の梅&明月院の蝋梅 :20240114 [鎌倉]
今年初めての北鎌倉。
2024年の鎌倉花暦の一ページ目は、円覚寺の梅と明月院の蝋梅にしました。
いつもなら、好きな曲を連れて行くのですが、はじめてですし、
新年の、澄んだ冬の朝の音達にも会いたいなと、Walkman は机の上。
北鎌倉の駅を降り、石段を登っていきます。
冬の円覚寺、
訪れる方もこんな早朝だと少なくて、とてもとても静か。
冬の音達、
遠くに聞こえる信号の音、
鳥たちの長く、引きずるような声、
こずえの先に残された枯葉をゆする風、etc etc ・・・、
まるでシベリウスのヴァイオリンコンチェルトの中にいるよう。
頬や指先は冷たいけれど、
でも、
何だか、寒さと静けさ、安らぎの「はざま」にでもいるようで・・・ 妙に落ち着きます。
寒さも、
妙香池も方丈の池も大理石の様に固く凍るほど。
ヒートテックを重ね着してきましたが、手袋をせずに写真を撮っていると、かじかむくらいでした。
それよりもカメラの調子が、寒すぎて電池がおかしかったのかもしれません、
スイッチを入れてもすぐには動いてくれませんでした・・・。^^;
梅たちはこんな寒さの中で・・・?
仏殿の横の白梅たちは、ぽつりぽつり。方丈の庭の紅梅は一輪・・・くらいでしたでしょうか。
まだ、早かったのかもしれません。
でも、山門の横の白梅が一輪、
差し込み始めた朝の光に真っすぐに向かって、強く輝いていました。
ピュアな冷たい光をため込むように・・・。
春を呼ぶように、まっすぐ光に向かって。
冷たく寒い大気の中ですが、白梅は春が近いことを教えてくれます。
たくさんは咲いてはいませんでしたが、こんな景色を見ることができて・・・こころにもほっこり、
暖かさをもらえたように感じました。 ^^
円覚寺の梅を確かめた後、次は、
明月院の蝋梅に会いに行くことにしました。
黄色の半分透きとおって、愛らしい花です、蝋梅にも会いたいなぁと思っていました。
蝋梅、
梅って書きますが、でも、梅の仲間ではなく、クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属なのだそうです。
見た目、梅に似ているからの名前なのでしょうか。
明月院へ向かう途中でも、蝋梅が結構咲いているのに気が付きました。
うさぎ饅頭が美味しいお店(一二度伺ったことがあります)、
「茶寮 風花」さんの前の蝋梅も、お店の灯りを背景に、とっても綺麗に咲いていました。
まるで、満月を背負っているみたいでした。 ww
そして、
明月院の蝋梅たちは満開です。
時間が経ってきて、早朝の寒さも少し緩んできた頃、
暖かな光を十分に浴びて、
花から光を発している様に、ピカピカに輝いていました。
明月院さんは紫陽花だけでなく、庭の花達をとても大切にしていらっしゃいます。
この日も庭師の方達、お手入れに一生懸命。
はじめて気が付きましたが、あちこちにスプリンクラーがあるのですね。
小さな水の粒たちが植物たちにたっぷりと降り注ぎます。
冬の光に当たって、蝋梅たちと一緒にキラキラキラキラ。とても素敵な光景。
真ん中に色が付いたソシンロウバイも、輝く青空にとっても映えています。
蝋梅は鎌倉に通い始めてからずっと、東慶寺さんに、この季節は会いに行っていましたが、写真が撮れなくなり、
残念だなぁと思っていました。でも、
明月院さんの蝋梅は本当に見事でした。来て良かったなぁ。
円覚寺の梅、
明月院の蝋梅、
今年の鎌倉花暦の一ページ目、無事に会ってくることができ、綴ることができました。 ^^
ふと?
気が付いたら? お腹が空いていました。 笑
体も冷え切っていたし、指先もかじかんでいたし、暖かいものが頂きたいなぁ。
久しぶりに元祖建長そばが頂きたくて、鎌倉五山本店さんへ。
野菜たっぷり(野菜のシャキシャキ感がうれしい)、ほんのり胡麻油の風味(この風味の具合は絶妙です)。
前に頂いたのはコロナ前でしたが、以前と変わらぬ美味しさ。
かじかんだ手も、冷え切った体もポッカポッカになりました。「ご馳走様」と、お店を出ようとすると、
カメラを持っていたせいでしょうか、「写真撮られるんですね」とご主人から声をかけて頂きました。
「蝋梅に会いに来ました。」「建長そば、とっても美味しかったです。」と、じぶん。 ^^
ご主人、80代の今も現役。厨房で腕を振るっておられる様子。
久しぶりにお会いできて、声もかけて頂いて、嬉しくなりました。
ご馳走様です。ww
体も心もポッカポカ。
寒い朝でしたが、この日、北鎌倉に来て良かったなぁ。 ^^
鎌倉花暦、
次は、 梅にもう一度会いに行きたいなぁと・・・思っています。
今度はもう少し咲いていてくれるといいな。 ^^
" 2024/01/14 Plum blossoms at Engakuji Temple and wax plum blossoms at Meigetsuin Temple "
2024年の鎌倉花暦の一ページ目は、円覚寺の梅と明月院の蝋梅にしました。
いつもなら、好きな曲を連れて行くのですが、はじめてですし、
新年の、澄んだ冬の朝の音達にも会いたいなと、Walkman は机の上。
北鎌倉の駅を降り、石段を登っていきます。
冬の円覚寺、
訪れる方もこんな早朝だと少なくて、とてもとても静か。
冬の音達、
遠くに聞こえる信号の音、
鳥たちの長く、引きずるような声、
こずえの先に残された枯葉をゆする風、etc etc ・・・、
まるでシベリウスのヴァイオリンコンチェルトの中にいるよう。
頬や指先は冷たいけれど、
でも、
何だか、寒さと静けさ、安らぎの「はざま」にでもいるようで・・・ 妙に落ち着きます。
寒さも、
妙香池も方丈の池も大理石の様に固く凍るほど。
ヒートテックを重ね着してきましたが、手袋をせずに写真を撮っていると、かじかむくらいでした。
それよりもカメラの調子が、寒すぎて電池がおかしかったのかもしれません、
スイッチを入れてもすぐには動いてくれませんでした・・・。^^;
梅たちはこんな寒さの中で・・・?
仏殿の横の白梅たちは、ぽつりぽつり。方丈の庭の紅梅は一輪・・・くらいでしたでしょうか。
まだ、早かったのかもしれません。
でも、山門の横の白梅が一輪、
差し込み始めた朝の光に真っすぐに向かって、強く輝いていました。
ピュアな冷たい光をため込むように・・・。
春を呼ぶように、まっすぐ光に向かって。
冷たく寒い大気の中ですが、白梅は春が近いことを教えてくれます。
たくさんは咲いてはいませんでしたが、こんな景色を見ることができて・・・こころにもほっこり、
暖かさをもらえたように感じました。 ^^
円覚寺の梅を確かめた後、次は、
明月院の蝋梅に会いに行くことにしました。
黄色の半分透きとおって、愛らしい花です、蝋梅にも会いたいなぁと思っていました。
蝋梅、
梅って書きますが、でも、梅の仲間ではなく、クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属なのだそうです。
見た目、梅に似ているからの名前なのでしょうか。
明月院へ向かう途中でも、蝋梅が結構咲いているのに気が付きました。
うさぎ饅頭が美味しいお店(一二度伺ったことがあります)、
「茶寮 風花」さんの前の蝋梅も、お店の灯りを背景に、とっても綺麗に咲いていました。
まるで、満月を背負っているみたいでした。 ww
そして、
明月院の蝋梅たちは満開です。
時間が経ってきて、早朝の寒さも少し緩んできた頃、
暖かな光を十分に浴びて、
花から光を発している様に、ピカピカに輝いていました。
明月院さんは紫陽花だけでなく、庭の花達をとても大切にしていらっしゃいます。
この日も庭師の方達、お手入れに一生懸命。
はじめて気が付きましたが、あちこちにスプリンクラーがあるのですね。
小さな水の粒たちが植物たちにたっぷりと降り注ぎます。
冬の光に当たって、蝋梅たちと一緒にキラキラキラキラ。とても素敵な光景。
真ん中に色が付いたソシンロウバイも、輝く青空にとっても映えています。
蝋梅は鎌倉に通い始めてからずっと、東慶寺さんに、この季節は会いに行っていましたが、写真が撮れなくなり、
残念だなぁと思っていました。でも、
明月院さんの蝋梅は本当に見事でした。来て良かったなぁ。
円覚寺の梅、
明月院の蝋梅、
今年の鎌倉花暦の一ページ目、無事に会ってくることができ、綴ることができました。 ^^
ふと?
気が付いたら? お腹が空いていました。 笑
体も冷え切っていたし、指先もかじかんでいたし、暖かいものが頂きたいなぁ。
久しぶりに元祖建長そばが頂きたくて、鎌倉五山本店さんへ。
野菜たっぷり(野菜のシャキシャキ感がうれしい)、ほんのり胡麻油の風味(この風味の具合は絶妙です)。
前に頂いたのはコロナ前でしたが、以前と変わらぬ美味しさ。
かじかんだ手も、冷え切った体もポッカポッカになりました。「ご馳走様」と、お店を出ようとすると、
カメラを持っていたせいでしょうか、「写真撮られるんですね」とご主人から声をかけて頂きました。
「蝋梅に会いに来ました。」「建長そば、とっても美味しかったです。」と、じぶん。 ^^
ご主人、80代の今も現役。厨房で腕を振るっておられる様子。
久しぶりにお会いできて、声もかけて頂いて、嬉しくなりました。
ご馳走様です。ww
体も心もポッカポカ。
寒い朝でしたが、この日、北鎌倉に来て良かったなぁ。 ^^
鎌倉花暦、
次は、 梅にもう一度会いに行きたいなぁと・・・思っています。
今度はもう少し咲いていてくれるといいな。 ^^
" 2024/01/14 Plum blossoms at Engakuji Temple and wax plum blossoms at Meigetsuin Temple "