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モネ-連作の情景:20240120 [展覧会]

2024年最初の展覧会は「モネ-連作の情景」。

1月28日までの会期だったので、20日土曜日は「すべりこみ」・・・というところでしょうか。

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100%モネと言う通り、展示されている作品は全てモネです。

これって、とても贅沢なこと。 ^^v

終わり間際ですし、そんなには混んでいないのではと思っての土曜日9時半でしたが・・・。

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それはとてもの間違い。 ^^;

同じように「すべりこみ」の方達でいっぱいでした。

≪積みわら 1885年ジヴェルニー 大原美術館≫
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少しもったいないなぁと思いましたが、

最初の方(印象は以前)は少々スピードを速めで、流し気味になってしまいました(人の壁が厚すぎです ^^; )。?

≪アルジャントゥイユの雪 1875年アルジャントゥイユ ジュネーヴ美術歴史博物館≫
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ボトルネックのところを過ぎて、皆さんの流れも一段落。

ようやく落ち着いて、モネの作品たちと話ができるようになりました。


連作「積みわら」のところ。

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「わっ」

これって・・・暖かい。 

そして、

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ここにいたことがあるかもしれない。

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既視感? デジャヴ? そんな感じ。

吉田篤弘さんの「モナリザの背中」の様に絵の中に入り込んでしまったような・・・。

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視覚だけでなく、聴覚も、嗅覚も、肌で感じる温度とか湿度とか etc etc ・・・。


草の柔らかさと土の心地よく湿った臭い、優しく暖かな太陽の光、梢の小鳥のさえずりの声 ♪

秋のあの時のこと、ずっと遠くの記憶から湧き上がるように、優しい思い。暖かさ・・・。


絵画って、本と同じように、経験とか時間の積み重ねとか、

そういうもので対話するものなのだと、モネのこの絵を見て、そんな風に思いました。

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モネ、

原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」、松井亜紀さんの「マダム・モネの肖像」を読むことによって

その人柄とかを知り、とても好きになった画家さんですが、

やはり、モネ、良いです。

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上野の森美術館の外はとても寒いけれど、麦わらのタブローの中はとても暖か。

それに、モネの場合は冬の雪の絵もとても暖かいです(モネの雪の絵好きです。今回も雪の絵がありましたがとても素敵でした)。

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展覧会、

去年は、エゴンシーレ展、佐伯祐三展、アーティゾン美術館の抽象絵画の覚醒と展開、マティス展、

永遠の都ローマ展を見ましたが、今年はもっとたくさん見たいなと思っています。

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日経おとなのOFF を今年も買いました。

円安と貸し出し価格の高騰で、なかなか海外の作品を借りての展覧会は困難になっているとか。

GDPもドイツに抜かれて、インドもすぐそこに迫っています? ^^;

経済状態がこんなところにも表れているとはと・・・読んで思いましたが、

そんな中でも見たい展覧会が幾つかあるので、「行きたいところリストにメモメモ」です。 ^^;

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デ・キリコ展 4月27日から東京都美術館
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?展 3月12日から 国立西洋美術館
北欧の神秘—ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画展 3月23日からSONPO美術館

前半戦はこんなところでしょうか。 ^^


" 2024/01/20 CLAUDE MONET : Journey Series Painting "
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