えーちゃんさん主催横浜オフ会&新しいWalkman :20171009 [横浜のみなと]
超大型の台風21号が先週行ったと思ったら、また、同じような進路で22号が日本に近づいています。
10月も下旬なのに・・・、今年はやはり天候がおかしいです。
横浜も雨模様の日が多くて、落ち着いて晴れの日が続いてくれるのはいつからなのかな?
今日も電脳仲間と秋葉に巡回に行こうと思っていたのですが、天気悪いので延期にしました。
秋葉だけでなくて、お台場にも写真を撮りに行こうと言っていたので。 ^^;
雨模様のお休み、今日はゆっくりとたまっている本でも読んで過ごそうかなと?
塩野 七生さんと息子さんのアントニオ・シモーネさんの共著 「ローマで語る 」(親子で映画の話)
辻村 深月さん 「ハケンアニメ ! 」
太宰 治 「晩年」
荻原 浩 「オロロ畑でつかまえて」
池井戸 潤 「アキラとあきら」
それから、半分読みかけの マルクス・アウレリウス 「自省録」とか、etc etc…。
ジャンルも年代もバラバラですが、読みたい本がたくさんあります。
CD はまたメンデルスゾーン聴いています。
交響曲第4番「イタリア」は元気の出る曲、雨が降っているけれど、これを聴いていれば大丈夫 !!
アバド、ショルティ、ペーター・マークetc etc …何種類か聴きましたが、透明さと清々しさで、クルト・マズアとライプツィヒ・ゲバントハウスオーケストラのが気に入ってます。
もちろんビールも用意してます (笑)
さて、
とても遅くなってしまいましたが、
10月の連休の最終日に「えいちゃん主催:横浜オフ会」に参加させて頂きました。
あの日は、今とは違って、秋晴れで暑いくらいの天気でした。
日本丸の総帆展帆だったので、これを一度見ようとのことで3連休の最終日に、桜木町駅で待ち合わせです。
じぶんの家からは自転車だと15分か20分くらい、
電車と歩きでも30分はかかりませんから、総帆展帆は何回か写真を撮りに来たことがあるのですが、
地元でオフ会ということであれば、行かない訳にはいきません。
日本丸、
見る度、いつでも別嬪さんですが、
やはり、白い帆を張った正装の姿は一番です。
日本丸、横浜にいてくれてありがとう。
コスモワールドの観覧車に、
ランドマークタワーに、白い帆の正装の姿は良く映えます。まして、秋の真っ青の空、ブルースカイと、
白く薄くたなびく秋の雲が一緒なら、なおさらです。
えいちゃんさん、なんだかなぁ~!! 横濱 男さん、斗夢さん、きよたんさんとじぶんと、
別嬪さんの姿を前から、右から、左から、
そして後ろから、ぐるっと一回り、写真を撮りまくってしまいました。
船出には、ブラスバンドがないと !!
中学生の方たちでしょうか?
とっても素敵な演奏を聴かせてくれました。パイレーツ・オブ・カリビアン ♪ ぴったりの曲も !!
素敵な曲たちをありがとうございました。
暑い日だったし、写真を撮っていたら喉が渇きました。
汽車道を通って、ワールド・ポーターズ、
サイクルウォークの下を抜けて、マリンウォークへ行ってみましたが、良い天気の3連休の最終日ですから、どの店もいっぱい。
地元なのに、皆さんを連れまわしてしまって申し訳なかったです。
何とか、赤レンガまで行ってようやく、
いつも、スプリングバレーを頂いている、BEER NEXT さんに入ることができました。
ほっ !! ^^;;
斗夢さんは総帆展帆の帆を畳むところを見たいとのことでしたので、いったんここでお別れしました。
残った、お酒好きの4人は、冷たいビールで乾杯です!!
つまみはソーセージの盛り合わせとポテトのみ。
一杯だけのつもりが、やはりそれでは足りずに、みんな2杯目に ^^; 美味しくて冷たいビールを頂きました。
オフ会はこれからディープな野毛を散策する予定でしたが、じぶんは急に呼び出しの連絡です。
後ろ髪を引かれながら、この日のオフ会はこれで終了。野毛にはさる1号さんがいらっしゃたとのことで、皆さんのブログを読ませて頂きとても楽しそうで、行けなくて残念でした。
途中でリタイアしてしまって、参加された皆さん、本当にすいませんでした。 m(_ _)m
次回は今回の分まで、飲みたいと? いえいえ、楽しみたいと思っていますので、よろしくお願いします ^^;
オフ会が終わった頃のことです。
今まで使っていたWalkman 、真ん中のものが急に音が出なくなりました。
具体的には音量のボリュームが効かないなってしまって、うんともすんとも?
ネットで調べると接触不良のようですが、修理に出すと1万円以上するとか?
ならば新しいものを、とのことで、じぶんとしては5代目のWalkman を急遽購入することに(向かって左)。
ヨドバシのポイントがかなりたまっていたので、実質1万円位の出費で新しいものをゲットすることができました。
ハイレゾにも対応しているし、色々と遊べそうです。
音も前のものより、自然な音がするかも?
5代目と今度は仲良くしたいと思っています。 ^^
" 2017/10/09 Minatomirai & 5th My Walkman "
10月も下旬なのに・・・、今年はやはり天候がおかしいです。
横浜も雨模様の日が多くて、落ち着いて晴れの日が続いてくれるのはいつからなのかな?
今日も電脳仲間と秋葉に巡回に行こうと思っていたのですが、天気悪いので延期にしました。
秋葉だけでなくて、お台場にも写真を撮りに行こうと言っていたので。 ^^;
雨模様のお休み、今日はゆっくりとたまっている本でも読んで過ごそうかなと?
塩野 七生さんと息子さんのアントニオ・シモーネさんの共著 「ローマで語る 」(親子で映画の話)
辻村 深月さん 「ハケンアニメ ! 」
太宰 治 「晩年」
荻原 浩 「オロロ畑でつかまえて」
池井戸 潤 「アキラとあきら」
それから、半分読みかけの マルクス・アウレリウス 「自省録」とか、etc etc…。
ジャンルも年代もバラバラですが、読みたい本がたくさんあります。
CD はまたメンデルスゾーン聴いています。
交響曲第4番「イタリア」は元気の出る曲、雨が降っているけれど、これを聴いていれば大丈夫 !!
アバド、ショルティ、ペーター・マークetc etc …何種類か聴きましたが、透明さと清々しさで、クルト・マズアとライプツィヒ・ゲバントハウスオーケストラのが気に入ってます。
もちろんビールも用意してます (笑)
さて、
とても遅くなってしまいましたが、
10月の連休の最終日に「えいちゃん主催:横浜オフ会」に参加させて頂きました。
あの日は、今とは違って、秋晴れで暑いくらいの天気でした。
日本丸の総帆展帆だったので、これを一度見ようとのことで3連休の最終日に、桜木町駅で待ち合わせです。
じぶんの家からは自転車だと15分か20分くらい、
電車と歩きでも30分はかかりませんから、総帆展帆は何回か写真を撮りに来たことがあるのですが、
地元でオフ会ということであれば、行かない訳にはいきません。
日本丸、
見る度、いつでも別嬪さんですが、
やはり、白い帆を張った正装の姿は一番です。
日本丸、横浜にいてくれてありがとう。
コスモワールドの観覧車に、
ランドマークタワーに、白い帆の正装の姿は良く映えます。まして、秋の真っ青の空、ブルースカイと、
白く薄くたなびく秋の雲が一緒なら、なおさらです。
えいちゃんさん、なんだかなぁ~!! 横濱 男さん、斗夢さん、きよたんさんとじぶんと、
別嬪さんの姿を前から、右から、左から、
そして後ろから、ぐるっと一回り、写真を撮りまくってしまいました。
船出には、ブラスバンドがないと !!
中学生の方たちでしょうか?
とっても素敵な演奏を聴かせてくれました。パイレーツ・オブ・カリビアン ♪ ぴったりの曲も !!
素敵な曲たちをありがとうございました。
暑い日だったし、写真を撮っていたら喉が渇きました。
汽車道を通って、ワールド・ポーターズ、
サイクルウォークの下を抜けて、マリンウォークへ行ってみましたが、良い天気の3連休の最終日ですから、どの店もいっぱい。
地元なのに、皆さんを連れまわしてしまって申し訳なかったです。
何とか、赤レンガまで行ってようやく、
いつも、スプリングバレーを頂いている、BEER NEXT さんに入ることができました。
ほっ !! ^^;;
斗夢さんは総帆展帆の帆を畳むところを見たいとのことでしたので、いったんここでお別れしました。
残った、お酒好きの4人は、冷たいビールで乾杯です!!
つまみはソーセージの盛り合わせとポテトのみ。
一杯だけのつもりが、やはりそれでは足りずに、みんな2杯目に ^^; 美味しくて冷たいビールを頂きました。
オフ会はこれからディープな野毛を散策する予定でしたが、じぶんは急に呼び出しの連絡です。
後ろ髪を引かれながら、この日のオフ会はこれで終了。野毛にはさる1号さんがいらっしゃたとのことで、皆さんのブログを読ませて頂きとても楽しそうで、行けなくて残念でした。
途中でリタイアしてしまって、参加された皆さん、本当にすいませんでした。 m(_ _)m
次回は今回の分まで、飲みたいと? いえいえ、楽しみたいと思っていますので、よろしくお願いします ^^;
オフ会が終わった頃のことです。
今まで使っていたWalkman 、真ん中のものが急に音が出なくなりました。
具体的には音量のボリュームが効かないなってしまって、うんともすんとも?
ネットで調べると接触不良のようですが、修理に出すと1万円以上するとか?
ならば新しいものを、とのことで、じぶんとしては5代目のWalkman を急遽購入することに(向かって左)。
ヨドバシのポイントがかなりたまっていたので、実質1万円位の出費で新しいものをゲットすることができました。
ハイレゾにも対応しているし、色々と遊べそうです。
音も前のものより、自然な音がするかも?
5代目と今度は仲良くしたいと思っています。 ^^
" 2017/10/09 Minatomirai & 5th My Walkman "
オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代:20171008 [展覧会]
音楽なら、Mozart 、Brahms 、Tchaikovsky、Mahler 、Rachmaninov etc etc…、等の作曲家が好きで、
絵だと、Vermeer、Rouault、 Monet、佐伯祐三 etc etc …が好きです。
今年は気に入りの画家の展覧会がないことと、
バタバタとしていてゆっくり絵画を見る気持からも遠ざかっていたせい? 展覧会にはほとんど行っていません。
でも、秋になって、
展覧会に行かないのは寂しいと、ネットで面白そうなものをいくつかピックアップして、前売り券を何枚か買っておきました。
土曜日、その一枚をもって渋谷、Buunkamura ミュージアムまで出かけました。
渋谷の街並みも秋、ハロウィン仕様。
色々なお化けたちがあちらこちらに。
朝になったけれど、まだ人はそれほどいない街。夜に取り残されたお化けたちがまだまだそこにも。
今年は、映画にコンサートにと何回か訪れた Bunkamura ですが、この日はザ・ミュージアム。
10時開館でしたが、15分くらい前に行って並んで入りました。前から6番目くらい。
列もそれほど長くなかったです。
始って2日目の、オットー・ネーベル展は混雑もなく、静かに、ザ・ミュージアムで鑑賞することができました。
静かな Bunkamura ザ・ミュージアム。
特別展でこんなにゆっくりと絵を見て回れるのはうれしいです。
ぼくも初めてですが、オットー・ネーベルって、ほとんどみんな知らない画家なんだと思います。
初めまして、オットー・ネーベル。
そんな感じで、画家の足跡、描いていった時をたどっていきました。
この絵は、シャガールの香りがぷんぷんします。笑
でも、シャガールの色彩に似ているけれど、その色の使い方とパッチワークの様に画面全体に色彩を当てはめている所は、オットー・ネーベル独特かと。
きっと生まれ故郷、または暮らしたことのある村なのでしょう。懐かしさとか安らぎとか、少し鼻の奥がツンとするような、そんな感じが見ていてしました。
<山村 1925年 ベルン美術館>
この絵もふと立ち止まってしばらく見つめていた絵です。
ドイツに住んでいたオットー・ネーベルでしたが、ナチスの台頭とともにドイツにはいられなくなって、スイスのベルンに避難したのだそうです。
黄色い矢印はネーベルの強い意志を表しているかのようです。
ネーベルの絵画の特徴でしょうか? この絵でも細かい線が見えると思いますが、単に絵具等を平面として筆で塗るのではなくて、
キャンバス等に顔を近づけて見てみると、細かい筋、点描画の一種なのかもしれませんが、細かいうろこの様な筋で描かれていて、それが絵画たちに動きを、見る自分たちには感情を沸き立たせるのだと思います。
決して二次元の絵画だけでなく、オブジェとして作品が存在している様に思えました。
<避難民 1935年 オットー・ネーベル財団>
全体としてパステルカラーの様な色彩。
優しい色彩もネーベルの特徴でしょうか。慈愛に満ちて街の家々の屋根を優しく照らす満月の光・・・。
優しく美しい夜の風景。
ふと、この街に訪れているかのような錯覚に陥りました。
<聖母の月とともに 1931年 ベルン美術館>
グラデーション、色彩の使い方、これも特徴でしょうか。
エヴァカラー? 笑
<建築的な青 1933年 ベルン美術館>
多彩な才能を持っていたネーベルは、聖堂の内側の絵画をたくさん残しています。
最初は建築家としての勉強をしていたとのこと。聖堂の内側の描写はもちろんですが、ネーベルの絵はそう言えばきちんと構成されていて、安定感がとてもあるのだと思います。
絵画には見ていて不安を感じるものもあるけれど、ネーベルの作品からは、ナチスに追われ、生活が困窮していた時期の絵を見ても、あまり不安等の負の感情は持ちません。
きちんとした安定した構成と、寒色を使っていても温かみを感じる色彩がそうさせているのでしょうか。
<煉瓦の大聖堂 1934年 オットー・ネーベル財団>
今回の展覧会の目玉でもあるのだと思いますが、
オットー・ネーベルのイタリアのカラーアトラス、色彩地図帳の展示もありました。
点描の描き方と同じように、几帳面さが良く分かる丁寧に描かれたスケッチブックには、イタリアの各都市ごと等、ネーベルが感覚で感じ取ったその都市の特別な色たちが、
多く感じ取ったものは面積を多く、その他の色は小さくまとめられています。
<イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳) 1931年 オットー・ネーベル財団>
見たもの、感じたものを、自らの理論で体系付けまとめ上げたものということができるのでしょうが、
こうなると内面的必然性によって感情の迸りを絵画というパフォーマンスとして誕生させるだけではないのだと思います。
ネーベルは画家であり、詩人でもあったといいます(建築家でもあり俳優でもあったとか)。
色彩として感じたものを文字でないけれど、ある種のシンボル的なものに置き換えて記録する。多彩な才能を持ったものにしかできないことなのかと。
<イタリアのカラーアトラス イタリアの色彩。ナポリ11月の空。地中海の青。1931年 オットー・ネーベル財団>
奥さんであるヒルデが結婚する前にバウハウスで働いていたこと。
また、ネーベルは雑誌「シュトゥルム」に文章と挿絵とで参加していたこと。
それらの関係で、シャガールやカンディンスキー、それに知り合ってから長い間、家族ぐるみ、
その死まで暖かい親交のあったパウル・クレーの影響があるようです。
<シエナⅢ 1932年 オットー・ネーベル財団>
ここに載せた一番初めの絵はシャガールの影響だとすぐに分かるし、
以降の絵は、一番仲の良かったクレーの影がちらほらしています。
その後はカンディンスキーの著作にも影響を受けていたようで、徐々に抽象画、
ネーデルは「非対象的」と呼んでいたようですが、カンディンスキーらの抽象画に影響を受けていると思います。
<灰色の廃墟 1934年 ミサワホーム株式会社>
時代により作風も様々に変わっていくネーベル。
今回の展覧会でも色んなバリエーションを見せてもらえますが、ぼくはこの絵が一番気に入りました。
「夜明けの海」いいな。
夜のとばりがあける黎明の刹那。
原始の色彩は生まれ、闇は砕け空だけではなく海面までも金色に燃え立たせる。
浮かぶ船たちのシルエットは朝の時を刻むリズム。
情緒的なところと色彩までも共に日本的でもあるかなと。
上の絵、「灰色の廃墟」なんて平山さんのシルクロードの作品みたいです。
オットー・ネーベル、その落ち着いた色彩や情緒的で優しい感じ、日本人が好きな画家ではないでしょうか。
<夜明けの海 1961年 オットー・ネーベル財団>
非対象絵画、
年を経てくると、今までの具象ではなく、形、シンボル、文字等が画面に描かれていく様になります。
カンディンスキー等の影響です。
それでも、安定した構成、綺麗な色彩は変わりません。ちゃんと初めからのネーベルがそこにいると思いました。
<ロンドレット(三つの三日月型) 1936年 オットー・ネーベル財団>
この絵は中国の易経の本をプレゼントされて、それに触発されて画いたとか。
確かに中国っぽい龍が真ん中にいますね。
それに、右上には赤い顔の京劇の仮面みたいのも。 笑
ネーベルの思い描いた中国なのでしょう。ちゃんと龍には5本指があります。
<喜び 1939年 オットー・ネーベル財団>
この後は、ルーン文字を題材にしたものを画くようになっていったようです。
古のルーン文字。神秘的な文字。
深い森の中、
こずえの上に明るい満月。
古代ゲルマンの神秘的な感じとともに、奥深く森の懐に抱かれたかのような安心感と幸福感を感じます。
満月はその光の一つ一つ、暗い森の奥にまでまんべんなく、安らぎと静けさを届けてくれるかのようです。
<満月のもとのルーン文字 1954年 オットー・ネーベル財団>
もちろん、影響を与えた画家たち、
シャガール、カンディンスキー、クレーたちの作品もたくさん展示されていました。
印象派より後の画家たちはまだまだ馴染めなくて、良くは分からないけれど、
この展覧会を見てもっとクレーとかカンディンスキー、もちろんシャガールも、もっと見てみたいと思いました。
<シルヴィオ パウル・クレー 1928年 イセ文化基金>
オットー・ネーベル(1892-1973)。じぶんも生まれていた時代にまだ健在だった画家です。
自然を色彩を詳細に見つめ、
それを自身の内面で分析し、理論建てキャンバスに構成して作品を生み出して言った画家。
詩人であり、エッセイストであり、建築に造詣が深く、俳優でもあったオットー・ネーベル。
知らなかったけれど、素晴らしい画家に会うことができました。
何より、満月たち、ネーベルの作品の満月たちに会えて良かったなと。
以前の様に、
展覧会が来たら、何でも全部見に行くだけのパワーも、時間も無くなったかもしれませんが、
新しいもの、 例えば、
大塚国際美術館で出会った、リング、ラウリッツ・アンデルセン とかetc etc…、
そして、今回のオットー・ネーベルも、
新しい出会いは大切にしたいなと思いました。
外に出てみれば、ハロウィンのお化けたちも流石にかすんでいて、
人がいっぱいになっていました。おまけに、衆議院選挙の演説会でマスコミや演説を聴く人達でいっぱい。
小泉進次郎さんも !!
ネーベルの世界から、現実の浮世の世界に戻ってしまった。 ^^;
気が付くと、急にお腹が空いていました。
じぶんの中では、今、
スパゲッティ・ナポリタンがブームです。
先日、大宮に行きましたが、
大宮はナポリタンが有名だとのこと。テレビで紹介された店もあるようで、そこでナポリタンを頂きました。
普通盛なのにとても量が多くてびっくりしましたが、味はとても美味しかった。
それから、スパゲッティナポリタン、結構病みつきです。 ^^;
この日は、渋谷のパンチョさんで頂きました。
そんなには食べられないので、小盛りの300g を頂きましたが、これでもお腹はいっぱい。
大宮の他でも、地元横浜もナポリタンが有名だとのこと。
ナポリタンの美味しいところをしばらく、回ってみたいと思っています。
オットー・ネーベル展の前売り券は、ネーベルのクロッキーブック付き前売り券でした。
なかなか良い出来のクロッキーブック。
色々、書いていきたいと思います。
揃えた前売り券はまだあるので、
スタートした芸術の秋をこれから、もっと楽しみたいと思っています。
" 2017/10/08 OTTO NEBEL Bunkamura "
絵だと、Vermeer、Rouault、 Monet、佐伯祐三 etc etc …が好きです。
今年は気に入りの画家の展覧会がないことと、
バタバタとしていてゆっくり絵画を見る気持からも遠ざかっていたせい? 展覧会にはほとんど行っていません。
でも、秋になって、
展覧会に行かないのは寂しいと、ネットで面白そうなものをいくつかピックアップして、前売り券を何枚か買っておきました。
土曜日、その一枚をもって渋谷、Buunkamura ミュージアムまで出かけました。
渋谷の街並みも秋、ハロウィン仕様。
色々なお化けたちがあちらこちらに。
朝になったけれど、まだ人はそれほどいない街。夜に取り残されたお化けたちがまだまだそこにも。
今年は、映画にコンサートにと何回か訪れた Bunkamura ですが、この日はザ・ミュージアム。
10時開館でしたが、15分くらい前に行って並んで入りました。前から6番目くらい。
列もそれほど長くなかったです。
始って2日目の、オットー・ネーベル展は混雑もなく、静かに、ザ・ミュージアムで鑑賞することができました。
静かな Bunkamura ザ・ミュージアム。
特別展でこんなにゆっくりと絵を見て回れるのはうれしいです。
ぼくも初めてですが、オットー・ネーベルって、ほとんどみんな知らない画家なんだと思います。
初めまして、オットー・ネーベル。
そんな感じで、画家の足跡、描いていった時をたどっていきました。
この絵は、シャガールの香りがぷんぷんします。笑
でも、シャガールの色彩に似ているけれど、その色の使い方とパッチワークの様に画面全体に色彩を当てはめている所は、オットー・ネーベル独特かと。
きっと生まれ故郷、または暮らしたことのある村なのでしょう。懐かしさとか安らぎとか、少し鼻の奥がツンとするような、そんな感じが見ていてしました。
<山村 1925年 ベルン美術館>
この絵もふと立ち止まってしばらく見つめていた絵です。
ドイツに住んでいたオットー・ネーベルでしたが、ナチスの台頭とともにドイツにはいられなくなって、スイスのベルンに避難したのだそうです。
黄色い矢印はネーベルの強い意志を表しているかのようです。
ネーベルの絵画の特徴でしょうか? この絵でも細かい線が見えると思いますが、単に絵具等を平面として筆で塗るのではなくて、
キャンバス等に顔を近づけて見てみると、細かい筋、点描画の一種なのかもしれませんが、細かいうろこの様な筋で描かれていて、それが絵画たちに動きを、見る自分たちには感情を沸き立たせるのだと思います。
決して二次元の絵画だけでなく、オブジェとして作品が存在している様に思えました。
<避難民 1935年 オットー・ネーベル財団>
全体としてパステルカラーの様な色彩。
優しい色彩もネーベルの特徴でしょうか。慈愛に満ちて街の家々の屋根を優しく照らす満月の光・・・。
優しく美しい夜の風景。
ふと、この街に訪れているかのような錯覚に陥りました。
<聖母の月とともに 1931年 ベルン美術館>
グラデーション、色彩の使い方、これも特徴でしょうか。
エヴァカラー? 笑
<建築的な青 1933年 ベルン美術館>
多彩な才能を持っていたネーベルは、聖堂の内側の絵画をたくさん残しています。
最初は建築家としての勉強をしていたとのこと。聖堂の内側の描写はもちろんですが、ネーベルの絵はそう言えばきちんと構成されていて、安定感がとてもあるのだと思います。
絵画には見ていて不安を感じるものもあるけれど、ネーベルの作品からは、ナチスに追われ、生活が困窮していた時期の絵を見ても、あまり不安等の負の感情は持ちません。
きちんとした安定した構成と、寒色を使っていても温かみを感じる色彩がそうさせているのでしょうか。
<煉瓦の大聖堂 1934年 オットー・ネーベル財団>
今回の展覧会の目玉でもあるのだと思いますが、
オットー・ネーベルのイタリアのカラーアトラス、色彩地図帳の展示もありました。
点描の描き方と同じように、几帳面さが良く分かる丁寧に描かれたスケッチブックには、イタリアの各都市ごと等、ネーベルが感覚で感じ取ったその都市の特別な色たちが、
多く感じ取ったものは面積を多く、その他の色は小さくまとめられています。
<イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳) 1931年 オットー・ネーベル財団>
見たもの、感じたものを、自らの理論で体系付けまとめ上げたものということができるのでしょうが、
こうなると内面的必然性によって感情の迸りを絵画というパフォーマンスとして誕生させるだけではないのだと思います。
ネーベルは画家であり、詩人でもあったといいます(建築家でもあり俳優でもあったとか)。
色彩として感じたものを文字でないけれど、ある種のシンボル的なものに置き換えて記録する。多彩な才能を持ったものにしかできないことなのかと。
<イタリアのカラーアトラス イタリアの色彩。ナポリ11月の空。地中海の青。1931年 オットー・ネーベル財団>
奥さんであるヒルデが結婚する前にバウハウスで働いていたこと。
また、ネーベルは雑誌「シュトゥルム」に文章と挿絵とで参加していたこと。
それらの関係で、シャガールやカンディンスキー、それに知り合ってから長い間、家族ぐるみ、
その死まで暖かい親交のあったパウル・クレーの影響があるようです。
<シエナⅢ 1932年 オットー・ネーベル財団>
ここに載せた一番初めの絵はシャガールの影響だとすぐに分かるし、
以降の絵は、一番仲の良かったクレーの影がちらほらしています。
その後はカンディンスキーの著作にも影響を受けていたようで、徐々に抽象画、
ネーデルは「非対象的」と呼んでいたようですが、カンディンスキーらの抽象画に影響を受けていると思います。
<灰色の廃墟 1934年 ミサワホーム株式会社>
時代により作風も様々に変わっていくネーベル。
今回の展覧会でも色んなバリエーションを見せてもらえますが、ぼくはこの絵が一番気に入りました。
「夜明けの海」いいな。
夜のとばりがあける黎明の刹那。
原始の色彩は生まれ、闇は砕け空だけではなく海面までも金色に燃え立たせる。
浮かぶ船たちのシルエットは朝の時を刻むリズム。
情緒的なところと色彩までも共に日本的でもあるかなと。
上の絵、「灰色の廃墟」なんて平山さんのシルクロードの作品みたいです。
オットー・ネーベル、その落ち着いた色彩や情緒的で優しい感じ、日本人が好きな画家ではないでしょうか。
<夜明けの海 1961年 オットー・ネーベル財団>
非対象絵画、
年を経てくると、今までの具象ではなく、形、シンボル、文字等が画面に描かれていく様になります。
カンディンスキー等の影響です。
それでも、安定した構成、綺麗な色彩は変わりません。ちゃんと初めからのネーベルがそこにいると思いました。
<ロンドレット(三つの三日月型) 1936年 オットー・ネーベル財団>
この絵は中国の易経の本をプレゼントされて、それに触発されて画いたとか。
確かに中国っぽい龍が真ん中にいますね。
それに、右上には赤い顔の京劇の仮面みたいのも。 笑
ネーベルの思い描いた中国なのでしょう。ちゃんと龍には5本指があります。
<喜び 1939年 オットー・ネーベル財団>
この後は、ルーン文字を題材にしたものを画くようになっていったようです。
古のルーン文字。神秘的な文字。
深い森の中、
こずえの上に明るい満月。
古代ゲルマンの神秘的な感じとともに、奥深く森の懐に抱かれたかのような安心感と幸福感を感じます。
満月はその光の一つ一つ、暗い森の奥にまでまんべんなく、安らぎと静けさを届けてくれるかのようです。
<満月のもとのルーン文字 1954年 オットー・ネーベル財団>
もちろん、影響を与えた画家たち、
シャガール、カンディンスキー、クレーたちの作品もたくさん展示されていました。
印象派より後の画家たちはまだまだ馴染めなくて、良くは分からないけれど、
この展覧会を見てもっとクレーとかカンディンスキー、もちろんシャガールも、もっと見てみたいと思いました。
<シルヴィオ パウル・クレー 1928年 イセ文化基金>
オットー・ネーベル(1892-1973)。じぶんも生まれていた時代にまだ健在だった画家です。
自然を色彩を詳細に見つめ、
それを自身の内面で分析し、理論建てキャンバスに構成して作品を生み出して言った画家。
詩人であり、エッセイストであり、建築に造詣が深く、俳優でもあったオットー・ネーベル。
知らなかったけれど、素晴らしい画家に会うことができました。
何より、満月たち、ネーベルの作品の満月たちに会えて良かったなと。
以前の様に、
展覧会が来たら、何でも全部見に行くだけのパワーも、時間も無くなったかもしれませんが、
新しいもの、 例えば、
大塚国際美術館で出会った、リング、ラウリッツ・アンデルセン とかetc etc…、
そして、今回のオットー・ネーベルも、
新しい出会いは大切にしたいなと思いました。
外に出てみれば、ハロウィンのお化けたちも流石にかすんでいて、
人がいっぱいになっていました。おまけに、衆議院選挙の演説会でマスコミや演説を聴く人達でいっぱい。
小泉進次郎さんも !!
ネーベルの世界から、現実の浮世の世界に戻ってしまった。 ^^;
気が付くと、急にお腹が空いていました。
じぶんの中では、今、
スパゲッティ・ナポリタンがブームです。
先日、大宮に行きましたが、
大宮はナポリタンが有名だとのこと。テレビで紹介された店もあるようで、そこでナポリタンを頂きました。
普通盛なのにとても量が多くてびっくりしましたが、味はとても美味しかった。
それから、スパゲッティナポリタン、結構病みつきです。 ^^;
この日は、渋谷のパンチョさんで頂きました。
そんなには食べられないので、小盛りの300g を頂きましたが、これでもお腹はいっぱい。
大宮の他でも、地元横浜もナポリタンが有名だとのこと。
ナポリタンの美味しいところをしばらく、回ってみたいと思っています。
オットー・ネーベル展の前売り券は、ネーベルのクロッキーブック付き前売り券でした。
なかなか良い出来のクロッキーブック。
色々、書いていきたいと思います。
揃えた前売り券はまだあるので、
スタートした芸術の秋をこれから、もっと楽しみたいと思っています。
" 2017/10/08 OTTO NEBEL Bunkamura "
鎌倉瑞泉寺 & Bergfeld:20171001 [鎌倉]
ひさしぶりにあったかくて 良い天気だにぁ~ (=^・^=)
ぽりぽり ふさふさ ぽかぽか ふかふか
だれだにゃ~ ##
覗いちゃ だめにゃ~ !!
「ごめんごめん、日向ぼっこ続けて ^^; 」 なんて、
小町通りから段葛に抜ける通りのお店の前のトラネコと、先ずは目が合ってしまいました。
荏柄天神と鎌倉宮へ抜ける横道の
レトロなポストと、コカコーラの真っ赤な自販機に会うのも久しぶりです。
ここの景色もずっと変わらないお気に入りの景色。
お寺や神社や、
賑やかな小町通りも良いけれど、
住宅街の普通の通りにも、レトロなポストやおしゃれなカフェや、ちょっと覗いただけでは正体が分からない?
不思議な感じの店なんかもあって、
鎌倉の道を歩くのはとても楽しいです。この日は寄らなかったけれど、カフェ・ラルゴさんも素敵なカフェ。
駅から少し離れたところでも、バスを使わずに歩くのが好きです。
秋晴れのこんなに良い天気ならなおさら。
いつもの北鎌倉から一駅遠出をして、更に鎌倉駅からかなり歩きましたが、
途中の散歩を十分に楽しみながら、たどり着きました。
じぶんの鎌倉のもう一つの花の寺、瑞泉寺。
北鎌倉の東慶寺は大切な花の寺ですが、瑞泉寺も中学生の頃から通い続けているもう一つの花の寺。
ここもいつ来ても、美しい花たちが迎えてくれるお寺です。
もう遅いかな? と思いつつも、
多分、瑞泉寺ならまだ間に合うと、こころの奥の方では確信していました。
瑞泉寺、二階堂は、鎌倉でも山側で少し高い位置にあるので季節も他の所より遅めに訪れます。
そして、
終わりの頃ではあったけれど、今年の瑞泉寺の彼岸花に会うことができました。
秋のピュアな朝の日差しに、
長いまつ毛のような彼岸花の蕊の上で、光りのビーズがキラキラと輝いていました。
彼岸花にはクロアゲハ。
ファインダー越しに優雅な姿を覗かせてもらいました。
東慶寺の彼岸花とは、少し趣が違います。ここのこの花の感じもとても好きです。
長い年月の間に丸くなって緑になった階段を上っていきます。
鎌倉のお寺で一番緑が深いのだと思います。
真っすぐ上を見上げれば大きな木々と、高く伸びた竹。
瑞泉寺の清々しい朝の景色をゆっくりと楽しんで、更に登っていくと、
"" 秋晴れの
どこかに杖をわすれけり "" 高浜虚子門下の松本たかしさんの句が迎えてくれました。
山門をくぐれば、大きな枝の先は明るく開けて、
そうそう、この感じです。
子供の頃、母に連れて来てもらった一番初めの頃と変わらない佇まい。
京都のお寺の煌びやかな感じ、奈良のお寺の長閑な感じもとても素敵ですが、
野趣あふれ質実剛健な鎌倉武士の古都のお寺、
ここ、瑞泉寺の佇まいは鎌倉ならではのもの。
シュウメイギクもまだ咲いていてくれました。
散歩を初めて知った花がたくさんあります。
シュウメイギクもその一つですが、
初めて会ったのは、瑞泉寺。
花もきれいですが、茎の曲がり具合は、この花独特のもの。
シュウメイギクの茎のアート、
じぶんの中では、瑞泉寺のものが、やはり一番のアートです。
お寺の窓とフヨウ。
本堂前のの真っ白なフヨウも、この季節の見どころの一つです。
じぶんも、純白の花に囲まれた素敵な道を見させてもらうことができました。
本堂裏の庭園は、夢窓礎石の庭園。
もう少し経って、紅葉の頃はとても綺麗な場所です。
開門と同時に訪れたこの朝、
瑞泉寺に流れる静かな時間。
アゲハたちとじぶんと、
梢を通る爽やかな秋風の音の中で、
一瞬、何もかもが止まったように、
ハイスピードカメラの中にいるかのように・・・。
かけがえのない一瞬。
全て通り過ぎていく時の中で、
じぶんにとって、とても貴重だなと思いました。
良い天気で、良い散歩が出来ました。こころのひだの中も虫干し? 風を通すことができたように思いました。
秋の朝の少しの時間でしたが、
瑞泉寺の彼岸花、シュウメイギク、フヨウに会うことができました。
そうそう、
鬼瓦フェチのじぶん。
瑞泉寺の鬼瓦も大好きです。 笑
何も食べずに散歩に出てきました。
さすがにたくさん歩いたので、エネルギー切れ ?
お腹が空きました。
鎌倉宮の前、いつも美味しい手打ち蕎麦を頂く「鎌倉 宮前」さんは11:30から。
前を通り過ぎると、ちょうどご主人が蕎麦をうっているところでした。
美味しい新蕎麦を頂きたかったのですが、残念。 次の機会には。
それでも、
早い時間でも八幡宮に行く途中には Bergfeld があります。 9:00 の開店。
Bergfeld も、小川糸さんの「ツバキ文具店」に登場する店の仲間です。迷わず入りました。
さすがにランチメニューは 11:00 からですが、
焼き立ての美味しいトーストを、淹れたて、
香り豊かなコーヒーと一緒に頂くことができました。
トースト!! 絶品です。表面はさくさくでバターの風味、中はもっちり。蜂蜜が付いていてそれを少しぬって !!
とっても美味しかったです。
小川糸さん。
最近一番読んでいる作家さん。
「サーカスの夜に」も良かったし、「にじいろガーデン」も思わず涙の、素敵な作品でした。
最近読んだこの2冊の余韻が残っています。
「ツバキ文具店」つながりの鎌倉の店は Bergfeld の他にもたくさんあります。
これからも少しずつ、訪れてみたいと思っています。
秋が深まり、鎌倉はますます良い季節。
音楽を連れて、カメラの相棒たちを連れて、
また、出かけよう。
" 2017/10/01 Kamakura Zuisenji & Bergfeld "
ぽりぽり ふさふさ ぽかぽか ふかふか
だれだにゃ~ ##
覗いちゃ だめにゃ~ !!
「ごめんごめん、日向ぼっこ続けて ^^; 」 なんて、
小町通りから段葛に抜ける通りのお店の前のトラネコと、先ずは目が合ってしまいました。
荏柄天神と鎌倉宮へ抜ける横道の
レトロなポストと、コカコーラの真っ赤な自販機に会うのも久しぶりです。
ここの景色もずっと変わらないお気に入りの景色。
お寺や神社や、
賑やかな小町通りも良いけれど、
住宅街の普通の通りにも、レトロなポストやおしゃれなカフェや、ちょっと覗いただけでは正体が分からない?
不思議な感じの店なんかもあって、
鎌倉の道を歩くのはとても楽しいです。この日は寄らなかったけれど、カフェ・ラルゴさんも素敵なカフェ。
駅から少し離れたところでも、バスを使わずに歩くのが好きです。
秋晴れのこんなに良い天気ならなおさら。
いつもの北鎌倉から一駅遠出をして、更に鎌倉駅からかなり歩きましたが、
途中の散歩を十分に楽しみながら、たどり着きました。
じぶんの鎌倉のもう一つの花の寺、瑞泉寺。
北鎌倉の東慶寺は大切な花の寺ですが、瑞泉寺も中学生の頃から通い続けているもう一つの花の寺。
ここもいつ来ても、美しい花たちが迎えてくれるお寺です。
もう遅いかな? と思いつつも、
多分、瑞泉寺ならまだ間に合うと、こころの奥の方では確信していました。
瑞泉寺、二階堂は、鎌倉でも山側で少し高い位置にあるので季節も他の所より遅めに訪れます。
そして、
終わりの頃ではあったけれど、今年の瑞泉寺の彼岸花に会うことができました。
秋のピュアな朝の日差しに、
長いまつ毛のような彼岸花の蕊の上で、光りのビーズがキラキラと輝いていました。
彼岸花にはクロアゲハ。
ファインダー越しに優雅な姿を覗かせてもらいました。
東慶寺の彼岸花とは、少し趣が違います。ここのこの花の感じもとても好きです。
長い年月の間に丸くなって緑になった階段を上っていきます。
鎌倉のお寺で一番緑が深いのだと思います。
真っすぐ上を見上げれば大きな木々と、高く伸びた竹。
瑞泉寺の清々しい朝の景色をゆっくりと楽しんで、更に登っていくと、
"" 秋晴れの
どこかに杖をわすれけり "" 高浜虚子門下の松本たかしさんの句が迎えてくれました。
山門をくぐれば、大きな枝の先は明るく開けて、
そうそう、この感じです。
子供の頃、母に連れて来てもらった一番初めの頃と変わらない佇まい。
京都のお寺の煌びやかな感じ、奈良のお寺の長閑な感じもとても素敵ですが、
野趣あふれ質実剛健な鎌倉武士の古都のお寺、
ここ、瑞泉寺の佇まいは鎌倉ならではのもの。
シュウメイギクもまだ咲いていてくれました。
散歩を初めて知った花がたくさんあります。
シュウメイギクもその一つですが、
初めて会ったのは、瑞泉寺。
花もきれいですが、茎の曲がり具合は、この花独特のもの。
シュウメイギクの茎のアート、
じぶんの中では、瑞泉寺のものが、やはり一番のアートです。
お寺の窓とフヨウ。
本堂前のの真っ白なフヨウも、この季節の見どころの一つです。
じぶんも、純白の花に囲まれた素敵な道を見させてもらうことができました。
本堂裏の庭園は、夢窓礎石の庭園。
もう少し経って、紅葉の頃はとても綺麗な場所です。
開門と同時に訪れたこの朝、
瑞泉寺に流れる静かな時間。
アゲハたちとじぶんと、
梢を通る爽やかな秋風の音の中で、
一瞬、何もかもが止まったように、
ハイスピードカメラの中にいるかのように・・・。
かけがえのない一瞬。
全て通り過ぎていく時の中で、
じぶんにとって、とても貴重だなと思いました。
良い天気で、良い散歩が出来ました。こころのひだの中も虫干し? 風を通すことができたように思いました。
秋の朝の少しの時間でしたが、
瑞泉寺の彼岸花、シュウメイギク、フヨウに会うことができました。
そうそう、
鬼瓦フェチのじぶん。
瑞泉寺の鬼瓦も大好きです。 笑
何も食べずに散歩に出てきました。
さすがにたくさん歩いたので、エネルギー切れ ?
お腹が空きました。
鎌倉宮の前、いつも美味しい手打ち蕎麦を頂く「鎌倉 宮前」さんは11:30から。
前を通り過ぎると、ちょうどご主人が蕎麦をうっているところでした。
美味しい新蕎麦を頂きたかったのですが、残念。 次の機会には。
それでも、
早い時間でも八幡宮に行く途中には Bergfeld があります。 9:00 の開店。
Bergfeld も、小川糸さんの「ツバキ文具店」に登場する店の仲間です。迷わず入りました。
さすがにランチメニューは 11:00 からですが、
焼き立ての美味しいトーストを、淹れたて、
香り豊かなコーヒーと一緒に頂くことができました。
トースト!! 絶品です。表面はさくさくでバターの風味、中はもっちり。蜂蜜が付いていてそれを少しぬって !!
とっても美味しかったです。
小川糸さん。
最近一番読んでいる作家さん。
「サーカスの夜に」も良かったし、「にじいろガーデン」も思わず涙の、素敵な作品でした。
最近読んだこの2冊の余韻が残っています。
「ツバキ文具店」つながりの鎌倉の店は Bergfeld の他にもたくさんあります。
これからも少しずつ、訪れてみたいと思っています。
秋が深まり、鎌倉はますます良い季節。
音楽を連れて、カメラの相棒たちを連れて、
また、出かけよう。
" 2017/10/01 Kamakura Zuisenji & Bergfeld "
松田華音のピアノを聴いた土曜の朝は横浜のバラと元町ウチキパンとステーキ:20171003 [横浜街歩き]
" 元町ベンチ " があるんだ。
思わずかがみこんで写真を一枚。
石川町駅のホームにも、
元町通りに置かれているベンチがあるのに、初めて気が付きました。
まあ、最近はバタバタしているだけではなくて、
それ以上に心に雲がかかっているようだから、視界に入っていて、
ちゃんと目でフォーカスしていても、
物をちゃんとは見ていなかったのだなと、一人で妙に納得。
どんなに綺麗なものが目の前にあっても、
こころのレシーバーが鈍色になっていると、認識しないのですね。
9月の最後の日の土曜日、87%くらい曇っている横浜の空模様でしたが、
松田華音さんのピアノを聴きながら、朝のコーヒーのコリコリと良い香りを楽しんでいると、
「そうだ !! 」突然気が付いてしまいました。
元町のウチキパンが食べたい。
港の見える丘公園の、秋のバラも少し気になったし、根岸線に乗って石川町まで出かけることに。
駅に着いてみれば、
来年までの予定で南口のバリアフリー工事が行われていて、石川町駅の壁面は白いシートに覆われていました。
いつもとは違った景色。
バリアフリーで、皆さんが不自由なく快適に石川町の駅を使用できるのはとても素晴らしいですが、
この駅のステンドグラスも、少しレトロな感じも好きなので、それはなくならないと良いな。
元町仲通りを通って、
外人墓地の横の坂道を登っていくと、
久しぶりの港の見える丘公園です。
バラは?
公園前の植え込みの辺りの小さな可愛いバラたち、
秋の蕾は緩み始め、
はにかみながら開き始めていました。
園の中のバラ達も、ちょうど季節が変わったことに気が付いたところでしょうか。
一つ二つですが、秋の花を見せてくれました。
ふーふーっ、坂を上ってきてよかった。
この日は散歩にも、
松田華音さんの「ムソルグスキー: 展覧会の絵」をWalkman に入れて連れてきました。
松田華音、
1996年香川県高松市生まれなので今年21歳。
何より、久々にCD ジャケットにつられて聴いてみたピアニスト。
最近のピアニストって、本当に才色兼備だなぁ~と思っていましたが、
その中でも本当につられてしまったジャケット。^^;
4歳でピアノをはじめて、2002年秋、母と一緒に6歳でモスクワに渡り、翌年ロシア最高峰の名門音楽学校であるモスクワ市立グネーシン記念中等音楽専門学校ピアノ科に第一位で入学です。
両親とも音楽を専門にしていた訳ではないとのことですから、華音さんだけ音楽のミューズに魅入られてしまったのでしょうか。
2013年2月には、同校で外国人初の最優秀生徒賞を受賞し、翌年首席で卒業。
モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学も果たしてしまったすごい才女です。
じぶんが知るきっかけとなったのは、2014年のCD デビューの時なのですが、なんといきなりドイツ・グラモフォンからのデビューなのでした。
日本人のアーティストでいきなり、あのグラムフォンからCD が出てしまうとは・・・すごーーいです。
そして、デビュー2作目の「ムソルグスキー : 展覧会の絵」。
展覧会の絵、
これも若いピアニストで才色兼備の、カティア・ブニアティシヴィリが少し前に「カレイドスコープ」というアルバムで、この曲を弾いていました。
聴き比べてみて、甲乙付けがたいくらい両方の演奏とも好きですが、華音さんはやはり日本人なんだなと。
華音さんの展覧会は、平山郁夫や東山魁夷の日本画の展覧会のよう。
実は、
10月と11月、松田華音、そしてカティア・ブニアティシヴィリのコンサートを続けて聴くことができます。
コンサートのチケットを「ぴあ」と「e+」でゲットしています。
2人のお気に入りの若手ピアニストが、どんな演奏を聴かせてくれるのか、今からワクワクです。
華音さんのピアノを聴きながら、港の見える丘公園の、
咲き始めの秋バラ達と、少しの時間ですが、一緒に過ごすことが出来ました。
この日はあいにくの87%の曇り空でしたが、これからの秋本番の青空の下、
港の見える丘公園の秋バラ達、もっともっと綺麗な姿を見せてくれるのだと思います。
公園を後にして、
そうそう、この日元町に来た目的です !!
ウチキパンで、焼き立ての美味しそうなパンを4つ買って帰りました。
この味です。
やっぱり、横浜はウチキパンです!!
ビールと一緒に美味しくパンを頂きましたが、この日はこれで終わりませんでした。
家族の誰かが、肉 !!
まだランチの時間に間に合う時間、
関内の「知喜多亭 和」にステーキを頂きに出かけることに。
秋は芸術の秋、読書の秋(そうそう、松田華音さんはインドア派で読書が好きなのだそうです。しかもドストエフスキーとかのロシア文学。じぶんもドストエフスキー好きです)ですが、
食欲の秋でもあるのです。
がっつりと、焼き立てステーキを頂いてきました。
鰻や江戸前の寿司、フランス料理にイタ飯も良いですが、
たまにはがっりとステーキも美味しいです。
「知喜多亭 和」さん、ごちそうさまでした。
これからいよいよ、何をするにも良い季節。
読みたい本も、聴きたいCD も、展覧会もコンサートもたくさんあります。
食べたいものも、
それから、出張も ^^; レシーバーを磨いて色々なものが発見出来たらなと思っています。
活動~!! です。
松田華音 ピアノ・リサイタル
2017年10月30日(月) 19:00 東京オペラシティ コンサートホール 楽しみですが、その前に今日も出張 ^^v
" 2017/09/30 Yokohama Minatonomieru-Okakoen & Kanon Matsuda Pictures At An Exhibition "
思わずかがみこんで写真を一枚。
石川町駅のホームにも、
元町通りに置かれているベンチがあるのに、初めて気が付きました。
まあ、最近はバタバタしているだけではなくて、
それ以上に心に雲がかかっているようだから、視界に入っていて、
ちゃんと目でフォーカスしていても、
物をちゃんとは見ていなかったのだなと、一人で妙に納得。
どんなに綺麗なものが目の前にあっても、
こころのレシーバーが鈍色になっていると、認識しないのですね。
9月の最後の日の土曜日、87%くらい曇っている横浜の空模様でしたが、
松田華音さんのピアノを聴きながら、朝のコーヒーのコリコリと良い香りを楽しんでいると、
「そうだ !! 」突然気が付いてしまいました。
元町のウチキパンが食べたい。
港の見える丘公園の、秋のバラも少し気になったし、根岸線に乗って石川町まで出かけることに。
駅に着いてみれば、
来年までの予定で南口のバリアフリー工事が行われていて、石川町駅の壁面は白いシートに覆われていました。
いつもとは違った景色。
バリアフリーで、皆さんが不自由なく快適に石川町の駅を使用できるのはとても素晴らしいですが、
この駅のステンドグラスも、少しレトロな感じも好きなので、それはなくならないと良いな。
元町仲通りを通って、
外人墓地の横の坂道を登っていくと、
久しぶりの港の見える丘公園です。
バラは?
公園前の植え込みの辺りの小さな可愛いバラたち、
秋の蕾は緩み始め、
はにかみながら開き始めていました。
園の中のバラ達も、ちょうど季節が変わったことに気が付いたところでしょうか。
一つ二つですが、秋の花を見せてくれました。
ふーふーっ、坂を上ってきてよかった。
この日は散歩にも、
松田華音さんの「ムソルグスキー: 展覧会の絵」をWalkman に入れて連れてきました。
松田華音、
1996年香川県高松市生まれなので今年21歳。
何より、久々にCD ジャケットにつられて聴いてみたピアニスト。
最近のピアニストって、本当に才色兼備だなぁ~と思っていましたが、
その中でも本当につられてしまったジャケット。^^;
4歳でピアノをはじめて、2002年秋、母と一緒に6歳でモスクワに渡り、翌年ロシア最高峰の名門音楽学校であるモスクワ市立グネーシン記念中等音楽専門学校ピアノ科に第一位で入学です。
両親とも音楽を専門にしていた訳ではないとのことですから、華音さんだけ音楽のミューズに魅入られてしまったのでしょうか。
2013年2月には、同校で外国人初の最優秀生徒賞を受賞し、翌年首席で卒業。
モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学も果たしてしまったすごい才女です。
じぶんが知るきっかけとなったのは、2014年のCD デビューの時なのですが、なんといきなりドイツ・グラモフォンからのデビューなのでした。
日本人のアーティストでいきなり、あのグラムフォンからCD が出てしまうとは・・・すごーーいです。
そして、デビュー2作目の「ムソルグスキー : 展覧会の絵」。
展覧会の絵、
これも若いピアニストで才色兼備の、カティア・ブニアティシヴィリが少し前に「カレイドスコープ」というアルバムで、この曲を弾いていました。
聴き比べてみて、甲乙付けがたいくらい両方の演奏とも好きですが、華音さんはやはり日本人なんだなと。
華音さんの展覧会は、平山郁夫や東山魁夷の日本画の展覧会のよう。
実は、
10月と11月、松田華音、そしてカティア・ブニアティシヴィリのコンサートを続けて聴くことができます。
コンサートのチケットを「ぴあ」と「e+」でゲットしています。
2人のお気に入りの若手ピアニストが、どんな演奏を聴かせてくれるのか、今からワクワクです。
華音さんのピアノを聴きながら、港の見える丘公園の、
咲き始めの秋バラ達と、少しの時間ですが、一緒に過ごすことが出来ました。
この日はあいにくの87%の曇り空でしたが、これからの秋本番の青空の下、
港の見える丘公園の秋バラ達、もっともっと綺麗な姿を見せてくれるのだと思います。
公園を後にして、
そうそう、この日元町に来た目的です !!
ウチキパンで、焼き立ての美味しそうなパンを4つ買って帰りました。
この味です。
やっぱり、横浜はウチキパンです!!
ビールと一緒に美味しくパンを頂きましたが、この日はこれで終わりませんでした。
家族の誰かが、肉 !!
まだランチの時間に間に合う時間、
関内の「知喜多亭 和」にステーキを頂きに出かけることに。
秋は芸術の秋、読書の秋(そうそう、松田華音さんはインドア派で読書が好きなのだそうです。しかもドストエフスキーとかのロシア文学。じぶんもドストエフスキー好きです)ですが、
食欲の秋でもあるのです。
がっつりと、焼き立てステーキを頂いてきました。
鰻や江戸前の寿司、フランス料理にイタ飯も良いですが、
たまにはがっりとステーキも美味しいです。
「知喜多亭 和」さん、ごちそうさまでした。
これからいよいよ、何をするにも良い季節。
読みたい本も、聴きたいCD も、展覧会もコンサートもたくさんあります。
食べたいものも、
それから、出張も ^^; レシーバーを磨いて色々なものが発見出来たらなと思っています。
活動~!! です。
松田華音 ピアノ・リサイタル
2017年10月30日(月) 19:00 東京オペラシティ コンサートホール 楽しみですが、その前に今日も出張 ^^v
" 2017/09/30 Yokohama Minatonomieru-Okakoen & Kanon Matsuda Pictures At An Exhibition "