部屋籠りの時のこと_村上春樹「古くて素敵なクラシック・レコードたち」とDRINXの日々:20210829 [読んだ本]
部屋籠り生活がずっと続いている中で、順調? なのは読書です。
Amazon でポチリ、HMV やヨドバシでもポチリ、ポチリ。
時間を持て余して、暇つぶし。そんな時は音楽と読書が最良の友。そうそう、もちろんお酒もですが 笑。
KIRIN さんの DRINX のサイトと仲が良くなりました(瓶のスプリングバレー美味しいです)。
先週は新潮文庫の「ブラームス」で改めてブラームスの人となりを知り、途端に!! 影響を受けました。
家にあるCD と LPと、ブラームスを作品番号の若い順から次々に聴いたりしました(ブラームスって意外と
室内楽が多いことに改めて気が付いたり)。
また、今週はロマン・ローランのジャン・クリストフなども、何十年ぶりかに読みたくなってポチリ。
ジャン・クリストフ第一巻、ベートーベンを聴きながら読書中。
こんな感じで、本はずっと・・・なのですが、気が付けば、そういえば・・・、
「一人称単数」、「猫を棄てる 父親について語るとき」以来、春樹さんの新刊をしばらく読んでいないな~ぁ。
ネットで本を漁っていると「古くて素敵なクラシック・レコードたち」を見つけました。
春樹さんの新刊は、本と言うより? 本は本なのですが、
「うちの棚から、好きなレコード、面白いレコードを486枚ほど選んでみました。」というもので、
レコードのジャケットが載せられ、演奏の感想を短めに紹介してくれるカタログ的なものでした。
春樹さんのお宅にはおよそ一万五千枚のアナログレコードがあるそうですが、その中から特にジャケットの気に入った
ものを集めてまとめてくれたようです。
じぶんも、300枚くらいはクラシックのレコードを持っているので、かぶっているものはないかなと・・・
そんなことも気になりながら読ませてもらいました。
あいにく、春樹さんのこの本に載せられているものは輸入盤がほとんどで、じぶんのものは国内版がメインなので、
ジャケットにかぶっているものはなかったのですが、こうやってジャケットに注目してレコードを見てみるのも面白い
ものですね。
春樹さんもこの本の中で書かれていますが、当時の(たぶん40年~50年前のものが多いかと)輸入版のレコードは
ジャケットのデザインにもお金をかけていたのだなと思いました。
部屋のインテリアにもなりそうなアート作品がいっぱいです。
そう言えば、若い人の間でもアナログレコードがちょっとしたブームになっていて、その理由の一つはジャケットが
かっこいい、部屋に飾りたいと言うものだそうです。
影響を受けやすいじぶんは、この本を読んでから、300枚のクラシックのレコードたちの風干し。
買い集めた頃は……小遣いも少なくて月に一枚買えたか買えなかったかの頃。
一枚一枚を手にすると、誰と一緒に聴いたとか、あの店員さんのいるレコードショップで買ったものだっけとか、
○○さんがとても気に入っていた曲だったなぁ~とか、etc etc ・・・。
そのレコードにまつわる思い出がよみがえって来たりして、針を落とせば、懐かしいセピア色の時間がゆっくりと
流れだします。
久しぶりにあの頃の友達に会いたくなったり・・・。
春樹さんもこの本の中で書いていますが、レコードの良い所。
①レコード盤の手入れをしてあげればその分、音が良くなること。
②オーディオ周りを整備すれば、音質が向上するというメリットがあること。
「つまり、LPレコードは気を遣って扱ってやれば、それなりに反応を見せてくれる。と言うことになる。そういう、
ヒューマンなリレーションシップが僕としては堪えられないのだ。」と。
じぶんも、「ヒューマンなリレーションシップ」と言うところに共感です。
LPジャケットから取り出して、プレーヤーの円盤の上に載せる。
帯電防止のスプレーをかけてベルベットのクリーナーで優しく埃を取って、針を落とせば・・・、
CDとは違った柔らかな馥郁たる音がスピーカーからあふれてきます。
この一手間が何だかとても愛おしい。そうそう、挽いていない珈琲豆を買ってきて、じぶんでミルを回して頂く
コーヒーの様な。
加工されたものではなく、当時のままの生まれたての音達がここに宿ったまま、ここにいる、そんな感じがします。
アナログレコード、柔らかで優しい音達、懐かしい音達・・・です。
良いものです。
そんな出会いを再び与えてくれた村上春樹さんの新しい本なのでした。
まだまだコロナ禍は収まるまでには時間がかかるのだと思います。
じぶんの部屋籠り生活ももう少し続くのかなと・・・。
少し長くなってしまいましたが、最後にKIRIN さんの DRINX のこと。
お酒の老舗のメーカーのKIRIN さんですが、とても素敵なことを始めたなと思います。
お店で買うのとはちょっと違った素敵なお酒たちとの出会いが、ここにはあります。
このサイトも最近、「沼」状態。
「富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキー(限定)」、「スプリングバレーoriginal 496」、
「シャトー・メルシャン玉諸甲州きいろ香 2019(限定)」その他、もちろんスプリングバレー豊潤496も頂きました。
今しか飲めない限定のものもあったり、どれもとても美味しく、音楽と本と一緒に、
部屋籠りの時の、豊かな時間を過ごさせてもらっています。
" 2021/08/29 Old and Wonderful classic records Haruki Murakami & KIRIN DRINX"
Amazon でポチリ、HMV やヨドバシでもポチリ、ポチリ。
時間を持て余して、暇つぶし。そんな時は音楽と読書が最良の友。そうそう、もちろんお酒もですが 笑。
KIRIN さんの DRINX のサイトと仲が良くなりました(瓶のスプリングバレー美味しいです)。
先週は新潮文庫の「ブラームス」で改めてブラームスの人となりを知り、途端に!! 影響を受けました。
家にあるCD と LPと、ブラームスを作品番号の若い順から次々に聴いたりしました(ブラームスって意外と
室内楽が多いことに改めて気が付いたり)。
また、今週はロマン・ローランのジャン・クリストフなども、何十年ぶりかに読みたくなってポチリ。
ジャン・クリストフ第一巻、ベートーベンを聴きながら読書中。
こんな感じで、本はずっと・・・なのですが、気が付けば、そういえば・・・、
「一人称単数」、「猫を棄てる 父親について語るとき」以来、春樹さんの新刊をしばらく読んでいないな~ぁ。
ネットで本を漁っていると「古くて素敵なクラシック・レコードたち」を見つけました。
春樹さんの新刊は、本と言うより? 本は本なのですが、
「うちの棚から、好きなレコード、面白いレコードを486枚ほど選んでみました。」というもので、
レコードのジャケットが載せられ、演奏の感想を短めに紹介してくれるカタログ的なものでした。
春樹さんのお宅にはおよそ一万五千枚のアナログレコードがあるそうですが、その中から特にジャケットの気に入った
ものを集めてまとめてくれたようです。
じぶんも、300枚くらいはクラシックのレコードを持っているので、かぶっているものはないかなと・・・
そんなことも気になりながら読ませてもらいました。
あいにく、春樹さんのこの本に載せられているものは輸入盤がほとんどで、じぶんのものは国内版がメインなので、
ジャケットにかぶっているものはなかったのですが、こうやってジャケットに注目してレコードを見てみるのも面白い
ものですね。
春樹さんもこの本の中で書かれていますが、当時の(たぶん40年~50年前のものが多いかと)輸入版のレコードは
ジャケットのデザインにもお金をかけていたのだなと思いました。
部屋のインテリアにもなりそうなアート作品がいっぱいです。
そう言えば、若い人の間でもアナログレコードがちょっとしたブームになっていて、その理由の一つはジャケットが
かっこいい、部屋に飾りたいと言うものだそうです。
影響を受けやすいじぶんは、この本を読んでから、300枚のクラシックのレコードたちの風干し。
買い集めた頃は……小遣いも少なくて月に一枚買えたか買えなかったかの頃。
一枚一枚を手にすると、誰と一緒に聴いたとか、あの店員さんのいるレコードショップで買ったものだっけとか、
○○さんがとても気に入っていた曲だったなぁ~とか、etc etc ・・・。
そのレコードにまつわる思い出がよみがえって来たりして、針を落とせば、懐かしいセピア色の時間がゆっくりと
流れだします。
久しぶりにあの頃の友達に会いたくなったり・・・。
春樹さんもこの本の中で書いていますが、レコードの良い所。
①レコード盤の手入れをしてあげればその分、音が良くなること。
②オーディオ周りを整備すれば、音質が向上するというメリットがあること。
「つまり、LPレコードは気を遣って扱ってやれば、それなりに反応を見せてくれる。と言うことになる。そういう、
ヒューマンなリレーションシップが僕としては堪えられないのだ。」と。
じぶんも、「ヒューマンなリレーションシップ」と言うところに共感です。
LPジャケットから取り出して、プレーヤーの円盤の上に載せる。
帯電防止のスプレーをかけてベルベットのクリーナーで優しく埃を取って、針を落とせば・・・、
CDとは違った柔らかな馥郁たる音がスピーカーからあふれてきます。
この一手間が何だかとても愛おしい。そうそう、挽いていない珈琲豆を買ってきて、じぶんでミルを回して頂く
コーヒーの様な。
加工されたものではなく、当時のままの生まれたての音達がここに宿ったまま、ここにいる、そんな感じがします。
アナログレコード、柔らかで優しい音達、懐かしい音達・・・です。
良いものです。
そんな出会いを再び与えてくれた村上春樹さんの新しい本なのでした。
まだまだコロナ禍は収まるまでには時間がかかるのだと思います。
じぶんの部屋籠り生活ももう少し続くのかなと・・・。
少し長くなってしまいましたが、最後にKIRIN さんの DRINX のこと。
お酒の老舗のメーカーのKIRIN さんですが、とても素敵なことを始めたなと思います。
お店で買うのとはちょっと違った素敵なお酒たちとの出会いが、ここにはあります。
このサイトも最近、「沼」状態。
「富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキー(限定)」、「スプリングバレーoriginal 496」、
「シャトー・メルシャン玉諸甲州きいろ香 2019(限定)」その他、もちろんスプリングバレー豊潤496も頂きました。
今しか飲めない限定のものもあったり、どれもとても美味しく、音楽と本と一緒に、
部屋籠りの時の、豊かな時間を過ごさせてもらっています。
" 2021/08/29 Old and Wonderful classic records Haruki Murakami & KIRIN DRINX"