部屋籠りの時のこと_北鎌倉東慶寺の梅&アルゲリッチ ラフマニノフPcon No.3:20220223 [鎌倉]
横浜駅9番線で電車を待っていると、
新型車両がやってきました。 しかも運転手さんは女性の方。これはラッキー ♪ ?? 笑
横須賀線の新車両 E235系1000番台、
家に帰ってから調べると、とっくに2020年の12月から導入されていることでした。
コロナ禍で、それまでは通う様に訪れていた北鎌倉へも、年に一回二回ほどになってしまっていたのできっと、
機会がなかったのだと思いますが、それでも、じぶんにとっての初めての E235系 横須賀線。
新型車両に乗れば何だかワクワクしてきます。
そんな気分で天皇誕生日の朝、北鎌倉へ今年の梅の具合を確認に、プチ音楽散歩です。
少し前にも書きましたが知らないうちにかなりの枚数のCD、HMVで買ったものだけでも900枚を超えています。
その中でも気に入っているCD が何枚かあるのですが、
例えば、
アルゲリッチ姉さん Tchaikovsky Piano Concert 、Rachmaninov Piano Concerto No.3
カルロス・クライバー Beethoven Symphony No.4 Symphony No.7
スイトナー Brahms Symphony No.1
テイルソン・トーマス Mahler Symphony No.6 、 Tchaikovsky Symphony No.1 " Winter Dreams "
ルービンシュタイン Beethoven Piano Concerto No.5 " Emperor "
ベーム Brahms Symphony No.2
ツィマーマン Rachmaninov Piano Concert No.2
ピリス Chopin
etc etc…。
まだまだいっぱいあるのですが…。
そう言えば最近は新しいものばかりで、以前に気に入ったものはあまり聴いていないなと、
この前、本とCD の棚を整理していて、ふと気が付いて、
今年の音楽散歩は、気に入りのものを順番に聴いていこうと思いました。
早速、23日はアルゲリッチ姉さん ♪
Rachmaninov Piano Concerto No.3 in D Minor Op.30
Martha Argerich
Riccardo Chailly
Das Radio Sinfonie Orchester Berlin
1982年12月、ベルリンのフィルハーモニーホールでのライヴ録音。姉さんが41歳と若かった頃の演奏で、
CD の解説に「奔放にして大胆、華麗で繊細」と記載がありますが、その言葉だけでは言い尽くせないほどの、
ものすごさ。
ある種、ぶっ飛んでいて~ !! 聴いた後は感動で背中が震えて、しかもその余韻も心地よいです。
そんなアルゲリッチ姉さんの演奏を連れて、北鎌倉の梅たちに会いに出かけて来ました。
北鎌倉に着けば先ず訪れるのは東慶寺さん。
一眼カメラはここではダメになってしまったので、東慶寺さん用に SONY CYBER SHOT を用意しました。
それからは、大切な隠れ家的お寺では新しい相棒に任せてます。
新しい相棒の目、ファインダーを借りて梅たちに挨拶をしながら…、
山門をくぐって、本堂で久しぶりのお参りをさせて頂きました。
賽銭箱には拝観料が廃止になった東慶寺さんです、以前の拝観料とプラス少しだけ入れさせて頂いて、本堂へ上がらせて頂きました。
生活の中ではあまりしなくなった正座、そして手を合わせると部屋の中で閉じこもっていて、ぷにゅぶにゅとふやけている様、軟弱な心と体も少しは「きりっ」と !! ^^;
本堂を通り抜ける風は冷たいですが、それも心地よいです。
コロナのこと、家族のこと、生活の中のこと、今までのこと etc etc …色々と報告、そして、感謝。
ほんの少しの時間ですが、この時間、頬だけでなくて、こころの中にも心地よい芳しい風が通り過ぎていくよう…。
いままでのことを報告して手を合わせて…こころをじっと…。
日常を、いつもの時間の流れを離れ、その外に一歩だけはずして…の貴重な時間。
こんな時の流れもたまには必要だな…、そんな、
良い時間。
気温は低く寒い朝でしたが、
お参りを済ませて振り返ってみると、
光は春の光です。
寒いけれど、暖かな春はすぐそこまで ^^v
お参りをさせて頂いて、アルゲリッチ姉さんの演奏を聴きながら境内の景色を楽しみました。
いいな姉さん ♪♪ いいなラフマニノフ ♪♪
ラフマニノフはやっぱり綺麗な綺麗なメロディー、ダントツのメロディーメーカー ♪
姉さんがピアノコンチェルト3番を演奏すれば !! 外れるはずはないです。隠れ家的なお寺で好きな音楽を聴きながら…。
特に第2楽章終盤から第3楽章にかけての超絶技巧でロマンチックで、即興的で etc etc…、
オケとの掛け合いもライヴならではの真っ向勝負 !!
それだけではなく、この演奏はアルゲリッチ姉さんのピアノ一音一音がすごいです。
聴いていて、一音一音にそれぞれ個性があって、一つとして同じではなく魂が籠っている、
きちんとそれぞれの顔、表情がある。 こんな演奏、こんなピアニストは他には聴いたことがないです。
姉さん、やっぱりすごいなぁ。
アルゲリッチ姉さんのピアノを聴きながら、
大好きな東慶寺さんの梅の古木、
枝のアートを楽しませてもらいました。
山門の階段のところの白梅はかなり咲いていましたが、境内の梅達はまだこれからでしょうか?
それでも、天に上る龍のような古木には紅梅も白梅も、春の陽を灯すように咲き始めていました。
蕾もかなり膨らんでいたので、今頃はもっとたくさんの花が開花しているのではないでしょうか。
それから、
東慶寺さんのこの季節は梅だけではなく、この花たちもとても楽しみです。
マンサク、去年は見ることができませんでしたが今年はちゃんと会うことができました。
錦糸卵のような、じぶんにとっては東慶寺さんの宇宙人の一人?
6月のイワタバコと共にその形から、やはり宇宙人 !! を想像させるマンサクです。
マンサクと言う名前は、早春に「まず咲く」が由来との話も??
他でもマンサクは見たことがありますが、こんなに立派な錦糸卵は、ここ東慶寺さんだけです。
塀の瓦の色ともマッチしてます。
まだ少し早かったようですが、
東慶寺さんの梅達、その咲き始めの頃に訪れることができました。
やはり、ここの梅達、可愛いです。
何年も通い続けてて…、他人の様な気がしない…。
そんな…龍のような古木に咲く小さな花たち…、しばらくぶりに会えました。
昔から毎年の色んなことを見てきたのでしょうが、ここ数年は梅達にとってどんな年だったのでしょう。
今は訪れる方達、梅の花を愛でる微笑みはマスクの下ですが、来年は梅達にその笑顔を直接見せてあげられるといいな…。
東慶寺さんの梅たちに会った後、北鎌倉でもう一か所気になるところ、円覚寺へと向かいました。
円覚寺にも白梅、紅梅、それぞれ気になる梅の木があるんですが、それは次の機会に。
帰って来て、久しぶりにお香を焚きました。もちろん? 、東慶寺さんに行ってきて思い出したのです。
じぶんのお香はこの中に仕舞っています。ディズニーランドで買ってきた R2-D2 のポップコーン入れなんですが、
お香を入れておくにもちょうどいいです。
以前の東慶寺さんでは「源氏物語シリーズ」のお香がありました。何種類かのうちでは「初音」と「鈴虫」が気に入っていました。
今はこのシリーズは扱われなくなって、新しいものは手に入らなくなってしまいましたが、
まだ自分のところには在庫? 以前買ったもので封を切っていないものもあります。
それぞれの種類のお香を焚くと、以前の東慶寺さんのこと、北鎌倉を訪れた時のことが蘇っきます。
香りは、記憶の一つ、記憶のカギの様なものの一つなのかもしれません。あの年の梅のこと、イワタバコのこと、
紫陽花や彼岸花や、そうそう、オフ会で皆さんとご一緒した時のこと、美味しいお酒や美味しい蕎麦 etc etc…。
現在の東慶寺さんのお香は向かって左側のお香。オリジナルのもので「水月」と「空華」がありますが、
じぶんは「空華」を楽しませて頂いています。これも良い香り。
箱には葡萄の水墨画が描かれています。
これは東慶寺に伝わるキリスト教の聖餅式の箱、 重要文化財の「葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱」の蒔絵がモチーフとのこと。
気に入りのCD を聴きながらの音楽散歩楽しかったです。まだまだコロナ禍ですが、
今年はこれからも続けたいと思います。
今日はだいぶ暖かいですね。
きっと北鎌倉の梅たちも、蕾がほころんで綺麗な花を沢山、咲かせているのではないかなぁ。
" 2022/02/23 Kitakamakura Tokeiji Plum blossoms & Argerich Rachmaninov Piano Concerto No.3 "
新型車両がやってきました。 しかも運転手さんは女性の方。これはラッキー ♪ ?? 笑
横須賀線の新車両 E235系1000番台、
家に帰ってから調べると、とっくに2020年の12月から導入されていることでした。
コロナ禍で、それまでは通う様に訪れていた北鎌倉へも、年に一回二回ほどになってしまっていたのできっと、
機会がなかったのだと思いますが、それでも、じぶんにとっての初めての E235系 横須賀線。
新型車両に乗れば何だかワクワクしてきます。
そんな気分で天皇誕生日の朝、北鎌倉へ今年の梅の具合を確認に、プチ音楽散歩です。
少し前にも書きましたが知らないうちにかなりの枚数のCD、HMVで買ったものだけでも900枚を超えています。
その中でも気に入っているCD が何枚かあるのですが、
例えば、
アルゲリッチ姉さん Tchaikovsky Piano Concert 、Rachmaninov Piano Concerto No.3
カルロス・クライバー Beethoven Symphony No.4 Symphony No.7
スイトナー Brahms Symphony No.1
テイルソン・トーマス Mahler Symphony No.6 、 Tchaikovsky Symphony No.1 " Winter Dreams "
ルービンシュタイン Beethoven Piano Concerto No.5 " Emperor "
ベーム Brahms Symphony No.2
ツィマーマン Rachmaninov Piano Concert No.2
ピリス Chopin
etc etc…。
まだまだいっぱいあるのですが…。
そう言えば最近は新しいものばかりで、以前に気に入ったものはあまり聴いていないなと、
この前、本とCD の棚を整理していて、ふと気が付いて、
今年の音楽散歩は、気に入りのものを順番に聴いていこうと思いました。
早速、23日はアルゲリッチ姉さん ♪
Rachmaninov Piano Concerto No.3 in D Minor Op.30
Martha Argerich
Riccardo Chailly
Das Radio Sinfonie Orchester Berlin
1982年12月、ベルリンのフィルハーモニーホールでのライヴ録音。姉さんが41歳と若かった頃の演奏で、
CD の解説に「奔放にして大胆、華麗で繊細」と記載がありますが、その言葉だけでは言い尽くせないほどの、
ものすごさ。
ある種、ぶっ飛んでいて~ !! 聴いた後は感動で背中が震えて、しかもその余韻も心地よいです。
そんなアルゲリッチ姉さんの演奏を連れて、北鎌倉の梅たちに会いに出かけて来ました。
北鎌倉に着けば先ず訪れるのは東慶寺さん。
一眼カメラはここではダメになってしまったので、東慶寺さん用に SONY CYBER SHOT を用意しました。
それからは、大切な隠れ家的お寺では新しい相棒に任せてます。
新しい相棒の目、ファインダーを借りて梅たちに挨拶をしながら…、
山門をくぐって、本堂で久しぶりのお参りをさせて頂きました。
賽銭箱には拝観料が廃止になった東慶寺さんです、以前の拝観料とプラス少しだけ入れさせて頂いて、本堂へ上がらせて頂きました。
生活の中ではあまりしなくなった正座、そして手を合わせると部屋の中で閉じこもっていて、ぷにゅぶにゅとふやけている様、軟弱な心と体も少しは「きりっ」と !! ^^;
本堂を通り抜ける風は冷たいですが、それも心地よいです。
コロナのこと、家族のこと、生活の中のこと、今までのこと etc etc …色々と報告、そして、感謝。
ほんの少しの時間ですが、この時間、頬だけでなくて、こころの中にも心地よい芳しい風が通り過ぎていくよう…。
いままでのことを報告して手を合わせて…こころをじっと…。
日常を、いつもの時間の流れを離れ、その外に一歩だけはずして…の貴重な時間。
こんな時の流れもたまには必要だな…、そんな、
良い時間。
気温は低く寒い朝でしたが、
お参りを済ませて振り返ってみると、
光は春の光です。
寒いけれど、暖かな春はすぐそこまで ^^v
お参りをさせて頂いて、アルゲリッチ姉さんの演奏を聴きながら境内の景色を楽しみました。
いいな姉さん ♪♪ いいなラフマニノフ ♪♪
ラフマニノフはやっぱり綺麗な綺麗なメロディー、ダントツのメロディーメーカー ♪
姉さんがピアノコンチェルト3番を演奏すれば !! 外れるはずはないです。隠れ家的なお寺で好きな音楽を聴きながら…。
特に第2楽章終盤から第3楽章にかけての超絶技巧でロマンチックで、即興的で etc etc…、
オケとの掛け合いもライヴならではの真っ向勝負 !!
それだけではなく、この演奏はアルゲリッチ姉さんのピアノ一音一音がすごいです。
聴いていて、一音一音にそれぞれ個性があって、一つとして同じではなく魂が籠っている、
きちんとそれぞれの顔、表情がある。 こんな演奏、こんなピアニストは他には聴いたことがないです。
姉さん、やっぱりすごいなぁ。
アルゲリッチ姉さんのピアノを聴きながら、
大好きな東慶寺さんの梅の古木、
枝のアートを楽しませてもらいました。
山門の階段のところの白梅はかなり咲いていましたが、境内の梅達はまだこれからでしょうか?
それでも、天に上る龍のような古木には紅梅も白梅も、春の陽を灯すように咲き始めていました。
蕾もかなり膨らんでいたので、今頃はもっとたくさんの花が開花しているのではないでしょうか。
それから、
東慶寺さんのこの季節は梅だけではなく、この花たちもとても楽しみです。
マンサク、去年は見ることができませんでしたが今年はちゃんと会うことができました。
錦糸卵のような、じぶんにとっては東慶寺さんの宇宙人の一人?
6月のイワタバコと共にその形から、やはり宇宙人 !! を想像させるマンサクです。
マンサクと言う名前は、早春に「まず咲く」が由来との話も??
他でもマンサクは見たことがありますが、こんなに立派な錦糸卵は、ここ東慶寺さんだけです。
塀の瓦の色ともマッチしてます。
まだ少し早かったようですが、
東慶寺さんの梅達、その咲き始めの頃に訪れることができました。
やはり、ここの梅達、可愛いです。
何年も通い続けてて…、他人の様な気がしない…。
そんな…龍のような古木に咲く小さな花たち…、しばらくぶりに会えました。
昔から毎年の色んなことを見てきたのでしょうが、ここ数年は梅達にとってどんな年だったのでしょう。
今は訪れる方達、梅の花を愛でる微笑みはマスクの下ですが、来年は梅達にその笑顔を直接見せてあげられるといいな…。
東慶寺さんの梅たちに会った後、北鎌倉でもう一か所気になるところ、円覚寺へと向かいました。
円覚寺にも白梅、紅梅、それぞれ気になる梅の木があるんですが、それは次の機会に。
帰って来て、久しぶりにお香を焚きました。もちろん? 、東慶寺さんに行ってきて思い出したのです。
じぶんのお香はこの中に仕舞っています。ディズニーランドで買ってきた R2-D2 のポップコーン入れなんですが、
お香を入れておくにもちょうどいいです。
以前の東慶寺さんでは「源氏物語シリーズ」のお香がありました。何種類かのうちでは「初音」と「鈴虫」が気に入っていました。
今はこのシリーズは扱われなくなって、新しいものは手に入らなくなってしまいましたが、
まだ自分のところには在庫? 以前買ったもので封を切っていないものもあります。
それぞれの種類のお香を焚くと、以前の東慶寺さんのこと、北鎌倉を訪れた時のことが蘇っきます。
香りは、記憶の一つ、記憶のカギの様なものの一つなのかもしれません。あの年の梅のこと、イワタバコのこと、
紫陽花や彼岸花や、そうそう、オフ会で皆さんとご一緒した時のこと、美味しいお酒や美味しい蕎麦 etc etc…。
現在の東慶寺さんのお香は向かって左側のお香。オリジナルのもので「水月」と「空華」がありますが、
じぶんは「空華」を楽しませて頂いています。これも良い香り。
箱には葡萄の水墨画が描かれています。
これは東慶寺に伝わるキリスト教の聖餅式の箱、 重要文化財の「葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱」の蒔絵がモチーフとのこと。
気に入りのCD を聴きながらの音楽散歩楽しかったです。まだまだコロナ禍ですが、
今年はこれからも続けたいと思います。
今日はだいぶ暖かいですね。
きっと北鎌倉の梅たちも、蕾がほころんで綺麗な花を沢山、咲かせているのではないかなぁ。
" 2022/02/23 Kitakamakura Tokeiji Plum blossoms & Argerich Rachmaninov Piano Concerto No.3 "