鎌倉瑞泉寺の彼岸花&アンヌ・ケフェレック_ショパン:20191005 [鎌倉]
≪お詫び≫ 昨日、銀座の途中の記事を誤ってアップしてしまいました ^^;
途中にもかかわらずコメントを付けて頂いた方々、ありがとうございました。
ちゃんとしてもう一度アップしなおします。申し訳ありません。 m(_ _)m
モーツァルト、チャイコフスキー、ブラームス、マーラー、ラフマニノフ、メンデルスゾーン…。
じぶんが好きになった順番です。
ドイツとオーストリアとロシアと、国も色々、曲想も色々ですが、一つ共通しているなと思っているのは、どの作曲家もメロディーがとても美しいということ。
そして、最近加わったのはショパン。
本を読んでいて、今まで知らなかったショパンの生い立ちやジョルジュ・サンドとのこと、
そして、レジスタンス? 祖国ポーランド独立への強い思いなどを知りました。今まで、曲を聴いていて優しいロマンチックな曲とばかり思っていて、
どちらかと言うと積極的に? 避けていたのかなと? 思うのですが、
ショパンのことを少し知ると、今までただ美しい優しいと思っていた曲が、違って聞こえるようになりました。
ショパン、祖国を旅立ちついに帰ることができなかった…、強く強く国のことを思っていた作曲家。
アルフレッド・コルトオの本を読み、どうしても聴きたくなってネットで彼のショパン全集を中古で捜して聴いたりもしました。
そして、これも最近のお気に入り、
ピリスが実質的に引退してしまってピアノも寂しいなと思っていましたが、同じくらいの年代だと思います、
アンヌさんがいるじゃあないかと、気が付きました。
ラ・フォル・ジュルネのコンサートで素敵な美人さん、素敵なピアニストがいるんだと知り、
そのくらいの時に偶然見つけたラベルの2枚組のCD を聴いて、以来結構はまってしまいました。
前の週に北鎌倉東慶寺に出かけ、ちょうど見頃の彼岸花に会ってきましたが、
鎌倉瑞泉寺の彼岸花にも会いたくなったじぶんです。
10月5日では遅いかなとは思ったものの、鎌倉でも瑞泉寺の辺りは気温が低めなのか?
以前にもお彼岸からは少し経ったときに行ったのだけれど、彼岸花たちがまだ咲いていてくれたのを思い出し、
moz のデバッグにカメラを押し込んで、Walkman にはアンヌさんのショパン集(最近HMV でゲットしました)を入れて、
横須賀線に飛び乗りました。
久し振りの北鎌倉越えです。 北鎌倉東慶寺には何度も行くのですが、そこから先はなかなかで、
鎌倉駅に降りるのも久しぶりでした。
9時前の小町通りはまだ人もまばら、
お店の周りを掃除したり開店前の準備中。こんな光景も久しぶりです。
以前皆さんとプチ散歩をした際には駅前からバスを使いましたが、一人なら歩きです。
歩くと色々な変化や発見がありますから、気に入りのスニーカーで一歩一歩、歩くのは大好きです。
小町通りから、
八幡宮、鎌倉宮、荏柄天神、
テニスコートの横を通って瑞泉寺まで。
まだ早い時間、じぶんの他にはどなたもいらっしゃいません。
静かな瑞泉寺、入り口を入るとすぐ右側にお花畑? 自然のままの様に手入れされている場所があって、
緑の草の中に赤い灯りが輝いているかのように、彼岸花が咲いていました。
秋の初めのピュアな光、
木々の木漏れ日が優しく当たっています。
光の当たり方によって、彼岸花レッドも色々な表情を見せてくれていました。
やっぱり咲いていました…。
ここにたどり着く前、八幡宮にも彼岸花がたくさん咲いている所があるのですが、
そこの彼岸花はもう終わっていて、萎れて可哀そうな状態でしたし、
鎌倉宮の横に少しだけ咲いている彼岸花たちも、しおれかけの状態だったので、ここももう遅いのではないかと、
せっかく歩いてきたけれど、やはり今年は遅すぎたかなと…、一瞬良くない思いがよぎりました。
でも、来てみれば先週の東慶寺に続いて、ちょうどの見頃でした。
東慶寺では会えなかった黒アゲハたちにも3種類も会うことができました。
一回り、二回り、
少しの間にも光が変化してきて、彼岸花たちの表情が変わります。
それがとても面白くて、
この花畑にかなりの間いてしまいました。
すると、ちらほらと他の観光の方達もいらしたり…。
一人でいらしている女性の方、
ご夫婦かな? お二人でトレッキングの恰好で歩かれている方 etc etc …。
そんな姿も瑞泉寺まで来ると、とても似合うなと。
walkman からはショパン。
アンヌさんの「ショパン集」というアルバム。
7歳から亡くなる前年までのショパンの作品を年代順に聞かせてもらえる一枚です。
アンヌ・ケフェレック(Anne Queffélec, 1948年1月17日 - )、パリ生まれのピアニスト。現在71歳。
パリ音楽院でレリア・グソーにピアノを、ジャン・ユボーに室内楽を学んだ後、ウィーンでアルフレート・ブレンデルに師事。あのブレンデルのお弟子さんの一人なんですね。ブレンデルも好きなピアニストの一人です。
68年、ミュンヘン国際コンクールに優勝、69年にはリーズ国際コンクールにも入賞(優勝はラドゥ・ルプー)。
映画『アマデウス』のピアノ協奏曲を演奏していたのもアンヌさんなのだそうです。
1990年にはヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジク(フランス音楽業界賞)で年間最優秀演奏家賞を受賞。
今年もじぶんは、モーツァルトのピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503 を聴きましたが、
日本には、ラ・フォル・ジュルネに毎年のように来てくれて、素晴らしい演奏を聴かせてくれています。
彼岸花を撮りながら、7歳のショパンの作品、ポロネーズ 変ロ長調KK.IV/1から、
なくなる前年の作品、マズルカ イ短調Op.67-4まで全17曲…、
静かな瑞泉寺の境内で聴いていました。
アンヌさんの演奏は芯が強くありパッションを感じますが情に流されるものではなく、
ピリスのピアニシシモの演奏とはまた違った方向で、聴いていて心地よいです。
こうやって年代順に弾いてくれると、
幼い頃の作品のポロネーズを聴いてみて、ショパンは最初からやはりショパンなんだなと。そして、
ショパンの辿った心の足跡…、葛藤、苦悩、幸せ etc etc …等がこころの奥底まで響いてくるように思えます。
選ばれた全17曲は全て素晴らしい曲ですが、
幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66
子守歌 変ニ長調Op.57
ワルツ イ短調KK.IVb/11,P2/11
バラード第4番 ヘ短調Op.52
マズルカ イ短調Op.67-4 はアンヌさんの演奏のせいもあるのでしょうが、とっても良いな。
そんな、マズルカを聴きながら瑞泉寺の石段を登って境内へ。
じぶんのもう一つの鎌倉の花の寺、
瑞泉寺の境内では、芙蓉が青空に向かって真っ白な花を咲かせていました。
朝の光の透過光はとてもピュア。
白と緑が混じり合ってピカピカです。
そうそう、シュウメイギクも忘れてはいけません。
シュウメイギクを初めて知ったのはここ瑞泉寺です。
曲がりくねった茎が面白くてとても印象に残りました。
色々な花があるけれど、茎のアートはシュウメイギクだけだなと、記憶にインプットしました。
秋の花の瑞泉寺、
この秋の風景、
散歩しているこの時に、
ショパンはとっても似合っているなと思いました。
ピリスは弾いてくれなくなったけれど、
アンヌさんがいるじゃないか !!
そんな感じで聴き始めたアンヌ・ケフェレックさん。
女性はこんなに素敵に年を重ねることができるのだなとも、つくづく。
そこへいくと、男はダメだな…。などと思ってしまうじぶんです。
彼岸花とシュウメイギクと秋の清々しい青い空と etc etc…、
良い時間を鎌倉の花の寺で過ごしました。
そろそろ、お腹も空いたし帰ることにしました。
まだ少し早い時間で、小町通りの多くのお店は開店までにはもう少し。
でも、
ここ湘幕水産さんは土日祝日は10時からお店を開けていてくれます。
と言うことで、先ずは冷たいビールを一杯です !!
ふはぁ~ !! 喉が渇いていたし、綺麗な花たちにも会えたし、満足満足 ♪
そして、鎌倉に来ればやっぱりこれです。
釜揚げしらすと生しらすがぁ~、たっぷりと乗っかったどんぶりを頂きました。
朝獲れの生しらすは、やっぱり美味しいです。
満足の瑞泉寺と彼岸花、アンヌさんのショパンでしたが、
湘南のこの味にも満足満足 !!
秋、暑さも和らぎ、
これから散歩にぴったりの季節です。
今年の秋も鎌倉を色々と歩いてみたいし、美味しいものも沢山食べてみたいなと。
次は鎌倉、どのあたりに行こうかと頭の中の陣地取り中です ^^; 笑
ショパンはなかったのですが、アンヌさんの演奏を一つ ♪
" Kamakura_Zuisenji & Piano Works: Queffelec "
モーツァルト、チャイコフスキー、ブラームス、マーラー、ラフマニノフ、メンデルスゾーン…。
じぶんが好きになった順番です。
ドイツとオーストリアとロシアと、国も色々、曲想も色々ですが、一つ共通しているなと思っているのは、どの作曲家もメロディーがとても美しいということ。
そして、最近加わったのはショパン。
本を読んでいて、今まで知らなかったショパンの生い立ちやジョルジュ・サンドとのこと、
そして、レジスタンス? 祖国ポーランド独立への強い思いなどを知りました。今まで、曲を聴いていて優しいロマンチックな曲とばかり思っていて、
どちらかと言うと積極的に? 避けていたのかなと? 思うのですが、
ショパンのことを少し知ると、今までただ美しい優しいと思っていた曲が、違って聞こえるようになりました。
ショパン、祖国を旅立ちついに帰ることができなかった…、強く強く国のことを思っていた作曲家。
アルフレッド・コルトオの本を読み、どうしても聴きたくなってネットで彼のショパン全集を中古で捜して聴いたりもしました。
そして、これも最近のお気に入り、
ピリスが実質的に引退してしまってピアノも寂しいなと思っていましたが、同じくらいの年代だと思います、
アンヌさんがいるじゃあないかと、気が付きました。
ラ・フォル・ジュルネのコンサートで素敵な美人さん、素敵なピアニストがいるんだと知り、
そのくらいの時に偶然見つけたラベルの2枚組のCD を聴いて、以来結構はまってしまいました。
前の週に北鎌倉東慶寺に出かけ、ちょうど見頃の彼岸花に会ってきましたが、
鎌倉瑞泉寺の彼岸花にも会いたくなったじぶんです。
10月5日では遅いかなとは思ったものの、鎌倉でも瑞泉寺の辺りは気温が低めなのか?
以前にもお彼岸からは少し経ったときに行ったのだけれど、彼岸花たちがまだ咲いていてくれたのを思い出し、
moz のデバッグにカメラを押し込んで、Walkman にはアンヌさんのショパン集(最近HMV でゲットしました)を入れて、
横須賀線に飛び乗りました。
久し振りの北鎌倉越えです。 北鎌倉東慶寺には何度も行くのですが、そこから先はなかなかで、
鎌倉駅に降りるのも久しぶりでした。
9時前の小町通りはまだ人もまばら、
お店の周りを掃除したり開店前の準備中。こんな光景も久しぶりです。
以前皆さんとプチ散歩をした際には駅前からバスを使いましたが、一人なら歩きです。
歩くと色々な変化や発見がありますから、気に入りのスニーカーで一歩一歩、歩くのは大好きです。
小町通りから、
八幡宮、鎌倉宮、荏柄天神、
テニスコートの横を通って瑞泉寺まで。
まだ早い時間、じぶんの他にはどなたもいらっしゃいません。
静かな瑞泉寺、入り口を入るとすぐ右側にお花畑? 自然のままの様に手入れされている場所があって、
緑の草の中に赤い灯りが輝いているかのように、彼岸花が咲いていました。
秋の初めのピュアな光、
木々の木漏れ日が優しく当たっています。
光の当たり方によって、彼岸花レッドも色々な表情を見せてくれていました。
やっぱり咲いていました…。
ここにたどり着く前、八幡宮にも彼岸花がたくさん咲いている所があるのですが、
そこの彼岸花はもう終わっていて、萎れて可哀そうな状態でしたし、
鎌倉宮の横に少しだけ咲いている彼岸花たちも、しおれかけの状態だったので、ここももう遅いのではないかと、
せっかく歩いてきたけれど、やはり今年は遅すぎたかなと…、一瞬良くない思いがよぎりました。
でも、来てみれば先週の東慶寺に続いて、ちょうどの見頃でした。
東慶寺では会えなかった黒アゲハたちにも3種類も会うことができました。
一回り、二回り、
少しの間にも光が変化してきて、彼岸花たちの表情が変わります。
それがとても面白くて、
この花畑にかなりの間いてしまいました。
すると、ちらほらと他の観光の方達もいらしたり…。
一人でいらしている女性の方、
ご夫婦かな? お二人でトレッキングの恰好で歩かれている方 etc etc …。
そんな姿も瑞泉寺まで来ると、とても似合うなと。
walkman からはショパン。
アンヌさんの「ショパン集」というアルバム。
7歳から亡くなる前年までのショパンの作品を年代順に聞かせてもらえる一枚です。
アンヌ・ケフェレック(Anne Queffélec, 1948年1月17日 - )、パリ生まれのピアニスト。現在71歳。
パリ音楽院でレリア・グソーにピアノを、ジャン・ユボーに室内楽を学んだ後、ウィーンでアルフレート・ブレンデルに師事。あのブレンデルのお弟子さんの一人なんですね。ブレンデルも好きなピアニストの一人です。
68年、ミュンヘン国際コンクールに優勝、69年にはリーズ国際コンクールにも入賞(優勝はラドゥ・ルプー)。
映画『アマデウス』のピアノ協奏曲を演奏していたのもアンヌさんなのだそうです。
1990年にはヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジク(フランス音楽業界賞)で年間最優秀演奏家賞を受賞。
今年もじぶんは、モーツァルトのピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503 を聴きましたが、
日本には、ラ・フォル・ジュルネに毎年のように来てくれて、素晴らしい演奏を聴かせてくれています。
彼岸花を撮りながら、7歳のショパンの作品、ポロネーズ 変ロ長調KK.IV/1から、
なくなる前年の作品、マズルカ イ短調Op.67-4まで全17曲…、
静かな瑞泉寺の境内で聴いていました。
アンヌさんの演奏は芯が強くありパッションを感じますが情に流されるものではなく、
ピリスのピアニシシモの演奏とはまた違った方向で、聴いていて心地よいです。
こうやって年代順に弾いてくれると、
幼い頃の作品のポロネーズを聴いてみて、ショパンは最初からやはりショパンなんだなと。そして、
ショパンの辿った心の足跡…、葛藤、苦悩、幸せ etc etc …等がこころの奥底まで響いてくるように思えます。
選ばれた全17曲は全て素晴らしい曲ですが、
幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66
子守歌 変ニ長調Op.57
ワルツ イ短調KK.IVb/11,P2/11
バラード第4番 ヘ短調Op.52
マズルカ イ短調Op.67-4 はアンヌさんの演奏のせいもあるのでしょうが、とっても良いな。
そんな、マズルカを聴きながら瑞泉寺の石段を登って境内へ。
じぶんのもう一つの鎌倉の花の寺、
瑞泉寺の境内では、芙蓉が青空に向かって真っ白な花を咲かせていました。
朝の光の透過光はとてもピュア。
白と緑が混じり合ってピカピカです。
そうそう、シュウメイギクも忘れてはいけません。
シュウメイギクを初めて知ったのはここ瑞泉寺です。
曲がりくねった茎が面白くてとても印象に残りました。
色々な花があるけれど、茎のアートはシュウメイギクだけだなと、記憶にインプットしました。
秋の花の瑞泉寺、
この秋の風景、
散歩しているこの時に、
ショパンはとっても似合っているなと思いました。
ピリスは弾いてくれなくなったけれど、
アンヌさんがいるじゃないか !!
そんな感じで聴き始めたアンヌ・ケフェレックさん。
女性はこんなに素敵に年を重ねることができるのだなとも、つくづく。
そこへいくと、男はダメだな…。などと思ってしまうじぶんです。
彼岸花とシュウメイギクと秋の清々しい青い空と etc etc…、
良い時間を鎌倉の花の寺で過ごしました。
そろそろ、お腹も空いたし帰ることにしました。
まだ少し早い時間で、小町通りの多くのお店は開店までにはもう少し。
でも、
ここ湘幕水産さんは土日祝日は10時からお店を開けていてくれます。
と言うことで、先ずは冷たいビールを一杯です !!
ふはぁ~ !! 喉が渇いていたし、綺麗な花たちにも会えたし、満足満足 ♪
そして、鎌倉に来ればやっぱりこれです。
釜揚げしらすと生しらすがぁ~、たっぷりと乗っかったどんぶりを頂きました。
朝獲れの生しらすは、やっぱり美味しいです。
満足の瑞泉寺と彼岸花、アンヌさんのショパンでしたが、
湘南のこの味にも満足満足 !!
秋、暑さも和らぎ、
これから散歩にぴったりの季節です。
今年の秋も鎌倉を色々と歩いてみたいし、美味しいものも沢山食べてみたいなと。
次は鎌倉、どのあたりに行こうかと頭の中の陣地取り中です ^^; 笑
ショパンはなかったのですが、アンヌさんの演奏を一つ ♪
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