北鎌倉東慶寺秋の花たちとBrahms 後期ピアノ曲:20201003 [鎌倉]
少し生命力というか、 楽しむという力が落ちているのかもしれない?
例年なら休みになれば展覧会に行ったり、コンサートホールに出かけたり etc etc…、
芸術の秋であればなおさら、
iphone のカレンダーには毎週末、必ずというほど予定が登録されているのですが…。
今年のは日にちだけです。
Go To 〇〇等も始まっているし、少しはと思うけれど、こころはそちらの方角を向きたがらない。
それでも、唯一、
ここしばらくの楽しみは、週一度の北鎌倉東慶寺さんへの散歩です。
≪シジミチョウ ゼフィルス≫
ブログも何となくで…かなりさぼっていますが、
ほぼ、毎週、東慶寺さんへの散歩は続けています。
≪萩の花も咲いていました≫
10月3日もいつもの様に朝8時過ぎに家を出ました。
Walkman には、大好きな田部京子さん。
ブラームスの後期ピアノ作品集。
6つのピアノ小品 作品118 3つの間奏曲 作品117 4つのピアノ小品 作品119
このアルバム、
秋になると、とても聴きたくなります。
特に117は大好き。
デバッグに、
文庫本「通い猫アルフィーのめぐりあい」と、
サーモスには最近お気に入りの、高橋紅茶店さんのネパール紅茶「ワイルド・サンセット」。
田部さんの優しく繊細なピアノの一音一音を大切に聴きながら、
東慶寺さんの秋の花たちと、一時間くらい秋の良い時間を過ごすことができました。
9月に咲き始めの一輪の花を見つけた、紫苑も…、
見事に満開です。
とても可憐で素敵な秋の花です。
そして、この日にメインで会いたかった彼岸花にも会うことができました。
でも、ファインダー越しに彼岸花たちに会う前に、
本堂へ。
東慶寺さんの本堂に上がらせて頂いて、
一週間の色々なことを思い浮かべながら手を合わせます。…………
すぅーーっ ……… ……… ………………………
……… すぅーーっと 秋の風は通り過ぎて……
良い時間が、流れて行きます。
この時間が、今はとても大切な時間。
………… 今日もお参りすることができました。 そして、
彼岸花たち、
10月に入りましたが、
まだまだ、元気に咲いていてくれました。
毎年、綺麗な彼岸花レッドを魅せてくれるこの花たち、
今年も、じぶんの花暦の一頁を繰ることができました。
嫌われることもある彼岸花ですが、秋のピュアな光を浴びたその姿は、
花弁も蕊もキラキラと輝いて、闊達、元気さと、こころの笑みを与えてくれるんだと思います。
来歴や名前によってのイメージも、もちろんですが、
でも、今のその時の状況で、じぶんの感性で感じることって、やはり大切だなと思いました。
サイバーっぽくて、硬質なルージュ色のこの花は、秋を代表する花、とても綺麗な花。
≪シュウメイギクも元気です≫
若い頃はピアノの名手として演奏を自ら積極的に行い、また重厚なピアノ曲も書いたブラームス。
1885年52歳の時に交響曲第4番を書き上げてからは、少しずつ大作の作曲、ピアニストとしての演奏を絞り
「半分隠居生活」に入っていったとのことです。
そんな半隠居生活の中、1892年59歳の時に作曲された曲が、この日連れて行ったop.117 op.118 op.119。
op.118 と op.119 はシューマンの交響曲第4番の初稿譜の出版に当たって、
クララ・シューマンと思い違いからトラブルになった際に、クララへのお詫び? として
ブラームスからクララへ送られた曲。
シューマン亡き後、生涯敬愛する(愛する)クララへ送られた曲はブラームスのこころからの思いなのでしょう。
op.118 第2曲 間奏曲イ長調…、なんて素敵なピアニシシモ… ♪ 田部さんのピアノはやはり、素敵です。
ブラームスのこころが…一音一音から…。なんて、清々しくピュアなんだろう…。
≪紫苑≫
op.118の第2曲と共にじぶんが好きなのは、
op.117の第1曲変ホ長調。
ブラームス自身が「苦悩の子守歌」と題したop.117。
この第1曲には古いスコットランドの子守歌「ある恵まれない母親の子守歌」の歌詞が冒頭に引用されています。
「安からに眠れわが子 眠れ安らかに美しく わたしはおまえが泣くのを見るのはたまらない…」
子守歌からのインスピレーションを得て作曲されたものなのでしょうが、
ただ、この曲を聴くと、枯葉が舞い落ちる秋の情景…歩んできた長い長い道のり…、
振り返って…。
そんな情景が浮かんできます。
やはり、ライヴで聴きたいな。
田部さんのピアノ、コンサートホールで聴きたいです。
野葡萄も色付き始めた北鎌倉、東慶寺さんの境内、
楽しみの力を少しですが、充電できたように思いました。
しばらくは心地良い秋の日が続くのでしょうか。
来週も鎌倉を、気に入りの音楽を連れて散歩してみたいと思う自分なのでした 笑。
そうそう、この日連れて行った文庫本、「通い猫アルフィー」もシリーズは6作目です。
一軒の家族だけではなくて、何件かの家族に愛されている通い猫アルフィー、大切な多くの家族たちのことをいつも心配し、みんなが幸せになれるように気を配っています。
そんなアルフィーが色々な問題を解決していく、そんなシリーズなのですが、これで6冊目。
日本にもたくさんの読者がいるようで、猫の仲間にはハナちゃんと言う日本から来た雌猫も最近加わりました。
6冊目の今冊でも、孤独になってしまいそうな老人たちを助けて、子犬の世話もして(この子犬、自分のことを猫だと思っています 笑)・・・大活躍のアルフィー。
前作で最愛のタイガーを病気で亡くしてしまいましたが、今作では初恋のスノーボールとの再会も…。
今作も目が離せない・・・色々なことがあって、一気読みで面白かったです。
高橋紅茶店さんの猫のイラスト入りの紅茶「ワイルド・サンセット」を頂きながら、
撮ってきた写真を選びながらの素敵な一時を過ごさせて頂きました。
" 2020/10/03 Kitakamakura Tokeiji & Brahms Piano Works Kyoko Tabe "
例年なら休みになれば展覧会に行ったり、コンサートホールに出かけたり etc etc…、
芸術の秋であればなおさら、
iphone のカレンダーには毎週末、必ずというほど予定が登録されているのですが…。
今年のは日にちだけです。
Go To 〇〇等も始まっているし、少しはと思うけれど、こころはそちらの方角を向きたがらない。
それでも、唯一、
ここしばらくの楽しみは、週一度の北鎌倉東慶寺さんへの散歩です。
≪シジミチョウ ゼフィルス≫
ブログも何となくで…かなりさぼっていますが、
ほぼ、毎週、東慶寺さんへの散歩は続けています。
≪萩の花も咲いていました≫
10月3日もいつもの様に朝8時過ぎに家を出ました。
Walkman には、大好きな田部京子さん。
ブラームスの後期ピアノ作品集。
6つのピアノ小品 作品118 3つの間奏曲 作品117 4つのピアノ小品 作品119
このアルバム、
秋になると、とても聴きたくなります。
特に117は大好き。
デバッグに、
文庫本「通い猫アルフィーのめぐりあい」と、
サーモスには最近お気に入りの、高橋紅茶店さんのネパール紅茶「ワイルド・サンセット」。
田部さんの優しく繊細なピアノの一音一音を大切に聴きながら、
東慶寺さんの秋の花たちと、一時間くらい秋の良い時間を過ごすことができました。
9月に咲き始めの一輪の花を見つけた、紫苑も…、
見事に満開です。
とても可憐で素敵な秋の花です。
そして、この日にメインで会いたかった彼岸花にも会うことができました。
でも、ファインダー越しに彼岸花たちに会う前に、
本堂へ。
東慶寺さんの本堂に上がらせて頂いて、
一週間の色々なことを思い浮かべながら手を合わせます。…………
すぅーーっ ……… ……… ………………………
……… すぅーーっと 秋の風は通り過ぎて……
良い時間が、流れて行きます。
この時間が、今はとても大切な時間。
………… 今日もお参りすることができました。 そして、
彼岸花たち、
10月に入りましたが、
まだまだ、元気に咲いていてくれました。
毎年、綺麗な彼岸花レッドを魅せてくれるこの花たち、
今年も、じぶんの花暦の一頁を繰ることができました。
嫌われることもある彼岸花ですが、秋のピュアな光を浴びたその姿は、
花弁も蕊もキラキラと輝いて、闊達、元気さと、こころの笑みを与えてくれるんだと思います。
来歴や名前によってのイメージも、もちろんですが、
でも、今のその時の状況で、じぶんの感性で感じることって、やはり大切だなと思いました。
サイバーっぽくて、硬質なルージュ色のこの花は、秋を代表する花、とても綺麗な花。
≪シュウメイギクも元気です≫
若い頃はピアノの名手として演奏を自ら積極的に行い、また重厚なピアノ曲も書いたブラームス。
1885年52歳の時に交響曲第4番を書き上げてからは、少しずつ大作の作曲、ピアニストとしての演奏を絞り
「半分隠居生活」に入っていったとのことです。
そんな半隠居生活の中、1892年59歳の時に作曲された曲が、この日連れて行ったop.117 op.118 op.119。
op.118 と op.119 はシューマンの交響曲第4番の初稿譜の出版に当たって、
クララ・シューマンと思い違いからトラブルになった際に、クララへのお詫び? として
ブラームスからクララへ送られた曲。
シューマン亡き後、生涯敬愛する(愛する)クララへ送られた曲はブラームスのこころからの思いなのでしょう。
op.118 第2曲 間奏曲イ長調…、なんて素敵なピアニシシモ… ♪ 田部さんのピアノはやはり、素敵です。
ブラームスのこころが…一音一音から…。なんて、清々しくピュアなんだろう…。
≪紫苑≫
op.118の第2曲と共にじぶんが好きなのは、
op.117の第1曲変ホ長調。
ブラームス自身が「苦悩の子守歌」と題したop.117。
この第1曲には古いスコットランドの子守歌「ある恵まれない母親の子守歌」の歌詞が冒頭に引用されています。
「安からに眠れわが子 眠れ安らかに美しく わたしはおまえが泣くのを見るのはたまらない…」
子守歌からのインスピレーションを得て作曲されたものなのでしょうが、
ただ、この曲を聴くと、枯葉が舞い落ちる秋の情景…歩んできた長い長い道のり…、
振り返って…。
そんな情景が浮かんできます。
やはり、ライヴで聴きたいな。
田部さんのピアノ、コンサートホールで聴きたいです。
野葡萄も色付き始めた北鎌倉、東慶寺さんの境内、
楽しみの力を少しですが、充電できたように思いました。
しばらくは心地良い秋の日が続くのでしょうか。
来週も鎌倉を、気に入りの音楽を連れて散歩してみたいと思う自分なのでした 笑。
そうそう、この日連れて行った文庫本、「通い猫アルフィー」もシリーズは6作目です。
一軒の家族だけではなくて、何件かの家族に愛されている通い猫アルフィー、大切な多くの家族たちのことをいつも心配し、みんなが幸せになれるように気を配っています。
そんなアルフィーが色々な問題を解決していく、そんなシリーズなのですが、これで6冊目。
日本にもたくさんの読者がいるようで、猫の仲間にはハナちゃんと言う日本から来た雌猫も最近加わりました。
6冊目の今冊でも、孤独になってしまいそうな老人たちを助けて、子犬の世話もして(この子犬、自分のことを猫だと思っています 笑)・・・大活躍のアルフィー。
前作で最愛のタイガーを病気で亡くしてしまいましたが、今作では初恋のスノーボールとの再会も…。
今作も目が離せない・・・色々なことがあって、一気読みで面白かったです。
高橋紅茶店さんの猫のイラスト入りの紅茶「ワイルド・サンセット」を頂きながら、
撮ってきた写真を選びながらの素敵な一時を過ごさせて頂きました。
" 2020/10/03 Kitakamakura Tokeiji & Brahms Piano Works Kyoko Tabe "