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部屋籠りの時のこと_北鎌倉円覚寺& ktri ヒカレイノチ:20211103 [鎌倉]

真っ青な空 !!

文化の日は、とても気持ちの良い日でした。


部屋にこもりっぱなしだったので、尚更だったのだと思いますが、

空の色はとてもとても目にまぶしく、空気もこんなにこんなに美味しい !!

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こころだけでなくて、体中の細胞が喜んでいるなと実感 !! ^^v


久しぶりに東慶寺さんの雰囲気をたっぷりと味わった後は、

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今年はどうだろう?

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北鎌倉の紅葉の具合が気になっていたので、

じぶんの北鎌倉の紅葉スポット、スポットと言うよりも、気になるもみじの樹 ? なのでしょうか。

東慶寺さんの奥の紅葉の樹と同様に、毎年気になる円覚寺の紅葉の樹たちに会いに行くことに。

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まだ11月の上旬でしたから、門前のもみじ達はまだまだの緑でしたが、

それでも一部の葉っぱ、

気の早い子たちでしょうか、

綺麗に黄色に赤色に染まっていてくれました。 

先ずは、久しぶりの相棒たちとファインダー越しに、気の早い子たちにご挨拶です。

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山門をくぐると、この日もしいちゃんが出迎えて? いえいえ、気持ち良さそうに ZZZZZZZ 笑。

この姿を見ると、何だか和んでしまいます。

縁側でふくふくの真っ白な大福を食べながら、お茶を頂いている感じ?

秋の日差しもポカポカ ♪

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毎年綺麗に染まってくれる居士林のもみじ達はこんな感じでした。

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傍らの生垣のところのチャノキも、まだまだ元気に咲いていました。

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全体的には、まだまだの円覚寺の紅葉具合でしたが、

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この日は生まれて初めての出会いが !!

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妙香池で、生まれて初めてのカワセミに会うことができました。


ここ、妙香池にはカワセミが来るらしいと聞いていたので、いつか会えないかなと思っていましたが、

こうやってカメラの相棒を連れて北鎌倉に通うようになって・・・、もう何年?


ずっと会えずにいたのです。  でもでも、ついに、

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初カワセミ ^^v

やったね !!

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ところが・・・orz

これから写真を撮ろうと思ったところ

ちょうどの刹那なのでした !!

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非情にも、無情にも~~、電話が~ ^^;;

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結局、撮れたのは数枚。

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しかも、飛んでいる写真はほとんどなし、

たまたま、撮れたものもピン甘。

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これも往々にして・・・、ありの話なのでしょうね。 

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行い悪い? じぶん?

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でも、それでも初カワセミなのです。

やはり、とても良い日でした。 キッパリ !! (^O^)/ 笑笑

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そろそろ帰ろうと山門まで戻って来ると、しいちゃんはまだ、ZZZZZZZZZ

お休み中でした ww

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そんなに長い時間ではなかったけれど、

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何だかとても中身の濃いこの日の、

北鎌倉散歩だったなぁ…と。

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石段のところのもみじ達にもう一度挨拶。

今度来るときには、きっともっと、真っ赤だね !!

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また来るね。

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北鎌倉駅から横須賀線 ♪

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とても珍しいのです !!

15両編成の先頭車両、

貸し切り状態。 こんなのも良いな。 やっぱり行いは悪くはないです。 笑


えっ、でも、

すれ違った下り方面の電車は、満員状態。沢山立ってる人がいました。

じぶんの散歩の時間は早かったので貸し切りですが、

緩急事態宣言明けで、鎌倉方面も再びの活気なのでしょうね。

まだ、心配もありますが、十分注意して少しずつ元に戻していけたらいいなと思います。

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ブログも?

部屋籠り中は特にアップする内容もなかったので月一の細々…ブログでした。

緊急事態宣言が解除されので、

これからは少しブログも頑張ろうか? と?

こころも元気になりつつある?

そうそう、記事を書きながら聴いている、この曲のお陰かもしれません。

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 kitri
「ヒカレイノチ」 ♪

誰も違う物語 迷いもがきながら 心を動かして
「世界はまだ捨てたもんじゃないよ」なんてね
名もない今を愛して

ヒカレイノチ
胸の奥でさけぶ
どんなにくじけそうな時も
空が綺麗だとか 優しい言葉
それで進めた

ヒカレミライ
聞こえるまでさけぶ
どこへと向かうわけでもなくて
今日の君に会うために
生きてみたっていいだろう
誇らしげに  ♪

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部屋籠りの期間、深夜のアニメを撮りためて暇な時に見る癖がついていました。

そんなアニメの中の一つ、『古見さんは、コミュ症です。』 の第一話のエンディング曲を聴いてハッとして、

すぐにネットで検索。

HMV でCD が予約できることを知って、即、左クリック 。


曲は kitri という、ピアノデュオ姉妹の新曲「シンパシー」でした。この曲は第一話だけのエンディング曲、

特別な曲。


CDが届いて聞いてみたら、やはりとても良い曲でしたが、

第二話からのエンディング曲(なので通常のエンディング)の「ヒカレイノチ」はもっとといい曲でした。


久しぶりに曲を聴いて、こころから、ジ~~ンとしてしまった曲。

kitriのお二人の歌声も透明感があって、透き通っていて、とても素晴らしいし、

曲もそして、詩も、とってもとってもいいのです。

2021年の11月、最後の方になって、今年一番の曲を見つけてしまいました。

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ヒカレイノチ
胸の奥でさけぶ
どんなにくじけそうな時も
空が綺麗だとか 優しい言葉
それで進めた

ヒカレミライ
聞こえるまでさけぶ
どこへと向かうわけでもなく
今日の君に会うために
生きてみたっていいだろう
誇らしげに


良いな、聴いているとこころがとてもとても元気になってきます。

潤ってくるのがよーーく、分かります。 ♪♪

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kitri 気に入りました。

ファーストアルバムの「kitri」も早速手に入れました。



その後の北鎌倉の紅葉達も気になるので、

今度はこの曲たちを連れて、北鎌倉の音楽散歩に出かけてこようと思います。 ^^v

" 2021/11/03 Kitakamakura Enkakuji & itri Hikare Inochi "
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部屋籠りの時のこと_北鎌倉東慶寺&ベアトリーチェ・ラナ Chopin Etudes Op.25 & 4Scherzi :20211103 [鎌倉]

文化の日の11月3日のこと。


部屋にこもっている間 ? 、と言うより、

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一眼カメラでの撮影は遠慮しなくてはならなくなってから・・・ずっとですが、

じぶんの気に入りの場所、一つの隠れ家的な場所、

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疲れたなぁ・・・とか、

静かな時間が過ごしたいな・・・etc etc と思った時の特別な場所がなくなった感じがしてからずっと、

気に掛かっていました。

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窓からの透き通るような青空に誘われ、部屋籠りから・・・その場所へ、

プチ散歩に。

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懐かしい山門の石段には、一枚の紅葉、

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傍らには歌を歌っているよう ?

餌をねだっているツバメの子たちのよう ?

清々しい青色の竜胆も。

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秋の早朝の光たち、葉を落とした梅の古木の影。

静かな境内には、じぶん一人でした。

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少し冷たい風が、肺の中まで通り抜けていくような、

この感じ。


枝から落ちる紅葉の音・・・、

秋の日の北鎌倉の朝、音のない音。

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記憶より、

体全体の感覚。

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北鎌倉、東慶寺、

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ほんとうに、

久しぶり。

やっと、訪れることができました。

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梅や桜、

紫陽花やイワタバコ、イワガラミ、

シャガやシュウメイギク、彼岸花等、

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華やかな目立つ花たちはいませんが、

花の寺では、秋の小菊たちが待っていてくれました。

久しぶりの日には、こんな色彩が一番かもしれないな。

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そして、

紅葉にはもう少しでしょうか ?

次もとても楽しみ。

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本堂の釈迦如来さまにも、久しぶりのお参りです。

家族のこと、コロナのこと、訪れることができなかった、色々な今までのこと、

お願いや報告をすることができました。

本堂、「泰平殿」の前で手を合わせる時間は、じぶんにとって、なんて大事な「良き」時間なんだろう。

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秋の朝のピュアな光と風と一緒に贅沢に。

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Walkman からは、

ベアトリーチェ・ラナの新譜、Chopin Etudes Op.25 & 4Scherzi 

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HMV から届いて、ここのところずっと聴いています。

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エチュードやスケルツォ etc etc …、

ショパンと言えば、アルゲリッチやピリス、サンソン・フランソワ、マガロフ、

ポレットやルイサダ、ルービンシュタインにポリーニ、ホロビッツ etc etc…。

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沢山のマエストロたちがいますが、

ベアトリーチェ・ラナの演奏はとっても気に入りました。先達とは違った、誰にも似ていない? 彼女自身のショパン。

テンポもかなり自由、そして間がとてもいいです。

日本人のじぶんは、この間にはまってしまったのかもしれません。

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ショパンはたくさんの演奏家の録音があるけれど、

曲のコントラストや感情の起伏・・・、それを情緒たっぷりに、

そしてそれらを奏でることを可能とする卓越した技巧。

でも、技巧だけではないです。「こころ」、曲へのリスペクト、感情があふれています。

何回も聴きますが全然飽きません。

こんなCD は久しぶり、ラナのショパン、面白いし素敵です。

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ベアトリーチェ・ラナ、

チャイコフスキーとプロコフィエフのコンチェルトのCDを聴き、プロコフィエフが良いなと思っていたところ、

2017年の4月にN響のコンサートで実際の演奏も聴きましたが、

彼女のショパンがこんなに素敵だと予想せずにCD を買ったけれど、その間に、

その音楽はとても熟していたのですね。

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緑の透過光の下で、至福のショパン、素晴らしい時間。

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相棒たちを連れて音楽散歩はじぶんの大切な時間ですが、

やはり、北鎌倉の、

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ここで過ごす時間が一番なんだなぁと、

改めて、実感です。

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あまり人付き合いも良い方でもないし、

派手なことも。

そんなじぶんは、隠れ家的なこじんまりとした空間が好きです。

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絵も好きで展覧会にもたまに出かけますが、

美術館も今ではアーティゾン美術館に替わってしまったけれど、

改修前のブリヂストン美術館が好きでした。 


あの「こじんまり」として静かな空間で好きな作品たちと会うのが好きでした。

改修が終わって、

ルオーや佐伯祐三の作品たちに、又、会えるようになったのは嬉しいですが、あの大好きな空間と時間がなくなってし

まったのは、

とても残念です。

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そして、もう一つの隠れ家的な場所、

ここ東慶寺も暫く訪れることはできませんでした。コロナもありましたが、カメラのことも。


ここでの時の流れ、

季節、移り行く時間、それらと一緒に過ごし、

ファインダーからその一瞬の時を切り取ることが大好きでした。


色々と考え…、

「一休さん」的で、トリック的かもしれませんが、

以前にインスタで東慶寺さんにお聞きしたところ、「一眼はご遠慮頂いてスマホ等で」とのことでしたので、

東慶寺さん用に、相棒を一台増やすことに。

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SONY のデジカメが一台加わりました。

この日はその新しい相棒のデビューの日でもありました。

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相棒を連れて行っての充実した時間。

少し冷たい風は、思いっきり、肺の中、こころの中まで・・・。


又、新しい相棒を連れて、東慶寺さんにお参りに来ないといけないな。

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そうそう、気が付けば? もう11月。


毎年、干支の土鈴を東慶寺さんで頂いているのですが、

頂いてくるのが遅れた時には、集めている色のものが無くなったりも。


今年は?

確りと来年の干支の土鈴を、集めている白色で連れて帰ってくることができました。 (^O^)/

一つ一つ手作りの虎君たち、その中から、

可愛らしい虎君がうちの一員に。

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新しい相棒と北鎌倉東慶寺で過ごすことができました。

コロナが少し大人しくなってくれて、久しぶりの北鎌倉散歩は、

調子に乗って?

この日はこの後、円覚寺にも行ってみました。 11月上旬の北鎌倉の紅葉の具合を確かめに。

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長くなるので、

そのお話は次の機会に・・・。 ^^;

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音楽はやっぱりいいです。

好きな曲を連れての音楽散歩ならなおさら ♪♪



YOUTUBE に、ベアトリーチェ・ラナのショパンがありました。

お裾分けです。

" 2021/11/03 Kitakamakura Tokeiji & Beatrice Rana CHOPIN ETUES OP.25・4SCHERZI "
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部屋籠りの時のこと_横浜港の見える丘公園のバラ&トーマス・ダウスゴー Mahler No.10 Symphony:20211010 [横浜街歩き]

読書する時は、音楽を聴きながらのことが多く、

本と、その時聴いていた曲との間にシナプスが繋がることがあります。

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例えば、

前にも書いたことがあるかもしれませんが、石田衣良さんの「美丘」とレミオロメンの「夢の蕾」、「IWGP(池袋ウエストゲートパーク)」と「バルトーク弦楽四重奏曲4番」、

村上春樹さんの「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」とボンジョビの「HAVE A NICE DAY」、

藤谷治さんの「船に乗れ」とラフマニノフの「チェロソナタ」、

原田マハさんの「道 la strada」と「シューベルトピアノソナタ21番」、「黒幕のゲルニカ」と「モーツアルトピアノコンチェルト20番」etc etc …。

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曲を聴くとその本だけでなくて、読んでいた頃のこと達を思い出します。

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この部屋籠りの間にもそんなシナプスの繋がりが一つ。

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この日の散歩にも連れて行った曲・・・、Mahler Symphony No.10。 

その中でも、Finale:Lento non troppo -Allegro moderate …は、なんて美しい曲だろう。


未完のこの曲を完成してくれた人々に感謝です。

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辻邦生さんの「春の戴冠」を少しずつ少しずつ読み進めています。


Mahler No.10 を聴きながら…、少しずつ。

そして、第2巻の終わりの辺り、

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ボッティチェリが「春(プリマヴェーラ)」を描き上げた時、病床のシモネッタとの場面は、

辻さんのこの作品の白眉のシーンであり、きっと、作品の全て。

そして、ボッティチェリの「プリマベーラ」理解への、一番のテキストなんだと理解しました。

ウフィツィ美術館で見た時からずっと気に掛かっていたこの偉大な作品のことも、すとんと腑に落ちた気がしました。

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辻さんの言葉たち、

Mahler Symphony No.10 Finale:Lento non troppo -Allegro moderate 、

シナプスが繋がり、しっかりと心に焼き付きました。


きっとずっと忘れないものになるだろうと…。

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そんな部屋籠りの時のこと達と、緊急事態宣言明けの10日、土曜日、

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本当に、本当に、久しぶりです。

ほぼ一年ぶりに元町仲通り、そして、港の見える丘公園に出かけることができました。

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コロナの中でどうだろう…、店は無くなっていないか、佇まいは変わってしまったのかなと、心配していましたが、

元町仲通り、

電線も、朝の光と影も、

小さな靴職人達、ウイッチ―も元気で…変わらずにいてくれました。

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ほっと、一安心。


そして、外国人墓地の横の坂を上って、港の見える丘公園へ。

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一年ぶりに訪れた公園は、

秋バラたち。

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期待していたよりずっと沢山のバラたち、それも、

咲き始めのピカピカの秋バラたちが、迎えてくれました ♪♪

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ピュアで透き通った、

秋の朝の光の粒子たち、

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そして、

バラたちが光り輝いていました。


とっても、綺麗。

久しぶりの外の光は眩しすぎるほど。

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心の底から、何か湧き上がるもの…。

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感動している??

こころが嬉しがっている?

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こころは、

久しぶりの栄養に感動しているんだなと、柄にもなくですが。^^;

気が付きました。 笑

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やはり、

外はいいです。カメラの相棒たちを連れて散歩するのはいいです。

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ずっと部屋にこもっていたので、余計に感じるのでしょうか 。


光と風と、

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横浜の、港の見える丘公園の、光と風が一緒ならば尚更です。

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Walkman からは、トーマス・ダウスゴ―とシアトル交響楽団の Mahler Symphony No.10。

最終第5楽章、冒頭のフルートはなんて…透明、澄み渡って孤高な音色なんだろう。

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マーラーには天国からの啓示としか思えないメロディがありますが、

もしかすると、最後の交響曲、10番の最終楽章は、最後の最後に、マーラーが残した最も崇高で美しい曲なのかもしれません。

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自然を愛し、自然を音楽によって昇華させた作曲家マーラー!!

彼自身では完成できなかったけれど、構想の楽譜は残してくれました。

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奥さんのアルマ・マーラーには、マーラーの死後、

書きかけのこの曲を破棄するように言い残したとのことですが、アルマはそうせず手元に残していたのだそうです。

破棄せずに残してくれたおかげです。

何人もの学者や作曲家、指揮者等の努力により10番交響曲は全体の姿を現して、ぼくたちを魅了してくれています。

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そして、何人もの学者や作曲家が完成を試みたことによって、

幾つかのバリエーションも楽しむことができます。

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それぞれ完成者の名前が付いて、

例えば、イギリスの音楽学者、デリック・クックの完成させたものはクック版、

アマチュア音楽家、クリントン・カーペンターのものはカーペンター版、

指揮者のルドルフ・バリシャイのものはバルシャイ版 etc etc…、


いくつもの10番を楽しむことができます。

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ちなみにこの日連れていったダウスゴ―の楽譜は、クック版。

他にはカーペンター版とバルシャイ版を聴いたことがありますが、クック版が良いかな。

その中でも、ダウスゴ―の演奏はとても気に入っています。

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ダウスゴ―はこの演奏が気に入って以来、ブラームスやニールセンを聴きましたが、

クレバーで曲の形は明確、それでいて情熱的な面もあって、アンドリュー・マンゼ、ピエタリ・インキネンと共に、

今、とってもに気になっている指揮者。


マーラーを聴きながら、

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秋の朝の良い時間。

蝶たちにも久しぶりに会えたし、 それに、

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こころにたっぷりの栄養をもらうと、

そうそう、こころだけではなくて・・・、

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あの味も久しぶりに頂きたくなりました。

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港の見える丘公園にバラに会いにくれば、

この味は欠かせません。

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バラソフトをいただきました。


本当に運動不足、歩いていなくて、

このくらい写真を撮っていただけですが、結構足腰は「疲れたよう~と」^^;

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お店の外のベンチに腰を掛けて、一昨年以来のバラソフトです。

甘くて冷たくて、ほんのりとバラの香り ♪

懐かしく、とてもおいしかったなぁ。

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長い部屋ごもり明けの、浜散歩にふさわしい秋の朝の一時。

水色の空と白い雲、

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ハマウイングとタグボート、ガンダム RX72-F00。

とても良い天気。

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こころにも体にもたっぷりの栄養をもらってくることができました。

また、元町仲通りにも、おいしいものを頂きに出かけたいと思いました。

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部屋ごもりの間に覚えたこと? の中にもう一つ。

以前はあまり雑誌を読む習慣はなかったのですが、気が付けば、BRUTUS や dancyu などをビールを飲みながらも。

「ハンバーガーとホットドッグとクラフトビール」、「花と花束」などの特集、それに、春樹さんの特集も面白かったです。

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気に入りのダウスゴーの演奏とは少し違いますが、インバルの10番の5楽章があったので、貼っておきます。


東京も、全国的にも感染者数がびっくりするほどに減ってきています。

このまま収束に向かってくれるといのですが・・・、全世界的には又感染者は増加しているとか。

まだまだ注意は必要ですね。

ただ、ずっと部屋籠りでしたので、今の状況の間にもう少し活動的に、少しだけ前に戻していこうと思っています。

展覧会やコンサート、それに美味しいラーメンも頂きたいです ^^;

" 2021/10/10 Minatonomieru Okakoen & Thomas Dausgaard Mahler Symphony No.10 "
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