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北鎌倉東慶寺&円覚寺_白梅が咲き始めていました:20180107 [鎌倉]

今年は戌年。

毎年、東慶寺の干支の土鈴を買っているのですが、今年はまだ。

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年末に訪れた際に買おうと思ったのですが、
拝観料を支払う窓口は締まっていたし、ショップも1月4日までお休みとのことで買えませんでした。

その時から、戌年の土鈴、新年初めの土日にゲットしようと決めていました。

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1月7日の日曜日、朝9時半からショップは開くので、その時刻に合わせて北鎌倉まで出かけました。

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12月30日に訪れた時にも蝋梅は咲いていましたが、

この日はほぼ満開。

まだうっすらとしか朝日も差し込んでいない境内ですが、蝋梅の場所だけ淡く光っているかのよう。

清々しくあまい香りが仄かに。

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ここだけ、一足先に新しい春がやって来ているかのようでした。

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ようやく反対側の山から朝日が昇って来て、宝蔵の大銀杏が先の方だけ明るくなっていきます。


本堂の釈迦如来に、今年初めてのお参りをしました。


去年のことを報告し、今年の無事と無病息災をお願いしました。

去年はあまり来られなかったけれど、今年はもっとお参りに来ます。

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そんなことをお話しして、ふと、本堂の横の梅の木に目をやれば、

ひとつ、ふたつ、

まだ数えるほどでしたが、白梅が。

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まだ1月も7日なのですが、もう白梅が咲いていました。 


夢中で何度もシャッターを切ってしまった。

この梅の木は、東慶寺で一番最初に咲く梅の木。

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他の梅たちは、幾分蕾を緩めているものもありましたが、まだ開いてはいませんでした。

今年は、それでもいつもより早く、この梅たちも咲き始めるのかもしれません。


また、すぐに東慶寺、

来ないといけなくなりました。 

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宝蔵内のショップで、目的の戌年の土鈴と、お香も切れていたので「鈴虫」を買いました。

ショップの方たちと、新年のご挨拶。「今年もよろしくお願いします」 ^^


そうそう、梅が咲いていて忘れてしまうところでしたが?

冬の東慶寺は、青い空と梅の古木たちが作り出す、枝のアートも素敵です。

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目的を果たしたので、帰ろうかと思いましたが、

東慶寺のあの梅の木が咲いているということは ?

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きっと円覚寺のあの梅の木も咲いているに違いない。

そう思い、円覚寺にも行ってみることに。

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円覚寺でも一人、空ばかり見上げていましたが、冬の空と木々の枝も素敵だな。

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花や葉っぱや、

飾るものが散った後の枝たち。

全てをそぎ落としてしまい、

それだからこそ、ぼくらに見せてくれる美があるのだなとつくづく。

そして、梅です。

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ひとつ、ふたつ。

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白梅が二輪、光。


やっぱり咲いていてくれたんだと、

二輪でしたが、円覚寺でも白い小さな花たちに会うことができました。

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昨年の自分の花暦は、東慶寺の蝋梅、素心蝋梅で綴り終えましたが、

2018年は東慶寺と円覚寺の白梅で綴り初めです。


最近は、バタバタしていて以前の様に北鎌倉、鎌倉に来ることができませんが、

2018年は、昨年よりも少しでも多く散歩に来たいなと。

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何より、もう咲き始めた梅たちのことが気に掛かって仕方ありません。

膨らんでいたあの蕾はきっと今頃…。

気になります。

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今年一年、じぶんの部屋で一緒の東慶寺の戌年の土鈴。

手作りで一つ一つ顔が違うのです。

3つの中から一番かわいいのを選んできました。

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「鈴虫」、

「初音」と一緒に好きなお香です。

あの日連れて行った、カティア・ブニアティシヴィリのラフマニノフのピアノコンチェルト第3番を聴きながら、

新年初めてのお香をききました。

こういう時間は何物にも代えがたいな。

"2018/01/07 Kitakamakura Tokeiji & Enkakuji & Plum blossom"
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