ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018:20180505 [音楽]
吉祥寺の中道通りと、横浜の元町仲通り。
そして、東京丸の内仲通り。
カメラとWalkman の相棒たちを連れて散歩をしていると、
いつの間にか、自分なりの気に入りの通りができていました。
GW の頃であれば、毎年訪れるけれど、丸の内仲通りはキラキラの木漏れ日。
こんなに素敵な木漏れ日が、東京駅から少し歩いたところにあるなんて、初めて来た時は信じられませんでした。
新緑の透過光の木漏れ日の下では、じぶんとは違って大人のゆとりを持っている方たちが、
首都東京、休みの目覚めの頃の朝の時間、
それぞれのやり方でのんびりと過ごしています。 ここだけ違う時間が流れているようで、
何時もの通勤電車の混雑や、ターミナル駅の大きな河の流れの様な人込みって何なんだろう。
忙しい毎日だけれど、時間を自分の思うままに使う、そんな時も必要なんだなと。
流石、GW の後半戦5月5日。のんびりと4日間の連休の子どもの日。
今年は5月5日のチケットを2枚買っておきました。
M312 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)
M313 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64
前橋汀子(ヴァイオリン)
クルージュ・トランシルヴァニア・フィルハーモニー管弦楽団
カスバル・ゼンダー(指揮)
ラフマニノフは昼過ぎからの演奏でしたが、少し早め、10時半頃に有楽町に着いたので、気に入りの丸の内仲通りを木漏れ日の中散歩して、
今年のラ・フォル・ジュルネは一人で来たので、昼ごはんは簡単に簡単すぎる? でも結構好きな天玉蕎麦を、有楽町の駅前の立ち食い蕎麦屋さんで頂きました。
かき揚げはその場で揚げていて熱々、玉子とお出汁がじゅわっと滲みていて美味しかった。
天玉蕎麦、
もちろん蕎麦ですが、立ち食いの天玉蕎麦はこれはこれで一つのジャンルかもしれないなと。 笑
丸の内仲通りはこの後、歩行者天国、 車をストップしてテーブルや椅子が並べられます。
GW 、
木漏れ日とゆっくりと流れるたゆたゆの時たち。
素敵な雰囲気もまた大切です。
そして、じぶんはいよいよ今年のコンサート !!
最初の頃からずっと通っているラ・フォル・ジュルネも今回で14回目。
2018年のテーマは" 新しい世界へ "
" LFJ2018では、新しい世界へと開かれた精神が刺激に満ちた異文化と出会って生まれた、さまざまな傑作に光を当てます。 " LFJ2018 ホームより
毎年、作曲家や国や色々なテーマで僕らを楽しませてくれるラ・フォル・ジュルネですが、
今年のテーマは作曲家たちの新しい世界との出会いがテーマでした。
全体主義体制や内戦から逃れ、
新しい世界へ亡命・移住した作曲家たち、ショパン、ラフマニノフ、シェーンベルクやバルトーク、プロコフィエフ et etc…、
自らの意志で母国を離れ、新しい世界へ移住した作曲家たち、ヘンデル、スカルラッティ、ドボルザーク etc etc…。
そんな作曲家たちの作品を聴くことができるたくさんのプログラムが提供されました。
自分が選んだのは先ず、
ラフマニノフ ピアノコンチェルトNo.4 。
でも、その前にドボルザークの交響曲第9番「新世界」の4楽章の演奏がありました。時間的に全曲は無理だけれど、新世界の4楽章もとても盛り上がる曲です。
ほとんど毎年聴かせてもらっています、
ドミトリー・リスさんとウラル・フィルハーモニーの演奏は迫力があって情緒深く、今年の演奏も素敵でした。
そして、ベレゾフスキーさんのラフマ4番。
ラフマだと2番と3番が有名ですが、4番は1917年、ラフマニノフがロシアを去った後、アメリカを演奏中旅行中に書きはじめられ、1926年にフランスで完成した曲です。
アメリカの影響? ジャズみたいな感じ? リズムも和音も複雑になっているように感じます。
まさにラフマニノフの" 新しい世界へ " の曲なのですね。
ベレゾフスキーさん、白熊のように大きな体。ピアノにその指が触れるたびにラフマニノフの優雅なロマンチックな感情が迸ってきました。
ダンプカーの馬力の持ち主が優雅に繊細な音を奏でていく…余裕も感じられて、素晴らしい演奏でした。 ^^
ちゃんとアンコールも !!
ラフマニノフのプレリュードから Op.23 No.5。
次のメンデルスゾーンまでには1時間くらいあるので再び、
東京丸の内の散歩です。
お昼過ぎの丸の内界隈は、
朝より人出も多くなったけれど、それでも、GW ののんびりムード。
三菱一号館美術館の後ろ、
ブリックスクエアでは、ラ・フォル・ジュルネ恒例の無料コンサートも開かれていました。
丸の内仲通りは、
テーブルと椅子が並べられて、朝よりももっともっとたゆたゆモード。
家から持っていらしたのでしょうか? ワインのボトルとバゲットでランチかな?
いいな、東京のど真ん中でピクニックですね。
そして、今年のラ・フォル・ジュルネの〆は、
昨年から引き続きのマイブームのメンデルスゾーン。
コンチェルトの前の「夏の夜の夢」から 序曲 Op.21
いいなぁ~!! メンデルスゾーン 広い広い 東京フォーラムのコンサート会場に鳴り響きます。
〆にこの曲を選んで正解です。
満を持して、前橋さん。
若い頃、お互いに? 笑
前橋さんのコンサートにも良く足を運びました。
メンデルスゾーン ヴァイオリンコンチェルト、深紅の目に鮮やかなドレス。 小柄な前橋汀子さんですが、あの有名な…甘美なメロディが、ヴァイオリンから奏でられると、
すごい迫力。 若かった頃よりもずっとすごいかもしれない。
背骨のあばら骨の少し下あたりが、ぞくぞくして、気が付けばうっすらと汗汗でした。
いいな、いいな、
メンデルスゾーン、前橋さん。
今年のラ・フォル・ジュルネ、
チケットが発売された時、本当は少し逡巡しました。
プログラムを見てもどうしても聴きたいというプログラムが見つからなかったのです。
きっと、以前の作曲家や国別のように、クラシック好きが単純に聞きたいという曲たちより、もっと一歩踏み込んだプログラムの作り方だったからなのでしょう。
買わないでおこうかなと? 一瞬思いましたが、
それでも、
この10年くらいずっと続いているし、継続は力だし?
それで選んだ M312 とM313 、
ドボルザーク、ラフマニノフ、メンデルスゾーン でしたが、
やはり、行ってみて良かったです。 ドボルザーク、リスさん例年通り良い演奏でしたし、
マイブームのメンデルスゾーン、序曲も、前橋さんのコンチェルトも素晴らしかった。
池袋にまで地域を拡張した、ラ・フォル・ジュルネ。
東京フォーラムの会場は、例年になく落ち着いた感じでしたが、これって、
活気が薄れたというよりも、ラ・フォル・ジュルネに訪れる方たちの、
それぞれの時間の過ごし方が、
きっと上手になってきたということなのでしょう。
来年も、ラ・フォル・ジュルネ、 きっと行くんだろうなと ^^
" 2018/05/05 La Folle Journee Tokyo 2018 Un Monde Nouveau "
そして、東京丸の内仲通り。
カメラとWalkman の相棒たちを連れて散歩をしていると、
いつの間にか、自分なりの気に入りの通りができていました。
GW の頃であれば、毎年訪れるけれど、丸の内仲通りはキラキラの木漏れ日。
こんなに素敵な木漏れ日が、東京駅から少し歩いたところにあるなんて、初めて来た時は信じられませんでした。
新緑の透過光の木漏れ日の下では、じぶんとは違って大人のゆとりを持っている方たちが、
首都東京、休みの目覚めの頃の朝の時間、
それぞれのやり方でのんびりと過ごしています。 ここだけ違う時間が流れているようで、
何時もの通勤電車の混雑や、ターミナル駅の大きな河の流れの様な人込みって何なんだろう。
忙しい毎日だけれど、時間を自分の思うままに使う、そんな時も必要なんだなと。
流石、GW の後半戦5月5日。のんびりと4日間の連休の子どもの日。
今年は5月5日のチケットを2枚買っておきました。
M312 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)
M313 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64
前橋汀子(ヴァイオリン)
クルージュ・トランシルヴァニア・フィルハーモニー管弦楽団
カスバル・ゼンダー(指揮)
ラフマニノフは昼過ぎからの演奏でしたが、少し早め、10時半頃に有楽町に着いたので、気に入りの丸の内仲通りを木漏れ日の中散歩して、
今年のラ・フォル・ジュルネは一人で来たので、昼ごはんは簡単に簡単すぎる? でも結構好きな天玉蕎麦を、有楽町の駅前の立ち食い蕎麦屋さんで頂きました。
かき揚げはその場で揚げていて熱々、玉子とお出汁がじゅわっと滲みていて美味しかった。
天玉蕎麦、
もちろん蕎麦ですが、立ち食いの天玉蕎麦はこれはこれで一つのジャンルかもしれないなと。 笑
丸の内仲通りはこの後、歩行者天国、 車をストップしてテーブルや椅子が並べられます。
GW 、
木漏れ日とゆっくりと流れるたゆたゆの時たち。
素敵な雰囲気もまた大切です。
そして、じぶんはいよいよ今年のコンサート !!
最初の頃からずっと通っているラ・フォル・ジュルネも今回で14回目。
2018年のテーマは" 新しい世界へ "
" LFJ2018では、新しい世界へと開かれた精神が刺激に満ちた異文化と出会って生まれた、さまざまな傑作に光を当てます。 " LFJ2018 ホームより
毎年、作曲家や国や色々なテーマで僕らを楽しませてくれるラ・フォル・ジュルネですが、
今年のテーマは作曲家たちの新しい世界との出会いがテーマでした。
全体主義体制や内戦から逃れ、
新しい世界へ亡命・移住した作曲家たち、ショパン、ラフマニノフ、シェーンベルクやバルトーク、プロコフィエフ et etc…、
自らの意志で母国を離れ、新しい世界へ移住した作曲家たち、ヘンデル、スカルラッティ、ドボルザーク etc etc…。
そんな作曲家たちの作品を聴くことができるたくさんのプログラムが提供されました。
自分が選んだのは先ず、
ラフマニノフ ピアノコンチェルトNo.4 。
でも、その前にドボルザークの交響曲第9番「新世界」の4楽章の演奏がありました。時間的に全曲は無理だけれど、新世界の4楽章もとても盛り上がる曲です。
ほとんど毎年聴かせてもらっています、
ドミトリー・リスさんとウラル・フィルハーモニーの演奏は迫力があって情緒深く、今年の演奏も素敵でした。
そして、ベレゾフスキーさんのラフマ4番。
ラフマだと2番と3番が有名ですが、4番は1917年、ラフマニノフがロシアを去った後、アメリカを演奏中旅行中に書きはじめられ、1926年にフランスで完成した曲です。
アメリカの影響? ジャズみたいな感じ? リズムも和音も複雑になっているように感じます。
まさにラフマニノフの" 新しい世界へ " の曲なのですね。
ベレゾフスキーさん、白熊のように大きな体。ピアノにその指が触れるたびにラフマニノフの優雅なロマンチックな感情が迸ってきました。
ダンプカーの馬力の持ち主が優雅に繊細な音を奏でていく…余裕も感じられて、素晴らしい演奏でした。 ^^
ちゃんとアンコールも !!
ラフマニノフのプレリュードから Op.23 No.5。
次のメンデルスゾーンまでには1時間くらいあるので再び、
東京丸の内の散歩です。
お昼過ぎの丸の内界隈は、
朝より人出も多くなったけれど、それでも、GW ののんびりムード。
三菱一号館美術館の後ろ、
ブリックスクエアでは、ラ・フォル・ジュルネ恒例の無料コンサートも開かれていました。
丸の内仲通りは、
テーブルと椅子が並べられて、朝よりももっともっとたゆたゆモード。
家から持っていらしたのでしょうか? ワインのボトルとバゲットでランチかな?
いいな、東京のど真ん中でピクニックですね。
そして、今年のラ・フォル・ジュルネの〆は、
昨年から引き続きのマイブームのメンデルスゾーン。
コンチェルトの前の「夏の夜の夢」から 序曲 Op.21
いいなぁ~!! メンデルスゾーン 広い広い 東京フォーラムのコンサート会場に鳴り響きます。
〆にこの曲を選んで正解です。
満を持して、前橋さん。
若い頃、お互いに? 笑
前橋さんのコンサートにも良く足を運びました。
メンデルスゾーン ヴァイオリンコンチェルト、深紅の目に鮮やかなドレス。 小柄な前橋汀子さんですが、あの有名な…甘美なメロディが、ヴァイオリンから奏でられると、
すごい迫力。 若かった頃よりもずっとすごいかもしれない。
背骨のあばら骨の少し下あたりが、ぞくぞくして、気が付けばうっすらと汗汗でした。
いいな、いいな、
メンデルスゾーン、前橋さん。
今年のラ・フォル・ジュルネ、
チケットが発売された時、本当は少し逡巡しました。
プログラムを見てもどうしても聴きたいというプログラムが見つからなかったのです。
きっと、以前の作曲家や国別のように、クラシック好きが単純に聞きたいという曲たちより、もっと一歩踏み込んだプログラムの作り方だったからなのでしょう。
買わないでおこうかなと? 一瞬思いましたが、
それでも、
この10年くらいずっと続いているし、継続は力だし?
それで選んだ M312 とM313 、
ドボルザーク、ラフマニノフ、メンデルスゾーン でしたが、
やはり、行ってみて良かったです。 ドボルザーク、リスさん例年通り良い演奏でしたし、
マイブームのメンデルスゾーン、序曲も、前橋さんのコンチェルトも素晴らしかった。
池袋にまで地域を拡張した、ラ・フォル・ジュルネ。
東京フォーラムの会場は、例年になく落ち着いた感じでしたが、これって、
活気が薄れたというよりも、ラ・フォル・ジュルネに訪れる方たちの、
それぞれの時間の過ごし方が、
きっと上手になってきたということなのでしょう。
来年も、ラ・フォル・ジュルネ、 きっと行くんだろうなと ^^
" 2018/05/05 La Folle Journee Tokyo 2018 Un Monde Nouveau "