京都に行ってきました クロベエ再び:20190608 [訪れたところ色々]
もう一か月も前のことになってしまいますが6月の初めの頃、
娘に誘われて ?
京都に一泊で行ってきました。 用事があってリソース(主に小遣いとか)が少ない時に良く声がかかります。
朝7時くらいの新幹線のぞみと来れば先ずは定番です。
旅の始まりは崎陽軒のシュウマイ弁当から。これは絶対に間違いありません。タケノコの煮たの美味しい。
でも、少し、量は減ったかな?
京都に着いて嵯峨野線に乗り換えて嵯峨嵐山の駅まで。
あいにく雨が降ったりやんだり、時々太陽が顔を出したりと、目まぐるしく変わる空模様でしたが、
傘をさしたり閉じたりしなくてはならなかったものの、色んな天気の嵯峨野を味わいながら、
嵐山界隈を先ずはてくてく。
嵯峨野、嵐山は毎年の如く訪れているので、スマホに頼らずに目的地まで向かうことができます。
何時ものように竹林の道を通ります。
娘とは嵯峨嵐山駅でいったん別れました。集合場所を決めて解散後、気楽に楽しむ久しぶりの京都の風情です。
それにしても、ワールドワイドの竹林の道です。
世界各地の言語が飛び交っていたるところでインスタ映え? 写メ? 、外国の方達でいっぱいです。
品川駅の通勤時の光景の様… ^^; かなりの混雑とカオス状態。
本来の竹林の侘び寂び感は吹っ飛んでしまった感はしますが、この国の良い所を見て頂けるのならうれしいです。
竹林の道を抜けてトロッコ電車の駅を過ぎると、ようやく、
嵯峨野の落ち着いた風情に。
そうそう、京都って本来はこんな感じだったよな。静かで、しっとりとしていて…。
そして、この日の目的地です、常寂光寺さんにたどり着きました。
一度訪れてから、北鎌倉の東慶寺と同じくらいに気に入ってしまったお寺です。近かったら毎週でも通いたい。
紅葉の頃も素敵なのでしょうが、
ちょうどピュアな新緑の青もみじの季節でした。
生まれたての若々しさを感じる緑の葉っぱたち、
目を下にやればもみじの木の根っこに、もっと濃い色の苔たちがやさしい色。
急に雲の隙間から陽が射してきたと思うと、
風が吹いて、もみじ達からさっきの雨の忘れ物 ?
梢のしずくたちが一斉に落ちてきました。 思いがけないプレゼントです。
濡れてしまったけれど、こんな感じも何だか非日常で悪くないかもしれない。
常寂光寺はお寺のホームページによると次のようなお寺とのこと。
" 慶長年間(1596〜1614)に大本山本圀寺第16世究竟院日禛上人により開創。
本堂は慶長年間に小早川秀秋公の助力を得て、伏見桃山城客殿を移築し造営する。
仁王門は、元和二年(1616)に大本山本圀寺客殿の南門(貞和年間の建立)を移築。
仁王像は運慶作と伝えられる "
関ヶ原の戦いの小早川秀秋とか、運慶とか、さすが京都のお寺です。
景観だけではなく、その来歴にも歴史がたっぷりと詰まっているお寺なのですね。
苔むす一本の樹も、
京都の雅と歴史が感じられて貴重なものだなと。
途中の嵐山や竹林の道では感ぜられなかった、良い風たちにも会うことができました。
侘び寂びの境内を堪能させて頂いて石段を下りて行くと、
いたぁ~!!
真っ黒の毛並みの良い猫 !!
久し振りの常寂光寺のクロベエです。
前にNHKの岩合さんの番組に出ていて、その時は紅葉のシーンでしたが、真っ赤なもみじとクロベエの黒い毛並みがマッチしていてとても美しかったです。
以前訪れた際にも迎えてくれて、背中をガシガシとしたらお腹を向けてゴロゴロとしてくれました。
前回会えたのはラッキーでしたが、まさか今回も会えるとは思っていませんでした。
背中を撫でればつやつやで良い感触、クロベエの感触だぁ。
雨上がり、
一層色彩が濃く美しい常寂光寺の青もみじを楽しむことができましたし、
思いがけずクロベエにも再開することができました。
今回の京都訪問、もちろん京都は色々と素敵なことがてんこ盛りですが、
常寂光寺でクロベエに会えたことが一番うれしかったです。
嵯峨嵐山の駅で娘と合流して喉が渇いていたのでお店を探しました。
この界隈は外国からの観光客も多く、他所からのお客さんを対象にしているお店が多いのだと思います。
でも、この日お茶を頂いた「廣瀬珈琲店」さんは、駅前で嵐山への通り道なのにもかかわらず、
入ってみれば地元の方、常連客さんが多いお店の様でした。
マスターは年配の方、白いワイシャツに蝶ネクタイ、黒いベスト。
お店のテーブルや椅子たちの他、調度品も、飾られているディスプレーーたちも、マスターと共に良い年を重ねてきた様子。
マスターもお店の全てもセピアの色彩の中。
疵、日に焼けたくすみやすり減り具合も、色彩をより一層濃くしているかのよう。
一杯一杯丁寧に入れて下さるコーヒーもとてもやさしい味がしました。
観光地、嵯峨野嵐山。他の店は若い観光客でいっぱいです。
でも、廣瀬珈琲店さん、トワイライト。
時のはざまに一軒だけ、ぽつん建っている様なお店でした。
常寂光寺のクロベエにも会えたし、廣瀬珈琲店さんで美味しいコーヒーもご馳走になって今回も素敵な京都の旅のスタートとなりました。
この後も、再び娘とは別行動でした。羽を伸ばしたじぶんは? 宇治の方へ。
京都の一人散歩も面白いなぁ。
" 2019/06/08 Kyoto Jojakko-ji & Kurobee "
娘に誘われて ?
京都に一泊で行ってきました。 用事があってリソース(主に小遣いとか)が少ない時に良く声がかかります。
朝7時くらいの新幹線のぞみと来れば先ずは定番です。
旅の始まりは崎陽軒のシュウマイ弁当から。これは絶対に間違いありません。タケノコの煮たの美味しい。
でも、少し、量は減ったかな?
京都に着いて嵯峨野線に乗り換えて嵯峨嵐山の駅まで。
あいにく雨が降ったりやんだり、時々太陽が顔を出したりと、目まぐるしく変わる空模様でしたが、
傘をさしたり閉じたりしなくてはならなかったものの、色んな天気の嵯峨野を味わいながら、
嵐山界隈を先ずはてくてく。
嵯峨野、嵐山は毎年の如く訪れているので、スマホに頼らずに目的地まで向かうことができます。
何時ものように竹林の道を通ります。
娘とは嵯峨嵐山駅でいったん別れました。集合場所を決めて解散後、気楽に楽しむ久しぶりの京都の風情です。
それにしても、ワールドワイドの竹林の道です。
世界各地の言語が飛び交っていたるところでインスタ映え? 写メ? 、外国の方達でいっぱいです。
品川駅の通勤時の光景の様… ^^; かなりの混雑とカオス状態。
本来の竹林の侘び寂び感は吹っ飛んでしまった感はしますが、この国の良い所を見て頂けるのならうれしいです。
竹林の道を抜けてトロッコ電車の駅を過ぎると、ようやく、
嵯峨野の落ち着いた風情に。
そうそう、京都って本来はこんな感じだったよな。静かで、しっとりとしていて…。
そして、この日の目的地です、常寂光寺さんにたどり着きました。
一度訪れてから、北鎌倉の東慶寺と同じくらいに気に入ってしまったお寺です。近かったら毎週でも通いたい。
紅葉の頃も素敵なのでしょうが、
ちょうどピュアな新緑の青もみじの季節でした。
生まれたての若々しさを感じる緑の葉っぱたち、
目を下にやればもみじの木の根っこに、もっと濃い色の苔たちがやさしい色。
急に雲の隙間から陽が射してきたと思うと、
風が吹いて、もみじ達からさっきの雨の忘れ物 ?
梢のしずくたちが一斉に落ちてきました。 思いがけないプレゼントです。
濡れてしまったけれど、こんな感じも何だか非日常で悪くないかもしれない。
常寂光寺はお寺のホームページによると次のようなお寺とのこと。
" 慶長年間(1596〜1614)に大本山本圀寺第16世究竟院日禛上人により開創。
本堂は慶長年間に小早川秀秋公の助力を得て、伏見桃山城客殿を移築し造営する。
仁王門は、元和二年(1616)に大本山本圀寺客殿の南門(貞和年間の建立)を移築。
仁王像は運慶作と伝えられる "
関ヶ原の戦いの小早川秀秋とか、運慶とか、さすが京都のお寺です。
景観だけではなく、その来歴にも歴史がたっぷりと詰まっているお寺なのですね。
苔むす一本の樹も、
京都の雅と歴史が感じられて貴重なものだなと。
途中の嵐山や竹林の道では感ぜられなかった、良い風たちにも会うことができました。
侘び寂びの境内を堪能させて頂いて石段を下りて行くと、
いたぁ~!!
真っ黒の毛並みの良い猫 !!
久し振りの常寂光寺のクロベエです。
前にNHKの岩合さんの番組に出ていて、その時は紅葉のシーンでしたが、真っ赤なもみじとクロベエの黒い毛並みがマッチしていてとても美しかったです。
以前訪れた際にも迎えてくれて、背中をガシガシとしたらお腹を向けてゴロゴロとしてくれました。
前回会えたのはラッキーでしたが、まさか今回も会えるとは思っていませんでした。
背中を撫でればつやつやで良い感触、クロベエの感触だぁ。
雨上がり、
一層色彩が濃く美しい常寂光寺の青もみじを楽しむことができましたし、
思いがけずクロベエにも再開することができました。
今回の京都訪問、もちろん京都は色々と素敵なことがてんこ盛りですが、
常寂光寺でクロベエに会えたことが一番うれしかったです。
嵯峨嵐山の駅で娘と合流して喉が渇いていたのでお店を探しました。
この界隈は外国からの観光客も多く、他所からのお客さんを対象にしているお店が多いのだと思います。
でも、この日お茶を頂いた「廣瀬珈琲店」さんは、駅前で嵐山への通り道なのにもかかわらず、
入ってみれば地元の方、常連客さんが多いお店の様でした。
マスターは年配の方、白いワイシャツに蝶ネクタイ、黒いベスト。
お店のテーブルや椅子たちの他、調度品も、飾られているディスプレーーたちも、マスターと共に良い年を重ねてきた様子。
マスターもお店の全てもセピアの色彩の中。
疵、日に焼けたくすみやすり減り具合も、色彩をより一層濃くしているかのよう。
一杯一杯丁寧に入れて下さるコーヒーもとてもやさしい味がしました。
観光地、嵯峨野嵐山。他の店は若い観光客でいっぱいです。
でも、廣瀬珈琲店さん、トワイライト。
時のはざまに一軒だけ、ぽつん建っている様なお店でした。
常寂光寺のクロベエにも会えたし、廣瀬珈琲店さんで美味しいコーヒーもご馳走になって今回も素敵な京都の旅のスタートとなりました。
この後も、再び娘とは別行動でした。羽を伸ばしたじぶんは? 宇治の方へ。
京都の一人散歩も面白いなぁ。
" 2019/06/08 Kyoto Jojakko-ji & Kurobee "