米子と仙台とANAめし友:20190422&23&26 [訪れたところ色々]
鳥取県の米子から境港まで17.9kmを結ぶ境線。
米子空港からはバスが出ていて、それに乗れば飛行機から降りてすぐに米子に向かえるのですが、
ぼくはいつも30分くらいは待つけれど、境港線にお世話になっています。
車窓から見る米子の景色、トラクターがぽつんと置かれた畑、本当に線路のすぐ横にある家々、山陰の山々等、
仕事に来たことも忘れて、のんびりと楽しむことができるし、
何よりもゲゲゲの鬼太郎のキャラクターたちが描かれた「鬼太郎列車」に乗れれば(ラッキー!!)、
年甲斐もなく嬉しいです。
外れの時(イラストのないものも時々)もあるけれど、今までに「ねこ娘」、「ねずみ男」、「目玉おやじ」、
そして「鬼太郎」の4種類に乗ったことがあります。
ちなみに、現在はこの他に「砂かけ婆」、「こなき爺」の列車があって全部で6種類あるのだそう。
いつか全種類コンプリート !! 全部の列車に乗ってみたいなと b^^
そんなことを考えている内に30分くらいで米子駅に到着です。
今年もそろそろ色んな所へ行く季節になって来ました。
長い距離の移動は疲れてしまうこともありますが、それでも色々な所を訪れるのには沢山の楽しみもあります。
普段乗らない境線の様な電車に乗って、その地方の景色を楽しむこともその一つ。
それから、その土地ならではのそれぞれの季節毎の美味しいものを頂けることもその一つです。
米子には冬に訪れることが多いので、カニやのどぐろ等、海の幸をいつも楽しみにしています。
春は初めてかもしれない?
勿論、今回はカニはなかったのですが、びっくりしたことに春の味覚、ワラビのお浸しとタラの芽の天ぷらを、
米子の後輩はわざわざ作ってきてくれて、
内緒ですが、居酒屋さんのテーブルの上にタッパーウェアで…、ご馳走になってしまいました。^^;
お店の方も寛大 ??
春の味覚、山菜はとても美味しかったし、わざわざ作って来てくれた気持ちはとてもありがたかったです。
飛行機は ANA を多く使っています。
ANA の機内での楽しみ方もあって、機内誌「翼の王国」を読むこともその一つ。
福岡伸一先生の「フェルメール光の王国」が連載されている時は機内で読んで、持ち帰ってまた家でも読んで、バックナンバーを揃えたりしていました。
機内での ANA のオリジナル番組「めし友」も面白いです。
白いご飯の一押しのおかず達を見ていると、無性に炊き立てのご飯が食べたくなります。
この日はベスト5? 5つくらいだったと思うのですが、どれも美味しそうなおかずが紹介されていて、
その中に、次に出かける予定となっている仙台の「めし友」2つも紹介されていました。
見つけられたらいいなと、暮れなずむ空の上で思ったり。
そうそう、羽田に向かう飛行機ではマーラーの6番をよく聴きます。文字通り下へ下へと日が沈んで行く景色は Andante moderato 楽章、いよいよ空港へ着陸の時は最終楽章がぴったり !!
Walkman で自分なりのシーン音楽を楽しんだりしています。
日が改まり、その仙台へは東京から東北新幹線「はやぶさ」に乗れば1時間半くらいで着きました。
牛タンも美味しいのですか、続けて何回も頂いていたので、今回のランチは Google で調べたお店、
山形飛島 亞呉屋 仙台店さんで、「あごだし中華」。
あごだしのスープに平打ちの麺がぴったり。チャーシュー、メンマ、なると。
長ネギだけでなく、玉ねぎの食感もなかなかのもの。それに青のりが真ん中に彩りを加えていました。
最近は横浜家系ラーメン、豚骨ラーメンを良く頂いていますが、あごだしのあっさりラーメンもなかなかのもの。
美味しかった。
バタバタしていて、仙台の「めし友」を見つけられないかなと思いましたが、
なんと仙台駅の新幹線の改札を入った所のコンビニ? で ANA の番組で紹介していたもの、2つとも見つけることができました。
ラッキー !!
仙台ラー油はラー油と牛タンが絶妙のコラボ。ピリッと辛くて、牛タンも割とでっかくカット !! 帰って来て白いご飯に乗っけて頂きました。
もう一つは伊達揚げ。
仙台名物笹かまぼこの仲間だと思うのですが、食感はもっとふわふわ。
隠し味として仙台藩ゆかりの「ごえんそ味噌」が練りこまれているとのことで、ほんのりと味噌の良い風味。
こちらも、とても美味しく頂きました。ビールのつまみにもいいなと ^^v
GW は初日に「ギュスタヴ・モロー展」を見に行って、後は今のところのんびりです。
まだ1週間くらい休めるし、ラ・フォル・ジュルネもあるし、CD 聴きながら本を読んだり、のんびりと過ごしたいと思います。
休みが明ければ、また飛行機と新幹線にお世話になります。
次はどんなものが、ことが待っているのか楽しみ。
気づけば? 平成最後の日ですね。明日から令和 !!
多くの人たちが、特に若い人たちが新しい元号の時代は良い時代になると考えているとのこと b^^
雰囲気とか心持とかって大切なんだと思います。
皆の心がそうであるなら、きっと、
きっと、良い時代になるのだろうな令和。 ^^v
" 2019/04./03 Yonago &Sendai & Meshitomo "
米子空港からはバスが出ていて、それに乗れば飛行機から降りてすぐに米子に向かえるのですが、
ぼくはいつも30分くらいは待つけれど、境港線にお世話になっています。
車窓から見る米子の景色、トラクターがぽつんと置かれた畑、本当に線路のすぐ横にある家々、山陰の山々等、
仕事に来たことも忘れて、のんびりと楽しむことができるし、
何よりもゲゲゲの鬼太郎のキャラクターたちが描かれた「鬼太郎列車」に乗れれば(ラッキー!!)、
年甲斐もなく嬉しいです。
外れの時(イラストのないものも時々)もあるけれど、今までに「ねこ娘」、「ねずみ男」、「目玉おやじ」、
そして「鬼太郎」の4種類に乗ったことがあります。
ちなみに、現在はこの他に「砂かけ婆」、「こなき爺」の列車があって全部で6種類あるのだそう。
いつか全種類コンプリート !! 全部の列車に乗ってみたいなと b^^
そんなことを考えている内に30分くらいで米子駅に到着です。
今年もそろそろ色んな所へ行く季節になって来ました。
長い距離の移動は疲れてしまうこともありますが、それでも色々な所を訪れるのには沢山の楽しみもあります。
普段乗らない境線の様な電車に乗って、その地方の景色を楽しむこともその一つ。
それから、その土地ならではのそれぞれの季節毎の美味しいものを頂けることもその一つです。
米子には冬に訪れることが多いので、カニやのどぐろ等、海の幸をいつも楽しみにしています。
春は初めてかもしれない?
勿論、今回はカニはなかったのですが、びっくりしたことに春の味覚、ワラビのお浸しとタラの芽の天ぷらを、
米子の後輩はわざわざ作ってきてくれて、
内緒ですが、居酒屋さんのテーブルの上にタッパーウェアで…、ご馳走になってしまいました。^^;
お店の方も寛大 ??
春の味覚、山菜はとても美味しかったし、わざわざ作って来てくれた気持ちはとてもありがたかったです。
飛行機は ANA を多く使っています。
ANA の機内での楽しみ方もあって、機内誌「翼の王国」を読むこともその一つ。
福岡伸一先生の「フェルメール光の王国」が連載されている時は機内で読んで、持ち帰ってまた家でも読んで、バックナンバーを揃えたりしていました。
機内での ANA のオリジナル番組「めし友」も面白いです。
白いご飯の一押しのおかず達を見ていると、無性に炊き立てのご飯が食べたくなります。
この日はベスト5? 5つくらいだったと思うのですが、どれも美味しそうなおかずが紹介されていて、
その中に、次に出かける予定となっている仙台の「めし友」2つも紹介されていました。
見つけられたらいいなと、暮れなずむ空の上で思ったり。
そうそう、羽田に向かう飛行機ではマーラーの6番をよく聴きます。文字通り下へ下へと日が沈んで行く景色は Andante moderato 楽章、いよいよ空港へ着陸の時は最終楽章がぴったり !!
Walkman で自分なりのシーン音楽を楽しんだりしています。
日が改まり、その仙台へは東京から東北新幹線「はやぶさ」に乗れば1時間半くらいで着きました。
牛タンも美味しいのですか、続けて何回も頂いていたので、今回のランチは Google で調べたお店、
山形飛島 亞呉屋 仙台店さんで、「あごだし中華」。
あごだしのスープに平打ちの麺がぴったり。チャーシュー、メンマ、なると。
長ネギだけでなく、玉ねぎの食感もなかなかのもの。それに青のりが真ん中に彩りを加えていました。
最近は横浜家系ラーメン、豚骨ラーメンを良く頂いていますが、あごだしのあっさりラーメンもなかなかのもの。
美味しかった。
バタバタしていて、仙台の「めし友」を見つけられないかなと思いましたが、
なんと仙台駅の新幹線の改札を入った所のコンビニ? で ANA の番組で紹介していたもの、2つとも見つけることができました。
ラッキー !!
仙台ラー油はラー油と牛タンが絶妙のコラボ。ピリッと辛くて、牛タンも割とでっかくカット !! 帰って来て白いご飯に乗っけて頂きました。
もう一つは伊達揚げ。
仙台名物笹かまぼこの仲間だと思うのですが、食感はもっとふわふわ。
隠し味として仙台藩ゆかりの「ごえんそ味噌」が練りこまれているとのことで、ほんのりと味噌の良い風味。
こちらも、とても美味しく頂きました。ビールのつまみにもいいなと ^^v
GW は初日に「ギュスタヴ・モロー展」を見に行って、後は今のところのんびりです。
まだ1週間くらい休めるし、ラ・フォル・ジュルネもあるし、CD 聴きながら本を読んだり、のんびりと過ごしたいと思います。
休みが明ければ、また飛行機と新幹線にお世話になります。
次はどんなものが、ことが待っているのか楽しみ。
気づけば? 平成最後の日ですね。明日から令和 !!
多くの人たちが、特に若い人たちが新しい元号の時代は良い時代になると考えているとのこと b^^
雰囲気とか心持とかって大切なんだと思います。
皆の心がそうであるなら、きっと、
きっと、良い時代になるのだろうな令和。 ^^v
" 2019/04./03 Yonago &Sendai & Meshitomo "
ラファエル前派の軌跡展&丸の内仲通り:20190406 [展覧会]
2019年の美術展、
日経大人のOFF を参考に「行きたいものリスト」をあらかじめ作っておきました。
リスト一番目の展覧会は、1月12日に2度目のフェルメール展(2018年に一度行きましたが展示替えがあったので)。
「取り持ち女」(じぶんの見たフェルメール番号21)に無事、会うことができました。
そして今年2番目の展覧会です。
4月6日、東京丸の内、三菱一号館美術館で開催中の「ラファエル前派の軌跡展」に行ってきました。
いつもなら開館時間に合わせていくのですが、この日は少し遅め。
着いたのは10時半頃でした。
久し振りの丸の内仲通りは、キラキラの新緑たちのお出迎え。いつも思うけれど、東京駅のすぐそばとは思えない清々しさです。
エシレ・メゾン デュ ブールのクロワッサンを求める方たちの列は長かったけれど、
美術館裏のブリックスクエアはのんびりと休日の表情。
読書をしたり、モーニングコーヒーを楽しんだり、皆さんそれぞれの大人の時間の過ごし方。
じぶんも、そんな仲間に入れてもらって、休日スイッチオン。
三菱一号館美術館にも並ぶこともなく、さくっと入ることができました。
ラファエル前派、ロセッティ、ミレイ、ハートを中心として19世紀中頃に作られた秘密結社??
秘密結社と言うのは嘘ですけれど、美術運動としては色々と調べてみると異質だなぁと思うところもあり、
メンバーの私的なことを見てみると、結構ドロドロした人間模様などもあります。
名前も、「Pre-Raphaelite Brotherhood」なので、じぶん的にはそんな感じ。
展示室は休日とは思えないくらい空いていて、じぶん本位のペース。
ゆっくりと作品たちに会ってくることができました。
ロセッティやバーン・ジョーンズの作品の部屋では" 写真フリー " で、自由に撮ることができました。
頑張って撮っている方もいたけれど、そっちに気を取られてしまうと、せっかく本物たちと会える機会なのにもったいないかも。
ラファエロ前派の運動の歴史、携わった画家たちの足跡を見ることができましたが、
一番気になったのはこの写真です。
ロセッティの描く作品の女性にそっくり。
ジェーン・モリス。
名前から分かりますが、ラファエロ前派の芸術家ウィリアム・モリスの奥さんで、
ロセッティが憧れて憧れて…理想の女性…、ファム・ファタール、不倫の関係 ? (分かりませんけれど ?? )
ロセッティの奥さんのエリザベス(あの有名なミレイの " オフィーリア "のモデルです )は、こんなことも気になっていたのでしょうか? 結婚2年目に大量の薬を服薬して、自殺同然に亡くなってしまったとのこと。
その後も、ずっとジェーン・モリスはロセッティのファム・ファタールだったとのことです。
ミレイのオフィーリアのことを書きましたが、この絵はラファエロ前派の中でもとても有名な絵ですね。
じぶんも2度くらい展覧会で会ったことがありとても印象に残っていますし、
気に入りのピアニスト、アンヌ・ケフェレックさんの RAVEL のCD ジャケットがこの絵で、
好きな絵の一枚なんです。
最近だと亡くなった樹木希林さんの本(120の遺言)の表紙はリスペクト? 、この絵をオマージュしていまね。
この絵の画家ミレイなんですが、
ラファエロ前派の理論の推進者であるラスキンの奥さんエフィと良い中になってしまって、
エフィの起こしたラスキンとの婚姻無効訴訟の末…、結婚とのことです(おいおい… )。
まったく画家と言う人たちは…。
モリスもラスキンも大変だなぁと。^^;;
女性恐るべし… というか、何だか狭い範囲で男女のドロドロ模様… ^^;
美術運動と言うより仲の良い男女のサークル? ものすごく私的な集まり? そんな感じがする " ラファエル前派 "。
秘密結社の様な??
やはり今年の美術展の自分のテーマは「ファム・ファタール」だな。
そんなことを思って美術館を後にしました。
お腹が空きました。
どこに行こうかと思いましたが、
東京駅を眺めながらエスニック料理も良いなと思い、丸ビルの 5Fにある CITA・CITA さんへ。
ハイネケンで喉をうるおして(美術展で頭の中の陣地取りをした後のビールはまた格別です)、
ランチを頂きました。
3種の前菜、
少し辛めのスープ、
そしてナシゴレンを頂きました。
ピリッとしたスープとパクチーにナンプラー、たまにはこういうエスニックのランチも良いものだなぁと。
お腹いっぱい、
視覚的にも、東京駅の端正な姿を眺望して、満足満足 !!
ビールとランチを頂いて、体とこころは再びエネルギー充填100%。
気分一新で、大好きな丸の内仲通りの散歩です。
新緑の本番ははこれからなのでしょうが、この通りに差し込む柔らかい光たちは素敵です。
吉祥寺の中道通りと、
横浜元町の仲通り。
そして、ここ丸の内仲通りは、じぶんの気に入りの3つの「中通り」。
どの通りもメインストリートから少し入ったところで、立場的には 裏通りになるのだと思いますが、
一つ角を曲がるだけで違う表情になる、そのギャップも面白いし、
特有の色彩や匂い、ウィンドーの中の可愛いものたち、そして通りを歩く人たちの個性等もあって、
ゆっくりと革靴でなくてスニーカーを履いて散歩すると、何かしら新しいものに魅せられ楽しいです。
そう言えば最近靴を大人買い? 3足まとめてABC マートで買いました。
ホーキンスのトラベラー、コンバースのジャックパーシャルのブルー、
そして、バンズのOLD SKOOL LITE PLUS の3足。
この日はバンズで出かけました。
とても軽くて、それにインソールのクッションが効いていて、アスファルトの上でも、土の上を歩いているみたいでした。
靴はあまり気にしていなかったけれど、それぞれ履き心地が全然違うし、
これからは、場所やシチュエーション、それとその時の気分に合わせて、履き替えて出かけてみようかなと。
少しだけこだわって、好きな通りの散歩をするのもいいなと b^^
展覧会で素敵な絵をたくさん見て、ビールとエスニックのランチを頂き、
丸の内仲通りをのんびり散歩。
良い時間を過ごすことができました。
ラファエル前派、
19世紀中頃、ヴィクトリア朝のイギリスで活動した美術家・批評家のグループ。
19世紀後半の西洋美術史において、印象派と並ぶ一大運動であった象徴主義の先駆と考えられるそうです。
主題として中世の文学や伝説、同時代の文学にも取材をしている。
画風は、初期ルネッサンスや15世紀北方美術を真似ていて、明暗の少ない明るい画面と鮮やかな色彩、細密描写に特徴があるとのこと。
女性は想像力の産物と言うよりも実際のモデル自然の姿を映したもの etc etc …。
なるほど b^^
ラファエル前派の軌跡展、
主要な画家の素敵な作品と会うことができたし、前に書いた通り少し可哀そうなウィリアム・モリスですが、
彼の進めたアーツ・アンド・クラフツ運動、
" 産業革命の結果として大量生産による安価な粗悪な商品があふれていた。
こうした状況を批判し、中世の手仕事に帰り、生活と芸術を統一することを主張した "
も知ることができました。
居心地の良さそうな椅子も展示してあって、思わず座ってみたくなったり… 笑
今年のリストの2番目の展覧会も、色々な刺激をもらうことができて面白かった。
訪れた日、4月6日は三菱一号館美術館の開館9周年の日。
9・99・999番目に来館した方達には「ヴァロットンのマグカップと紅茶のセット」が贈られたとのことでした。
ヴァロットンっていうところが、三菱一号館美術館らしいですね。
じぶんは9番でも、99番でも、999番目でもなかったけれど、素敵な記念の葉書を頂いてきました。
できたばかりと思っていましたが、いつの間にか9年も経つんですね。レンガも良い色になってきたような b^^
日経大人のOFF を参考に作った「行きたいものリスト」の3番目は、
パナソニック汐留ミュージアム ギュスターヴ・モロー展 " サロメと宿命の女たち " です。
これは来週に友達と出かける予定。
モローも気になる画家です。
まとまって作品を見るのは初めてかもしれません。
ファム・ファタールはサロメへと続きます。
" 2019/04/06 Parabola Of Pre-Raphaelitism & Marunouchi Naka-dori "
日経大人のOFF を参考に「行きたいものリスト」をあらかじめ作っておきました。
リスト一番目の展覧会は、1月12日に2度目のフェルメール展(2018年に一度行きましたが展示替えがあったので)。
「取り持ち女」(じぶんの見たフェルメール番号21)に無事、会うことができました。
そして今年2番目の展覧会です。
4月6日、東京丸の内、三菱一号館美術館で開催中の「ラファエル前派の軌跡展」に行ってきました。
いつもなら開館時間に合わせていくのですが、この日は少し遅め。
着いたのは10時半頃でした。
久し振りの丸の内仲通りは、キラキラの新緑たちのお出迎え。いつも思うけれど、東京駅のすぐそばとは思えない清々しさです。
エシレ・メゾン デュ ブールのクロワッサンを求める方たちの列は長かったけれど、
美術館裏のブリックスクエアはのんびりと休日の表情。
読書をしたり、モーニングコーヒーを楽しんだり、皆さんそれぞれの大人の時間の過ごし方。
じぶんも、そんな仲間に入れてもらって、休日スイッチオン。
三菱一号館美術館にも並ぶこともなく、さくっと入ることができました。
ラファエル前派、ロセッティ、ミレイ、ハートを中心として19世紀中頃に作られた秘密結社??
秘密結社と言うのは嘘ですけれど、美術運動としては色々と調べてみると異質だなぁと思うところもあり、
メンバーの私的なことを見てみると、結構ドロドロした人間模様などもあります。
名前も、「Pre-Raphaelite Brotherhood」なので、じぶん的にはそんな感じ。
展示室は休日とは思えないくらい空いていて、じぶん本位のペース。
ゆっくりと作品たちに会ってくることができました。
ロセッティやバーン・ジョーンズの作品の部屋では" 写真フリー " で、自由に撮ることができました。
頑張って撮っている方もいたけれど、そっちに気を取られてしまうと、せっかく本物たちと会える機会なのにもったいないかも。
ラファエロ前派の運動の歴史、携わった画家たちの足跡を見ることができましたが、
一番気になったのはこの写真です。
ロセッティの描く作品の女性にそっくり。
ジェーン・モリス。
名前から分かりますが、ラファエロ前派の芸術家ウィリアム・モリスの奥さんで、
ロセッティが憧れて憧れて…理想の女性…、ファム・ファタール、不倫の関係 ? (分かりませんけれど ?? )
ロセッティの奥さんのエリザベス(あの有名なミレイの " オフィーリア "のモデルです )は、こんなことも気になっていたのでしょうか? 結婚2年目に大量の薬を服薬して、自殺同然に亡くなってしまったとのこと。
その後も、ずっとジェーン・モリスはロセッティのファム・ファタールだったとのことです。
ミレイのオフィーリアのことを書きましたが、この絵はラファエロ前派の中でもとても有名な絵ですね。
じぶんも2度くらい展覧会で会ったことがありとても印象に残っていますし、
気に入りのピアニスト、アンヌ・ケフェレックさんの RAVEL のCD ジャケットがこの絵で、
好きな絵の一枚なんです。
最近だと亡くなった樹木希林さんの本(120の遺言)の表紙はリスペクト? 、この絵をオマージュしていまね。
この絵の画家ミレイなんですが、
ラファエロ前派の理論の推進者であるラスキンの奥さんエフィと良い中になってしまって、
エフィの起こしたラスキンとの婚姻無効訴訟の末…、結婚とのことです(おいおい… )。
まったく画家と言う人たちは…。
モリスもラスキンも大変だなぁと。^^;;
女性恐るべし… というか、何だか狭い範囲で男女のドロドロ模様… ^^;
美術運動と言うより仲の良い男女のサークル? ものすごく私的な集まり? そんな感じがする " ラファエル前派 "。
秘密結社の様な??
やはり今年の美術展の自分のテーマは「ファム・ファタール」だな。
そんなことを思って美術館を後にしました。
お腹が空きました。
どこに行こうかと思いましたが、
東京駅を眺めながらエスニック料理も良いなと思い、丸ビルの 5Fにある CITA・CITA さんへ。
ハイネケンで喉をうるおして(美術展で頭の中の陣地取りをした後のビールはまた格別です)、
ランチを頂きました。
3種の前菜、
少し辛めのスープ、
そしてナシゴレンを頂きました。
ピリッとしたスープとパクチーにナンプラー、たまにはこういうエスニックのランチも良いものだなぁと。
お腹いっぱい、
視覚的にも、東京駅の端正な姿を眺望して、満足満足 !!
ビールとランチを頂いて、体とこころは再びエネルギー充填100%。
気分一新で、大好きな丸の内仲通りの散歩です。
新緑の本番ははこれからなのでしょうが、この通りに差し込む柔らかい光たちは素敵です。
吉祥寺の中道通りと、
横浜元町の仲通り。
そして、ここ丸の内仲通りは、じぶんの気に入りの3つの「中通り」。
どの通りもメインストリートから少し入ったところで、立場的には 裏通りになるのだと思いますが、
一つ角を曲がるだけで違う表情になる、そのギャップも面白いし、
特有の色彩や匂い、ウィンドーの中の可愛いものたち、そして通りを歩く人たちの個性等もあって、
ゆっくりと革靴でなくてスニーカーを履いて散歩すると、何かしら新しいものに魅せられ楽しいです。
そう言えば最近靴を大人買い? 3足まとめてABC マートで買いました。
ホーキンスのトラベラー、コンバースのジャックパーシャルのブルー、
そして、バンズのOLD SKOOL LITE PLUS の3足。
この日はバンズで出かけました。
とても軽くて、それにインソールのクッションが効いていて、アスファルトの上でも、土の上を歩いているみたいでした。
靴はあまり気にしていなかったけれど、それぞれ履き心地が全然違うし、
これからは、場所やシチュエーション、それとその時の気分に合わせて、履き替えて出かけてみようかなと。
少しだけこだわって、好きな通りの散歩をするのもいいなと b^^
展覧会で素敵な絵をたくさん見て、ビールとエスニックのランチを頂き、
丸の内仲通りをのんびり散歩。
良い時間を過ごすことができました。
ラファエル前派、
19世紀中頃、ヴィクトリア朝のイギリスで活動した美術家・批評家のグループ。
19世紀後半の西洋美術史において、印象派と並ぶ一大運動であった象徴主義の先駆と考えられるそうです。
主題として中世の文学や伝説、同時代の文学にも取材をしている。
画風は、初期ルネッサンスや15世紀北方美術を真似ていて、明暗の少ない明るい画面と鮮やかな色彩、細密描写に特徴があるとのこと。
女性は想像力の産物と言うよりも実際のモデル自然の姿を映したもの etc etc …。
なるほど b^^
ラファエル前派の軌跡展、
主要な画家の素敵な作品と会うことができたし、前に書いた通り少し可哀そうなウィリアム・モリスですが、
彼の進めたアーツ・アンド・クラフツ運動、
" 産業革命の結果として大量生産による安価な粗悪な商品があふれていた。
こうした状況を批判し、中世の手仕事に帰り、生活と芸術を統一することを主張した "
も知ることができました。
居心地の良さそうな椅子も展示してあって、思わず座ってみたくなったり… 笑
今年のリストの2番目の展覧会も、色々な刺激をもらうことができて面白かった。
訪れた日、4月6日は三菱一号館美術館の開館9周年の日。
9・99・999番目に来館した方達には「ヴァロットンのマグカップと紅茶のセット」が贈られたとのことでした。
ヴァロットンっていうところが、三菱一号館美術館らしいですね。
じぶんは9番でも、99番でも、999番目でもなかったけれど、素敵な記念の葉書を頂いてきました。
できたばかりと思っていましたが、いつの間にか9年も経つんですね。レンガも良い色になってきたような b^^
日経大人のOFF を参考に作った「行きたいものリスト」の3番目は、
パナソニック汐留ミュージアム ギュスターヴ・モロー展 " サロメと宿命の女たち " です。
これは来週に友達と出かける予定。
モローも気になる画家です。
まとまって作品を見るのは初めてかもしれません。
ファム・ファタールはサロメへと続きます。
" 2019/04/06 Parabola Of Pre-Raphaelitism & Marunouchi Naka-dori "
「みなとみらいの桜」とピアノの森_ショパンピアノコンチェルト1番:20190406 [横浜街歩き]
ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
第2楽章 Romanze, Larghetto
" ロマン的な、静穏な、なかば憂鬱な気持ちで作曲した。"
" 楽しい無数の追想を喚起させる場所を眺めるような印象を起こさせねばならない。"
" たとえは、美しい春の月明かりの夜のような…。"
ショパンはこの楽章に付いてこんなコメントを残しているそうです。
4月最初の土曜日、東京丸の内の三菱一号館美術館に「ラファエル前派の軌跡展」を見に行ってきた後、
地元の桜たちも見ておかねばと桜木町駅で降りて、みなとみらい汽車道まで。
北鎌倉の桜には会いに行きましたが、今年は井の頭公園にも、上野にも、
桜の名所にはどこにも行けませんでした。
井の頭公園へは、大学の後輩たちと出かけるはずだったのですが予定が流れてしまい、いせやの煮込みも食べ損なってしまいました。 ^^;
なので、尚更の地元桜です。
ちょうど濱の光も斜めになってくる頃。
美しい春の月明かりの夜のような…には少し早い時間でしたが、それでも、
春の暮れの桜の光は、
" 楽しい無数の追想を喚起させる場所を眺めるような印象 " そのもの。
北鎌倉では朝の光の桜に会ってきましたが、
少し青みがかった朝の色彩とはまた異なって、みなとみらいの夕暮の嫋やかな光も良いなと。
少しずつオレンジ色が濃くなっていく光を見ていると、色々なことが思い起こされます。
桜って、そんなものを持っているのかもしれません。
Walkman には、
ショパン ピアノコンチェルト第一番ホ短調 作品11
アルゲリッチ姉さんとアバド ロンドン交響楽団 のものを入れて行きました。
4月1日のピアノの森 第22話、
一ノ瀬海君の演奏を見ていてものすごく感激し、無性にこの曲がもっと聴きたくなりました。
うちには10種類くらいのこの曲のCD がありますが、
とりあえず気に入っている5種類をもう一度聴き比べたりも。
・ピリス クリヴィヌ / ヨーロッパ室内管弦楽団 1997年
・ルービンシュタイン スクロバチェフスキ / ロンドン新交響楽団 1961年
・サンソン・フランソワ フレモー / モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 1965年
・ツィメルマン ジュリーニ / ロサンジェルス・フィルハーモニー 1978年
・アルゲリッチ アバド / ロンドン交響楽団 1968年
どれもお勧めできる素晴らしい演奏です。そして、一つ一つがとても個性的です。
ピアニシシモの大好きなピリス。ピアノの詩情豊かにピアノの音は真珠の様。第2楽章はこの5枚の中では一番ロマンチックだと思います。
巨匠ルービンシュタインの一枚は長く名盤と言われてきたもの。安定感があって安心して聴けますが、それでいてピアノの音色は透き通って美しい。
お酒大好きサンソン・フランソワ。弾き始めのテンポのなんてゆっくりなこと !! に驚いていると… @@;
流石、変幻自在、自由奔放、情け容赦のないサンソン・フランソワです。
ラフマのCDが気に入っているツィメルマン。ジュリーニとぴったり息があって力強さと繊細さ。
一聴すると落ち着いている演奏に思えますが、表現の幅はとてつもなく大きくてすごい演奏。
そして、我らがアルゲリッチ姉さんは、
これはもう何も言うことがありません。曲が、ショパンの一番そのものがアルゲリッチ姉さんにぴったりだなと。
期待通りのこちらも自由奔放さ。でも、フランソワとは違ってやはり女性的。
ピアノの森、第1部が面白かったので、
第2部は全部HDD に録画しておきました。年度末等でバタバタしていて、ようやく最近、撮りためていたものをまとめて見ることができました。
ショパンコンクール、ライバルたち(でも海はライバルとは思っていないのかも?)との挑戦、
一次予選、二次予選、そしていよいよ決勝。
子供の頃からのたくさんの思い出、
森に置かれたピアノ、阿字野壮介 との出会い、森の端から抜け出すときの苦労、雨宮修平との友情、
お母さん一ノ瀬 怜子、れいちゃんとのこと…etc etc…。ホ短調協奏曲の演奏と共に映像で見せてもらうと、
もう、本当にたまらなく感動。涙なみだ…。
阿字野壮介 反田恭平
雨宮 修平 髙木竜馬
龐 威(パン ウェイ) 牛牛(ニュウニュウ)
レフ・シマノフスキ シモン・ネーリング
ソフィ・オルメッソン ジュリエット・ジュルノー
ピアノの森では、登場人物が弾くピアノをそれぞれ実際の気鋭のピアニスト達が担当しています。
本当に感動するのは本物だからなんですね。
ただ、一ノ瀬海君だけは、一ノ瀬海であって、実際のピアニストは誰なのかは明らかにされていません。
誰なんでしょう? ネットとかを見ると色々な憶測が飛び交っていますが、今のところは謎のままです。
15日が最終回です。その後に明らかにされるのかな ?
でも、やはり海君は海君のままが良いのかもしれないなと ^^;
アルゲリッチ姉さんを選んでいったのは、番組の演奏と同じ感じがしたからです。
伸びやかな、どちらかと言うと透き通ってエッジの立ったピアノの音色や、ゆっくりとした間が感じられる演奏。
そんなところが、録画した海君の演奏として耳に残っていたから。
アルゲリッチ姉さんのピアノを聴きながら、濱の夕暮の中、
なごりの桜たちと素敵な一時を過ごすことができました。
桜は見ていると色々なことを思い出してしまいます。まして、オレンジ色の黄昏色の桜ならば猶更。瞑想。
今年の桜たち、例年の様に色んなところでは見ることも撮ることも出来なかったけれど、北鎌倉と地元の桜たちでたっぷりと楽しませてもらえました。
開花も早かったけれど、その後寒い日もあったせいでしょうか? 割と長めに咲いていてくれたんだと思います。
北鎌倉の早朝ではメンデルスゾーンで、みなとみらいの夕暮ではショパンでのんびりと音楽散歩も楽しむことができました。
新しい元号の年、令和の桜たちはどんな姿を見せてくれるのでしょう? 今からとても楽しみです。
あっ、それから、井の頭公園の桜たちにも会いに行きたいな。
そうそう、今年はまだ煮込み食べていません。 ^^;
" 2019/04/06 Minatomirai Cherry Blossoms & The perfect world of KAI "
第2楽章 Romanze, Larghetto
" ロマン的な、静穏な、なかば憂鬱な気持ちで作曲した。"
" 楽しい無数の追想を喚起させる場所を眺めるような印象を起こさせねばならない。"
" たとえは、美しい春の月明かりの夜のような…。"
ショパンはこの楽章に付いてこんなコメントを残しているそうです。
4月最初の土曜日、東京丸の内の三菱一号館美術館に「ラファエル前派の軌跡展」を見に行ってきた後、
地元の桜たちも見ておかねばと桜木町駅で降りて、みなとみらい汽車道まで。
北鎌倉の桜には会いに行きましたが、今年は井の頭公園にも、上野にも、
桜の名所にはどこにも行けませんでした。
井の頭公園へは、大学の後輩たちと出かけるはずだったのですが予定が流れてしまい、いせやの煮込みも食べ損なってしまいました。 ^^;
なので、尚更の地元桜です。
ちょうど濱の光も斜めになってくる頃。
美しい春の月明かりの夜のような…には少し早い時間でしたが、それでも、
春の暮れの桜の光は、
" 楽しい無数の追想を喚起させる場所を眺めるような印象 " そのもの。
北鎌倉では朝の光の桜に会ってきましたが、
少し青みがかった朝の色彩とはまた異なって、みなとみらいの夕暮の嫋やかな光も良いなと。
少しずつオレンジ色が濃くなっていく光を見ていると、色々なことが思い起こされます。
桜って、そんなものを持っているのかもしれません。
Walkman には、
ショパン ピアノコンチェルト第一番ホ短調 作品11
アルゲリッチ姉さんとアバド ロンドン交響楽団 のものを入れて行きました。
4月1日のピアノの森 第22話、
一ノ瀬海君の演奏を見ていてものすごく感激し、無性にこの曲がもっと聴きたくなりました。
うちには10種類くらいのこの曲のCD がありますが、
とりあえず気に入っている5種類をもう一度聴き比べたりも。
・ピリス クリヴィヌ / ヨーロッパ室内管弦楽団 1997年
・ルービンシュタイン スクロバチェフスキ / ロンドン新交響楽団 1961年
・サンソン・フランソワ フレモー / モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 1965年
・ツィメルマン ジュリーニ / ロサンジェルス・フィルハーモニー 1978年
・アルゲリッチ アバド / ロンドン交響楽団 1968年
どれもお勧めできる素晴らしい演奏です。そして、一つ一つがとても個性的です。
ピアニシシモの大好きなピリス。ピアノの詩情豊かにピアノの音は真珠の様。第2楽章はこの5枚の中では一番ロマンチックだと思います。
巨匠ルービンシュタインの一枚は長く名盤と言われてきたもの。安定感があって安心して聴けますが、それでいてピアノの音色は透き通って美しい。
お酒大好きサンソン・フランソワ。弾き始めのテンポのなんてゆっくりなこと !! に驚いていると… @@;
流石、変幻自在、自由奔放、情け容赦のないサンソン・フランソワです。
ラフマのCDが気に入っているツィメルマン。ジュリーニとぴったり息があって力強さと繊細さ。
一聴すると落ち着いている演奏に思えますが、表現の幅はとてつもなく大きくてすごい演奏。
そして、我らがアルゲリッチ姉さんは、
これはもう何も言うことがありません。曲が、ショパンの一番そのものがアルゲリッチ姉さんにぴったりだなと。
期待通りのこちらも自由奔放さ。でも、フランソワとは違ってやはり女性的。
ピアノの森、第1部が面白かったので、
第2部は全部HDD に録画しておきました。年度末等でバタバタしていて、ようやく最近、撮りためていたものをまとめて見ることができました。
ショパンコンクール、ライバルたち(でも海はライバルとは思っていないのかも?)との挑戦、
一次予選、二次予選、そしていよいよ決勝。
子供の頃からのたくさんの思い出、
森に置かれたピアノ、阿字野壮介 との出会い、森の端から抜け出すときの苦労、雨宮修平との友情、
お母さん一ノ瀬 怜子、れいちゃんとのこと…etc etc…。ホ短調協奏曲の演奏と共に映像で見せてもらうと、
もう、本当にたまらなく感動。涙なみだ…。
阿字野壮介 反田恭平
雨宮 修平 髙木竜馬
龐 威(パン ウェイ) 牛牛(ニュウニュウ)
レフ・シマノフスキ シモン・ネーリング
ソフィ・オルメッソン ジュリエット・ジュルノー
ピアノの森では、登場人物が弾くピアノをそれぞれ実際の気鋭のピアニスト達が担当しています。
本当に感動するのは本物だからなんですね。
ただ、一ノ瀬海君だけは、一ノ瀬海であって、実際のピアニストは誰なのかは明らかにされていません。
誰なんでしょう? ネットとかを見ると色々な憶測が飛び交っていますが、今のところは謎のままです。
15日が最終回です。その後に明らかにされるのかな ?
でも、やはり海君は海君のままが良いのかもしれないなと ^^;
アルゲリッチ姉さんを選んでいったのは、番組の演奏と同じ感じがしたからです。
伸びやかな、どちらかと言うと透き通ってエッジの立ったピアノの音色や、ゆっくりとした間が感じられる演奏。
そんなところが、録画した海君の演奏として耳に残っていたから。
アルゲリッチ姉さんのピアノを聴きながら、濱の夕暮の中、
なごりの桜たちと素敵な一時を過ごすことができました。
桜は見ていると色々なことを思い出してしまいます。まして、オレンジ色の黄昏色の桜ならば猶更。瞑想。
今年の桜たち、例年の様に色んなところでは見ることも撮ることも出来なかったけれど、北鎌倉と地元の桜たちでたっぷりと楽しませてもらえました。
開花も早かったけれど、その後寒い日もあったせいでしょうか? 割と長めに咲いていてくれたんだと思います。
北鎌倉の早朝ではメンデルスゾーンで、みなとみらいの夕暮ではショパンでのんびりと音楽散歩も楽しむことができました。
新しい元号の年、令和の桜たちはどんな姿を見せてくれるのでしょう? 今からとても楽しみです。
あっ、それから、井の頭公園の桜たちにも会いに行きたいな。
そうそう、今年はまだ煮込み食べていません。 ^^;
" 2019/04/06 Minatomirai Cherry Blossoms & The perfect world of KAI "
北鎌倉東慶寺&円覚寺の桜たち 星の王子さまと春の歌:20190331 [鎌倉]
年を取ったせい? 昔ほどではなくなった気がするけれど、やはりこの季節の毎日を過ごすのは大変です。
マスクと目薬は手放せないし、なるべく飲まないようにしているけれど飲み薬も…。 結果、
出かける気力はなくて、休みでも自分の部屋でゆっくりな時間を過ごすことが多くなります。
それはそれで、
たまっている本を読みながら好きな曲とお酒で(飲み過ぎるとくしゃみが酷くなるので注意です ^^; )
過ごせるから良いのですが。
先週の日曜日のこと。
それでもゴールドブレンドを飲みながら、新潮文庫の「星の王子ま」の4つのとげのある花のことを読んでいて、
急に北鎌倉の桜たちのことがとても気になりました。 " 大切なものは目に見えない "
今日出かけないと会えないかもしれない。
目薬を差し、クロレッツのオリジナルミントの粒ガムを2つ口に入れて、しっかりとマスクで顔を覆いました。
デバッグに E-M1 と E-M5 Mr2 を入れて、星の王子さまとWalkman を連れて北鎌倉まで。
しばらく引きこもっていましたが、春は光や空気の艶やかさで感じるものだなと。
柔らかく、たおやかな暖かい光たち。
昨日の雨のせいでしょうか、しっとりとした朝の空気は、本当ならマスクを外して精一杯に吸いこみたい。
いつものようにお参りをさせて頂くと、
本堂前の枝垂桜は咲き始め。今週あたり見頃かもしれないなと。
大きなミツマタの樹はなくなってしまったけれど、二代目?
そのすぐそばに可愛いミツマタの花が咲いていました。" 頑張って大きく "
こころの声が届くといいな。
庭の奥の方には海棠でしょうか、蕾をたくさんつけています。
雨の名残りのキラキラ。
花にも緑の葉っぱにも、サクランボの様な蕾たちにもたくさん付いて朝日に輝いているのでした。
東慶寺の海棠も今週くらい。
初々しいミツマタの花の先に緑の葉っぱ。
カラフルなうさぎの様で可愛い 笑
オオベニカシワも真っ赤な葉っぱを育成中。
いつ見ても優し気なバイモユリ ♪
来るのが少し遅かった? 緋桃は終わりの頃でした。
でも、たくさんの春の花たちに会うことができたし(鈴の様なスノーフレークにも)、
なにより、
春の光たち、艶やかでしっとりとした輝きの初々しい光たちの世界で一時を過ごすことができました。
きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみがバラのために費やした時間とこころなんだ、
4つのとげのある花…、かけがえのない王子さまの赤いバラ。
平成最後の北鎌倉の花たちも、じぶんにとってきっと同じなんだなぁ等と思いながら、東慶寺を後にして、
質実剛健の鎌倉を代表する桜たちに会いに円覚寺さんへ。
出かけてくる前に連れて行く曲をどうしようかと考えました。色々、etc etc…???
「春」の名前の付く曲を、一人の北鎌倉コンサートで聴こうと、
ヴィヴァルディ「四季」の第一楽章「春」
シューマン「交響曲第1番」「春」
ストラヴィンスキー「春の祭典」
モーツアルト「春への憧れ」
ヨハン・シュトラウス2世「春の声」
ベートーベン「ヴァイオリンソナタ第5番 春」
花や春を連想させるものまで入れると、クラシックの曲だけでもたくさんあるのに今更ながらに気が付きました。
「春」と言う季節は音楽の世界でも特別なのかもしれないな…等々、思って、迷って結局、
この日の北鎌倉散歩に連れて行ったのは、
マイブームが続いているメンデルスゾーンのピアノ曲、
「無言歌集」
大好きなピアニスト田部京子さんのCD からにしました。
メンデルスゾーン「無言歌曲集」、
メンデルスゾーンによって作曲された一連のピアノ独奏のための作品集。全部で8巻ありそれぞれ6曲ずつ。
48曲の内、田部さんは25曲をピックアップして演奏しています。
甘い思い出、後悔、狩の歌と続く曲たちもそれぞれ個性的で素敵な曲ですが、
春ですから、やっぱりこの曲 !!
作品62‐6 イ長調 アレグレット・グラツィオーソ 《春の歌》
無言歌集の中でも最も有名な曲、と言うより、
クラシック音楽の中で最も有名な曲の一つですよね。
楽譜の冒頭に「春の歌のように」( Frühlingslied genannt )という発想標語があるので、この名前で呼ばれているとか。
春の曲をと考えてとすると、少しべた過ぎるかもしれませんが、
この日の北鎌倉の春の光たちにはぴったりだったなと b^^
満開に近い桜たちをファインダー越しに眺めながら、一人だけの Walkman コンサートです。
ピリスが実質的に引退してしまい、カティア・ヴニアティシヴィリのシューベルトのコンサートはキャンセル。
でも、ちゃんと ?
7月26日の田部さんのチケットは取れています (笑)。シューベルトのソナタの中でも可愛らしくて大好きなD.664 を弾いてくれます。今からとても楽しみ ♪
通い始めてどのくらい経つんだろう ?
ブログがもう10年以上になるから、北鎌倉の桜たちとの付き合いも結構長くなるなと。
あの桜は咲いただろうか ?
光の当たり具合はどう ?
去年はあまり元気なかったけれど、あの木の花は今年は ? etc etc …。
そう言えばあの花を見ながらあんなことを思っていたっけ。
あの年はあいつと…。
花の寺、花の北鎌倉です。花暦をずっと大切にしていますが、春の桜は、
今更ながらですが、
たくさん通って、写真に姿を、こころにもしっかりとおさめて、
たくさんの花の中でも大切な花。じぶんにとってはかけがえのない花なんだなと気が付きました。
今年も花粉もあるけれど訪れて良かった。
年を毎年取って、それにつれ活動量は落ちるかもしれないし、感じる心も鈍くなるのかもしれないけれど、
一年に一度のかけがえのない花たちとの出会い、
色々なことを思い出させてくれて、新しいものを魅せてくれます。
これからもずっと大切にしたいと思いました。
それにしても、カメラたち相棒たちも、そろそろ外に連れ出してやらないと… ^^;
" 2019/03/31 Kitakamakura Cherry Blossoms & The Little Prince & Lider Ohne Worte "
マスクと目薬は手放せないし、なるべく飲まないようにしているけれど飲み薬も…。 結果、
出かける気力はなくて、休みでも自分の部屋でゆっくりな時間を過ごすことが多くなります。
それはそれで、
たまっている本を読みながら好きな曲とお酒で(飲み過ぎるとくしゃみが酷くなるので注意です ^^; )
過ごせるから良いのですが。
先週の日曜日のこと。
それでもゴールドブレンドを飲みながら、新潮文庫の「星の王子ま」の4つのとげのある花のことを読んでいて、
急に北鎌倉の桜たちのことがとても気になりました。 " 大切なものは目に見えない "
今日出かけないと会えないかもしれない。
目薬を差し、クロレッツのオリジナルミントの粒ガムを2つ口に入れて、しっかりとマスクで顔を覆いました。
デバッグに E-M1 と E-M5 Mr2 を入れて、星の王子さまとWalkman を連れて北鎌倉まで。
しばらく引きこもっていましたが、春は光や空気の艶やかさで感じるものだなと。
柔らかく、たおやかな暖かい光たち。
昨日の雨のせいでしょうか、しっとりとした朝の空気は、本当ならマスクを外して精一杯に吸いこみたい。
いつものようにお参りをさせて頂くと、
本堂前の枝垂桜は咲き始め。今週あたり見頃かもしれないなと。
大きなミツマタの樹はなくなってしまったけれど、二代目?
そのすぐそばに可愛いミツマタの花が咲いていました。" 頑張って大きく "
こころの声が届くといいな。
庭の奥の方には海棠でしょうか、蕾をたくさんつけています。
雨の名残りのキラキラ。
花にも緑の葉っぱにも、サクランボの様な蕾たちにもたくさん付いて朝日に輝いているのでした。
東慶寺の海棠も今週くらい。
初々しいミツマタの花の先に緑の葉っぱ。
カラフルなうさぎの様で可愛い 笑
オオベニカシワも真っ赤な葉っぱを育成中。
いつ見ても優し気なバイモユリ ♪
来るのが少し遅かった? 緋桃は終わりの頃でした。
でも、たくさんの春の花たちに会うことができたし(鈴の様なスノーフレークにも)、
なにより、
春の光たち、艶やかでしっとりとした輝きの初々しい光たちの世界で一時を過ごすことができました。
きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみがバラのために費やした時間とこころなんだ、
4つのとげのある花…、かけがえのない王子さまの赤いバラ。
平成最後の北鎌倉の花たちも、じぶんにとってきっと同じなんだなぁ等と思いながら、東慶寺を後にして、
質実剛健の鎌倉を代表する桜たちに会いに円覚寺さんへ。
出かけてくる前に連れて行く曲をどうしようかと考えました。色々、etc etc…???
「春」の名前の付く曲を、一人の北鎌倉コンサートで聴こうと、
ヴィヴァルディ「四季」の第一楽章「春」
シューマン「交響曲第1番」「春」
ストラヴィンスキー「春の祭典」
モーツアルト「春への憧れ」
ヨハン・シュトラウス2世「春の声」
ベートーベン「ヴァイオリンソナタ第5番 春」
花や春を連想させるものまで入れると、クラシックの曲だけでもたくさんあるのに今更ながらに気が付きました。
「春」と言う季節は音楽の世界でも特別なのかもしれないな…等々、思って、迷って結局、
この日の北鎌倉散歩に連れて行ったのは、
マイブームが続いているメンデルスゾーンのピアノ曲、
「無言歌集」
大好きなピアニスト田部京子さんのCD からにしました。
メンデルスゾーン「無言歌曲集」、
メンデルスゾーンによって作曲された一連のピアノ独奏のための作品集。全部で8巻ありそれぞれ6曲ずつ。
48曲の内、田部さんは25曲をピックアップして演奏しています。
甘い思い出、後悔、狩の歌と続く曲たちもそれぞれ個性的で素敵な曲ですが、
春ですから、やっぱりこの曲 !!
作品62‐6 イ長調 アレグレット・グラツィオーソ 《春の歌》
無言歌集の中でも最も有名な曲、と言うより、
クラシック音楽の中で最も有名な曲の一つですよね。
楽譜の冒頭に「春の歌のように」( Frühlingslied genannt )という発想標語があるので、この名前で呼ばれているとか。
春の曲をと考えてとすると、少しべた過ぎるかもしれませんが、
この日の北鎌倉の春の光たちにはぴったりだったなと b^^
満開に近い桜たちをファインダー越しに眺めながら、一人だけの Walkman コンサートです。
ピリスが実質的に引退してしまい、カティア・ヴニアティシヴィリのシューベルトのコンサートはキャンセル。
でも、ちゃんと ?
7月26日の田部さんのチケットは取れています (笑)。シューベルトのソナタの中でも可愛らしくて大好きなD.664 を弾いてくれます。今からとても楽しみ ♪
通い始めてどのくらい経つんだろう ?
ブログがもう10年以上になるから、北鎌倉の桜たちとの付き合いも結構長くなるなと。
あの桜は咲いただろうか ?
光の当たり具合はどう ?
去年はあまり元気なかったけれど、あの木の花は今年は ? etc etc …。
そう言えばあの花を見ながらあんなことを思っていたっけ。
あの年はあいつと…。
花の寺、花の北鎌倉です。花暦をずっと大切にしていますが、春の桜は、
今更ながらですが、
たくさん通って、写真に姿を、こころにもしっかりとおさめて、
たくさんの花の中でも大切な花。じぶんにとってはかけがえのない花なんだなと気が付きました。
今年も花粉もあるけれど訪れて良かった。
年を毎年取って、それにつれ活動量は落ちるかもしれないし、感じる心も鈍くなるのかもしれないけれど、
一年に一度のかけがえのない花たちとの出会い、
色々なことを思い出させてくれて、新しいものを魅せてくれます。
これからもずっと大切にしたいと思いました。
それにしても、カメラたち相棒たちも、そろそろ外に連れ出してやらないと… ^^;
" 2019/03/31 Kitakamakura Cherry Blossoms & The Little Prince & Lider Ohne Worte "