部屋籠りの時のこと_北鎌倉東慶寺&ベアトリーチェ・ラナ Chopin Etudes Op.25 & 4Scherzi :20211103 [鎌倉]
文化の日の11月3日のこと。
部屋にこもっている間 ? 、と言うより、
一眼カメラでの撮影は遠慮しなくてはならなくなってから・・・ずっとですが、
じぶんの気に入りの場所、一つの隠れ家的な場所、
疲れたなぁ・・・とか、
静かな時間が過ごしたいな・・・etc etc と思った時の特別な場所がなくなった感じがしてからずっと、
気に掛かっていました。
窓からの透き通るような青空に誘われ、部屋籠りから・・・その場所へ、
プチ散歩に。
懐かしい山門の石段には、一枚の紅葉、
傍らには歌を歌っているよう ?
餌をねだっているツバメの子たちのよう ?
清々しい青色の竜胆も。
秋の早朝の光たち、葉を落とした梅の古木の影。
静かな境内には、じぶん一人でした。
少し冷たい風が、肺の中まで通り抜けていくような、
この感じ。
枝から落ちる紅葉の音・・・、
秋の日の北鎌倉の朝、音のない音。
記憶より、
体全体の感覚。
北鎌倉、東慶寺、
ほんとうに、
久しぶり。
やっと、訪れることができました。
梅や桜、
紫陽花やイワタバコ、イワガラミ、
シャガやシュウメイギク、彼岸花等、
華やかな目立つ花たちはいませんが、
花の寺では、秋の小菊たちが待っていてくれました。
久しぶりの日には、こんな色彩が一番かもしれないな。
そして、
紅葉にはもう少しでしょうか ?
次もとても楽しみ。
本堂の釈迦如来さまにも、久しぶりのお参りです。
家族のこと、コロナのこと、訪れることができなかった、色々な今までのこと、
お願いや報告をすることができました。
本堂、「泰平殿」の前で手を合わせる時間は、じぶんにとって、なんて大事な「良き」時間なんだろう。
秋の朝のピュアな光と風と一緒に贅沢に。
Walkman からは、
ベアトリーチェ・ラナの新譜、Chopin Etudes Op.25 & 4Scherzi
HMV から届いて、ここのところずっと聴いています。
エチュードやスケルツォ etc etc …、
ショパンと言えば、アルゲリッチやピリス、サンソン・フランソワ、マガロフ、
ポレットやルイサダ、ルービンシュタインにポリーニ、ホロビッツ etc etc…。
沢山のマエストロたちがいますが、
ベアトリーチェ・ラナの演奏はとっても気に入りました。先達とは違った、誰にも似ていない? 彼女自身のショパン。
テンポもかなり自由、そして間がとてもいいです。
日本人のじぶんは、この間にはまってしまったのかもしれません。
ショパンはたくさんの演奏家の録音があるけれど、
曲のコントラストや感情の起伏・・・、それを情緒たっぷりに、
そしてそれらを奏でることを可能とする卓越した技巧。
でも、技巧だけではないです。「こころ」、曲へのリスペクト、感情があふれています。
何回も聴きますが全然飽きません。
こんなCD は久しぶり、ラナのショパン、面白いし素敵です。
ベアトリーチェ・ラナ、
チャイコフスキーとプロコフィエフのコンチェルトのCDを聴き、プロコフィエフが良いなと思っていたところ、
2017年の4月にN響のコンサートで実際の演奏も聴きましたが、
彼女のショパンがこんなに素敵だと予想せずにCD を買ったけれど、その間に、
その音楽はとても熟していたのですね。
緑の透過光の下で、至福のショパン、素晴らしい時間。
相棒たちを連れて音楽散歩はじぶんの大切な時間ですが、
やはり、北鎌倉の、
ここで過ごす時間が一番なんだなぁと、
改めて、実感です。
あまり人付き合いも良い方でもないし、
派手なことも。
そんなじぶんは、隠れ家的なこじんまりとした空間が好きです。
絵も好きで展覧会にもたまに出かけますが、
美術館も今ではアーティゾン美術館に替わってしまったけれど、
改修前のブリヂストン美術館が好きでした。
あの「こじんまり」として静かな空間で好きな作品たちと会うのが好きでした。
改修が終わって、
ルオーや佐伯祐三の作品たちに、又、会えるようになったのは嬉しいですが、あの大好きな空間と時間がなくなってし
まったのは、
とても残念です。
そして、もう一つの隠れ家的な場所、
ここ東慶寺も暫く訪れることはできませんでした。コロナもありましたが、カメラのことも。
ここでの時の流れ、
季節、移り行く時間、それらと一緒に過ごし、
ファインダーからその一瞬の時を切り取ることが大好きでした。
色々と考え…、
「一休さん」的で、トリック的かもしれませんが、
以前にインスタで東慶寺さんにお聞きしたところ、「一眼はご遠慮頂いてスマホ等で」とのことでしたので、
東慶寺さん用に、相棒を一台増やすことに。
SONY のデジカメが一台加わりました。
この日はその新しい相棒のデビューの日でもありました。
相棒を連れて行っての充実した時間。
少し冷たい風は、思いっきり、肺の中、こころの中まで・・・。
又、新しい相棒を連れて、東慶寺さんにお参りに来ないといけないな。
そうそう、気が付けば? もう11月。
毎年、干支の土鈴を東慶寺さんで頂いているのですが、
頂いてくるのが遅れた時には、集めている色のものが無くなったりも。
今年は?
確りと来年の干支の土鈴を、集めている白色で連れて帰ってくることができました。 (^O^)/
一つ一つ手作りの虎君たち、その中から、
可愛らしい虎君がうちの一員に。
新しい相棒と北鎌倉東慶寺で過ごすことができました。
コロナが少し大人しくなってくれて、久しぶりの北鎌倉散歩は、
調子に乗って?
この日はこの後、円覚寺にも行ってみました。 11月上旬の北鎌倉の紅葉の具合を確かめに。
長くなるので、
そのお話は次の機会に・・・。 ^^;
音楽はやっぱりいいです。
好きな曲を連れての音楽散歩ならなおさら ♪♪
YOUTUBE に、ベアトリーチェ・ラナのショパンがありました。
お裾分けです。
" 2021/11/03 Kitakamakura Tokeiji & Beatrice Rana CHOPIN ETUES OP.25・4SCHERZI "
部屋にこもっている間 ? 、と言うより、
一眼カメラでの撮影は遠慮しなくてはならなくなってから・・・ずっとですが、
じぶんの気に入りの場所、一つの隠れ家的な場所、
疲れたなぁ・・・とか、
静かな時間が過ごしたいな・・・etc etc と思った時の特別な場所がなくなった感じがしてからずっと、
気に掛かっていました。
窓からの透き通るような青空に誘われ、部屋籠りから・・・その場所へ、
プチ散歩に。
懐かしい山門の石段には、一枚の紅葉、
傍らには歌を歌っているよう ?
餌をねだっているツバメの子たちのよう ?
清々しい青色の竜胆も。
秋の早朝の光たち、葉を落とした梅の古木の影。
静かな境内には、じぶん一人でした。
少し冷たい風が、肺の中まで通り抜けていくような、
この感じ。
枝から落ちる紅葉の音・・・、
秋の日の北鎌倉の朝、音のない音。
記憶より、
体全体の感覚。
北鎌倉、東慶寺、
ほんとうに、
久しぶり。
やっと、訪れることができました。
梅や桜、
紫陽花やイワタバコ、イワガラミ、
シャガやシュウメイギク、彼岸花等、
華やかな目立つ花たちはいませんが、
花の寺では、秋の小菊たちが待っていてくれました。
久しぶりの日には、こんな色彩が一番かもしれないな。
そして、
紅葉にはもう少しでしょうか ?
次もとても楽しみ。
本堂の釈迦如来さまにも、久しぶりのお参りです。
家族のこと、コロナのこと、訪れることができなかった、色々な今までのこと、
お願いや報告をすることができました。
本堂、「泰平殿」の前で手を合わせる時間は、じぶんにとって、なんて大事な「良き」時間なんだろう。
秋の朝のピュアな光と風と一緒に贅沢に。
Walkman からは、
ベアトリーチェ・ラナの新譜、Chopin Etudes Op.25 & 4Scherzi
HMV から届いて、ここのところずっと聴いています。
エチュードやスケルツォ etc etc …、
ショパンと言えば、アルゲリッチやピリス、サンソン・フランソワ、マガロフ、
ポレットやルイサダ、ルービンシュタインにポリーニ、ホロビッツ etc etc…。
沢山のマエストロたちがいますが、
ベアトリーチェ・ラナの演奏はとっても気に入りました。先達とは違った、誰にも似ていない? 彼女自身のショパン。
テンポもかなり自由、そして間がとてもいいです。
日本人のじぶんは、この間にはまってしまったのかもしれません。
ショパンはたくさんの演奏家の録音があるけれど、
曲のコントラストや感情の起伏・・・、それを情緒たっぷりに、
そしてそれらを奏でることを可能とする卓越した技巧。
でも、技巧だけではないです。「こころ」、曲へのリスペクト、感情があふれています。
何回も聴きますが全然飽きません。
こんなCD は久しぶり、ラナのショパン、面白いし素敵です。
ベアトリーチェ・ラナ、
チャイコフスキーとプロコフィエフのコンチェルトのCDを聴き、プロコフィエフが良いなと思っていたところ、
2017年の4月にN響のコンサートで実際の演奏も聴きましたが、
彼女のショパンがこんなに素敵だと予想せずにCD を買ったけれど、その間に、
その音楽はとても熟していたのですね。
緑の透過光の下で、至福のショパン、素晴らしい時間。
相棒たちを連れて音楽散歩はじぶんの大切な時間ですが、
やはり、北鎌倉の、
ここで過ごす時間が一番なんだなぁと、
改めて、実感です。
あまり人付き合いも良い方でもないし、
派手なことも。
そんなじぶんは、隠れ家的なこじんまりとした空間が好きです。
絵も好きで展覧会にもたまに出かけますが、
美術館も今ではアーティゾン美術館に替わってしまったけれど、
改修前のブリヂストン美術館が好きでした。
あの「こじんまり」として静かな空間で好きな作品たちと会うのが好きでした。
改修が終わって、
ルオーや佐伯祐三の作品たちに、又、会えるようになったのは嬉しいですが、あの大好きな空間と時間がなくなってし
まったのは、
とても残念です。
そして、もう一つの隠れ家的な場所、
ここ東慶寺も暫く訪れることはできませんでした。コロナもありましたが、カメラのことも。
ここでの時の流れ、
季節、移り行く時間、それらと一緒に過ごし、
ファインダーからその一瞬の時を切り取ることが大好きでした。
色々と考え…、
「一休さん」的で、トリック的かもしれませんが、
以前にインスタで東慶寺さんにお聞きしたところ、「一眼はご遠慮頂いてスマホ等で」とのことでしたので、
東慶寺さん用に、相棒を一台増やすことに。
SONY のデジカメが一台加わりました。
この日はその新しい相棒のデビューの日でもありました。
相棒を連れて行っての充実した時間。
少し冷たい風は、思いっきり、肺の中、こころの中まで・・・。
又、新しい相棒を連れて、東慶寺さんにお参りに来ないといけないな。
そうそう、気が付けば? もう11月。
毎年、干支の土鈴を東慶寺さんで頂いているのですが、
頂いてくるのが遅れた時には、集めている色のものが無くなったりも。
今年は?
確りと来年の干支の土鈴を、集めている白色で連れて帰ってくることができました。 (^O^)/
一つ一つ手作りの虎君たち、その中から、
可愛らしい虎君がうちの一員に。
新しい相棒と北鎌倉東慶寺で過ごすことができました。
コロナが少し大人しくなってくれて、久しぶりの北鎌倉散歩は、
調子に乗って?
この日はこの後、円覚寺にも行ってみました。 11月上旬の北鎌倉の紅葉の具合を確かめに。
長くなるので、
そのお話は次の機会に・・・。 ^^;
音楽はやっぱりいいです。
好きな曲を連れての音楽散歩ならなおさら ♪♪
YOUTUBE に、ベアトリーチェ・ラナのショパンがありました。
お裾分けです。
" 2021/11/03 Kitakamakura Tokeiji & Beatrice Rana CHOPIN ETUES OP.25・4SCHERZI "
部屋籠りの時のこと_北鎌倉円覚寺&フランチェスコ・ピエモンテージのシューベルト:20211002 [鎌倉]
部屋で時間を過ごすことが多くなり、これまで、してこなかったこととかに気が付いたり、
そんなことを実際にしてみたり etc etc …、ほんの些細なこと達ですが、そんなことが幾つかあります。
自由に人と会ったり、お酒を飲んだり、美術館やコンサートホールに出かけて色々なコンテンツとの出会いが
あったり等はできませんが、
こんな時に合わせての時の過ごし方、精神への栄養の取り方もあるのだなと。
そんなことの一つ。
クラシックは流行に左右されずに聴くことができるので良く聴く音楽のジャンルなのですが、
流行と言うことをあまりにも気にかけ過ぎずに聴いてきたなと思うこと。
ベートーベンの4番であればクライバー、ブラームス1番であればスイトナー、チャイコフスキーの
ピアノコンチェルトであればアルゲリッチ姉さんetc etc ・・・。
聴くべき定番がそろい過ぎていて、気が付けばそこから出ようとしていなかった。
部屋籠りの時間の中で、新しいお気に入りのクラシックCD 達に出会うことができました。
ニールセンの3番繋がりで知った指揮者のトーマス・ダウスゴ―、アンドリュー・マンゼ繋がりでは
ピアニストのフランチェスコ・ピエモンテージ。
どちらも特徴のあるマエストロ。素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
宣言等があけたら、これらの曲を連れてWalkman 散歩を再開したいと思っていました・・・・・・。そして、
10月。
緊急事態宣言がようやく(何も出ていないのは4月以来とのこと)解除されました。
では!! と期末試験明けの高校生の様な気持ち!!!! ?? で、ずっと訪れていなかった北鎌倉へと出かけました。
デバックにはE-M1 50-200 & E-M1MrⅡ12-40。待たせましたぁ~。
ずっとずっとじぶんと一緒に部屋籠りだったものなぁ。
そして、約束の? Walkman にはフランチェスコ・ピエモンテージ。この日はシューベルトのピアノソナタ、
最後の3曲、19・20・21番です。
文庫本も電車で読むのは久しぶり、内田洋子さんの「対岸のヴェネツィア」。
弾む心に車窓からの景色も新鮮すぎます。少し感慨深く思ったりしていると…、北鎌倉駅。
もう少し横須賀線でもよかったかなと?
円覚寺さんの山門をくぐると、前回に引き続き、今日も待っていてくれました。
正式の名前はしのぶちゃんだそう、皆さんはしいちゃんと呼んでいる円覚寺のネコ君です。
カメラを向けると、すくっと立ち上がってどこかへ。
どこへ行くのかと追いかけてみると。えーーっ、お地蔵さんにお参りするのかぁ~。
流石、円覚寺さんに住まうるネコ君 etc etc …と…、えーーっ??
そうなんだ、喉が渇いていたのですね。
流石~というか、円覚寺さんのことは全てのことを知り尽くしているのでしょう。
どこで水が飲めるとかも。
流石の、円覚寺さんのしいちゃん。
久しぶりに訪れて、先ずはしいちゃんに会えてラッキーでした。
9時前の円覚寺さんは人も少なく、貸し切り状態。
人がいないといつもは行かないところ、気が付かないものが目に入ってきます。
10月なので咲いている花もないのかと思っていましたが、芙蓉が咲いていてくれました。
セセリチョウの吸蜜を見つけて一枚 ♪ ただ、久しぶり過ぎて、カメラの相棒の使い方を忘れていたりして…
(14-40がMFになっていたのに気が付かずにどうしたどうした? でバタバタしたり ^^;)、ドタバタしたり。
そして、今年は会えないかと思っていたシュウメイギクにも。
毎年、鎌倉の花暦をじぶんなりに綴ることを楽しみにしていましたが、
昨年と今年、コロナ禍にて訪れることさえできませんでした。来年は春から再び綴ることができたら良いなと。
居士林の横の生垣には、
ツバキに似た白い花がいくつか咲いてしました。
チャノキかな? 朝の光が当たってピカピカに輝いていました。
生垣の緑の苔に落ちる朝日も爽やか。
ずっと部屋籠りだった身には眩しすぎる、爽やかすぎる朝日。
心地良い初秋の風が頬に…。
緑と白の光の匂い。
体中に、
こころの奥のひだの一枚一枚まで、ずーっとしみわたってきます。
部屋の中で知らず知らずたまっていたもの達が、
這い出して、昇華していく、
そんな実感。
Walkman からはフランチェスコ・ピエモンテージのピアノ。
指揮者のアンドルー・マンゼが気に入ってメンデルスゾーン、モーツァルト等を聴くようになりましたが、
マンゼ繋がりでモーツァルトのピアノコンチェルトを聴いてみました。そのピアニストがピエモンテージ。
一聴してその音色に惚れてしまいました。
音色は繊細、ピュア。
葉に宿る朝の雫の煌めきの様な音色に…
一目惚れしてしまいました。
ピアノの音色に惹かれたピアニストと言えば自分の中では一も二もなくてピリス。
ピリスのピアニシシモの美しさは他に比べるものはないです。
ホールの空間に溶けいってしまう、あの瞬間の…、
永遠の美しさを味わってしまうと、他のものは聴けなくなってしまうほど。
でも、この部屋籠りの期間に知った、ピエモンテージの音色もそれに比肩するなぁと。
CDは2枚組でシューベルトの最後の3曲が収められているのですが、3曲とも名演です。
その中でも特に20番、D959はお気に入り。
4楽章ロンド、アレグレットは歌があふれている。音一つ一つが明るく輝いている。
繊細なニュアンス、ピリスの様な弱音の美しさ…。
北鎌倉の初秋の空にシューベルトのピアノの音色が…、
溶け込んでいくよう。
シューベルトってこんなに優しいんだと改めて気づかせてくれて、
シューベルトへの思いさえ変えさせてくれる、
そんな演奏です。
ピエモンテージ、暫く目が離せないピアニストだな。
シューベルトの D959 と一緒に久しぶりの北鎌倉。
確か??
前回、北鎌倉に来たのは4月だったから?
ほぼ半年ぶりの北鎌倉円覚寺さん。
そして、会社以外に外に出たのも5月に免許の書き換えで出かけて…以来?
なんと、改めて思い返してみると、じぶんでも、えーーーっ!!
ずっとずっとの部屋籠りなのでした。
北鎌倉へ少しの時間でしたが、相棒たちを連れて、Walkman の音楽散歩をしてきて、
何だか体が軽くなったように、そうそう、体と言うよりも心がすっかり軽くなったように思えました。
やはり、じぶんには、
こんな時間は欠かせないのだなあと…。
緊急事態宣言が解除されて、一日の感染者数がどんどん減ってきています。
ワクチンの接種者が60%を超えたからという解説者もいますが、このままコロナ禍、収まってくれるといいなと。
いずれにしても、外に出られるうちに?
もう少し、こころを軽くできればと、
また、北鎌倉へ、横浜へも音楽たちを連れて、散歩に出かけようと思ったじぶんなのでした。
久しぶりの散歩。
締めくくりはスプリングバレーとドトールで買ってきたモーニングセットB、彩り野菜とアボカドチキン!!
散歩の締めくくりは、やっぱり美味しいビールです!!
21番、しかもさわりだけですが…。
" 2021/10/02 Kitakamakura Ennkakuji & Francesco Piemontesi Schubert "
そんなことを実際にしてみたり etc etc …、ほんの些細なこと達ですが、そんなことが幾つかあります。
自由に人と会ったり、お酒を飲んだり、美術館やコンサートホールに出かけて色々なコンテンツとの出会いが
あったり等はできませんが、
こんな時に合わせての時の過ごし方、精神への栄養の取り方もあるのだなと。
そんなことの一つ。
クラシックは流行に左右されずに聴くことができるので良く聴く音楽のジャンルなのですが、
流行と言うことをあまりにも気にかけ過ぎずに聴いてきたなと思うこと。
ベートーベンの4番であればクライバー、ブラームス1番であればスイトナー、チャイコフスキーの
ピアノコンチェルトであればアルゲリッチ姉さんetc etc ・・・。
聴くべき定番がそろい過ぎていて、気が付けばそこから出ようとしていなかった。
部屋籠りの時間の中で、新しいお気に入りのクラシックCD 達に出会うことができました。
ニールセンの3番繋がりで知った指揮者のトーマス・ダウスゴ―、アンドリュー・マンゼ繋がりでは
ピアニストのフランチェスコ・ピエモンテージ。
どちらも特徴のあるマエストロ。素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
宣言等があけたら、これらの曲を連れてWalkman 散歩を再開したいと思っていました・・・・・・。そして、
10月。
緊急事態宣言がようやく(何も出ていないのは4月以来とのこと)解除されました。
では!! と期末試験明けの高校生の様な気持ち!!!! ?? で、ずっと訪れていなかった北鎌倉へと出かけました。
デバックにはE-M1 50-200 & E-M1MrⅡ12-40。待たせましたぁ~。
ずっとずっとじぶんと一緒に部屋籠りだったものなぁ。
そして、約束の? Walkman にはフランチェスコ・ピエモンテージ。この日はシューベルトのピアノソナタ、
最後の3曲、19・20・21番です。
文庫本も電車で読むのは久しぶり、内田洋子さんの「対岸のヴェネツィア」。
弾む心に車窓からの景色も新鮮すぎます。少し感慨深く思ったりしていると…、北鎌倉駅。
もう少し横須賀線でもよかったかなと?
円覚寺さんの山門をくぐると、前回に引き続き、今日も待っていてくれました。
正式の名前はしのぶちゃんだそう、皆さんはしいちゃんと呼んでいる円覚寺のネコ君です。
カメラを向けると、すくっと立ち上がってどこかへ。
どこへ行くのかと追いかけてみると。えーーっ、お地蔵さんにお参りするのかぁ~。
流石、円覚寺さんに住まうるネコ君 etc etc …と…、えーーっ??
そうなんだ、喉が渇いていたのですね。
流石~というか、円覚寺さんのことは全てのことを知り尽くしているのでしょう。
どこで水が飲めるとかも。
流石の、円覚寺さんのしいちゃん。
久しぶりに訪れて、先ずはしいちゃんに会えてラッキーでした。
9時前の円覚寺さんは人も少なく、貸し切り状態。
人がいないといつもは行かないところ、気が付かないものが目に入ってきます。
10月なので咲いている花もないのかと思っていましたが、芙蓉が咲いていてくれました。
セセリチョウの吸蜜を見つけて一枚 ♪ ただ、久しぶり過ぎて、カメラの相棒の使い方を忘れていたりして…
(14-40がMFになっていたのに気が付かずにどうしたどうした? でバタバタしたり ^^;)、ドタバタしたり。
そして、今年は会えないかと思っていたシュウメイギクにも。
毎年、鎌倉の花暦をじぶんなりに綴ることを楽しみにしていましたが、
昨年と今年、コロナ禍にて訪れることさえできませんでした。来年は春から再び綴ることができたら良いなと。
居士林の横の生垣には、
ツバキに似た白い花がいくつか咲いてしました。
チャノキかな? 朝の光が当たってピカピカに輝いていました。
生垣の緑の苔に落ちる朝日も爽やか。
ずっと部屋籠りだった身には眩しすぎる、爽やかすぎる朝日。
心地良い初秋の風が頬に…。
緑と白の光の匂い。
体中に、
こころの奥のひだの一枚一枚まで、ずーっとしみわたってきます。
部屋の中で知らず知らずたまっていたもの達が、
這い出して、昇華していく、
そんな実感。
Walkman からはフランチェスコ・ピエモンテージのピアノ。
指揮者のアンドルー・マンゼが気に入ってメンデルスゾーン、モーツァルト等を聴くようになりましたが、
マンゼ繋がりでモーツァルトのピアノコンチェルトを聴いてみました。そのピアニストがピエモンテージ。
一聴してその音色に惚れてしまいました。
音色は繊細、ピュア。
葉に宿る朝の雫の煌めきの様な音色に…
一目惚れしてしまいました。
ピアノの音色に惹かれたピアニストと言えば自分の中では一も二もなくてピリス。
ピリスのピアニシシモの美しさは他に比べるものはないです。
ホールの空間に溶けいってしまう、あの瞬間の…、
永遠の美しさを味わってしまうと、他のものは聴けなくなってしまうほど。
でも、この部屋籠りの期間に知った、ピエモンテージの音色もそれに比肩するなぁと。
CDは2枚組でシューベルトの最後の3曲が収められているのですが、3曲とも名演です。
その中でも特に20番、D959はお気に入り。
4楽章ロンド、アレグレットは歌があふれている。音一つ一つが明るく輝いている。
繊細なニュアンス、ピリスの様な弱音の美しさ…。
北鎌倉の初秋の空にシューベルトのピアノの音色が…、
溶け込んでいくよう。
シューベルトってこんなに優しいんだと改めて気づかせてくれて、
シューベルトへの思いさえ変えさせてくれる、
そんな演奏です。
ピエモンテージ、暫く目が離せないピアニストだな。
シューベルトの D959 と一緒に久しぶりの北鎌倉。
確か??
前回、北鎌倉に来たのは4月だったから?
ほぼ半年ぶりの北鎌倉円覚寺さん。
そして、会社以外に外に出たのも5月に免許の書き換えで出かけて…以来?
なんと、改めて思い返してみると、じぶんでも、えーーーっ!!
ずっとずっとの部屋籠りなのでした。
北鎌倉へ少しの時間でしたが、相棒たちを連れて、Walkman の音楽散歩をしてきて、
何だか体が軽くなったように、そうそう、体と言うよりも心がすっかり軽くなったように思えました。
やはり、じぶんには、
こんな時間は欠かせないのだなあと…。
緊急事態宣言が解除されて、一日の感染者数がどんどん減ってきています。
ワクチンの接種者が60%を超えたからという解説者もいますが、このままコロナ禍、収まってくれるといいなと。
いずれにしても、外に出られるうちに?
もう少し、こころを軽くできればと、
また、北鎌倉へ、横浜へも音楽たちを連れて、散歩に出かけようと思ったじぶんなのでした。
久しぶりの散歩。
締めくくりはスプリングバレーとドトールで買ってきたモーニングセットB、彩り野菜とアボカドチキン!!
散歩の締めくくりは、やっぱり美味しいビールです!!
21番、しかもさわりだけですが…。
" 2021/10/02 Kitakamakura Ennkakuji & Francesco Piemontesi Schubert "
北鎌倉円覚寺_名残の桜と春の花たちwith The soft light of spring & Mahler Symphony No.4:20210403 [鎌倉]
小さなランプが「いち、にい、さん」と点滅するのを見ながら、
長いこと使っていなかったんだなぁ~。
籠りっきりの生活からのリハビリは、カメラの電池の入れ替えからでした。
E-M1もE-M1MrⅡもファインダーを覗くと、電池切れ間近。替えの電池をそれぞれ入れて、
取り出した電池を充電器に。
電池を入れ替えた相棒たち、Mahler の交響曲第4番をいれたWalkman 、それに、
「神様の御用人10(楽しませてもらったシリーズもこれで一区切りだそうです)の文庫本をデバックに押し込み、
久しぶりの横須賀線。11月以来かな? 北鎌倉で降りました。
東慶寺さんではE-M1達では写真が撮れないので、先ずは円覚寺の桜を見に行くことにしました。
早朝のせいか、まだ人のいない山門をくぐると、可愛いモフモフ~ !!
朝の身支度、お手入れ中。
久しぶりの円覚寺さんの猫、しいちゃんが出迎えてくれました。
久しぶりニャン (=^・^=) ♪♪
春の暖かくて優しい光が、つやつやのモフモフの毛並みにいっぱい。
とても気持ち良さそうで、
いい表情~ (=^・^=)~ ♪♪
見ているぼくたちも思わず春眠のこころ。
春は優しくて柔らかい光の季節。
北鎌倉の空気全体もぬくぬく。こもりっぱなしで幾分固くなっていたこころも柔らかく、
何とはなしに体全体、肩も軽くなっていくように感じました。 そして、
しいちゃんから、
振り返れば、
八重の桜にも温んだ暖かい光がいっぱいに降り注いでいるのでした ♪
温かいって、幸せです。
しいちゃんは朝ごはん。
赤いお皿なんだね。 後ろ足をちょっと伸ばして ♪ 可愛い姿勢でゆっくりと、朝ご飯。
流石に桜は盛りは過ぎて、
緑の葉っぱと臙脂色の蕊の色が目立ってきていて、
せめて、やはりもう一週間早いと良かったのかな?
予想はしていたことでしたから・・・、
残念と言うより、
毎年会っている、このお寺の桜たちに一目でも会えたこと・・・、災厄のこんな年にも会えたこと、
そのことに、
感謝です。
ただ、
コロナで今年は蝋梅にも紅白の梅達にも、この北鎌倉で、
毎年会っていた初春の花たちに一度も会うことはできませんでした。
ブログを初めて10年くらいになります。
カメラと音楽を連れて、デバッグを背負っての散歩を、毎年続けていました。
北鎌倉の東慶寺、円覚寺、明月院、浄智寺、建長寺、
少し離れますが、海蔵寺 etc etc…で
色々な花たちと出会って、それまで「花」としての認識しかなかったものが、
それぞれにもちろんですが素敵な名前があって、それぞれの季節に、毎年咲くことを教えてもらいました。
花だけではなくて、
メジロとかの鳥の名前も、ここで会って覚えたものが多いです。
この一年で生活がすっかり変わってしまって、
カメラと音楽を連れての北鎌倉散歩、
その後の手打ちそば、生しらす丼や、鎌倉丼etc etc…で舌つづみ、
美味しいビールの味も随分と遠くなってしまったなぁ~と。
でも、今は無理でも、
出来るようになった時のために、これまでのことを忘れずに、
その時が来たら10年間ずっと続けていたことを、継続したいなと。
コロナの後で、働き方とかは変わることも、もちろんあってもいいけれど、
梅や桜やイワタバコや紫陽花、彼岸花、季節の花たちとの、
鳥や蝶や、虫たち、
季節の温んだ風、頬の爽やかな風や、参道に長く伸びた古木の影 etc etc…、それらとのささやかだけれど、
じぶんにとっての大切なものたちとの関係は、
ずっと続けていきたいと…、暖かい光の降り注ぐ久しぶりの円覚寺さんで思いました。
暖かいピュアな光たちの中、
桜は終わりの頃でしたが、春の花たちはとても綺麗に ♪
ミツマタ、シャクナゲ、
そして、
もうシャガたちも咲いていました ♪
シャガも鎌倉で初めて出会った花です。
どこよりも、
鎌倉の光の中ので咲くシャガが一番好きです。
光が当たり、
花弁の奥から、花そのものが輝いているかの様にキラキラ。
キラキラのシャガを撮りながら、
walkmanは、
マイケル・ティルソン・トーマス指揮 サンフランシスコ響の マーラー交響曲第4番 ♪♪
ティルソン・トーマスのマーラーに出会ったのも、もう10年以上前になります。
6番の魂を揺さぶる演奏に感激しました。
この6番の演奏は、あの9.11、アメリカの同時多発テロの翌日に録音されたものなのだそう。
一音一音に悲しみと鎮魂のこころが籠っている、とても素晴らしい演奏。
その後、3番、5番、7番 etc etc …、ティルソン・トーマスとサンフランシスコ響のマーラーの世界に
どっぷりと浸かりました。
その後も、ティルソン・トーマスは新譜が出る度にCD を購入して、
チャイコフスキー、ベートーベン、ベルリオーズや、シューマンなどにもその世界が広がっていきました。
ただ、ふと、この巣ごもり期間にCD が並ぶ棚を見て気づいたのは、
マーラーの4番と9番、1番のCD を聴いていないこと。 orz
それではと、HMV でまとめてクリックです。
作曲家の中で気に入りの5本指に入るマーラー、持っているCD もかなりの枚数になります。
その中で1番から9番でそれぞれ好きな演奏は次の通りでした。
交響曲第1番ニ長調『巨人』(作曲:1884-88) ワルター指揮 コロンビアso
交響曲第2番ハ短調『復活』(作曲:1888-94) バーンスタイン指揮 ニューヨークpo
交響曲第3番ニ短調(作曲:1893-96) ティルソン・トーマス指揮 サンフランシスコso
交響曲第4番ト長調(作曲:1899-1900) マッケラス指揮 フィルハーモニアo
交響曲第5番嬰ハ短調(作曲:1901-02) バーンスタイン指揮 ウィーンpo
交響曲第6番イ短調『悲劇的』(作曲:1903-04) ティルソン・トーマス サンフランシスコso
交響曲第7番ホ短調『夜の歌』(作曲:1904-05) ティルソン・トーマス サンフランシスコso
交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』(作曲:1906) ブーレーズ指揮 シュターツカペレ・ベルリン
交響曲第9番ニ長調(作曲:1909)バーンスタイン ベルリンpo
交響曲第10番嬰ヘ長調(作曲:1910) 未完成。トーマス・ダウスゴー指揮 シアトルso
もっとも8番は最近改めて聴いたら、バーンスタインのものもいいな、
5番のアダージョはカラヤンもいいな etc etc…、色々と聴くと良いと思うものもその時々、
じぶんの感性の揺らぎのせい ? 好みが変わる?
≪東慶寺さんでしか見たことがなかったイカリソウを円覚寺で見つけました≫
時間が経つにつれ、本と同じように音楽も経験で聴く?
いいなと思う演奏も、少しずつ変わっていく感じもします。 4番もそうでした。
ティルソン・トーマスの4番、どうして今まで聴かなかったんだろうと…。
録音も深みがあってシンフォニーホールの一番良い席で聴いているかの様。
ティルソン・トーマスとサンフランシスコ響の奏でる音達は柔らかく、こころを癒してくれる。
「えーっ、こんな風に演奏できるのかぁ~」、ピアニシシモのオーケストラの響きの美しさに、うっとりです。
マーラーの交響曲は、2番の『復活』や8番の『千人の交響曲』等の様に、大規模で迫力のある曲が好きでした。
金管楽器たち、ホルン等が咆哮して、体中を、纏っている空気までも震撼させ、魂が揺さぶられ、
そして、
天上とへ昇華させられてしまう美しいメロディーが何物にも代えがたく大好きでした。
でも、年を取り変わってきたのでしょうか、
マーラーにしては小規模な編成の交響曲、1番や4番が好ましく思えるようになってきました。
金管楽器の咆哮と共に、マーラーを聴いていると「自然」と言うものをとても感じる時があります。
最近は1番や4番にそれらを多く感じて、
聴いていると、スナフキンの様に、新緑の森を拍子を取りながら歩いている自分の姿をイメージしたり。笑
きらきらの青もみじ、
walkman からのティルソン・トーマスを聴きながら、
北鎌倉での麗らかな日差しの中、良い時間。
しばらくぶりのルリタテハにも会うことができました。
HMV からのCD 、まだ1番と9番は聴いていません。
聴くと、マーラー番付がまた、
変わるのかもしれません。
良い時間、素敵なマーラーの4番とですが、
聴いていたら、ライヴを聴きたい気持もふつふつと心の底から湧き上がってきました。
楽しみしていたコンサートは軒並み中止だったし、
インキネンのベートーベンも、来日できないことから延期続き・・・。
日本は今、第四波とも言われています。 まだ、ライヴでのオーケストラもしばらくは我慢でしょうか。
でも、きっと広くてお客さんがいっぱいのコンサートホールで、
マーラーの交響曲も聴けるのだと思います。その時が楽しみ。
4番が聴きたいなぁ。
ブログ放置、
カメラとwalkman 、相棒たちは冬眠、
ジャックパーセルは箱に仕舞いっぱなし、etc etc…、からのリハビリの北鎌倉円覚寺、
久しぶりの音楽散歩はこんな感じなのでした。
そろそろお腹も空いてきたし・・・、帰ろうと山門の方へ向かうと、
しいちゃんが見送ってくれました。
でも、とても眠そう 笑
おやおや、良い寝顔。
この日のリハビリの最後は、ほっこり (=^・^=) もふもふ ZZZZZ・・・ ♪
部屋籠りの期間に出会ったもの !!
お酒の第二弾はあのあの、大好きだったスプリングバレーの復刻版?
みなとみらいの赤レンガで以前によく飲んでいた、キリンのクラフトビール「スプリングバレー」 ♪
キリンの横浜工場でも頂けたものが、気が付くとなくなっていてとても残念に思っていました。
その~幻ともいえるクラフトビールの「スプリングバレー」がキリンさんから、缶ビールで発売です!!
ネットで情報をキャッチして、Amazon で発売日に届くようにネット注文。
24本入りで7,000円弱でしたが、10日間くらいで頂いてしまいました。
普段は諸事情で?? 発泡酒が多いですが、
箱買いした24本の後も、スプリングバレー~~、病みつきになっています。
芳醇とした馥郁たる香りと、少し苦みの効いた大人の味。この味待っていました。
家で「スプリングバレー」が頂けるとはぁ~ !! キリンさん、ありがとうございます m(_ _)m
リハビリを始めたところでしたが、
またまた。感染拡大で関西の方は大変です。
また、東京も、じぶんの住んでいる横浜も再拡大で、まん延防止とか・・・。
また、暫く巣ごもり状態が続くのかなと ^^;;
ティルソン・トーマスの1番や9番、本は本屋さん大賞の「52ヘルツのクジラたち」、2位の「お探し物は図書室まで」、
それと、色インクも少し買いました。
こころぢからが弱らないように、再開のその時を期待して、栄養をたっぷりと取り続けたいと思います。
もちろん、スプリングバレーと、五一わいんと一緒です !! ^^v
ティルソン・トーマスのものはなかったのですが、
聴いてみてアバドの4番もいいなと思いました。 youtube に全曲のものがあったので貼っておきます。
アバドの4番もいいなぁ~ !!
まだまだ、この年になっても知らないもの、であっていないものがいっぱいです。
巣ごもりでも、全然困らないなぁ~?? ^^;;; 笑
" 2021/04/03 Kitakamakura Tokeiji Fringed iris & Tilson Thomas Mahler Symphony No.4 "
長いこと使っていなかったんだなぁ~。
籠りっきりの生活からのリハビリは、カメラの電池の入れ替えからでした。
E-M1もE-M1MrⅡもファインダーを覗くと、電池切れ間近。替えの電池をそれぞれ入れて、
取り出した電池を充電器に。
電池を入れ替えた相棒たち、Mahler の交響曲第4番をいれたWalkman 、それに、
「神様の御用人10(楽しませてもらったシリーズもこれで一区切りだそうです)の文庫本をデバックに押し込み、
久しぶりの横須賀線。11月以来かな? 北鎌倉で降りました。
東慶寺さんではE-M1達では写真が撮れないので、先ずは円覚寺の桜を見に行くことにしました。
早朝のせいか、まだ人のいない山門をくぐると、可愛いモフモフ~ !!
朝の身支度、お手入れ中。
久しぶりの円覚寺さんの猫、しいちゃんが出迎えてくれました。
久しぶりニャン (=^・^=) ♪♪
春の暖かくて優しい光が、つやつやのモフモフの毛並みにいっぱい。
とても気持ち良さそうで、
いい表情~ (=^・^=)~ ♪♪
見ているぼくたちも思わず春眠のこころ。
春は優しくて柔らかい光の季節。
北鎌倉の空気全体もぬくぬく。こもりっぱなしで幾分固くなっていたこころも柔らかく、
何とはなしに体全体、肩も軽くなっていくように感じました。 そして、
しいちゃんから、
振り返れば、
八重の桜にも温んだ暖かい光がいっぱいに降り注いでいるのでした ♪
温かいって、幸せです。
しいちゃんは朝ごはん。
赤いお皿なんだね。 後ろ足をちょっと伸ばして ♪ 可愛い姿勢でゆっくりと、朝ご飯。
流石に桜は盛りは過ぎて、
緑の葉っぱと臙脂色の蕊の色が目立ってきていて、
せめて、やはりもう一週間早いと良かったのかな?
予想はしていたことでしたから・・・、
残念と言うより、
毎年会っている、このお寺の桜たちに一目でも会えたこと・・・、災厄のこんな年にも会えたこと、
そのことに、
感謝です。
ただ、
コロナで今年は蝋梅にも紅白の梅達にも、この北鎌倉で、
毎年会っていた初春の花たちに一度も会うことはできませんでした。
ブログを初めて10年くらいになります。
カメラと音楽を連れて、デバッグを背負っての散歩を、毎年続けていました。
北鎌倉の東慶寺、円覚寺、明月院、浄智寺、建長寺、
少し離れますが、海蔵寺 etc etc…で
色々な花たちと出会って、それまで「花」としての認識しかなかったものが、
それぞれにもちろんですが素敵な名前があって、それぞれの季節に、毎年咲くことを教えてもらいました。
花だけではなくて、
メジロとかの鳥の名前も、ここで会って覚えたものが多いです。
この一年で生活がすっかり変わってしまって、
カメラと音楽を連れての北鎌倉散歩、
その後の手打ちそば、生しらす丼や、鎌倉丼etc etc…で舌つづみ、
美味しいビールの味も随分と遠くなってしまったなぁ~と。
でも、今は無理でも、
出来るようになった時のために、これまでのことを忘れずに、
その時が来たら10年間ずっと続けていたことを、継続したいなと。
コロナの後で、働き方とかは変わることも、もちろんあってもいいけれど、
梅や桜やイワタバコや紫陽花、彼岸花、季節の花たちとの、
鳥や蝶や、虫たち、
季節の温んだ風、頬の爽やかな風や、参道に長く伸びた古木の影 etc etc…、それらとのささやかだけれど、
じぶんにとっての大切なものたちとの関係は、
ずっと続けていきたいと…、暖かい光の降り注ぐ久しぶりの円覚寺さんで思いました。
暖かいピュアな光たちの中、
桜は終わりの頃でしたが、春の花たちはとても綺麗に ♪
ミツマタ、シャクナゲ、
そして、
もうシャガたちも咲いていました ♪
シャガも鎌倉で初めて出会った花です。
どこよりも、
鎌倉の光の中ので咲くシャガが一番好きです。
光が当たり、
花弁の奥から、花そのものが輝いているかの様にキラキラ。
キラキラのシャガを撮りながら、
walkmanは、
マイケル・ティルソン・トーマス指揮 サンフランシスコ響の マーラー交響曲第4番 ♪♪
ティルソン・トーマスのマーラーに出会ったのも、もう10年以上前になります。
6番の魂を揺さぶる演奏に感激しました。
この6番の演奏は、あの9.11、アメリカの同時多発テロの翌日に録音されたものなのだそう。
一音一音に悲しみと鎮魂のこころが籠っている、とても素晴らしい演奏。
その後、3番、5番、7番 etc etc …、ティルソン・トーマスとサンフランシスコ響のマーラーの世界に
どっぷりと浸かりました。
その後も、ティルソン・トーマスは新譜が出る度にCD を購入して、
チャイコフスキー、ベートーベン、ベルリオーズや、シューマンなどにもその世界が広がっていきました。
ただ、ふと、この巣ごもり期間にCD が並ぶ棚を見て気づいたのは、
マーラーの4番と9番、1番のCD を聴いていないこと。 orz
それではと、HMV でまとめてクリックです。
作曲家の中で気に入りの5本指に入るマーラー、持っているCD もかなりの枚数になります。
その中で1番から9番でそれぞれ好きな演奏は次の通りでした。
交響曲第1番ニ長調『巨人』(作曲:1884-88) ワルター指揮 コロンビアso
交響曲第2番ハ短調『復活』(作曲:1888-94) バーンスタイン指揮 ニューヨークpo
交響曲第3番ニ短調(作曲:1893-96) ティルソン・トーマス指揮 サンフランシスコso
交響曲第4番ト長調(作曲:1899-1900) マッケラス指揮 フィルハーモニアo
交響曲第5番嬰ハ短調(作曲:1901-02) バーンスタイン指揮 ウィーンpo
交響曲第6番イ短調『悲劇的』(作曲:1903-04) ティルソン・トーマス サンフランシスコso
交響曲第7番ホ短調『夜の歌』(作曲:1904-05) ティルソン・トーマス サンフランシスコso
交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』(作曲:1906) ブーレーズ指揮 シュターツカペレ・ベルリン
交響曲第9番ニ長調(作曲:1909)バーンスタイン ベルリンpo
交響曲第10番嬰ヘ長調(作曲:1910) 未完成。トーマス・ダウスゴー指揮 シアトルso
もっとも8番は最近改めて聴いたら、バーンスタインのものもいいな、
5番のアダージョはカラヤンもいいな etc etc…、色々と聴くと良いと思うものもその時々、
じぶんの感性の揺らぎのせい ? 好みが変わる?
≪東慶寺さんでしか見たことがなかったイカリソウを円覚寺で見つけました≫
時間が経つにつれ、本と同じように音楽も経験で聴く?
いいなと思う演奏も、少しずつ変わっていく感じもします。 4番もそうでした。
ティルソン・トーマスの4番、どうして今まで聴かなかったんだろうと…。
録音も深みがあってシンフォニーホールの一番良い席で聴いているかの様。
ティルソン・トーマスとサンフランシスコ響の奏でる音達は柔らかく、こころを癒してくれる。
「えーっ、こんな風に演奏できるのかぁ~」、ピアニシシモのオーケストラの響きの美しさに、うっとりです。
マーラーの交響曲は、2番の『復活』や8番の『千人の交響曲』等の様に、大規模で迫力のある曲が好きでした。
金管楽器たち、ホルン等が咆哮して、体中を、纏っている空気までも震撼させ、魂が揺さぶられ、
そして、
天上とへ昇華させられてしまう美しいメロディーが何物にも代えがたく大好きでした。
でも、年を取り変わってきたのでしょうか、
マーラーにしては小規模な編成の交響曲、1番や4番が好ましく思えるようになってきました。
金管楽器の咆哮と共に、マーラーを聴いていると「自然」と言うものをとても感じる時があります。
最近は1番や4番にそれらを多く感じて、
聴いていると、スナフキンの様に、新緑の森を拍子を取りながら歩いている自分の姿をイメージしたり。笑
きらきらの青もみじ、
walkman からのティルソン・トーマスを聴きながら、
北鎌倉での麗らかな日差しの中、良い時間。
しばらくぶりのルリタテハにも会うことができました。
HMV からのCD 、まだ1番と9番は聴いていません。
聴くと、マーラー番付がまた、
変わるのかもしれません。
良い時間、素敵なマーラーの4番とですが、
聴いていたら、ライヴを聴きたい気持もふつふつと心の底から湧き上がってきました。
楽しみしていたコンサートは軒並み中止だったし、
インキネンのベートーベンも、来日できないことから延期続き・・・。
日本は今、第四波とも言われています。 まだ、ライヴでのオーケストラもしばらくは我慢でしょうか。
でも、きっと広くてお客さんがいっぱいのコンサートホールで、
マーラーの交響曲も聴けるのだと思います。その時が楽しみ。
4番が聴きたいなぁ。
ブログ放置、
カメラとwalkman 、相棒たちは冬眠、
ジャックパーセルは箱に仕舞いっぱなし、etc etc…、からのリハビリの北鎌倉円覚寺、
久しぶりの音楽散歩はこんな感じなのでした。
そろそろお腹も空いてきたし・・・、帰ろうと山門の方へ向かうと、
しいちゃんが見送ってくれました。
でも、とても眠そう 笑
おやおや、良い寝顔。
この日のリハビリの最後は、ほっこり (=^・^=) もふもふ ZZZZZ・・・ ♪
部屋籠りの期間に出会ったもの !!
お酒の第二弾はあのあの、大好きだったスプリングバレーの復刻版?
みなとみらいの赤レンガで以前によく飲んでいた、キリンのクラフトビール「スプリングバレー」 ♪
キリンの横浜工場でも頂けたものが、気が付くとなくなっていてとても残念に思っていました。
その~幻ともいえるクラフトビールの「スプリングバレー」がキリンさんから、缶ビールで発売です!!
ネットで情報をキャッチして、Amazon で発売日に届くようにネット注文。
24本入りで7,000円弱でしたが、10日間くらいで頂いてしまいました。
普段は諸事情で?? 発泡酒が多いですが、
箱買いした24本の後も、スプリングバレー~~、病みつきになっています。
芳醇とした馥郁たる香りと、少し苦みの効いた大人の味。この味待っていました。
家で「スプリングバレー」が頂けるとはぁ~ !! キリンさん、ありがとうございます m(_ _)m
リハビリを始めたところでしたが、
またまた。感染拡大で関西の方は大変です。
また、東京も、じぶんの住んでいる横浜も再拡大で、まん延防止とか・・・。
また、暫く巣ごもり状態が続くのかなと ^^;;
ティルソン・トーマスの1番や9番、本は本屋さん大賞の「52ヘルツのクジラたち」、2位の「お探し物は図書室まで」、
それと、色インクも少し買いました。
こころぢからが弱らないように、再開のその時を期待して、栄養をたっぷりと取り続けたいと思います。
もちろん、スプリングバレーと、五一わいんと一緒です !! ^^v
ティルソン・トーマスのものはなかったのですが、
聴いてみてアバドの4番もいいなと思いました。 youtube に全曲のものがあったので貼っておきます。
アバドの4番もいいなぁ~ !!
まだまだ、この年になっても知らないもの、であっていないものがいっぱいです。
巣ごもりでも、全然困らないなぁ~?? ^^;;; 笑
" 2021/04/03 Kitakamakura Tokeiji Fringed iris & Tilson Thomas Mahler Symphony No.4 "
2020年北鎌倉円覚寺の紅葉&ブロムシュテット_ブラ1番:20201128 [鎌倉]
失うものばかりではないのだなと。
年を経て、エントロピーが増大して、そして崩壊していく。
年を取れば舞台から去るのみ・・・、そうとばかり思っていましたが。
若さや俊敏さ etc etc …は年々減っていくけれど、
年を重ねることによって深まる、
言葉では「円熟を増す」という、そういうものもしっかりとあるのだなと。
現在、最高齢(93歳)の指揮者、
ヘルベルト・ブロムシュテットが指揮をするゲヴァントハウス響のブラ1の演奏を聴き、
めちゃくちゃ感動して、そう思いました。
優しい、
優しいのです。
ベト10番と言われ、ブラームスが苦節20数年かかって作曲したこの曲、交響曲第一番 ハ短調 Op.68。
じぶんのリスペクトは、スイトナーとシュターツカペレのサントリーホールのライヴ、そして、
ベイヌムとゲヴァントハウスの演奏ですが、
大好きなブラームス交響曲第1番の気に入りの演奏の中に、ブロムシュテットの慈愛にあふれたこの演奏を、
新たに加えてもいいのかなと。
そしてこの日、11月28日も walkman に入れ、
2020年の紅葉を確かめに、北鎌倉円覚寺まで連れて行くことに。
相棒たちもしばらくぶりの散歩です。
E-M1 には 50-200、E-M1 MrⅡには 12-40 を付けて、文庫本「レンブラントを取り返せ」とデバックに入れ、
30分に満たない短い時間ですが、横須賀線の車窓を眺めながら、久しぶりの通勤以外の電車。
8時半頃に北鎌倉円覚寺に到着すれば、円覚寺のネコ、しーちゃんが迎えてくれました。 ^^
紅葉の具合は?
もみじの樹によって、もう散り始めているもの、これから染まり始めるもの etc etc…、
様々でしたが、
全体的にはちょうどの見頃でしたでしょうか。
昨年は上陸した台風の影響で、ここのもみじ達の葉っぱも茶色く、縮れてしまって、
綺麗に赤や黄色には染まってくれませんでした。 でも、
今年は、幸いなことに上陸した台風がなかったせいだと思います。
塩害もなく、本来のもみじたちの紅葉を楽しむことができました。
例年だと今頃も日本各地を飛び回っている? いえいえ、地道に歩き回っているじぶんですが、
コロナのせいで、今年はどこへも出かけず、仕事は週2日の出社を除き在宅勤務の毎日。
10月~11月といえば、盛岡城跡公園や、
京都東福寺の見事な紅葉を仕事の合間に? 楽しむのですが、それも今年は出来ませんでした。
又、合わせて、今年の秋は東慶寺さんも一眼のカメラでの撮影はダメ、と言うことで、
いつもなら何か所かの紅葉をレンズで、そして心の目で楽しむところを、
今年はここ、円覚寺のもみじ達だけに・・・。その分、
例年になく、ゆっくりと、それぞれのもみじ達と話をすることができたんだと思います。
妙香池横の細道を少し登った所に、じぶんの気に入りのもみじがあります。
円覚寺の紅葉を訪ねる際、毎年、楽しみにしている樹です。
最近、枝を剪定したのでしょうか?
以前はもっと大きく広がった枝だったのだと思います。
それはそれは、透過光が差し込むと紅葉がキラキラに輝く傘のような、
円覚寺のこの時期のフォトジェニックのもみじでした。
剪定の結果、その素敵さは半分くらいになってしまいましたが、
それでも、この日も素敵な赤と黄色と緑と、キラキラな色彩輝く光景を見せてくれました。
前のような目の前が紅葉でいっぱいの景色が見られるには、あとどのくらいかかるのかな?
きっとこれから毎年、キラキラ度が増していくのだと思います。
それもこれからの楽しみです。
キラキラの気に入りのもみじの下で、
ブロムシュテットのブラームス交響曲第一番 ハ短調 作品68 ♪
1927年7月11日生まれ。
今年で93歳という現役最高齢の指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテットが導く優しさ慈愛に満ちた世界。
針を落とせば、
いえいえ、CDなので針を落とすと言う訳ではないのですが、そんな風に感じるほど、優しさを感じるブラームス。
第1番はブラームスが苦節20年以上かかって作曲した大作ですが、
ベートーベンの第9がすごい曲過ぎてそのプレッシャーのため、それだけの年月がかかったとか。
第9、歓喜の歌、その通り、聴く人々に喜びと祝福を与えるすごい曲です。
そして、ブロムシュテットの2019年9月に録音されたこの演奏は、それを正に継ぐもの、
歓喜を引き継ぎ、それを継承するもの・・・だと思いました。
歓喜から、至福、温かみ、そして、優しさへ。
年齢を重ねて円熟の域に達したものにしか導けない極みの喜び、優しさだと思います。
全ての楽章が素晴らしいけれど、
特に4楽章、ティンパニの連打、そしてホルンが厳かに奏でて、それをフルート etc etc…、.弦楽合奏に、あの喜びの旋律・・・。
なんて優しいのでしょう。ただただ、じーーん。
ここには.円熟があり、老いと言う言葉はどこにもありません。
ブラボー!! マエストロ!! ♪♪
ぜひぜひ、引き続きブラームスの交響曲、2番、3番、4番をこのコンビで録音して欲しいなと思いました。
特にブラームスの田園と言われる、2番が聴きたいです。
ブロムシュテットのブラ1を秋の日の素晴らしい景色の中で聴きながら、
素敵な時間を過ごすことができました。 帰ろうと思って山門の方へ歩いていくと、
可愛いしっぽがゆらりゆらり 笑
しーちゅんが、のんびりとお昼寝ならぬ? 転寝中?? 笑笑
紅葉の季節ですが、陽だまりの中、気持ち良さそうに ♪♪
この日のしーちゃん、
出迎えてくれたばかりでなく!!
見送ってもくれました~ぁっ !!!! 笑
気が付けば12月も下旬です。
あとわずかで新しい年を迎えるのですね。
毎年、毎年、加速度的に時が時間が経つのが早くなっていくと感じていますが、
今年は余計にそんな感じが。
家にこもっていることが多く季節を感じていないせいでしょうか?
でも、容赦なく一年を重ねる訳だし、良い年の重ね方をと。
コンサートも展覧会も、鎌倉も、横浜の景色も 、美味しいものも、etc etc…、制限される中でも、
せっかく与えられたリソース、時間なんだなと。
感染病で制限をされる生活の中ですが、その中でも良い時を送りたいなと、最近つくづくです。
精神は自由だし、どこにいてもいつでも自由に飛ぶことができる。
音楽と好きな本と、そして、
ちょっぴりの美味しいお酒があれば? 大好きな画家の一家とも過ごせるし、
盗まれたレンブラントを美女と一緒に探し出すことも出来る b^^ (美女とが大事? 笑)
かな?
老眼が進んで、また、若い頃の様に徹夜で本を読み耽るなどと言うことはパワー不足で、できなくなりましたが、
それでも、面白い本を何冊か見つけました。
機会があれば紹介したいと思います。「マダム・モネの肖像」、「レンブラントを取り返せ」、
「ストラディヴァリとグァルネリ ヴァイオリン千年の夢」、
「菓子屋横丁月光荘」、「紙屋ふじさき記念館」 等々。
そして、ブロムシュテットのブラ1の様な素敵なCD にも、何枚かの出会い。
" 2020/11/28 Kitakamakura Enkakuji Autumn leaves & Blomstedt Brahms Symphony No.1"
年を経て、エントロピーが増大して、そして崩壊していく。
年を取れば舞台から去るのみ・・・、そうとばかり思っていましたが。
若さや俊敏さ etc etc …は年々減っていくけれど、
年を重ねることによって深まる、
言葉では「円熟を増す」という、そういうものもしっかりとあるのだなと。
現在、最高齢(93歳)の指揮者、
ヘルベルト・ブロムシュテットが指揮をするゲヴァントハウス響のブラ1の演奏を聴き、
めちゃくちゃ感動して、そう思いました。
優しい、
優しいのです。
ベト10番と言われ、ブラームスが苦節20数年かかって作曲したこの曲、交響曲第一番 ハ短調 Op.68。
じぶんのリスペクトは、スイトナーとシュターツカペレのサントリーホールのライヴ、そして、
ベイヌムとゲヴァントハウスの演奏ですが、
大好きなブラームス交響曲第1番の気に入りの演奏の中に、ブロムシュテットの慈愛にあふれたこの演奏を、
新たに加えてもいいのかなと。
そしてこの日、11月28日も walkman に入れ、
2020年の紅葉を確かめに、北鎌倉円覚寺まで連れて行くことに。
相棒たちもしばらくぶりの散歩です。
E-M1 には 50-200、E-M1 MrⅡには 12-40 を付けて、文庫本「レンブラントを取り返せ」とデバックに入れ、
30分に満たない短い時間ですが、横須賀線の車窓を眺めながら、久しぶりの通勤以外の電車。
8時半頃に北鎌倉円覚寺に到着すれば、円覚寺のネコ、しーちゃんが迎えてくれました。 ^^
紅葉の具合は?
もみじの樹によって、もう散り始めているもの、これから染まり始めるもの etc etc…、
様々でしたが、
全体的にはちょうどの見頃でしたでしょうか。
昨年は上陸した台風の影響で、ここのもみじ達の葉っぱも茶色く、縮れてしまって、
綺麗に赤や黄色には染まってくれませんでした。 でも、
今年は、幸いなことに上陸した台風がなかったせいだと思います。
塩害もなく、本来のもみじたちの紅葉を楽しむことができました。
例年だと今頃も日本各地を飛び回っている? いえいえ、地道に歩き回っているじぶんですが、
コロナのせいで、今年はどこへも出かけず、仕事は週2日の出社を除き在宅勤務の毎日。
10月~11月といえば、盛岡城跡公園や、
京都東福寺の見事な紅葉を仕事の合間に? 楽しむのですが、それも今年は出来ませんでした。
又、合わせて、今年の秋は東慶寺さんも一眼のカメラでの撮影はダメ、と言うことで、
いつもなら何か所かの紅葉をレンズで、そして心の目で楽しむところを、
今年はここ、円覚寺のもみじ達だけに・・・。その分、
例年になく、ゆっくりと、それぞれのもみじ達と話をすることができたんだと思います。
妙香池横の細道を少し登った所に、じぶんの気に入りのもみじがあります。
円覚寺の紅葉を訪ねる際、毎年、楽しみにしている樹です。
最近、枝を剪定したのでしょうか?
以前はもっと大きく広がった枝だったのだと思います。
それはそれは、透過光が差し込むと紅葉がキラキラに輝く傘のような、
円覚寺のこの時期のフォトジェニックのもみじでした。
剪定の結果、その素敵さは半分くらいになってしまいましたが、
それでも、この日も素敵な赤と黄色と緑と、キラキラな色彩輝く光景を見せてくれました。
前のような目の前が紅葉でいっぱいの景色が見られるには、あとどのくらいかかるのかな?
きっとこれから毎年、キラキラ度が増していくのだと思います。
それもこれからの楽しみです。
キラキラの気に入りのもみじの下で、
ブロムシュテットのブラームス交響曲第一番 ハ短調 作品68 ♪
1927年7月11日生まれ。
今年で93歳という現役最高齢の指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテットが導く優しさ慈愛に満ちた世界。
針を落とせば、
いえいえ、CDなので針を落とすと言う訳ではないのですが、そんな風に感じるほど、優しさを感じるブラームス。
第1番はブラームスが苦節20年以上かかって作曲した大作ですが、
ベートーベンの第9がすごい曲過ぎてそのプレッシャーのため、それだけの年月がかかったとか。
第9、歓喜の歌、その通り、聴く人々に喜びと祝福を与えるすごい曲です。
そして、ブロムシュテットの2019年9月に録音されたこの演奏は、それを正に継ぐもの、
歓喜を引き継ぎ、それを継承するもの・・・だと思いました。
歓喜から、至福、温かみ、そして、優しさへ。
年齢を重ねて円熟の域に達したものにしか導けない極みの喜び、優しさだと思います。
全ての楽章が素晴らしいけれど、
特に4楽章、ティンパニの連打、そしてホルンが厳かに奏でて、それをフルート etc etc…、.弦楽合奏に、あの喜びの旋律・・・。
なんて優しいのでしょう。ただただ、じーーん。
ここには.円熟があり、老いと言う言葉はどこにもありません。
ブラボー!! マエストロ!! ♪♪
ぜひぜひ、引き続きブラームスの交響曲、2番、3番、4番をこのコンビで録音して欲しいなと思いました。
特にブラームスの田園と言われる、2番が聴きたいです。
ブロムシュテットのブラ1を秋の日の素晴らしい景色の中で聴きながら、
素敵な時間を過ごすことができました。 帰ろうと思って山門の方へ歩いていくと、
可愛いしっぽがゆらりゆらり 笑
しーちゅんが、のんびりとお昼寝ならぬ? 転寝中?? 笑笑
紅葉の季節ですが、陽だまりの中、気持ち良さそうに ♪♪
この日のしーちゃん、
出迎えてくれたばかりでなく!!
見送ってもくれました~ぁっ !!!! 笑
気が付けば12月も下旬です。
あとわずかで新しい年を迎えるのですね。
毎年、毎年、加速度的に時が時間が経つのが早くなっていくと感じていますが、
今年は余計にそんな感じが。
家にこもっていることが多く季節を感じていないせいでしょうか?
でも、容赦なく一年を重ねる訳だし、良い年の重ね方をと。
コンサートも展覧会も、鎌倉も、横浜の景色も 、美味しいものも、etc etc…、制限される中でも、
せっかく与えられたリソース、時間なんだなと。
感染病で制限をされる生活の中ですが、その中でも良い時を送りたいなと、最近つくづくです。
精神は自由だし、どこにいてもいつでも自由に飛ぶことができる。
音楽と好きな本と、そして、
ちょっぴりの美味しいお酒があれば? 大好きな画家の一家とも過ごせるし、
盗まれたレンブラントを美女と一緒に探し出すことも出来る b^^ (美女とが大事? 笑)
かな?
老眼が進んで、また、若い頃の様に徹夜で本を読み耽るなどと言うことはパワー不足で、できなくなりましたが、
それでも、面白い本を何冊か見つけました。
機会があれば紹介したいと思います。「マダム・モネの肖像」、「レンブラントを取り返せ」、
「ストラディヴァリとグァルネリ ヴァイオリン千年の夢」、
「菓子屋横丁月光荘」、「紙屋ふじさき記念館」 等々。
そして、ブロムシュテットのブラ1の様な素敵なCD にも、何枚かの出会い。
" 2020/11/28 Kitakamakura Enkakuji Autumn leaves & Blomstedt Brahms Symphony No.1"
北鎌倉東慶寺_秋の花たちとラフマニノフ合唱交響曲「鐘」:20201031 [鎌倉]
在宅やステイホームで家にずっと、じぶんの狭い部屋にずっといるせいなのでしょうか…?
風の柔らかさとか、光の透明さとか etc etc…が変わっているのに、季節の変わっていく足音とかにも、
そういうもの全てに鈍感になっているなと ^^;
つい最近も、
仕事に行こうとドアを開けると、空気が軽くなっていて、気温がずいぶん下がっているのにようやく気が付きました。
じぶんのことながら、あまりの鈍感さにびっくり。
少し前まではあんなに暑く、空気の質量を感じていたのにと。
仕事や生活の様式が変わり、一番大きいのは一日の、一週間の、一ヶ月の、
生きていく上でのリズムというか、やるべきこと、楽しみ方、過ごし方が変化したせいなのでしょう。
より内向きに、より変化が乏しい、そんな毎日を送らざるを得ないからなんだなぁと。
当然、新しく心の抽斗に仕舞う、綺麗なものや心揺さぶられるものなどに会うこともなくなって、
こころも動くことが少なくなっています。
こんなことでは、いかんいかんと??
家にいて動かなくなり多少太目になった体もですが、こころも運動させないと!!
そんなことを思ったこともあって、朝の目覚めの良さと真っ青な秋の空に誘われ、
10月の最後の土曜日に北鎌倉、東慶寺に朝散歩へと出かけました。
東慶寺さんでは拝観料をお納めしないことになりました。その代わり? 本堂に上がることができるようになったので、
心静かにお参りをさせて頂くように。
じぶんは今までの拝観料にすこしだけ足して賽銭箱に入れるようになりました。
一人だけのお参りの静かな時間。ここ最近、東慶寺さんにお参りさせて頂く際のとても落ち着く良い時間です。
ステイホームの部屋での時間もゆっくりだと思うのですが、
静かに目を閉じて正座して、手を合わせるこの時間もゆっくりとゆっくりと過ぎて行きます。
ただ、その質はずいぶん違うな。静謐、それに、
頬にあたる秋の風は、こころのひだの隙間をも心地く風干ししてくれるかのようです。
非日常の一時は、この時節、とても貴重な時間だなぁと・・・。
本堂から見えるススキたちも時折、ゆらゆらたゆたゆと揺れて・・・。
こころにいっぱいの秋の季節を感じた一時。
ゆっくりとお参りさせて頂き、
東慶寺さんの境内の秋の花たちにゆっくりと会うことに。
長く楽しませてくれた檜扇もすっかり種だけに。
これは「ぬばたま」です。本当に真っ黒の実になるのですね。
宝蔵の前にはシュウメイギクがまだまだ元気に咲いていました。
朝一番のこの時間だと、庭の手入れの方達がいらっしゃいます。
この日も道具を持って手入れをされていました。東慶寺さんの庭がいつ来ても綺麗な花たちでいっぱいなのは、
この方たちのお陰なのですね。
秋の朝のピュアな光の中で、秋の花たちと素敵な時間は、好きな曲と一緒の時間でもあります。
この日連れて行ったのは、
ラフマニノフの合唱交響曲「鐘」。
ステイホームのお陰? 普段聴かない曲の棚卸も。
じぶんは、
モーツアルト、チャイコフスキー、ブラームス、マーラーそして、ラフマニノフetc etc …。
こんな順番でクラシックの作曲家が好きになりましたが、振り返ってみると、やはり、
メロディーのきれいな作曲家を見つけて好きになっていったようです。
ラフマニノフ、まとまって聴く以前は、ピアノコンチェルト2番と3番くらいしか聴いていなかったのですが、
藤谷治さんの「船に乗れ」を読んでチェロソナタが大好きになり、
その後で交響曲第2番の三楽章アダージョにたどり着いて、それからはずっと気に入りの作曲家に。
ラフマニノフの番号付きの交響曲は全部で3曲ですが、
第3番イ短調Op.44 ができるまでは、もう一つの交響曲が3番としてラフマニノフも認めていたとか。
今では、この曲、
合唱交響曲「鐘」と呼ばれています。ラフマニノフを聴き始めてしばらくして知ったこの曲。
この曲も、とても素敵な曲。
合唱の詩はエドガー・アラン・ポーの詩のロシア語訳版。
交響曲ですが、マーラーの大地の歌の様に、合唱が入っています。
メロディアス ♪♪、ロマンチック。
人の一生を4つの時期に分け「銀の鐘」「金の鐘」「真鍮の鐘」「鉄の鐘」として、4つの楽章で構成されています。
プロコフィエフのピアノコンチェルト第3番が、スターウォーズの曲の様だとすると(とってもかっこいい曲)、
ラフマニノフの「鐘」は、ディズニーのファンタジー映画に使われそうな、
とてもとてもチャーミングで、そして、雄大さも感じて、聴いているとわくわくする曲。
「銀の鐘」の冒頭の詩はこんな感じ。
鈴をつけた橇の音を聞け
銀の鐘 !!
その旋律はなんという歓喜の世界を予告するのだろう !!
満天の空に散らした星々が
いかに夜の冷気にキラキラまたたくことか
CD はラフマニノフ 合唱交響曲『鐘』、『交響的舞曲』
サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィル、ベルリン放送合唱団。
色付き始めた大イチョウの葉っぱ、
以前の台風で傷ついたけれど、きっと今年も綺麗な紅葉の色を見せてくれるのだと思います、
養生の布の間から、奥の墓地のところのもみじの葉っぱ。
10月桜も、
華奢だけれども凛とした姿。
桜や紫陽花や、イワタバコ etc etc…、また、この後の紅葉の様には、派手さはありませんが、
この時期も秋の季節の素敵な集まりの時。沢山の色彩の中、
東慶寺さんの秋の景色の中で、
ラフマニノフの素敵な曲をゆっくりと聴いていました。
そうそう、
そうなんです??
この日訪れたのには一つの目的もありました。
東慶寺さんのインスタグラムで、来年の干支の土鈴が発売されているのを知りました。
毎年頂いて集めているのですが、
今年のものは遅くなってしまい、いつも白のものを連れて帰ってきているのですが、
子の年だけ、赤のものに ^^;
白のものがなくならないうちに、早めに頂いておこうと思っていました。
そして、
宝蔵のところのショップで、無事に来年の丑年の土鈴、
白の丑の土鈴を頂くことができました。
一つ一つ手作りなので、店の方が3つだして下さり、その中で一番かわいいものを連れて帰ってきました。
無事に目的も果たせたし、
そろそろ帰る時間です。
ラフマと秋の季節の風と光と、良い時間が過ごせました。
山門のところのホトトギスとリンドウに「また来る」と挨拶して、
北鎌倉を後にしました。
赤い子年から白の丑年です。
これで今年もちゃんと越せそう?
もちろん、帰って来てのお供はワイン ♪ もう一度ラフマを聴きながら 笑笑 ♪♪♪♪
一つ報告と言うか情報です。
東慶寺さんのインスタグラムで、少し残念な情報を知ってしまいました。
インスタから抜粋です。
「境内全域、一眼レフカメラでの撮影を当面の間ご遠慮いただいております。
レンズ越しではなく、自身の目で観て感じるお参りのひと時を大切に。
写真撮影のために寺社にお参りするのではなく、
まずは神仏の前で手を合わす心をお忘れなきよう、お願い申し上げます。」
一眼カメラでの境内での撮影は自粛ですね。
ずっと写真を撮らせて頂いたものとしては、とってもとっても残念です。
これからは、こころの写真を撮るのかなと。
暫くの間?
今回がとりあえず最後の東慶寺さんの写真になるのかな…。
キリル・コンドラシンの「鐘」があったので貼っておきます。
" 2020/10/31 Tokeiji & Rachmaninov The Bells "
風の柔らかさとか、光の透明さとか etc etc…が変わっているのに、季節の変わっていく足音とかにも、
そういうもの全てに鈍感になっているなと ^^;
つい最近も、
仕事に行こうとドアを開けると、空気が軽くなっていて、気温がずいぶん下がっているのにようやく気が付きました。
じぶんのことながら、あまりの鈍感さにびっくり。
少し前まではあんなに暑く、空気の質量を感じていたのにと。
仕事や生活の様式が変わり、一番大きいのは一日の、一週間の、一ヶ月の、
生きていく上でのリズムというか、やるべきこと、楽しみ方、過ごし方が変化したせいなのでしょう。
より内向きに、より変化が乏しい、そんな毎日を送らざるを得ないからなんだなぁと。
当然、新しく心の抽斗に仕舞う、綺麗なものや心揺さぶられるものなどに会うこともなくなって、
こころも動くことが少なくなっています。
こんなことでは、いかんいかんと??
家にいて動かなくなり多少太目になった体もですが、こころも運動させないと!!
そんなことを思ったこともあって、朝の目覚めの良さと真っ青な秋の空に誘われ、
10月の最後の土曜日に北鎌倉、東慶寺に朝散歩へと出かけました。
東慶寺さんでは拝観料をお納めしないことになりました。その代わり? 本堂に上がることができるようになったので、
心静かにお参りをさせて頂くように。
じぶんは今までの拝観料にすこしだけ足して賽銭箱に入れるようになりました。
一人だけのお参りの静かな時間。ここ最近、東慶寺さんにお参りさせて頂く際のとても落ち着く良い時間です。
ステイホームの部屋での時間もゆっくりだと思うのですが、
静かに目を閉じて正座して、手を合わせるこの時間もゆっくりとゆっくりと過ぎて行きます。
ただ、その質はずいぶん違うな。静謐、それに、
頬にあたる秋の風は、こころのひだの隙間をも心地く風干ししてくれるかのようです。
非日常の一時は、この時節、とても貴重な時間だなぁと・・・。
本堂から見えるススキたちも時折、ゆらゆらたゆたゆと揺れて・・・。
こころにいっぱいの秋の季節を感じた一時。
ゆっくりとお参りさせて頂き、
東慶寺さんの境内の秋の花たちにゆっくりと会うことに。
長く楽しませてくれた檜扇もすっかり種だけに。
これは「ぬばたま」です。本当に真っ黒の実になるのですね。
宝蔵の前にはシュウメイギクがまだまだ元気に咲いていました。
朝一番のこの時間だと、庭の手入れの方達がいらっしゃいます。
この日も道具を持って手入れをされていました。東慶寺さんの庭がいつ来ても綺麗な花たちでいっぱいなのは、
この方たちのお陰なのですね。
秋の朝のピュアな光の中で、秋の花たちと素敵な時間は、好きな曲と一緒の時間でもあります。
この日連れて行ったのは、
ラフマニノフの合唱交響曲「鐘」。
ステイホームのお陰? 普段聴かない曲の棚卸も。
じぶんは、
モーツアルト、チャイコフスキー、ブラームス、マーラーそして、ラフマニノフetc etc …。
こんな順番でクラシックの作曲家が好きになりましたが、振り返ってみると、やはり、
メロディーのきれいな作曲家を見つけて好きになっていったようです。
ラフマニノフ、まとまって聴く以前は、ピアノコンチェルト2番と3番くらいしか聴いていなかったのですが、
藤谷治さんの「船に乗れ」を読んでチェロソナタが大好きになり、
その後で交響曲第2番の三楽章アダージョにたどり着いて、それからはずっと気に入りの作曲家に。
ラフマニノフの番号付きの交響曲は全部で3曲ですが、
第3番イ短調Op.44 ができるまでは、もう一つの交響曲が3番としてラフマニノフも認めていたとか。
今では、この曲、
合唱交響曲「鐘」と呼ばれています。ラフマニノフを聴き始めてしばらくして知ったこの曲。
この曲も、とても素敵な曲。
合唱の詩はエドガー・アラン・ポーの詩のロシア語訳版。
交響曲ですが、マーラーの大地の歌の様に、合唱が入っています。
メロディアス ♪♪、ロマンチック。
人の一生を4つの時期に分け「銀の鐘」「金の鐘」「真鍮の鐘」「鉄の鐘」として、4つの楽章で構成されています。
プロコフィエフのピアノコンチェルト第3番が、スターウォーズの曲の様だとすると(とってもかっこいい曲)、
ラフマニノフの「鐘」は、ディズニーのファンタジー映画に使われそうな、
とてもとてもチャーミングで、そして、雄大さも感じて、聴いているとわくわくする曲。
「銀の鐘」の冒頭の詩はこんな感じ。
鈴をつけた橇の音を聞け
銀の鐘 !!
その旋律はなんという歓喜の世界を予告するのだろう !!
満天の空に散らした星々が
いかに夜の冷気にキラキラまたたくことか
CD はラフマニノフ 合唱交響曲『鐘』、『交響的舞曲』
サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィル、ベルリン放送合唱団。
色付き始めた大イチョウの葉っぱ、
以前の台風で傷ついたけれど、きっと今年も綺麗な紅葉の色を見せてくれるのだと思います、
養生の布の間から、奥の墓地のところのもみじの葉っぱ。
10月桜も、
華奢だけれども凛とした姿。
桜や紫陽花や、イワタバコ etc etc…、また、この後の紅葉の様には、派手さはありませんが、
この時期も秋の季節の素敵な集まりの時。沢山の色彩の中、
東慶寺さんの秋の景色の中で、
ラフマニノフの素敵な曲をゆっくりと聴いていました。
そうそう、
そうなんです??
この日訪れたのには一つの目的もありました。
東慶寺さんのインスタグラムで、来年の干支の土鈴が発売されているのを知りました。
毎年頂いて集めているのですが、
今年のものは遅くなってしまい、いつも白のものを連れて帰ってきているのですが、
子の年だけ、赤のものに ^^;
白のものがなくならないうちに、早めに頂いておこうと思っていました。
そして、
宝蔵のところのショップで、無事に来年の丑年の土鈴、
白の丑の土鈴を頂くことができました。
一つ一つ手作りなので、店の方が3つだして下さり、その中で一番かわいいものを連れて帰ってきました。
無事に目的も果たせたし、
そろそろ帰る時間です。
ラフマと秋の季節の風と光と、良い時間が過ごせました。
山門のところのホトトギスとリンドウに「また来る」と挨拶して、
北鎌倉を後にしました。
赤い子年から白の丑年です。
これで今年もちゃんと越せそう?
もちろん、帰って来てのお供はワイン ♪ もう一度ラフマを聴きながら 笑笑 ♪♪♪♪
一つ報告と言うか情報です。
東慶寺さんのインスタグラムで、少し残念な情報を知ってしまいました。
インスタから抜粋です。
「境内全域、一眼レフカメラでの撮影を当面の間ご遠慮いただいております。
レンズ越しではなく、自身の目で観て感じるお参りのひと時を大切に。
写真撮影のために寺社にお参りするのではなく、
まずは神仏の前で手を合わす心をお忘れなきよう、お願い申し上げます。」
一眼カメラでの境内での撮影は自粛ですね。
ずっと写真を撮らせて頂いたものとしては、とってもとっても残念です。
これからは、こころの写真を撮るのかなと。
暫くの間?
今回がとりあえず最後の東慶寺さんの写真になるのかな…。
キリル・コンドラシンの「鐘」があったので貼っておきます。
" 2020/10/31 Tokeiji & Rachmaninov The Bells "
北鎌倉東慶寺秋の花たちとBrahms 後期ピアノ曲:20201003 [鎌倉]
少し生命力というか、 楽しむという力が落ちているのかもしれない?
例年なら休みになれば展覧会に行ったり、コンサートホールに出かけたり etc etc…、
芸術の秋であればなおさら、
iphone のカレンダーには毎週末、必ずというほど予定が登録されているのですが…。
今年のは日にちだけです。
Go To 〇〇等も始まっているし、少しはと思うけれど、こころはそちらの方角を向きたがらない。
それでも、唯一、
ここしばらくの楽しみは、週一度の北鎌倉東慶寺さんへの散歩です。
≪シジミチョウ ゼフィルス≫
ブログも何となくで…かなりさぼっていますが、
ほぼ、毎週、東慶寺さんへの散歩は続けています。
≪萩の花も咲いていました≫
10月3日もいつもの様に朝8時過ぎに家を出ました。
Walkman には、大好きな田部京子さん。
ブラームスの後期ピアノ作品集。
6つのピアノ小品 作品118 3つの間奏曲 作品117 4つのピアノ小品 作品119
このアルバム、
秋になると、とても聴きたくなります。
特に117は大好き。
デバッグに、
文庫本「通い猫アルフィーのめぐりあい」と、
サーモスには最近お気に入りの、高橋紅茶店さんのネパール紅茶「ワイルド・サンセット」。
田部さんの優しく繊細なピアノの一音一音を大切に聴きながら、
東慶寺さんの秋の花たちと、一時間くらい秋の良い時間を過ごすことができました。
9月に咲き始めの一輪の花を見つけた、紫苑も…、
見事に満開です。
とても可憐で素敵な秋の花です。
そして、この日にメインで会いたかった彼岸花にも会うことができました。
でも、ファインダー越しに彼岸花たちに会う前に、
本堂へ。
東慶寺さんの本堂に上がらせて頂いて、
一週間の色々なことを思い浮かべながら手を合わせます。…………
すぅーーっ ……… ……… ………………………
……… すぅーーっと 秋の風は通り過ぎて……
良い時間が、流れて行きます。
この時間が、今はとても大切な時間。
………… 今日もお参りすることができました。 そして、
彼岸花たち、
10月に入りましたが、
まだまだ、元気に咲いていてくれました。
毎年、綺麗な彼岸花レッドを魅せてくれるこの花たち、
今年も、じぶんの花暦の一頁を繰ることができました。
嫌われることもある彼岸花ですが、秋のピュアな光を浴びたその姿は、
花弁も蕊もキラキラと輝いて、闊達、元気さと、こころの笑みを与えてくれるんだと思います。
来歴や名前によってのイメージも、もちろんですが、
でも、今のその時の状況で、じぶんの感性で感じることって、やはり大切だなと思いました。
サイバーっぽくて、硬質なルージュ色のこの花は、秋を代表する花、とても綺麗な花。
≪シュウメイギクも元気です≫
若い頃はピアノの名手として演奏を自ら積極的に行い、また重厚なピアノ曲も書いたブラームス。
1885年52歳の時に交響曲第4番を書き上げてからは、少しずつ大作の作曲、ピアニストとしての演奏を絞り
「半分隠居生活」に入っていったとのことです。
そんな半隠居生活の中、1892年59歳の時に作曲された曲が、この日連れて行ったop.117 op.118 op.119。
op.118 と op.119 はシューマンの交響曲第4番の初稿譜の出版に当たって、
クララ・シューマンと思い違いからトラブルになった際に、クララへのお詫び? として
ブラームスからクララへ送られた曲。
シューマン亡き後、生涯敬愛する(愛する)クララへ送られた曲はブラームスのこころからの思いなのでしょう。
op.118 第2曲 間奏曲イ長調…、なんて素敵なピアニシシモ… ♪ 田部さんのピアノはやはり、素敵です。
ブラームスのこころが…一音一音から…。なんて、清々しくピュアなんだろう…。
≪紫苑≫
op.118の第2曲と共にじぶんが好きなのは、
op.117の第1曲変ホ長調。
ブラームス自身が「苦悩の子守歌」と題したop.117。
この第1曲には古いスコットランドの子守歌「ある恵まれない母親の子守歌」の歌詞が冒頭に引用されています。
「安からに眠れわが子 眠れ安らかに美しく わたしはおまえが泣くのを見るのはたまらない…」
子守歌からのインスピレーションを得て作曲されたものなのでしょうが、
ただ、この曲を聴くと、枯葉が舞い落ちる秋の情景…歩んできた長い長い道のり…、
振り返って…。
そんな情景が浮かんできます。
やはり、ライヴで聴きたいな。
田部さんのピアノ、コンサートホールで聴きたいです。
野葡萄も色付き始めた北鎌倉、東慶寺さんの境内、
楽しみの力を少しですが、充電できたように思いました。
しばらくは心地良い秋の日が続くのでしょうか。
来週も鎌倉を、気に入りの音楽を連れて散歩してみたいと思う自分なのでした 笑。
そうそう、この日連れて行った文庫本、「通い猫アルフィー」もシリーズは6作目です。
一軒の家族だけではなくて、何件かの家族に愛されている通い猫アルフィー、大切な多くの家族たちのことをいつも心配し、みんなが幸せになれるように気を配っています。
そんなアルフィーが色々な問題を解決していく、そんなシリーズなのですが、これで6冊目。
日本にもたくさんの読者がいるようで、猫の仲間にはハナちゃんと言う日本から来た雌猫も最近加わりました。
6冊目の今冊でも、孤独になってしまいそうな老人たちを助けて、子犬の世話もして(この子犬、自分のことを猫だと思っています 笑)・・・大活躍のアルフィー。
前作で最愛のタイガーを病気で亡くしてしまいましたが、今作では初恋のスノーボールとの再会も…。
今作も目が離せない・・・色々なことがあって、一気読みで面白かったです。
高橋紅茶店さんの猫のイラスト入りの紅茶「ワイルド・サンセット」を頂きながら、
撮ってきた写真を選びながらの素敵な一時を過ごさせて頂きました。
" 2020/10/03 Kitakamakura Tokeiji & Brahms Piano Works Kyoko Tabe "
例年なら休みになれば展覧会に行ったり、コンサートホールに出かけたり etc etc…、
芸術の秋であればなおさら、
iphone のカレンダーには毎週末、必ずというほど予定が登録されているのですが…。
今年のは日にちだけです。
Go To 〇〇等も始まっているし、少しはと思うけれど、こころはそちらの方角を向きたがらない。
それでも、唯一、
ここしばらくの楽しみは、週一度の北鎌倉東慶寺さんへの散歩です。
≪シジミチョウ ゼフィルス≫
ブログも何となくで…かなりさぼっていますが、
ほぼ、毎週、東慶寺さんへの散歩は続けています。
≪萩の花も咲いていました≫
10月3日もいつもの様に朝8時過ぎに家を出ました。
Walkman には、大好きな田部京子さん。
ブラームスの後期ピアノ作品集。
6つのピアノ小品 作品118 3つの間奏曲 作品117 4つのピアノ小品 作品119
このアルバム、
秋になると、とても聴きたくなります。
特に117は大好き。
デバッグに、
文庫本「通い猫アルフィーのめぐりあい」と、
サーモスには最近お気に入りの、高橋紅茶店さんのネパール紅茶「ワイルド・サンセット」。
田部さんの優しく繊細なピアノの一音一音を大切に聴きながら、
東慶寺さんの秋の花たちと、一時間くらい秋の良い時間を過ごすことができました。
9月に咲き始めの一輪の花を見つけた、紫苑も…、
見事に満開です。
とても可憐で素敵な秋の花です。
そして、この日にメインで会いたかった彼岸花にも会うことができました。
でも、ファインダー越しに彼岸花たちに会う前に、
本堂へ。
東慶寺さんの本堂に上がらせて頂いて、
一週間の色々なことを思い浮かべながら手を合わせます。…………
すぅーーっ ……… ……… ………………………
……… すぅーーっと 秋の風は通り過ぎて……
良い時間が、流れて行きます。
この時間が、今はとても大切な時間。
………… 今日もお参りすることができました。 そして、
彼岸花たち、
10月に入りましたが、
まだまだ、元気に咲いていてくれました。
毎年、綺麗な彼岸花レッドを魅せてくれるこの花たち、
今年も、じぶんの花暦の一頁を繰ることができました。
嫌われることもある彼岸花ですが、秋のピュアな光を浴びたその姿は、
花弁も蕊もキラキラと輝いて、闊達、元気さと、こころの笑みを与えてくれるんだと思います。
来歴や名前によってのイメージも、もちろんですが、
でも、今のその時の状況で、じぶんの感性で感じることって、やはり大切だなと思いました。
サイバーっぽくて、硬質なルージュ色のこの花は、秋を代表する花、とても綺麗な花。
≪シュウメイギクも元気です≫
若い頃はピアノの名手として演奏を自ら積極的に行い、また重厚なピアノ曲も書いたブラームス。
1885年52歳の時に交響曲第4番を書き上げてからは、少しずつ大作の作曲、ピアニストとしての演奏を絞り
「半分隠居生活」に入っていったとのことです。
そんな半隠居生活の中、1892年59歳の時に作曲された曲が、この日連れて行ったop.117 op.118 op.119。
op.118 と op.119 はシューマンの交響曲第4番の初稿譜の出版に当たって、
クララ・シューマンと思い違いからトラブルになった際に、クララへのお詫び? として
ブラームスからクララへ送られた曲。
シューマン亡き後、生涯敬愛する(愛する)クララへ送られた曲はブラームスのこころからの思いなのでしょう。
op.118 第2曲 間奏曲イ長調…、なんて素敵なピアニシシモ… ♪ 田部さんのピアノはやはり、素敵です。
ブラームスのこころが…一音一音から…。なんて、清々しくピュアなんだろう…。
≪紫苑≫
op.118の第2曲と共にじぶんが好きなのは、
op.117の第1曲変ホ長調。
ブラームス自身が「苦悩の子守歌」と題したop.117。
この第1曲には古いスコットランドの子守歌「ある恵まれない母親の子守歌」の歌詞が冒頭に引用されています。
「安からに眠れわが子 眠れ安らかに美しく わたしはおまえが泣くのを見るのはたまらない…」
子守歌からのインスピレーションを得て作曲されたものなのでしょうが、
ただ、この曲を聴くと、枯葉が舞い落ちる秋の情景…歩んできた長い長い道のり…、
振り返って…。
そんな情景が浮かんできます。
やはり、ライヴで聴きたいな。
田部さんのピアノ、コンサートホールで聴きたいです。
野葡萄も色付き始めた北鎌倉、東慶寺さんの境内、
楽しみの力を少しですが、充電できたように思いました。
しばらくは心地良い秋の日が続くのでしょうか。
来週も鎌倉を、気に入りの音楽を連れて散歩してみたいと思う自分なのでした 笑。
そうそう、この日連れて行った文庫本、「通い猫アルフィー」もシリーズは6作目です。
一軒の家族だけではなくて、何件かの家族に愛されている通い猫アルフィー、大切な多くの家族たちのことをいつも心配し、みんなが幸せになれるように気を配っています。
そんなアルフィーが色々な問題を解決していく、そんなシリーズなのですが、これで6冊目。
日本にもたくさんの読者がいるようで、猫の仲間にはハナちゃんと言う日本から来た雌猫も最近加わりました。
6冊目の今冊でも、孤独になってしまいそうな老人たちを助けて、子犬の世話もして(この子犬、自分のことを猫だと思っています 笑)・・・大活躍のアルフィー。
前作で最愛のタイガーを病気で亡くしてしまいましたが、今作では初恋のスノーボールとの再会も…。
今作も目が離せない・・・色々なことがあって、一気読みで面白かったです。
高橋紅茶店さんの猫のイラスト入りの紅茶「ワイルド・サンセット」を頂きながら、
撮ってきた写真を選びながらの素敵な一時を過ごさせて頂きました。
" 2020/10/03 Kitakamakura Tokeiji & Brahms Piano Works Kyoko Tabe "
北鎌倉東慶寺_檜扇と女郎花&ラフマニノフ_ピアノソナタ2番:20200802 [鎌倉]
車窓から眺める景色が好きです。
一番前の車両の一番前のシートからなら、尚更。
そう言えば、子供の頃、
大船の叔父の家に向かう際は、靴を脱ぎ窓の下に両手を揃え、じっと眺めていたなと…。
とおーいむかしの想い出…です。
横浜のビルの街並みから、ようやく梅雨が明けた青空と白い雲、夏の濃い緑へと変わっていく景色を眺めていると、
ここのところずっと続いていた、こころが軋むような通奏低音も、気づけば聞こえなくなっていました。
梅雨が明けたら、もう一度行ってみようと決めていた北鎌倉東慶寺へと向かう横須賀線からの景色。
ネット配信のコンサートを視聴したことをきっかけに、覗くようになったインスタグラムですが、
東慶寺さんもインスタをやられていて、その日毎の東慶寺の様子を知ることができます。
檜扇の最初の花が咲いたこと、毎年見ていたのに、名前を知らなかった花は水無月ということ、
境内にある小さな石仏は二十三夜講に由来すること etc etc …を教えて頂くと、
心の中は「行きたい靄」が蔓延状態に。
コロナ禍、外出は躊躇する気持ちもありましたが、8月2日の日曜日、
開門の時間に合わせて家を出ました。
デバッグには、amazon から届いた村上春樹さんの久しぶりの短編集「一人称単数」、
いつもの相棒たち、E-M1 とE-M1Mr2 。
Walkman には、今気に入っている ボリス・ギルトトブルグ のラフマニノフのピアノソナタ第2番。
今まで、グリモーやアシュケナージをよく聴いていましたが、ギルトブルグの演奏も素敵です。
北鎌倉の駅を降り立ち、東慶寺さんの山門前に着くと、
お寺の方でしょうか、花を切っていらっしゃいました。
軽く会釈をして久しぶりの東慶寺です。
紫陽花が終わって萩の花はまだ蕾も見えない、花の季節としては端境期でしょうか。
それでも、
名残のムラサキツユクサ、
小さな釣り鐘の様な可愛い花たちも、迎えてくれました(これもインスタで教えて頂きましたがツリガネニンジンと言うそうです)。
そして、これが今、東慶寺さんが行われている「大地再生」のようです。枯葉や炭? 土壌を変えるためなのでしょうか、
いつもの土とは明らかに違った土があちこちに。
前にも少し書きましたが、東慶寺の大切な古木の梅達が最近、元気がなく実も少なくなっているとのこと。
他のお寺では樹齢500年のものも元気だということを知られ(東慶寺の梅達は100年くらいなのだそうです)、
「大地再生」、土の改良等をされているとか。
コンクリート等がそばにあるのは植物にはあまり良くないとのことです。
自然を弱らせずに人と共存してもらう…、そんなことを目指されているのですね。
「大地再生」、
今後効果が表れ、梅の古木が、四季の花たちが、もっともっと元気になると良いですね。
こちらは梅の木の養生でしょうか、布が幹と枝に巻かれていました。
来年も綺麗な梅の花を咲かせてくれるといいな。
端境期の花模様ではありましたが、
今が一番元気な花たちも。
元気イエローの女郎花は、この前来た時よりももっともっと元気に咲いていました。
門がなくなった本堂にお参りをさせて頂きます。
今までは上がることができなかった本堂ですが、
緊急事態宣言の解除後、参拝を再開されてからは、本堂に上がらせて頂いて、
御本尊の釈迦如来像にお参りさせて頂くことができるようになりました。
誰もいない境内の本堂。
手を合わせ静かにお参りをさせて頂きます。 目を閉じ、最近のことを思い返しながらお祈りする静かな時間。
セミの声、小枝のそよぎ、etc etc …、境内の静かな音たちが聞こえてきます。
爽やかな風。頬に…、こころの中まで急に視界が開けた感じがしました。
本堂で、ご本尊のこんなに近くで、お参りさせて頂けて、とても素敵な時間。
この前訪れた時には一輪だけだった檜扇も、
多くの花はすでに終わって種の「ぬば玉」が丸く膨らんでいました。
檜扇の写真を撮っていたら、ダイミョウセセリがふわり。
可愛い蝶です。
東慶寺さんのインスタにも載っていたので、この子は檜扇が大好きな様子。
朝の早い時間でしたが、売店が開いていたので、
東慶寺さんのオリジナルのお線香を買わせて頂き、お店の外で水分補給をさせて頂きました。
9時過ぎですが、写真を撮っているとかなりの汗です。マスクもしているし、水分補給はこまめにしないと、です。
日差しは強いけれど、木陰に入ると北鎌倉の心地よい風。
風を感じながら、
ラフマニノフ ピアノソナタ第2番 変ロ短調 作品36…、
ギルトブルグの第2楽章…、Non allegro. Lento
リリシズム…、優しさと、静けさと…は、北鎌倉での一時を過ごすのにぴったりでした。
グリモーはどちらかと言うと力強さを感じるラフマニノフ。
アシュケナージの演奏は、思いが込められたロマンチックな演奏。
ギルトブルグはアシュケナージより、もっともっと繊細な感じがして、聴いていると、こころがキュンとしてしまいます。
ピリスではないですが、ピアニシモが、とてもとても素敵です。
ラフマニノフが好きな方は一度聴いていただいても。
リリシズムにあふれていますが、でも、感情に流されてはいない、一音一音が大切な掌中の珠の様に奏でられています。
ラフマニノフを聴きながら、宝蔵前のカノコユリ、
白い桔梗、
ギボウシともファインダー越しに…。
ラフマニノフの2番が付く曲は好きな曲。交響曲もピアノコンチェルトも、
このピアノソナタも ♬
独り占めの境内で、
ギルトブルグのラフマニノフ、音達と静かな静かなその間と…、心地よい風に紡がれて。
紡がれ…
良い時を過ごさせて頂きました。
感染の拡大がおさまりません。
アクセル踏みながらブレーキとか、暖房いれながら冷房とか etc etc…色々ですが、
集約すると、お金は使って欲しいけれど、できれば外に出るな、人と会うな、なのでしょう。
それも分かるし、出かけても色々と注意しなければならないし、
マスクを着けたまま歩くのは本当に暑いし…です。 だから、家に、部屋にこもっていた方が良い?
でも、それだけだと「こころ」は死んでしまうのかもしれない。
この災厄は長引きそうですが、
「こころ」は死なせないようにしないといけない。
そんな風に思った8月の日曜日の、北鎌倉とラフマニノフ。
帰って来て冷たく冷やした白ワインを頂きました。
近くの成城石井さんのイタリアワインの種類は、ほぼ飲んでしまったので、
アマゾンから大人買いではないですが、色々取り混ぜて6本買いました。
そのうちの一本、「デッリ・アッツィオーニ・シャルドネ I.G.T マルケ 2018」。
デッリ・アッツィオーニはマルケ州に14世紀から伝わる老舗ワイナリーなのだそうです。
辛口で、冷たく冷やして夏に頂くには最適なワインだなと b^^
甘み・渋み・酸味のバランスが良く、軽快で飲みやすかったです。くいくい、くいくい。
気が付くと一本開いていました。orz また、飲み過ぎてしまいました。
東慶寺さんのお香。
以前は源氏シリーズを良く頂いていましたが、源氏シリーズは取り扱わなくなったとのこと。
その代わりではないですが、東慶寺さんのオリジナルのお線香です。
お香もパッケージのデザインもすべてオリジナル。
水月と空華の2種類がありましたが、そのうち今回は「空華」を頂いてきました。
甘い香りですが、通り抜けるようなすっきり感も。
ステイホームで、読書や音楽を聴く際に焚かせて頂いています。次は「水月」を頂いてこようかと。
ギルトブルグの2番ソナタはなかったのですが、10の前奏曲 Op.23 があったので。
" 2020/08/02 Kitakamakura Tokeiji & Rachmaninov Piano Nonata No.2 Boris Giltburg "
一番前の車両の一番前のシートからなら、尚更。
そう言えば、子供の頃、
大船の叔父の家に向かう際は、靴を脱ぎ窓の下に両手を揃え、じっと眺めていたなと…。
とおーいむかしの想い出…です。
横浜のビルの街並みから、ようやく梅雨が明けた青空と白い雲、夏の濃い緑へと変わっていく景色を眺めていると、
ここのところずっと続いていた、こころが軋むような通奏低音も、気づけば聞こえなくなっていました。
梅雨が明けたら、もう一度行ってみようと決めていた北鎌倉東慶寺へと向かう横須賀線からの景色。
ネット配信のコンサートを視聴したことをきっかけに、覗くようになったインスタグラムですが、
東慶寺さんもインスタをやられていて、その日毎の東慶寺の様子を知ることができます。
檜扇の最初の花が咲いたこと、毎年見ていたのに、名前を知らなかった花は水無月ということ、
境内にある小さな石仏は二十三夜講に由来すること etc etc …を教えて頂くと、
心の中は「行きたい靄」が蔓延状態に。
コロナ禍、外出は躊躇する気持ちもありましたが、8月2日の日曜日、
開門の時間に合わせて家を出ました。
デバッグには、amazon から届いた村上春樹さんの久しぶりの短編集「一人称単数」、
いつもの相棒たち、E-M1 とE-M1Mr2 。
Walkman には、今気に入っている ボリス・ギルトトブルグ のラフマニノフのピアノソナタ第2番。
今まで、グリモーやアシュケナージをよく聴いていましたが、ギルトブルグの演奏も素敵です。
北鎌倉の駅を降り立ち、東慶寺さんの山門前に着くと、
お寺の方でしょうか、花を切っていらっしゃいました。
軽く会釈をして久しぶりの東慶寺です。
紫陽花が終わって萩の花はまだ蕾も見えない、花の季節としては端境期でしょうか。
それでも、
名残のムラサキツユクサ、
小さな釣り鐘の様な可愛い花たちも、迎えてくれました(これもインスタで教えて頂きましたがツリガネニンジンと言うそうです)。
そして、これが今、東慶寺さんが行われている「大地再生」のようです。枯葉や炭? 土壌を変えるためなのでしょうか、
いつもの土とは明らかに違った土があちこちに。
前にも少し書きましたが、東慶寺の大切な古木の梅達が最近、元気がなく実も少なくなっているとのこと。
他のお寺では樹齢500年のものも元気だということを知られ(東慶寺の梅達は100年くらいなのだそうです)、
「大地再生」、土の改良等をされているとか。
コンクリート等がそばにあるのは植物にはあまり良くないとのことです。
自然を弱らせずに人と共存してもらう…、そんなことを目指されているのですね。
「大地再生」、
今後効果が表れ、梅の古木が、四季の花たちが、もっともっと元気になると良いですね。
こちらは梅の木の養生でしょうか、布が幹と枝に巻かれていました。
来年も綺麗な梅の花を咲かせてくれるといいな。
端境期の花模様ではありましたが、
今が一番元気な花たちも。
元気イエローの女郎花は、この前来た時よりももっともっと元気に咲いていました。
門がなくなった本堂にお参りをさせて頂きます。
今までは上がることができなかった本堂ですが、
緊急事態宣言の解除後、参拝を再開されてからは、本堂に上がらせて頂いて、
御本尊の釈迦如来像にお参りさせて頂くことができるようになりました。
誰もいない境内の本堂。
手を合わせ静かにお参りをさせて頂きます。 目を閉じ、最近のことを思い返しながらお祈りする静かな時間。
セミの声、小枝のそよぎ、etc etc …、境内の静かな音たちが聞こえてきます。
爽やかな風。頬に…、こころの中まで急に視界が開けた感じがしました。
本堂で、ご本尊のこんなに近くで、お参りさせて頂けて、とても素敵な時間。
この前訪れた時には一輪だけだった檜扇も、
多くの花はすでに終わって種の「ぬば玉」が丸く膨らんでいました。
檜扇の写真を撮っていたら、ダイミョウセセリがふわり。
可愛い蝶です。
東慶寺さんのインスタにも載っていたので、この子は檜扇が大好きな様子。
朝の早い時間でしたが、売店が開いていたので、
東慶寺さんのオリジナルのお線香を買わせて頂き、お店の外で水分補給をさせて頂きました。
9時過ぎですが、写真を撮っているとかなりの汗です。マスクもしているし、水分補給はこまめにしないと、です。
日差しは強いけれど、木陰に入ると北鎌倉の心地よい風。
風を感じながら、
ラフマニノフ ピアノソナタ第2番 変ロ短調 作品36…、
ギルトブルグの第2楽章…、Non allegro. Lento
リリシズム…、優しさと、静けさと…は、北鎌倉での一時を過ごすのにぴったりでした。
グリモーはどちらかと言うと力強さを感じるラフマニノフ。
アシュケナージの演奏は、思いが込められたロマンチックな演奏。
ギルトブルグはアシュケナージより、もっともっと繊細な感じがして、聴いていると、こころがキュンとしてしまいます。
ピリスではないですが、ピアニシモが、とてもとても素敵です。
ラフマニノフが好きな方は一度聴いていただいても。
リリシズムにあふれていますが、でも、感情に流されてはいない、一音一音が大切な掌中の珠の様に奏でられています。
ラフマニノフを聴きながら、宝蔵前のカノコユリ、
白い桔梗、
ギボウシともファインダー越しに…。
ラフマニノフの2番が付く曲は好きな曲。交響曲もピアノコンチェルトも、
このピアノソナタも ♬
独り占めの境内で、
ギルトブルグのラフマニノフ、音達と静かな静かなその間と…、心地よい風に紡がれて。
紡がれ…
良い時を過ごさせて頂きました。
感染の拡大がおさまりません。
アクセル踏みながらブレーキとか、暖房いれながら冷房とか etc etc…色々ですが、
集約すると、お金は使って欲しいけれど、できれば外に出るな、人と会うな、なのでしょう。
それも分かるし、出かけても色々と注意しなければならないし、
マスクを着けたまま歩くのは本当に暑いし…です。 だから、家に、部屋にこもっていた方が良い?
でも、それだけだと「こころ」は死んでしまうのかもしれない。
この災厄は長引きそうですが、
「こころ」は死なせないようにしないといけない。
そんな風に思った8月の日曜日の、北鎌倉とラフマニノフ。
帰って来て冷たく冷やした白ワインを頂きました。
近くの成城石井さんのイタリアワインの種類は、ほぼ飲んでしまったので、
アマゾンから大人買いではないですが、色々取り混ぜて6本買いました。
そのうちの一本、「デッリ・アッツィオーニ・シャルドネ I.G.T マルケ 2018」。
デッリ・アッツィオーニはマルケ州に14世紀から伝わる老舗ワイナリーなのだそうです。
辛口で、冷たく冷やして夏に頂くには最適なワインだなと b^^
甘み・渋み・酸味のバランスが良く、軽快で飲みやすかったです。くいくい、くいくい。
気が付くと一本開いていました。orz また、飲み過ぎてしまいました。
東慶寺さんのお香。
以前は源氏シリーズを良く頂いていましたが、源氏シリーズは取り扱わなくなったとのこと。
その代わりではないですが、東慶寺さんのオリジナルのお線香です。
お香もパッケージのデザインもすべてオリジナル。
水月と空華の2種類がありましたが、そのうち今回は「空華」を頂いてきました。
甘い香りですが、通り抜けるようなすっきり感も。
ステイホームで、読書や音楽を聴く際に焚かせて頂いています。次は「水月」を頂いてこようかと。
ギルトブルグの2番ソナタはなかったのですが、10の前奏曲 Op.23 があったので。
" 2020/08/02 Kitakamakura Tokeiji & Rachmaninov Piano Nonata No.2 Boris Giltburg "
北鎌倉_久しぶりの東慶寺_チャイコフスキー ヴァイオリンコンチェルトと音楽散歩再開:20200620 [鎌倉]
オレンジの光たちが元気に跳ね、
ピュアに爽やかな色に染まって、窓は、きらきら、きらきらきら。
淹れたてのコーヒーを頂きながら、ヴァイオリンの音に包まれて、
土曜日の朝の目覚めです。
前の日は冷たい雨の中、
竹橋の近代美術館まで「ピーター・ドイグ展」に行ってきました。3か月ぶりの展覧会は、何だかじーーん。
ピーター・ドイグの作品はもちろん素晴らしかったのですが、とにかくとにかく、絵たちと、会いたかった。
とにかく、美術館に行きたかったです。
そして、ようやく、良い時間を近代美術館で過ごすことができました(ピーター・ドイグ展のことはブログにも落ち着いたらと思っています)。
その余韻で一日大人しくしていようと思っていたのですが…。
朝の元気で爽やかな光たちに誘われてしまいました。
デバッグには、久しぶりの相棒たち、E-M1に12-40mm 、E-M1 MrⅡに50-200mm。
文春文庫「ストラディヴァリとグァルネリ ヴァイオリン千年の夢」、
Walkman には チャイコフスキーヴァイオリンコンチェルト を入れて、久しぶりの音楽散歩へ !!
こちらは、ほぼ4か月ぶり? の北鎌倉東慶寺でした。
東慶寺さんは6月18日まで拝観停止で、19日から再開でした。
梅雨の晴れ間の青空の下、
北鎌倉駅を降りていつもの道を東慶寺の方へ歩きます。
見慣れた景色ですが、でも、とても新鮮な景色でもありました。
通い始めて何十年にもなりますが、
こんなに間が空いたのは、もしかすると初めてかもしれません。
駅から降りて信号を渡って左。
やま本そば屋さんの後ろは、こんなに広々としていたっけ? こんなに大きな紫陽花の株があったかな?
などと…、東慶寺に向かう短い道のりの間にも、色々な?? がたくさん。
本当に久しぶりなのだなと、じぶんで納得してしまいました。
そして、押しボタン式の信号機が緑に替わるのを待って、
久し振りの山門にたどり着きました。
紫陽花たちはまだ咲いているのかと、家を出るときには心配していました。
北鎌倉では紫陽花だと明月院が有名ですが、東慶寺もこの時期には紫陽花がいっぱい。しかも、色んな種類の紫陽花でいっぱいなのですが、まだ咲いていてくれるのかなと。
終わりに近づいて、白っぽくなった青の紫陽花もありましたが、
でもでも、紫や赤のガク紫陽花たち etc etc …、ほとんどの紫陽花はちゃんと待っていてくれました。
そうそう、
東慶寺は4か月ぶりだと? 色々と変わっていましたが、特に大きな二つの変化がありました。
一つは、拝観料を、今までは200円を山門をくぐったところでお納めしていたのですが、
「静かにお参りして頂きたいので、拝観料は頂きません」と掲示があって、拝観料がなくなっていました。
前の記事であることがきっかけで、インスタグラムのアカウントを作ったと書きましたが、
東慶寺さんのインスタに、「お庭のお手入れでも必要と思います。お納めしたい。」とコメントしました。すると、
「手入れは大丈夫です。お志はお賽銭としてお願いします。」とのこと。
今までもお参りした際にはお賽銭を入れてお祈りしていましたが、今後は拝観料だった分もお納めしようと思います。
これからも、花たちに囲まれた素晴らしい庭の寺で静かにお参りしたいです。
もう一つは、上の3枚の写真を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
本堂のところの黒塀と門がなくなっていました。景観も随分と変わっていて、びっくりしました。
やはりインスタでお尋ねしたところ、「お参りしやすく、本堂に入りやすくするため。」とのことでした。
あの黒塀と門の感じも好きでしたが、確かになくなってみて、
広々と、余計に「自然の中のお寺感」が強くなったなと思いました。
もしかすると今まで本堂に気付かなかった方達もいたのかもしれませんが、
これなら、お参りもしやすくなるのかなと思いました。
山門をくぐってしばらくの間は、来れなかった間の、あんなこと、こんなことにびっくりしていましたが、
それも次第に慣れて来れば…、
東慶寺さんの花たちです。
ドクダミ、八重のドクダミ、たくさんの種類の紫陽花たち、ホタルブクロ、ねじ花、ツユクサ etc etc…。
たくさんの花たちが咲いていてくれたんだなと…。
部屋に巣ごもりしていた間も会いたいな、今頃は…などと、ずっと思っていました…。 そして、
夢中になって変化を追ってしまっていましたが、
気が付けば、
第2楽章はアンダンテ ♪
Walkman からは、チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト ♪
ニ長調 Op.35。
古い録音ですが、オーマンディ指揮,フィアデルフィア管弦楽団、アイザック・スターンのヴァイオリン。
ロシアの哀愁と、草原に風が吹き抜けるような疾走感がとても素敵な曲。
スターンのヴァイオリンも天高く駆け登る様に響き渡り、時に力強く素敵です。
スターンのヴァイオリンはグァルネリ・デル・ジェス。
18世紀の半ばに作られたストラディヴァリウスと双璧のヴァイオリンの名器。
ストラディヴァリウスよりも男性的な音かもしれないな、などと心の中で。
ヴァイオリンは不思議な楽器。
16世紀イタリア、クレモナの、アンドレア・アマティによって今の形が作られ、
以後、今までに500年くらい経ちますが、これ以上の形はないとされています。
500年前に究極のフォルムが突如としてイタリアで出来上がったということなのだと。不思議、不思議です。
そして、有名なストラディヴァリウスなどの名工が短い間に次々と現れ、
とても古い楽器なのに、それから作られたどのヴァイオリンよりも良い音を奏でるのだと。
ブログにも書いたことがありますが、好きな小説、ヴァイオリン職人であるジャンニが活躍する「ヴァイオリン職人」シリーズがあります。
一番最新の本は、ノルウェーのハルダンゲル・フィドルというヴァイオリンの仲間の楽器が出てきましたが、
このシリーズの面白さは推理小説の謎解きと共に、有名なヴァイオリンが登場することです。
ストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェスのこと、
パガニーニやオーレ・ブル等の演奏家のことと共に、このシリーズで多くのことを知りました。
この日にデバッグに入れて行った、文春文庫「ストラディヴァリとグァルネリ ヴァイオリン千年の夢」も、
もっとこれら、ヴァイオリンのことを知りたくて買いました。
読んでみると、更に興味津々に。
長くなってしまうので止めておきますが、ストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェスを一人の人が弾き比べをしても無駄なのだとか。
ヴァイオリンは、特に良いヴァイオリンは、とてもパーソナルなもの。
長年弾いていると、弾き手の癖とか音を覚え、良く響くように、音色が独特になっていくものなのだと。
逆に言うと、一見さんはお断りなのですね。
少し暑かったですが、木陰に入れば爽やかな東慶寺さんの風が…頬と首筋の辺りに。
汗もすーっと引っ込んでしまいます。
スターンの弾くグァルネリ・デル・ジェスのコンチェルトを聴きながら、久しぶりです。
ここでの、素敵な一時。
それから、書いておかないといけないこと。
流石にもう終わっているだろうと諦めていた、紫色の可愛い宇宙人君たちのことです。
崖のところの群生の場所は、もうほとんど花は落ちていましたが、階段の上の歴代の住持さん墓塔のあるところ、
少しでしたが……、イワタバコ君が…、
残っていてくれました。
本当に4つ、5つと言う数だけだったけれど、
それでも、今年も…可愛い紫色の宇宙人君たち、東慶寺の宇宙人君たちに会うことができました。
北鎌倉にイワタバコの咲いている場所は何か所かあるけれど、
じぶんは、やはり初めて紫の宇宙人君たちに会った、
ここ、東慶寺の宇宙人君たちが一番好きです。一番大切です。
そして、気になっていたところ。
昨年の台風で吹き飛ばされてしまった奥の、
もみじの樹たちのその後のこと。
庭師の方達が、今も手を尽くして頂いていました…。
その傷を、千切れた跡を見ると心がぎゅっと痛くなりますが、それでも、緑の葉がすくすくとです。
元通り、
いえ、秋のキラキラの景色を再び見ることができるのには、
時が必要なのだと思うけれど、
若い葉っぱたちはすくすくと育っています。それは何より。
それが見られたのは、なにより…。
新ウィルスの影響はとても大きいです。
生活様式は大きく変えなくてはいけないのかもしれない。
東京では55人、48人。50人を超えて、
自粛の時の様な感染者の数です。 通勤時は以前の様な電車の混み様。マスクをしていない人も多いし大きな声で話している方達も。
正直、これで大丈夫なのかなと。
職場でも、ソーシャルディスタンス? と思うことがあり、後輩たちには、ソーシャルディスタンスだよ!! ^^;
じぶんにとって大切な場所、
美術館、 アーティゾン美術館、西洋美術館、近代美術館 etc etc …、
コンサートホール、 NHK交響楽団、日本フィル、インキネンさん、松田華音さん、ブニアティシヴィリ etc etc …、
北鎌倉、 円覚寺、浄智寺、建長寺、明月院、そして、東慶寺の花たち、花暦。
再び、何か月も会えない、
訪れることができない、
そんなことがない様に、切に願う次第です。
そのために、みんなで気を付けねばならないことが分かって来ているのかなと。
それを守って。いつでも、花たちにも会いに来れますように。
4か月ぶりの東慶寺。
茜色の紫陽花、
なごりのイワタバコ達に会えて本当によかったです。
そして、来週も、再来週も、又、再び訪れることができるよう。
皆さんともご一緒できますように !!
東慶寺さんに行くことができて、こころと気持ちはとてもハイに b^^
帰りに、恒例の成城石井さんのワインです。
赤は「カンピオーネ サンジョベーゼ リゼルヴァ」、24ヶ月熟成なのだそうで、フルーティーだけれどタンニンの様な渋みもあって、美味しいワインでした。
白は「ラピウマ ペコリーノ」、これはもう清涼飲料? 爽やかな飲み心地で、くいくいくい!!
2本で3,000円でおつりが来ましたが、美味しいワインでした。
最近はピアノばかり聴いていましたが、「ヴァイオリン職人」の影響でここのところはヴァイオリンの曲をよく聴いています。
ストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェスなど、あの演奏家は何という楽器を使っている?
今日も、新しく2枚のチャイコが届いたので、ストラディヴァリウスの音を楽しみたいと思います。
" 2020/06/20 Kitakamakura Tokeiji & Tchaikovsky Violin Concerto in D major "
ピュアに爽やかな色に染まって、窓は、きらきら、きらきらきら。
淹れたてのコーヒーを頂きながら、ヴァイオリンの音に包まれて、
土曜日の朝の目覚めです。
前の日は冷たい雨の中、
竹橋の近代美術館まで「ピーター・ドイグ展」に行ってきました。3か月ぶりの展覧会は、何だかじーーん。
ピーター・ドイグの作品はもちろん素晴らしかったのですが、とにかくとにかく、絵たちと、会いたかった。
とにかく、美術館に行きたかったです。
そして、ようやく、良い時間を近代美術館で過ごすことができました(ピーター・ドイグ展のことはブログにも落ち着いたらと思っています)。
その余韻で一日大人しくしていようと思っていたのですが…。
朝の元気で爽やかな光たちに誘われてしまいました。
デバッグには、久しぶりの相棒たち、E-M1に12-40mm 、E-M1 MrⅡに50-200mm。
文春文庫「ストラディヴァリとグァルネリ ヴァイオリン千年の夢」、
Walkman には チャイコフスキーヴァイオリンコンチェルト を入れて、久しぶりの音楽散歩へ !!
こちらは、ほぼ4か月ぶり? の北鎌倉東慶寺でした。
東慶寺さんは6月18日まで拝観停止で、19日から再開でした。
梅雨の晴れ間の青空の下、
北鎌倉駅を降りていつもの道を東慶寺の方へ歩きます。
見慣れた景色ですが、でも、とても新鮮な景色でもありました。
通い始めて何十年にもなりますが、
こんなに間が空いたのは、もしかすると初めてかもしれません。
駅から降りて信号を渡って左。
やま本そば屋さんの後ろは、こんなに広々としていたっけ? こんなに大きな紫陽花の株があったかな?
などと…、東慶寺に向かう短い道のりの間にも、色々な?? がたくさん。
本当に久しぶりなのだなと、じぶんで納得してしまいました。
そして、押しボタン式の信号機が緑に替わるのを待って、
久し振りの山門にたどり着きました。
紫陽花たちはまだ咲いているのかと、家を出るときには心配していました。
北鎌倉では紫陽花だと明月院が有名ですが、東慶寺もこの時期には紫陽花がいっぱい。しかも、色んな種類の紫陽花でいっぱいなのですが、まだ咲いていてくれるのかなと。
終わりに近づいて、白っぽくなった青の紫陽花もありましたが、
でもでも、紫や赤のガク紫陽花たち etc etc …、ほとんどの紫陽花はちゃんと待っていてくれました。
そうそう、
東慶寺は4か月ぶりだと? 色々と変わっていましたが、特に大きな二つの変化がありました。
一つは、拝観料を、今までは200円を山門をくぐったところでお納めしていたのですが、
「静かにお参りして頂きたいので、拝観料は頂きません」と掲示があって、拝観料がなくなっていました。
前の記事であることがきっかけで、インスタグラムのアカウントを作ったと書きましたが、
東慶寺さんのインスタに、「お庭のお手入れでも必要と思います。お納めしたい。」とコメントしました。すると、
「手入れは大丈夫です。お志はお賽銭としてお願いします。」とのこと。
今までもお参りした際にはお賽銭を入れてお祈りしていましたが、今後は拝観料だった分もお納めしようと思います。
これからも、花たちに囲まれた素晴らしい庭の寺で静かにお参りしたいです。
もう一つは、上の3枚の写真を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
本堂のところの黒塀と門がなくなっていました。景観も随分と変わっていて、びっくりしました。
やはりインスタでお尋ねしたところ、「お参りしやすく、本堂に入りやすくするため。」とのことでした。
あの黒塀と門の感じも好きでしたが、確かになくなってみて、
広々と、余計に「自然の中のお寺感」が強くなったなと思いました。
もしかすると今まで本堂に気付かなかった方達もいたのかもしれませんが、
これなら、お参りもしやすくなるのかなと思いました。
山門をくぐってしばらくの間は、来れなかった間の、あんなこと、こんなことにびっくりしていましたが、
それも次第に慣れて来れば…、
東慶寺さんの花たちです。
ドクダミ、八重のドクダミ、たくさんの種類の紫陽花たち、ホタルブクロ、ねじ花、ツユクサ etc etc…。
たくさんの花たちが咲いていてくれたんだなと…。
部屋に巣ごもりしていた間も会いたいな、今頃は…などと、ずっと思っていました…。 そして、
夢中になって変化を追ってしまっていましたが、
気が付けば、
第2楽章はアンダンテ ♪
Walkman からは、チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト ♪
ニ長調 Op.35。
古い録音ですが、オーマンディ指揮,フィアデルフィア管弦楽団、アイザック・スターンのヴァイオリン。
ロシアの哀愁と、草原に風が吹き抜けるような疾走感がとても素敵な曲。
スターンのヴァイオリンも天高く駆け登る様に響き渡り、時に力強く素敵です。
スターンのヴァイオリンはグァルネリ・デル・ジェス。
18世紀の半ばに作られたストラディヴァリウスと双璧のヴァイオリンの名器。
ストラディヴァリウスよりも男性的な音かもしれないな、などと心の中で。
ヴァイオリンは不思議な楽器。
16世紀イタリア、クレモナの、アンドレア・アマティによって今の形が作られ、
以後、今までに500年くらい経ちますが、これ以上の形はないとされています。
500年前に究極のフォルムが突如としてイタリアで出来上がったということなのだと。不思議、不思議です。
そして、有名なストラディヴァリウスなどの名工が短い間に次々と現れ、
とても古い楽器なのに、それから作られたどのヴァイオリンよりも良い音を奏でるのだと。
ブログにも書いたことがありますが、好きな小説、ヴァイオリン職人であるジャンニが活躍する「ヴァイオリン職人」シリーズがあります。
一番最新の本は、ノルウェーのハルダンゲル・フィドルというヴァイオリンの仲間の楽器が出てきましたが、
このシリーズの面白さは推理小説の謎解きと共に、有名なヴァイオリンが登場することです。
ストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェスのこと、
パガニーニやオーレ・ブル等の演奏家のことと共に、このシリーズで多くのことを知りました。
この日にデバッグに入れて行った、文春文庫「ストラディヴァリとグァルネリ ヴァイオリン千年の夢」も、
もっとこれら、ヴァイオリンのことを知りたくて買いました。
読んでみると、更に興味津々に。
長くなってしまうので止めておきますが、ストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェスを一人の人が弾き比べをしても無駄なのだとか。
ヴァイオリンは、特に良いヴァイオリンは、とてもパーソナルなもの。
長年弾いていると、弾き手の癖とか音を覚え、良く響くように、音色が独特になっていくものなのだと。
逆に言うと、一見さんはお断りなのですね。
少し暑かったですが、木陰に入れば爽やかな東慶寺さんの風が…頬と首筋の辺りに。
汗もすーっと引っ込んでしまいます。
スターンの弾くグァルネリ・デル・ジェスのコンチェルトを聴きながら、久しぶりです。
ここでの、素敵な一時。
それから、書いておかないといけないこと。
流石にもう終わっているだろうと諦めていた、紫色の可愛い宇宙人君たちのことです。
崖のところの群生の場所は、もうほとんど花は落ちていましたが、階段の上の歴代の住持さん墓塔のあるところ、
少しでしたが……、イワタバコ君が…、
残っていてくれました。
本当に4つ、5つと言う数だけだったけれど、
それでも、今年も…可愛い紫色の宇宙人君たち、東慶寺の宇宙人君たちに会うことができました。
北鎌倉にイワタバコの咲いている場所は何か所かあるけれど、
じぶんは、やはり初めて紫の宇宙人君たちに会った、
ここ、東慶寺の宇宙人君たちが一番好きです。一番大切です。
そして、気になっていたところ。
昨年の台風で吹き飛ばされてしまった奥の、
もみじの樹たちのその後のこと。
庭師の方達が、今も手を尽くして頂いていました…。
その傷を、千切れた跡を見ると心がぎゅっと痛くなりますが、それでも、緑の葉がすくすくとです。
元通り、
いえ、秋のキラキラの景色を再び見ることができるのには、
時が必要なのだと思うけれど、
若い葉っぱたちはすくすくと育っています。それは何より。
それが見られたのは、なにより…。
新ウィルスの影響はとても大きいです。
生活様式は大きく変えなくてはいけないのかもしれない。
東京では55人、48人。50人を超えて、
自粛の時の様な感染者の数です。 通勤時は以前の様な電車の混み様。マスクをしていない人も多いし大きな声で話している方達も。
正直、これで大丈夫なのかなと。
職場でも、ソーシャルディスタンス? と思うことがあり、後輩たちには、ソーシャルディスタンスだよ!! ^^;
じぶんにとって大切な場所、
美術館、 アーティゾン美術館、西洋美術館、近代美術館 etc etc …、
コンサートホール、 NHK交響楽団、日本フィル、インキネンさん、松田華音さん、ブニアティシヴィリ etc etc …、
北鎌倉、 円覚寺、浄智寺、建長寺、明月院、そして、東慶寺の花たち、花暦。
再び、何か月も会えない、
訪れることができない、
そんなことがない様に、切に願う次第です。
そのために、みんなで気を付けねばならないことが分かって来ているのかなと。
それを守って。いつでも、花たちにも会いに来れますように。
4か月ぶりの東慶寺。
茜色の紫陽花、
なごりのイワタバコ達に会えて本当によかったです。
そして、来週も、再来週も、又、再び訪れることができるよう。
皆さんともご一緒できますように !!
東慶寺さんに行くことができて、こころと気持ちはとてもハイに b^^
帰りに、恒例の成城石井さんのワインです。
赤は「カンピオーネ サンジョベーゼ リゼルヴァ」、24ヶ月熟成なのだそうで、フルーティーだけれどタンニンの様な渋みもあって、美味しいワインでした。
白は「ラピウマ ペコリーノ」、これはもう清涼飲料? 爽やかな飲み心地で、くいくいくい!!
2本で3,000円でおつりが来ましたが、美味しいワインでした。
最近はピアノばかり聴いていましたが、「ヴァイオリン職人」の影響でここのところはヴァイオリンの曲をよく聴いています。
ストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェスなど、あの演奏家は何という楽器を使っている?
今日も、新しく2枚のチャイコが届いたので、ストラディヴァリウスの音を楽しみたいと思います。
" 2020/06/20 Kitakamakura Tokeiji & Tchaikovsky Violin Concerto in D major "
ボツの中から…No.2_北鎌倉明月院の2015年9月23日:20200510 [鎌倉]
ブログ書きかけで、そのまま放置していたものが数えてみたら21もありました。
写真だけ貼り付けて、もしくは文章を少しだけ付けてそのまま放置したのには、それなりのじぶんなりの言い訳があるのだと思いますが…。
単に気分でなかった。 ビールを飲んで気付くと寝てしまって(夢かうつつか?)起きたら全て忘れていた??
後でと思って、季節、書くべき時を逸した ???
写真を貼ったけれど、気に入らなくてボツとか???? etc etc…。
原因、犯人、キッドはどこかにいたのだと思いますが、
ウイルス感染防止の自粛で足掛け2か月、カメラを持って出かけておらず、部屋に閉じこもりの生活。
こんな状態でもなければ、「21のボツ君たち」をもう一度見ることもなかったのだと思います。
鎌倉行きたい!!
北鎌倉の駅、吊るし雛、東慶寺前の吉野さんのコーヒーの香り etc etc…。
ベルグフェルトのクロワッサンと焼きたてのトースト、
八幡宮参道の天金の鎌倉丼、小町通り、生しらす丼、鎌倉ビール 月、地酒 天青 etc etc …。
食べることばかりになってしまった orz ^^;
とにかく、ブログのボツ写真たち。
今回は2015年9月の北鎌倉、明月院。
明月院、wikipedia です。
臨済宗建長寺派の寺院。山号を福源山と称する。本尊は聖観音、開基は上杉憲方、開山(初代住職)は密室守厳(みっしつしゅごん)である。
アジサイの名所として知られ、「あじさい寺」の通称がある。北条時頼の墓所も敷地内にある。
山号福源山と言うのですね。
明月院、何度も訪れていたのに、本尊は聖観音、開祖があの上杉氏だということ等々…、知りませんでした。
更にネットでググってみました。
北条時宗が禅興寺を再興。
1380年(康暦2)、関東管領上杉憲方によって中興。
明治元年に禅興寺は廃寺となったが、塔頭であった明月庵改め「明月院」のみが残った。
「明月院」の名は、憲方の法名である「明月院天樹道合」より。
なるほど、明月院って関東管領の上杉憲方さんの法名からなのですね。
更に更に、
明月院に行くとうさぎ君たちが(上の写真のお品書きの上にもうさぎ君)そこかしこで、ぼくらを迎えてくれます。
明月院ってうさぎ寺?
これも時間が持てあますほどあるので、ググってみると、
正解は分かりませんてでしたが、
明月院だから !! (何だかチコちゃんみたいです ^^; )
難しく考える必要はなくて、明月院、明月(満月)だから、うさぎなんだろうなと b^^
そう言えば、
以前に明月院前の喫茶店「茶寮風花」さんに行ったことがあります。そこでとっても可愛らしい「うさぎまんじゅう」を頂いたことがあります。
真っ白でうさ耳が付いていて、赤い点の様な目も可愛らしく、とろり~あんこが美味しかった。
電車に乗れるようになって北鎌倉に行けるようになったら、
「茶寮風花」https://kamakura-brand.com/kazahana/index.htmlさん、行ってみよう。
明月院は、
立派な竹林もあります。
もちろん、これからの楽しみは明月院ブルー。
日本古来種の紫陽花、ヒメアジサイ。「あじさい寺」ですから。
明月院は「あじさい寺」。
でも、今回ググってみて明月院は「うさぎ寺」でもいいなと、そう思いました。
そう思うと、さらに行きたい気持がMax に。
そう思うと更に更に更に・・・!!
打ちたての蕎麦も、
居酒屋さんに行って、ジョッキーで冷たいビール、
焼き鳥や煮込みや、
何だかそんなものたちがとても恋しくなりました。
ボツ記事の虫干しと言うか2回目の整理。
整理しながらネットで色々と興味本位に調べてみるのも楽しいです。明月院のこと、
あじさいだけでなくて、「うさぎ寺だな!! 」等とじぶんなりの発見もありました。
それに、整理ついでに昔撮った写真も少し見たりしましたが、思ったことは、
毎年毎年、良くこんなに北鎌倉へ通っていたなと。
それだけ、じぶんにとって北鎌倉は大切な場所なんだなと!! 再認識。
すると、無限ループで「行きたい」が再び Max になってしまいましたが… ^^;
カメラたちはまだですが、最近はじめた早朝の散歩に、昨日からWalkman を連れて行くようになりました。
5月の緑は爽やか、青空とのコラボはとても素敵ですが、音楽を聴きながらだとその素敵さが2倍にも3倍にもなります。
鎌倉や横浜の港には行けませんが、音楽を連れての散歩は近くでもできるんだなと。
HMV から届いているCD 、
テオドール・クルレンツィスのベト5番「運命」、スティーヴン・オズボーンのプロコ戦争ソナタ集、
バルビローリのベト3番「英雄」、ヘヴィロックのエヴァネッセンスがオーケストラと録音した「SYNTHESIS」、
Official髭男dism の「Traveler」等々。
これからのWalkman との散歩に連れて行こうかなと b^^
" 20200510 Kitakamakura Meigetsuin 20150923 "
写真だけ貼り付けて、もしくは文章を少しだけ付けてそのまま放置したのには、それなりのじぶんなりの言い訳があるのだと思いますが…。
単に気分でなかった。 ビールを飲んで気付くと寝てしまって(夢かうつつか?)起きたら全て忘れていた??
後でと思って、季節、書くべき時を逸した ???
写真を貼ったけれど、気に入らなくてボツとか???? etc etc…。
原因、犯人、キッドはどこかにいたのだと思いますが、
ウイルス感染防止の自粛で足掛け2か月、カメラを持って出かけておらず、部屋に閉じこもりの生活。
こんな状態でもなければ、「21のボツ君たち」をもう一度見ることもなかったのだと思います。
鎌倉行きたい!!
北鎌倉の駅、吊るし雛、東慶寺前の吉野さんのコーヒーの香り etc etc…。
ベルグフェルトのクロワッサンと焼きたてのトースト、
八幡宮参道の天金の鎌倉丼、小町通り、生しらす丼、鎌倉ビール 月、地酒 天青 etc etc …。
食べることばかりになってしまった orz ^^;
とにかく、ブログのボツ写真たち。
今回は2015年9月の北鎌倉、明月院。
明月院、wikipedia です。
臨済宗建長寺派の寺院。山号を福源山と称する。本尊は聖観音、開基は上杉憲方、開山(初代住職)は密室守厳(みっしつしゅごん)である。
アジサイの名所として知られ、「あじさい寺」の通称がある。北条時頼の墓所も敷地内にある。
山号福源山と言うのですね。
明月院、何度も訪れていたのに、本尊は聖観音、開祖があの上杉氏だということ等々…、知りませんでした。
更にネットでググってみました。
北条時宗が禅興寺を再興。
1380年(康暦2)、関東管領上杉憲方によって中興。
明治元年に禅興寺は廃寺となったが、塔頭であった明月庵改め「明月院」のみが残った。
「明月院」の名は、憲方の法名である「明月院天樹道合」より。
なるほど、明月院って関東管領の上杉憲方さんの法名からなのですね。
更に更に、
明月院に行くとうさぎ君たちが(上の写真のお品書きの上にもうさぎ君)そこかしこで、ぼくらを迎えてくれます。
明月院ってうさぎ寺?
これも時間が持てあますほどあるので、ググってみると、
正解は分かりませんてでしたが、
明月院だから !! (何だかチコちゃんみたいです ^^; )
難しく考える必要はなくて、明月院、明月(満月)だから、うさぎなんだろうなと b^^
そう言えば、
以前に明月院前の喫茶店「茶寮風花」さんに行ったことがあります。そこでとっても可愛らしい「うさぎまんじゅう」を頂いたことがあります。
真っ白でうさ耳が付いていて、赤い点の様な目も可愛らしく、とろり~あんこが美味しかった。
電車に乗れるようになって北鎌倉に行けるようになったら、
「茶寮風花」https://kamakura-brand.com/kazahana/index.htmlさん、行ってみよう。
明月院は、
立派な竹林もあります。
もちろん、これからの楽しみは明月院ブルー。
日本古来種の紫陽花、ヒメアジサイ。「あじさい寺」ですから。
明月院は「あじさい寺」。
でも、今回ググってみて明月院は「うさぎ寺」でもいいなと、そう思いました。
そう思うと、さらに行きたい気持がMax に。
そう思うと更に更に更に・・・!!
打ちたての蕎麦も、
居酒屋さんに行って、ジョッキーで冷たいビール、
焼き鳥や煮込みや、
何だかそんなものたちがとても恋しくなりました。
ボツ記事の虫干しと言うか2回目の整理。
整理しながらネットで色々と興味本位に調べてみるのも楽しいです。明月院のこと、
あじさいだけでなくて、「うさぎ寺だな!! 」等とじぶんなりの発見もありました。
それに、整理ついでに昔撮った写真も少し見たりしましたが、思ったことは、
毎年毎年、良くこんなに北鎌倉へ通っていたなと。
それだけ、じぶんにとって北鎌倉は大切な場所なんだなと!! 再認識。
すると、無限ループで「行きたい」が再び Max になってしまいましたが… ^^;
カメラたちはまだですが、最近はじめた早朝の散歩に、昨日からWalkman を連れて行くようになりました。
5月の緑は爽やか、青空とのコラボはとても素敵ですが、音楽を聴きながらだとその素敵さが2倍にも3倍にもなります。
鎌倉や横浜の港には行けませんが、音楽を連れての散歩は近くでもできるんだなと。
HMV から届いているCD 、
テオドール・クルレンツィスのベト5番「運命」、スティーヴン・オズボーンのプロコ戦争ソナタ集、
バルビローリのベト3番「英雄」、ヘヴィロックのエヴァネッセンスがオーケストラと録音した「SYNTHESIS」、
Official髭男dism の「Traveler」等々。
これからのWalkman との散歩に連れて行こうかなと b^^
" 20200510 Kitakamakura Meigetsuin 20150923 "
北鎌倉東慶寺の彼岸桜と緋桃20170325:20200505 [鎌倉]
相変わらず Box CD の虫干し。
今日はクラウス・テンシュテットの Mahler の全集を聴いています。
第一番「巨人」から聴き始めて、第5番。 しかも、まっ昼間っからのピール付き ^^;
マーラーはバーンスタインとティルソン・トーマスが好きですが、久しぶりに聴いてみるとテンシュテットも、
すごいなぁ !!
マーラーを通してテンシュテット彼そのもの。
癌で亡くなったテンシュテットですが、鬼気迫る、バーンスタインとはまた違った、血が噴き出すような演奏だなぁ。
これはこれで面白いです。 時間があると色々な発見も。
元々、どちらかと言うとインドア派で、一人で部屋で過ごすのは好きです。
子供の頃も朝起きると、一人で机に向かって本を読んだり絵を描いていたりしていたとか(by 母の昔語り)。
昨日の安倍さんの会見で、緊急事態も今月末まで延長。
首都圏に住んでいるじぶんたちは、暫くの間は今の生活が続くのだろうなと覚悟しました。
部屋にいるのは苦にはなりません。本とCD とPC 、それにビールとワインとコーヒーがあれば、
快適に過ごすことが出来ます。 ただ、
もう一つの好きなこと…。
Walkman に好きな曲を入れて、E-M1 等のカメラの相棒たちを連れ、
鎌倉の花暦を綴ること、季節の花たちと会ってファインダー越しのコミュニケーション。
音楽散歩に行けないのは残念だな。
3月の下旬に横浜を少し歩いて以来、カメラたちもずっと棚で冬眠? 春眠中?
二日前にそれでもと、相棒たちの具合を確かめてみると、
入れっぱなしにしていた電池が切れかかっているものがありました。 orz orz orz …、ごめんよ。
ブログもインドアのネタばかりになっています。
ただ、ブログの下書き(写真だけ貼り付けて文章を書いていない)だけしてアップしなかったものが、一番古いものだと2015年から、
「下書き記事」を見ていて結構たくさんあるのに気が付きました。
聴けていなかった Box CD を虫干ししている様に、この際、写真を撮りに行けない代わりです、
吐き出してしまおうかなと思いました。
今回は3年前の2017年、
今年は訪れることができませんでした。
3月下旬の北鎌倉、東慶寺です。
花の寺、東慶寺はどの季節に行っても可愛い花たちが迎えてくれますが、蝋梅に梅が終われば、
薄ピンクの彼岸桜と朱色の緋桃です。
石段を登り、山門をくぐってすぐのところに、
二人で仲良く並んでいるかのよう。
薄ピンクの少し華奢な感じの花、彼岸桜と、
春の青空に映えて、ショッキングピンクの緋桃。
仲良く素敵な素敵な色彩を毎年見せてくれます。
ひとりひとりでも、すてきなのでしょうが、東慶寺の彼岸桜と緋桃、
そろえば、より一層の艶やかさです。このマリアージュがとても好きです。
今年はできなかったけれど、
来年は、色んなことに憂えず、好きな音楽を聴きながら会いに行けたらいいなと…。
今から、その時に Walkman で連れて行く音楽を探してみるのもいいな。
ヒマラヤユキノシタにも、
この写真のミツマタはなくなってしまったけれど、
子供達? 咲いていた場所には新しいミツマタが育っています。
この季節の花たち、みんなみんなに又会うのがとても楽しみです。
動かないのにビールとワインと…。
これって、幾分、要注意??
24本飲んでしまって、
次のを頼んでしまいました。 ^^;
" 2020/05/05 Tokeiji in 2017 "
今日はクラウス・テンシュテットの Mahler の全集を聴いています。
第一番「巨人」から聴き始めて、第5番。 しかも、まっ昼間っからのピール付き ^^;
マーラーはバーンスタインとティルソン・トーマスが好きですが、久しぶりに聴いてみるとテンシュテットも、
すごいなぁ !!
マーラーを通してテンシュテット彼そのもの。
癌で亡くなったテンシュテットですが、鬼気迫る、バーンスタインとはまた違った、血が噴き出すような演奏だなぁ。
これはこれで面白いです。 時間があると色々な発見も。
元々、どちらかと言うとインドア派で、一人で部屋で過ごすのは好きです。
子供の頃も朝起きると、一人で机に向かって本を読んだり絵を描いていたりしていたとか(by 母の昔語り)。
昨日の安倍さんの会見で、緊急事態も今月末まで延長。
首都圏に住んでいるじぶんたちは、暫くの間は今の生活が続くのだろうなと覚悟しました。
部屋にいるのは苦にはなりません。本とCD とPC 、それにビールとワインとコーヒーがあれば、
快適に過ごすことが出来ます。 ただ、
もう一つの好きなこと…。
Walkman に好きな曲を入れて、E-M1 等のカメラの相棒たちを連れ、
鎌倉の花暦を綴ること、季節の花たちと会ってファインダー越しのコミュニケーション。
音楽散歩に行けないのは残念だな。
3月の下旬に横浜を少し歩いて以来、カメラたちもずっと棚で冬眠? 春眠中?
二日前にそれでもと、相棒たちの具合を確かめてみると、
入れっぱなしにしていた電池が切れかかっているものがありました。 orz orz orz …、ごめんよ。
ブログもインドアのネタばかりになっています。
ただ、ブログの下書き(写真だけ貼り付けて文章を書いていない)だけしてアップしなかったものが、一番古いものだと2015年から、
「下書き記事」を見ていて結構たくさんあるのに気が付きました。
聴けていなかった Box CD を虫干ししている様に、この際、写真を撮りに行けない代わりです、
吐き出してしまおうかなと思いました。
今回は3年前の2017年、
今年は訪れることができませんでした。
3月下旬の北鎌倉、東慶寺です。
花の寺、東慶寺はどの季節に行っても可愛い花たちが迎えてくれますが、蝋梅に梅が終われば、
薄ピンクの彼岸桜と朱色の緋桃です。
石段を登り、山門をくぐってすぐのところに、
二人で仲良く並んでいるかのよう。
薄ピンクの少し華奢な感じの花、彼岸桜と、
春の青空に映えて、ショッキングピンクの緋桃。
仲良く素敵な素敵な色彩を毎年見せてくれます。
ひとりひとりでも、すてきなのでしょうが、東慶寺の彼岸桜と緋桃、
そろえば、より一層の艶やかさです。このマリアージュがとても好きです。
今年はできなかったけれど、
来年は、色んなことに憂えず、好きな音楽を聴きながら会いに行けたらいいなと…。
今から、その時に Walkman で連れて行く音楽を探してみるのもいいな。
ヒマラヤユキノシタにも、
この写真のミツマタはなくなってしまったけれど、
子供達? 咲いていた場所には新しいミツマタが育っています。
この季節の花たち、みんなみんなに又会うのがとても楽しみです。
動かないのにビールとワインと…。
これって、幾分、要注意??
24本飲んでしまって、
次のを頼んでしまいました。 ^^;
" 2020/05/05 Tokeiji in 2017 "